このブログは、愛知県の市街地から田舎に移住した、60歳手前の私の目線で「六ノ里」を紹介するブログです。
よく有る『個人の感想です』的な内容ですので、正確性についての責任は持てませんが「移住」や「田舎暮らし」の参考になればと思います。
まずは、「六ノ里」に移住した経緯からお話しましょう。
私は田舎を旅するのが大好きで、いろいろな所を訪れて来ました。
その楽しみは『農村風景』を楽しむ事もですが、そこで暮らす人々とのコミュニケーションが楽しみでした。
なんて言うか、昔懐かしい様な、そんな雰囲気が味わえたのです。
なぜ懐かしいと感じたかは、多分、子供の頃過ごした母の実家が山間の農村だったからだと思います。
そんな私が、もう間も無くの定年を見据えて思ったのは、『はたして定年後、自分はどんな暮らしをするのか?』でした。
町の暮らしは確かに便利でした。
歩いて行ける所に、大きな病院、銀行、行政の支部、コンビニ、スーパー、何でも揃ってました。
しかし、定年しても年金が貰えるまで、5年も有ります。
生活の為、再雇用で働くとしても、収入は確実に減ってしまいます。
年金が貰える様になっても、悠々自適な生活なんて夢のまた夢でしょうし。
となると、余暇の楽しみの田舎への旅の機会は、減ってしまうどころか無くなってしまうだろうな、と。
私の出した結論は、終の住処として、子供の頃を過ごした様な『農村風景』の地に移住すると言う事です。
私の場合、家内の実家が岐阜県で兼業農家をしており、田んぼや畑の手伝いをしていたので、移住先で自給をする事で収入を補う事も出来るな、という思いも有りました。(ここ、大きいです!)
当然、好きな田舎で暮らすのだから、毎日が旅先みたいなものになりますし。
この結論に対して、家内は「田舎暮らし」が念願だったので、抵抗無く、と言うよりも大歓迎で受け入れてくれました。(これも重要な事です!)
結論を出してからは、色々と移住先を探しました。
移住エリアとして、私の出身が岡山県なので、母の実家の周辺も考えました。
が、家内の親が健在なので、何か有った時にすぐ行ける所と言う点、会社時代の仲間たちと交流を続け易いと言う点で、愛知県、岐阜県でと考えました。
エリアを決めてから、いろいろな場所を見に出掛け、土地の人の話を聞いてまわりました。
その間、約2年半、なかなか『ここだ!』と思える所に出会えませんでしたが、その中で出逢った方々からのお世話で、辿り付いたのが「六ノ里」でした。
ここを紹介され、来て見て、すぐに気に入りました。
まず、母の実家と同じ、陽が昇るのが早く、夕暮れも遅い東西の谷。
次に、自然に溢れ、昔懐かしさの農村風景が残っている事。
そして、家内の熱望であった、住居に隣接して田んぼと畑が有る事。
まさに理想の条件だったのです。
「六ノ里」で暮らす様になって、さらに、夢中になって来ました。
ここには、
1:素晴らしい自然がいっぱい有る。
2:寒暖差が生み出す美味い食材が採れる。
3:人情溢れる素晴らしき人々が住んでいる。
私はこれを「六ノ里クオリティ」と勝手に呼んでいます。
そんな「六ノ里」の素晴らしい四季折々の姿や暮らしの様子等々を、稚拙な内容ですが紹介して行こうと思っています。
「田舎暮らし」や「移住」に興味の有る方の参考に成れば嬉しい限りです。
2019年 吉日