昨年、2025年6月の集中豪雨で、六ノ里では各所に被害が出ましたが、ここ栃洞地区でも沢が土砂で埋まってしまい濁流が道に溢れました。(当時の記事はこちら)
昨日、災害復旧工事を実施していただけましたので、その様子を書いてみたいと思います。
まずは、集中豪雨の時の様子から。

2025年6月23日未明からの激しい雨が降り続き、お昼前にはこの写真の状況に。
赤矢印の部分で沢が埋まり、溢れた濁流が各所から道路に流れ落ちてました。
溢れ出た水は、道路に土砂を撒き散らしながら流れ下っていきました。
流れの激しい所では、水深は5センチ程度でも足を掬われそうな勢いでした。

本来の沢の流れに掛かる橋の下も、流されてきた土砂や岩で埋まってます。

安全には十分気を付けて、他の所から赤矢印の部分の上に上がって撮った写真です。
本来は赤線の様に流れるのですが、上流から流れて来た石や土砂で沢が埋まってしまい、真っ直ぐに流れてしまってます。

この場所は、2021年に人力で崩れて沢に散乱していた石を集めて、石垣を修復し通路を直した所でした。(濡れた色の部分が直した通路の分)
その際に、川底の岩や土砂を取り除いたので、深さはある程度有ったのですが、

集中豪雨の翌日、水量が減ってから見に行くと、修復した石垣と通路は壊され、沢はほぼ埋まってました。
集中豪雨の翌々日、振興事務所(役所の支所)の担当の方が見に来られてましたので、ここの所と橋の下の土砂の撤去をお願いしました。
その際の回答は『橋の下の土砂撤去は直ぐ対応出来るが、溢れた所は機械のアクセスが難しく直ぐには出来ない。業者と協議して対処するので、待って欲しい。』との事でした。
しかし、埋まったままでは台風シーズンになって、また溢れると困ります。

なので、少しでも川底を深くして溢れない様にと、写真の様に人力で動かせる石は沢岸に上げました。

少し下流側も、同様にしました。
結局、台風シーズンには増水する事も無く大丈夫だったのですが、お願いしてから半年以上経つので、どうなったのかを担当の方に聞いてみました。
結果、『近々、やれそうなので連絡します』との事。
そして、昨日、工事実施となった次第です。

大型の重機を使って小型のバックホーを吊り上げて、現場のある道上の段に上げます。
その後、小型のバックホーを現場に移動させ、川底の大きな石(岩?)を増水時に水が強く当たる所に据えて、その上に石を積んでいきます。
もちろん川底を掘って、深さも災害前以上にしてもらってます。
作業を見ていましたが、やはり機械の力は偉大です。
人力ではバールで少しずつしか動かせない岩でも、一気に動かせてます。

道が有った所も、元々の道幅を確保していただきました。

少し下流側は、川底を掘り下げていただき、岩や土砂を沢岸に上げていただきました。

工事の完了後の写真です。
手で綺麗に積んだ石垣とまではいきませんが、まぁ、これくらいなら良いのではと思ってます。

下流側も、同様です。

流された通路も、しっかり修復されてます!
実は、この沢の改修は、自治会を通して長年要望を出していた所でした。
が、上流部まで長く、全てに手を入れるとなると作業道路を作るところから始めねばならず、予算の都合なのか、ここ最近大きな被害が無かったからか、伸び伸びになっていたのです。
今回、道路に濁流が流れるという事態になって、一部への応急処置ではありますが、他にも多くの災害復旧がある中で対処していただけたのは、評価してあげるべきだと思ってます。
あとは、通路部分が石で凸凹しているので、個人的に地道に砂利を入れて綺麗にしようかと思ってます。