栃洞の雪事情

全国的に大雪が降りました。
NHKのニュースでも、郡上市長滝が積雪110センチで、例年の3倍と報道してました。

が、六ノ里でも最奥地のここ栃洞では、それを上回る積雪量でした。
今日はその大雪の様子や、ここでの雪事情について書いてみたいと思います。

1月10日の我が家の様子です。

家内が仕事に出掛けるので、家の前に停めている車が出れる程度には雪かきしてます。

家の前の畑もこんな感じで、全面雪に覆われてます。

過去と比較して、今年がどのくらい多いかと申しますと、

この写真は2021年の物で、その年も北陸道他で立ち往生が発生する様な大雪でしたが、トマトハウスのフレームの埋もれ具合はこのくらいでした。

今年はそれがほぼ埋まっていますので、積雪量の多さが分かっていただけると思います。

雪が降り積もると、出掛ける用事が有ったり、そうで無くても郵便屋さんが配達に来られたりもしますので、当然、雪かきは必須になります。

ここいらの多くの家は除雪機を持っておられるのですが、我が家は有りませんので、スノー・ダンプでせっせと人力で雪かきです。

スノー・ダンプと言うのはこれで、雪をすくって運んで捨てます。

家の前の畑と庭は落差が有るので、例年なら雪をそこに捨てるのですが、今年は既にいっぱいで捨てられません!

なので、緩いですがスロープを押し上げて、家の前の用水に捨ててます。

確かに大変ではありますが、草刈りと一緒で妙な達成感が有ってなかなか楽しい。
(と思うのは、やっぱりおかしいのかも・・・(笑)

1時間ほど頑張って、一通り除雪が終わった様子。
まだ地面にいっぱい雪が残ってますが、これは横着している訳ではありません。

と言うのは、我が家はコンクリートやアスファルト舗装なのですが、綺麗に全部取り除くと表面に残った水分が凍ってしまいアイスバーン状態になって余計に危ないのです。

屋根の雪ですが、母屋は傾斜を考えて作られているので、勝手に落ちて降り積もらないので助かってます。

ただ、母屋から突き出た部屋と車庫の屋根は、そろそろ落とさないとマズイかな・・・この後、数日天気が良さそうなので、少し様子を見ようと思ってます。

私の秘密基地的な農舎は、こんな具合。

屋根にいっぱい雪が乗ってますが、ここで長く暮らすお隣のお父さん曰く『これくらいならここは大丈夫』との事。

ですので、ここは横着して入り口の所だけ除雪してます。(笑)

ここまでは敷地内の話でしたが、ここからは公道部分の話です。

公道部分は10cmも積もると除雪車が来てくださいます。
また、雪が少なくても融雪剤を撒きに来てもくださいます。

ただ、ここより下の町の方も降り積もると、そちらを先に除雪してからになりますので、時間が遅くなる時もあります。

逆に、ここは標高が高いので町の方が降らなくても、こっちはしっかり降り積もる事が有りますが、そんな時は夜明け前、場合によっては夜間から除雪してくださいます。

ところで、除雪車による除雪の様子は、こんな感じです。

車両前面に付いた大きなスノー・ブレードを巧みに動かして、道から雪を押し除けてくださいます。

押し除けた雪は、道沿いの邪魔にならない場所に捨ててくださいます。

我が家の場合、家の前の用水の所に捨ててくださって、

雪が続くと大きな山になっていって、春になって畑の雪が消えても無くなりません。

早く無くそうと上に乗って崩して用水に落としていたら、用水に接した部分がアーチ状の空洞になっていて、雪と一緒に落ちた事が有ります。(笑)

ちなみに除雪車が雪を押していくと、写真の様に雪の壁が出来ます。

この雪の壁は半分凍っているので硬くて取り除くのが大変ですが、慣れたオペレーターの方だと、家の敷地の出入り口には雪の壁が出来ない様にしてくださいますので助かります!!!

まだまだ雪の日が続くと思いますが、こんな感じに晴れた日には素晴らしい雪景色が楽しめます。
そして春になったら、もっと素晴らしい里山の風景や里山の恵みが楽しめます!

日々の除雪は大変ではありますが、それを楽しみに春を待とうと思います。

2025年 謹賀新年

明けましておめでとうございます!

六ノ里での7回目の正月を迎えました。
今年も六ノ里での暮らしの様子を中心に紹介して行きたいと思います。

ここに暮らしてみて、本当に六ノ里は素晴らしい所だと断言出来ます。
ですので、多くの方に興味を持っていただき、訪れて頂ける様に頑張りますので、宜しくお願い致します!

今回は、その六ノ里の暮れから年越しの様子を記事にしたいと思います。

まずは今年の締めくくり、12月31日大晦日。

六ノ里の大晦日には六ノ里三寺参りを開催してます。

六ノ里に有る光雲寺、光蓮寺、善勝寺、それぞれの境内周辺に地域づくりの仲間や檀家さんと協力して竹灯籠を灯し、年越し詣りの方々をお迎えします。

私は檀家ではありませんが、自宅に近い善勝寺さんのお手伝いをしています。

今年は年末に降った雪が多くて、例年なら竹灯籠を設置する石段はこの通りで、積雪量はゆうに70cmを超えてます。

これを除雪する現実的ではありませんので、今年はこちらは諦めて、桜まつりを開催する山村広場の方からの来場とさせていただきました。

時刻は22時過ぎ。そろそろ竹灯籠設置の準備にかかります。

事前に本堂の縁側下に準備しておいた竹灯籠や篝火を設置していきます。

善勝寺桜の方から本堂に向けて、通路沿いに竹灯籠を設置しました。

灯した竹灯籠は、こんな感じになります。

現物はもっと風情があるのですが・・・。
写真技術が乏しいせいで、あまり雰囲気が伝わらないのが残念です。

本堂前は竹灯籠の設置数を増やして、雰囲気を盛り上げます。

除夜の鐘をつく鐘撞堂周辺には篝火も焚いてます。

雪景色の中、竹灯籠や篝火の揺らぐ灯りが、新年を迎えるにあたって荘厳な雰囲気を醸し出してます。

この雰囲気を写真でお伝えするのは大変難しいので、是非とも足を運んでご自身の目で見て頂ければと思います。

善勝寺では年越し蕎麦の販売も行います。

ここで使う蕎麦は地域づくり協議会景・観整備部が源蔵寺棚田の再生で栽培した蕎麦を、六ノ里にある「そば茶寮文福笠井」にて製粉して打っていただいた物を使ってます。

無事に六ノ里三寺まいりを終えて、新しい年を迎えました。
この後は、2025年1月1日の様子です。

新年を迎えた朝、まずは家の近くの栃洞白山神社に初詣です。
昨年1年無事に過ごせた事に感謝し、今年1年平穏に過ごせる様にとお願いしました。

本殿には御神酒を用意してあります。
また、今年から宮司さんの提案で、おみくじを準備しました。

引いたおみくじを結んでおく「おみくじ台(?)」も、制作し設置してあります。

地元の神社の初詣を済まし、午後から友人の車で長瀧白山神社へ初詣に向かいます。

少しは参拝客が少なくなるだろうとお昼時を狙ったのですが、みなさん考える事は同じらしく駐車場は満杯。
ですので、すぐ近くの「道の駅 白山文化の里長滝」に車を停めて参拝に向かいます。

今年の境内の様子はこんな感じ。

除雪はしてありますが、多くの参拝者に踏み固められた雪が滑ります。

まずは本殿にお参りです。
こちらでも昨年1年無事で過ごせた事への感謝と、今年1年が平穏に過ごせる様に、とお願いしました。

それから、境内にある長瀧寺(ちょうりゅうじ)にお参りして、全ての参拝が済みましたら、社務所で破魔矢と御守りを授かって、おみくじを引いて初詣は終了です。。

今年も1年、良い年になります様に!!

餅つき忘年会2024

今年も無事に地区の忘年会を行いましたので、記事にしたいと思います。

忘年会の前に、まず地区の総会を行います。

自治会からの連絡事項の展開、会計報告、そして、次年度の地区の役割を決めます。
人数が少ない集落ですので、どの役も順番で持ち回りになります。

ですが、地域の方々が物凄く協力的ですので、有り難い事に大変と言う事はありません。

総会が終わると、いよいよ忘年会の始まり。
まずは、餅つきです。

餅つき準備は、総会に並行して餅米を蒸したり、臼に熱湯を張って温めておいたり、杵を水に浸けたりを行ってあります。

ですから、総会が終わると直ぐに始められます。

1番最初に餅つき忘年会をした時は、先に餅をついて、その後に総会を行ったのですが、せっかくの杵つき餅が固くなってしまいました。
ですから、その後は『総会の後に餅つき』としたのです。

餅つきの最初は、慣れた年配の方にお手本でついていただきます。

ここ数年、毎年行っているとは言っても、年に一度の事で忘れている事も多いですし、今年が初めてと言う方も居られるので、お手本と言うわけです。

次は若手の方々が、交代しながらついていきます。

私もつきましたが、お父さん達と『ついた時の音』が全く違います。
お父さん達は連続して良い音をさせますが、私は良かったり情けない音だったり(笑)
何故でしょう?やっぱり、足腰の鍛え方が違うのでしょうか?

さて、15分程で1臼目の出来上がり。

つき上がり時間が案外短い、と思われるかもしれませんが、長くついていると餅が冷めて来て固くなるから「手早く」が大切なんです。

でも、「手早く」と時間にばかりこだわると『米粒の残った餅』になるので、その加減は難しいです。

つき上がった1臼目は、写真の様に「のし餅」にします。

これはお土産用で、忘年会に都合で来れない方も居ますので、少しでも忘年会を味わっていただきたい想いからです。

「のし餅」を作っている間に、今日食べる分として2臼目に取り掛かります。

食べる餅は『つき立ての柔らかい方が良い』ので、お土産用を先につくのです

餅つきの手順を簡単に言いますと、蒸籠(せいろ)で蒸した餅米を素早く臼に入れて、最初は杵で押し潰す様にまとめていきます。

これもまた加減が難しくて、お父さんがやられている風になかなかなりません。

ここがしっかり出来ていないと、ついた時に餅米が飛び散りますので入念に。
でも、先にも書いた様に、あまりのんびりしていると冷めてつけなくなりますから「手早く」です。

有る程度まとまって来たら、次は軽くついて、その後はしっかりと「手早く」ついていきます。

この様にして、3臼目までつき上げて餅つきは完了です。
終わった後は、臼や杵をお湯で洗って、玄関の外に出して乾かします。

もちろん木製ですから、天気が良い時に日光に当てるとヒビ割れたりしますので、日陰での乾燥となりますが、この日は曇りでしたので気にせずに出来ました。
(臼の中をカビさせると、臼がダメになるそうです。)

今日食べる餅がつき上がった側から、小さく千切って、それぞれの味に仕立てていきます。

今年の味付けは、上から、きな粉餅、栗餡餅、小豆餅、写真には映ってませんが大根餅の4種類です。

この写真を撮っている時に『味利き』(つまみ食い?)で凄く食べたかったのですが、許して貰えませんでした。(笑)

さて餅の準備も整い、テーブルの上に他の料理も並びました。

今年のメインのオードブルは、六ノ里内に有る「そば茶寮文福笠井」さんのです。
昨年もお願いしましたが、今年も多種多様な品目で素晴らしいです。

今回、都合で参加いただけなかった方から白鳥町に有る「鶏匠庵」のオードブルを、また、この地区で小水力発電をされている事業者からハムの詰め合わせの差し入れをいただきました。
誠にありがとうございます!

料理も出揃い、飲み物の準備も出来たので、皆さんに席についていただき、組長の音頭で乾杯です。

乾杯の後は、それぞれに歓談しながら、美味い料理を堪能でしました。

私たちの地区は小さく、その中心に会場の集会所が有るので、皆さん歩いて来れますし、もし飲み過ぎてもお酒を飲まない方がおられますので送ってあげる事も出来ます。
なので、お酒が好きな方は、安心して存分に楽しむ事が出来るのです。

ちょうどこの日、お誕生日の方がおられましたので、そのお祝いをみんなでしました。

先日、この方の息子さんから『母が誕生日なので、祝ってやりたい(もっと砕けた言い回しでしたが)』と相談されてまして、この日、サプライズの誕生日会となったのです。

しかし、まぁ、なんて良い息子さんでしょう!
ちなみ、この機に、毎月の地区の方の誕生日会を行う事も決定しました!!!

この後も忘年会は続き、夕方に中締めをして、その後は他の地区の方や、地区の方の親類の若者も加わり「カラオケ大会」で大盛り上がり。
お酒もいっぱい楽しんで、宴のお開きは日付が変わってからでした。(笑)

今年も地区のほぼ全員が参加していただき、皆さんの元気な顔が見れて、そして色々とお話が出来たのが大変嬉しかったです。

今年はまだ残ってますが、来年も再来年も、地区の皆さん全員が元気で顔を合わせられるのを願っています。

ところで、誕生日ケーキは六ノ里の「kedi_cafe」さんの物。
忘年会のオードブルも六ノ里内の「そば茶寮文福笠井」さんの物。

と、こんな田舎なのに全て揃ってしまうのって凄いと思いません?
これが、ここ六ノ里の凄さなのかもしれません。(笑)

冬、来たる

初雪が降りました。
あの暑かった夏が嘘の様に、今年も寒い冬がやってまいりました。
今回は初雪までの里山や暮らしの様子を載せてみたいと思います。

まずは、今年の紅葉の話から。

11月半ばの、ここ栃洞地区の様子。

例年なら初旬が紅葉のピークですが、今年はなかなか涼しくならず、ピークになったのは半ば過ぎでした。

夏が暑いと葉っぱが焼けてしまって綺麗な紅葉にならず枯れて落ちます。
なので、少し諦めてましたが今年は綺麗な紅葉になりました。

写真は六ノ里内の栃洞地区にある「郷土料理 栃洞屋」さん下の紅葉で、ここは毎年綺麗な紅葉が楽しめます。

そして、今年の紅葉、特にモミジが例年と少し変わっていて、なかなか落葉しなくて20日過ぎても、この通り。

でも、今年が特別だと思います。
なので、六ノ里の紅葉を見に来てくださるなら11月10日前後をお勧めします。

さて、ここからは冬前に終わらせる里山仕事の話です。

1つ目は、燻炭作り。

籾殻を写真の様にして作る燻炭は、畑の肥料として非常に有効です。
我が家でも、毎年、そこそこ大量に作ってます。

今年は蕎麦に翻弄されて後回しになってましたが、「収穫祭(六ノ里楽市)」も蕎麦の収穫の仕上げも終わりましたので、やっと行えました。

しかし、「籾摺り屋」さんに籾殻を分けてもらいに行くのが遅かったせいか、ちょっと籾殻が湿っていたみたいです。
なかなか燃え終わらなくて広げて火を消せたのは、日付が変わる頃になってしまいました。(笑)

2つ目は、梅の木の剪定です。

毎年11月終わりから12月の頭に行います。
切るのは今年伸びた「徒長枝」が主で、これには花が咲かず実もなりませんので、栄養を採るだけの全く無駄な枝なので切ってしまいます。

また、内側に向いた枝や上下で重なり合った下側の枝も切り落とします。
これらは、上側の枝の葉に隠れて日が当たらず、最後には枯れるからです。

他には、木が高過ぎると実の収穫がやりにくいので、数年後の育った樹形を考えながら、高過ぎる枝も切ってしまいます。

剪定が終わると木の下には切った枝がいっぱい散乱します。
これらは残っていると草刈りの際に邪魔になるので、丁寧に集めて決めている場所に片付けます。

3つ目は、残った草刈りも済ませます。

この場所は源蔵寺棚田再生の圃場周辺です。
写真は作業前で、大量の茅が伸びてますが、このままでも雪が降れば押し潰されます。

では何故、雪が降る前に刈るかというと、来年この下段の開墾を行う際、倒れた茅を片付けるのが刈るのも搬出するのも大変だからです。

なので、押し潰される前に刈る、と言うよりは、細かく砕いてしまいます。
そうすれば、搬出しなくて済みますからね。

で、細かく粉砕するなら愛用の強力な「ナイロン・コード」でも出来なくは無いですが、茅は硬いので燃料ばかり喰ってなかなか終わらないのです。

「OREGON」社のサイトの写真に書き加えてます。

そこで、今年は知り合いに勧めていただいた「シュレッダー・ブレード」という、硬くても粉砕出来る刃を使いました。

写真の青丸で囲った2枚刃と、その左下の3枚刃の物が「シュレッダー・ブレード」で、刃の端が下に曲がっているのが特徴です。

「OREGON」社の製品ページによると『排気量30㏄以上で使用』となってますが、我が家の最大排気量の草刈機は27ccなので、草刈機への負荷が少ない様に2枚刃の厚み3mmのを選択。(4mmも有ります)

私が選んだ「OREGON」社の物は、ネットで安い所でも¥4,000円ほどと結構しますが、ネット上ではもっと安い他社の製品も有ります。

ですが、高速で回転する物なので精度不良による振動は体にも草刈機にも良く無いですし、材質不良で何かの拍子に刃が欠けるかもしれないなど、安さで良く知らないメーカーの物を選ぶと何かと心配です。

安い製品が絶対に良く無いとは言い切れませんが、私としてはチェーンソーの刃で使っている実績の有る「OREGON」社の製品にしました。

写真は作業の終わった圃場の様子。

そこそこの面積と思いっきり伸びた茅が伸びた場所だったので、流石に「シュレッダー・ブレード」でも時間が掛かりましたが、スッキリしたでしょ?

ついでに「シュレッダー・ブレード」を使った感想も書いておきます。

コイツは、硬い茅も蔦類もガンガン粉砕してくれて作業が早いです!

ただ、草刈機に飛散防止ガードを付けてないと、粉砕した破片が凄い速度で飛んで来ます。

刃の形状が「チップソー」の様な円形では無いので、草の中の石などの障害物に刃が引っ掛かり安いです。
そして当たると「チップソー」とは比較にならない大きなショックが有ります!

また、欲張って地面ギリギリを刈ると・・・草に隠れていた小石が刃に弾かれて、もの凄い速度で足に向かって飛んで来ます!!

で、当たると当然、凄く痛いです!!!(体験談)
私は青あざで済みましたが、最悪、骨折(ヒビ)の可能性も有ると思います。

なので、使用に際しては草刈機への飛散防止ガードの装着と安全保護具は絶対です。

異物に刃が当たった時のショックは、草刈機をちゃんとショルダーベルトで吊って、ハンドルは軽く握る様にして反動を逃す様にすると楽でした。

石飛びに関しては、石が飛んで来ない様に出来るだけ「高刈り」が良いと思います。

他にもう1つ、冬前に絶対に必要な作業があります。

それは車のスタッドレス・タイヤ(以下スタッドレス)への履き替えです。

ここ白鳥町周辺では、雪がガッツリ降ります。
特に六ノ里でも栃洞ではマイナス10℃以下になりますから、当然、凍結しますので必需品です。

私は自分で履き替えますので、雪が降りそうになってからだと手が凍えてやりにくいですし、慌てて交換して作業ミスでタイヤの脱落(最近多いみたいですね)とか笑えませんから、毎年早めに交換してます。

この写真は我が家の軽トラの物で、今年で3シーズン目。
見た目はまだまだ溝が有る様に見えますが、今年が使えるギリギリだと思います。

と言うのは、赤丸内のトレッド面の溝に有る突起が分かるでしょうか?
これが「プラットホーム」と呼ばれる物で、これがトレッド面と繋がると寿命だそうです。

写真の状態で2mmほどの段差なので、シーズンが終わる頃には繋がると思いますし、繋がらないまでも溝が浅くなってかなり性能が低下すると思います。

また、スタッドレスはトレッド面の柔らかさも重要なので、来年4年目ともなれば新品時に比べて固くなっています。

以上から、来シーズンの新品更新は必須でしょうね。

さて、タイヤ交換の数日後の11月の終わり、交換を待ってくれていたかの様に初雪が降りました。

雪が止んでから外に出てみると、残っていたモミジの葉も落ちて、こんな景色に。

今年で栃洞在住6年目ですが、こんな景色は初めて見ました!

それから暫くは降雪の無い日が続きましたが、約1週間後の夕方から、写真の様に本格的に降りました。

みるみるうちに積もって、

翌朝には、六ノ里全体が雪景色になりました。
特に栃洞界隈では、下の集落より降り積もるので約30cmくらいの積雪でした。

写真を見て『激しく降ったって言う割に、山に雪が少なくない?』と思われると思いますが、実は写真は3日後の物で、翌日からの好天でだいぶ溶けました。

以前は、雪がいっぱい降ると景色が見たくて出掛けましたが、最近は用事が無いと寒いので出掛けないのです。笑)

これから3月の終わりくらいまで、雪の中の生活が続きます。
朝起きると約40cmの積雪で雪掻き必須、なんて日が続いたりします。

まぁ、大変と言えば大変ですが、これも慣れです。(笑)
花や山菜がいっぱいの六ノ里の春を楽しみに頑張ります!

栃洞白山神社の縁日2024

毎年9月7日は私の住む「栃洞」に有る「栃洞白山神社」の「縁日」です。
今年も好天に恵まれる中、無事に開催出来ましたので記事にしてみたいと思います。

朝から地区総出で手分けして「祭礼」の準備を行います。

8月に『宮掃除』と言って縁日に向けて清掃を行なっていますが、その後日にちも経って落ち葉が落ちてますので、念入りに清掃します。

清掃が大体落ち着いたら、幟を掲げ、本殿に幕を設置します。

拝殿は綺麗に掃いてゴザを敷き、その上に祭壇を設置し胡床(こしょう)を並べます。

それから各所からいただいた御神酒を並べ、祭壇にお供え物を置き、天井にキリコ灯籠を吊るします。

準備の整った拝殿及び本殿の様子。

毎年の事ではありますが、年に1回の事なので、お供え物の配置は悩みます。
ですので、毎年撮っておいた写真が役に立ちます。

ここで一旦解散となります。

午後からは、宮司さん、来賓の方々を集会所で迎え、時間になりましたら大幣(おおぬさ)を持つ氏子総代を先頭に栃洞白山神社まで歩いて向かいます。

昨年までの宮司さんがご高齢で引退されたので、今年から新しい宮司さんに来ていただいてます。
その方からのご提案で、神社に向かう道中「神楽鈴(かぐらすず)」を鳴らす「鈴祓い」を行いましたが、荘厳な感じで気分も引き締まります。

*ここ以降の神事の写真は、私自身が氏子総代で神事に参列しているので撮れません。
ですので、今年も地元のプロ写真家の松川哲也氏に幾つか写真を提供いただいてます。

写真提供:松川哲也氏

隊列が境内に到着したら御手水で心身を清めます。
その後は拝殿の決まった位置に着座し、いよいよ神事が始まります。

写真提供:松川哲也氏

神事が始まり、宮司さんの祝詞奏上。

写真提供:松川哲也氏

それを聞く、参列の皆様。
ここ栃洞白山神社の氏子に加え、六ノ里に所縁のある多くの方に参列いただけました。

以前の宮司さんの祝詞は静かで厳かな感じで良かったのですが、、新しい宮司さんの祝詞も声の大きさに強弱があって荘厳さに加えて凛とした感じで素晴らしかったです。

神事の最後は、供えて有った御神酒を参列者に配り、宮司さんに挨拶していただきましたが、その際、多くの参列者がある事にお褒めの言葉を頂き、総代として嬉しかったです。

最後に宮司さんに音頭を取っていただき、乾杯して神事は無事に終了です。

神事の終了後は、宮司さん、来賓の方々と氏子総代、責任社員で集会所に戻ります。

集会所に行っている間に、地域の皆さんで拝殿の片付けを行い、『直会(なおらい)』の準備をしていただきました。

その直会の様子。

拝殿が人でいっぱいで、1枚に納まりきれないので、もう一枚。

この「直会」とは、神事終了後に神前に供えた御神酒や御供物を、神職をはじめ参列者の方々で戴く宴会の事です。
皆さんと無事に神事を終える事が出来た事を喜び、しばし宴を楽しみます。

さて、縁日の夜には楽しみが有ります。

直会が終わったらゴザを片付けて、キリコ灯籠に明かりを灯します。

縁日の夜には、拝殿踊りが開催されるのです。

拝殿踊りとは、写真の様に大きなキリコ灯籠を吊るした拝殿で行われ、白鳥踊りの原型とも言われてます。

踊り手は下駄履きで拝殿に上がり、踊り手の一人が歌い出して踊りが始まり、踊り手全員で囃子ことばを歌いながら踊ります。

この時、歌い手に順番は無く、その場でそれぞれが歌い手に答える形で歌い返されて進み、三味線や太鼓などの伴奏は無く、踏み鳴らす下駄の音リズムに合わせて踊られます。

なお、六ノ里には3つ神社が有り、それぞれで拝殿踊りを開催しますが、郡上市の公式サイトでは紹介されていません。

毎年、近隣の方だけでなく遠くからも来られます。

以上で今年も無事に縁日が終了しました。
この様な祭礼が地元に残っていて、大切に行われている事は大変喜ばしい事だと思います。
これからも大切にし、多くの方に来ていただき、次の世代へ受け継いで行けたらと思っています。

善勝寺桜 桜まつり2024 その2

今年の「善勝寺桜 桜まつり」は4月13日、14日に開催で、本日14日、大きなトラブルも無く、ご協力いただいた皆様のお陰で無事に終了しました。

都合で来場頂けなかった皆様には、少しでも雰囲気を感じて頂ければと思い、14日の様子を紹介したいと思います。(13日の様子は、こちら

まずは朝の様子から。

本日出店の方々が資材を搬入し、開店準備中です。

昨日と一部出店者が変わってますので、案内看板の内容も更新。
この時点で、まだ搬入が有りましたので、ここに仮設置。
(他事に翻弄されて、このまま正規の場所に設置忘れたのはご愛嬌で)

今朝は高台に上がって「さくらの下マルシェ」の会場全景を撮ってみました。
今は準備中なので閑散としてますが、もうすぐ賑わいます!

今日の「善勝寺桜」の様子。
高台から撮ると、これもまたよし。

岐阜市から訪れてくださった御家族から『岐阜は桜が終わってしまったので、ネット検索して初めて来ましたが、こんな良い桜が有るとは思いませんでした。』と言っていただいたのが地元民としては嬉しかったです。

では、今日も本日の出店を、会場反時計回りに紹介してみたいと思います。

子供向けのクジやゲームのお店(すいません、屋号は聞きませんでした。)
昨日たまたま会場を訪れて頂き、急遽本日の出店をお願い致しました。

クラフトコーラのお店「パチ印.」さん。
炭酸飲料を主とした清涼飲料水のメーカーさんで、実店舗は郡上八幡に有ります。
コーラや山のソーダ・シロップを販売されてて、原液も売ってます。

地元六ノ里の「kedi cafe」さん(コーヒー、焼き菓子)
「桜まつり」では会場の都合で味わえませんでしたが、ケーキや拘りの珈琲が、これまた素晴らしいので、是非、実店舗に出掛けてみてください。
(不定休なのでご来店前にインスタをチェックくださいね。)

昨日も出店いただいた、白鳥町の「ピッツェリア ゴンザ」さん(イタリアンドルチェ)。
実店舗は「道の駅 清流の里・しろとり」のすぐ近くです。

今回の出店は「イタリアンドルチェ」だけでしたが、ピザなど絶品だそうです!

こちらも昨日に引き続き出店いただいた「はなとら」さん(たこ焼き)。
昨日も書きましたが、大きなタコが入っていて、焼き立ては中が熱々トロトロで、個人的には大好きです!
実店舗は長滝の「道の駅 白山文化の里長滝」と郡上八幡に有ります。

こちらも昨日に引き続き出店いただいた「かもす&KENZO」さん(お粥、キムチチゲ)。
地元六ノ里「しらおシマダファーム」さんの野菜も使っていただいてます。

白鳥の道の駅に実店舗が有る「COME 2 CAFE」さん(カレー、チャイ)。

「coffee space おと.」さん( 米粉菓子)。
店主のこの方、後で出てくる「郡上節ガールズバンド」のメンバーでも有ります。

昨日に引き続いての六ノ里の藍染工房 「ゑ うのら」さん(藍染物販)。
自ら無農薬で藍を栽培し、それを元に染色液を作成、藍染をされてます。
素材持ち込みの染色依頼受付や藍染体験もされてます。(要事前相談)

地元六ノ里の蕎麦屋「そば茶寮 文福笠井」さんから、わらび餅の出店。
美味しい蕎麦は、実店舗で味わってみてください。

こちらも昨日に引き続き、地元六ノ里の猟師さんによる「猟師鍋」の振る舞い。
(昨日の記事では紹介出来ませんでした。)

写真中央は、お父さんお母さんのお手伝いの地元六ノ里の子供達。
せっかくの休日なのに、えらいですね!

写真右手の本部席の所、「六ノ里棚田米」を使っていただいている「おにぎり一番」さんが昨日に引き続き出店で、「六ノ里棚田米生産組合」が委託されて販売しました。
実店舗は「道の駅 白尾ふれあいパーク」に有りますので、美味い「六ノ里棚田米」を味わいに寄ってみてください。(タイミングが合わず、写真が無くてごめんなさい。)

昨日に引き続き、六ノ里の若者達のお店「Mʼs」さん(軽食)。
仲良し2家族が、ファミリーで鯛焼き、唐揚げ、かき氷などの販売。

昨日に引き続き、六ノ里のお母さん達の店「大笑い会」さん(お好み焼き、味飯)と、

「食工房菜花」さん(みたらし団子)。

どちらのお店のお母さん達には、普段からお世話になってます。感謝!!!

時刻は、まもなく11時、混雑する会場の様子。

多くのお客さんが家族連れ、友達同士で訪れてくださって、それぞれお気に入りの店舗でお好きな物を買って楽しまれてます。

今日の催し物は、

昨年に引き続き、地元の「オカリナカラーズ」の演奏会。

去年も思いましたが、自然豊かな「六ノ里」に、ゆったりとした「オカリナ」の音色は素晴らしいです。

「郡上節ガールズバンド」の生演奏。

そして、彼女らの歌と演奏に合わせて、会場に訪れている「踊り好きな郡上人」の方々により、自然発生的に踊りの輪が始まります!

「宝暦義民太鼓」の公演。

「宝暦義民太鼓」とは、江戸時代、郡上藩で実際に有った話が元になってます。
時の藩の増税に困窮した農民が蜂起し「一揆」や「直訴」を行ったそうです。
最後には幕府の裁定で勝利となりましたが、当然の「一揆」や「直訴」は大罪であり、多くの者が処刑されました。
彼らを郷土を守った「義民」と敬い、その様子を表現したのが「宝暦義民太鼓」です。

「善勝寺」には「義民」達のお墓が有りまして、そんな縁も有っての昨年に引き続きの公演となりました。

昨年は雨模様の中で開催が心配されましたが、今年はご覧の通りの好天で善勝寺桜をバックに素晴らしい公演でした。(役の都合で最後まで見れなかったのが残念です。)

時刻は15時頃の会場の様子。
お昼が過ぎても、会場の賑わいは続いています。

写真に撮ってませんが、駐車場はカオスになってました。
ご迷惑をお掛けしましたが、山間の小さな集落ですので十分な駐車場を提供出来無い事はご理解ください。

昨日今日の好天で、ハナモモもどんどん咲いてます。(冒頭の写真と見比べてください。)
ここ六ノ里は桜が終わってもしばらくは、ハナモモの花がそこここで楽しめます。

終了の16時以降、地元の方々とで撤収作業を行い、あれほど賑やかだった会場が、ガラんとして祭りの後の寂しさです。

以上で今年の「善勝寺桜 桜まつり」は終了です。
多くの方に来ていただき、大変盛り上がった良い「桜まつり」でした。

来年もまたバージョンアップした「桜まつり」となる様、みんなで頑張るつもりです。
今年来て頂いた方は再度、まだの方は是非一度「善勝寺桜 桜まつり」に来てください。

最後に一言、個人的に嬉しかった事を書かせてください。

こういうイベントを開催しますと、周辺へのゴミの放置が見られたりします。
ところが今回のイベントでは、開催中、終了後、全く有りませんでした。
ありがとうございました!!

善勝寺桜 桜まつり2024 その1

今年の「善勝寺桜 桜まつり」は4月13日、14日に開催で、今日13日が終了しましたので、その様子を紹介したいと思います。(14日の様子は、こちら

都合で来場頂けなかった皆様には、少しでも雰囲気を感じて頂ければと思います。

まずは朝の様子から。

雨と桜の早期開花に祟られた2023年とは打って変わって好天に恵まれました。
そして、先日の記事で心配した桜の開花も、写真の様に良い具合になりました。

では、準備の様子から。

テントは昨日の夕方に張っておきましたので、テーブルと椅子のセッティング。
桜まつりの開始の10時に向けて、各々が準備していきます。

お父さん達は会場内に手洗い場が少ないのが気になって、止めてあった蛇口の所を急遽使える様にされてました。
でも、ただ通水して使える様にするだけじゃなく、どこからか太い竹を持って来て細工して拘るのが素晴らしいところ。

私は担当の協賛各社の掲示と、

本日の「さくらの下マルシェ」の案内板の設置。

案内板としての視認性を考え、昨年同様、ここにしました。
桜の撮影に邪魔にならない様にはしましたが、邪魔だったらすいません。

開始時刻が近くなり、出店者の準備も整った様です。
今年も多くの出店が有りましたので、会場反時計回りに紹介していきます。
*()内は販売品目です。

「東海学院大学管理栄養学科」(棚田米デザート)のキッチンカー。

地元六ノ里の「kedi cafe」さん(コーヒー、焼き菓子)と、白鳥町の「ピッツェリア ゴンザ」さん(イタリアンドルチェ)。
「ピッツェリア ゴンザ」さんの実店舗は「道の駅 清流の里・しろとり」のすぐ近く。

「はなとら」さん(たこ焼き)。
大きなタコが入っていて、焼き立ては中が熱々トロトロで、個人的には大好きです!
実店舗は長滝の「道の駅 白山文化の里長滝」と郡上八幡に有ります。

「かもす&KENZO」さん(お粥、キムチチゲ)。
地元六ノ里「しらおシマダファーム」さんの野菜も使っていただいてます。

「ジビエITAYA」さん(ジビエ料理)。
六ノ里のお隣、大間見の猟師さんのお店。実店舗ではジビエ肉の販売もされてます。

郡上八幡の「やまふうぱん」さん(パンと焼き菓子)。

「OUTDOOR STYLE AMIDA」さん(タコス)。

六ノ里の藍染工房 「ゑ うのら」さん(藍染物販)。
自ら無農薬で藍を栽培し、それを元に染色液を作成、藍染をされてます。
素材持ち込みの染色依頼受付や藍染体験もされてます。(要事前相談)

六ノ里の若者達のお店「Mʼs」さん(軽食)。
仲良し2家族が、ファミリーで鯛焼き、唐揚げ、かき氷などの販売。

六ノ里のお母さん達の店「大笑い会」さん(お好み焼き、味飯)と、「食工房菜花」さん(みたらし団子)。

どちらのお店のお母さん達には、普段からお世話になってます。感謝!!!

桜まつりに合わせて、地元の「シニアクラブ」の敬老会を開催。
絶好の花見日和に、善勝寺桜と料理を楽しまれました。

他には「郡上放歌」の方々が、普段は神社の「拝殿」で行われる「拝殿踊り」をゲリラ的にされてました。(写真撮ってません・・・ごめんなさい。)

今年も限られた駐車場この通り。
各種宣伝もあって混雑は避けられないのですが、

協賛金のおかげで、今年は本職の警備員をお願いしましたので、なんとか捌けました。

本日の開催時間終了後は、一部の地元の人々でライトアップされた善勝寺桜を肴に「夜の部」となりました。

さて、明日の2日目もみんなで盛り上げて行きたいと思います!!

まもなく善勝寺桜 桜まつり

先日の記事でご紹介した様に、この週末は「善勝寺桜 桜まつり」です。
今日は「善勝寺桜」の近況を紹介してみたいと思います。

<4月7日>

まだ開花していませんが、この通り、蕾が赤く色づいて大きくなってます。
開花まで、あともう少し。

この日からライトアップ開始。
まだ開花していませんが、写真の様に、こうなると花見気分満点。

<4月9日の様子>

地域づくりの仲間から開花の知らせを受けて、見に行きました。

開花しました!・・・って、どこが?って思うでしょ。(笑)
いや、確かに肉眼では開花してるのが見えるんです。

私の写真はスマホで撮ってるので、その望遠性能のせいでこれがやっと。
どうでしょ?分かっていただけるでしょうか。

ちなみに、4月9日の開花は予測通り。

と言うのは、2月からの最高気温の積算が600℃になると開花する(東京の桜の標準木の靖国神社の桜での話らしいですが)というのを聞いて、六ノ里の気候に近い郡上市長滝のアメダスデータの最高気温を3月頭から積算グラフ化してました。

2019年から2023年も一緒にグラフ化し、善勝寺桜の各年の開花日(撮影写真の日付)などから、今年は4月9日頃に開花と思っていたのです!

でも、実際に花の様子を見る限り、内心は『桜まつり、大丈夫か???』と心配してましたけど・・・(笑)。

今日<4月10日>

よ〜く見なくても、しっかり開花してます!
桜まつり当日は、素晴らしい状態になると確信してます。

そしてこの日は、桜まつりに協賛いただいた方々を紹介する掲示板の設置をしました。

階段を塞いでますが意図してで、手すりが老朽化して通って頂きたく無いからです。
これで後の準備は、前日のテント、テーブル、椅子の搬入・設営を残すのみ。

天気予報では2日間共に良さそうです。
桜だけでなく、近隣の梅もまだ花が残ってそうですし、上手くすればハナモモも咲きそうで、今年の「善勝寺桜 桜まつり」はきっと素晴らしいと思います!

皆さん、ぜひ、おいで下さい。
*駐車場に限りがありますので、乗り合わせて来ていただけると助かります。

春、色々な訪れ

3月半ばに遅い雪が降って、4月になって、やっと春が来たって感じです。
今日は「春にやって来たもの」の様子を紹介してみたいと思います。

まずは、カタクリ。

我が家の山に狭いですが群生しています。
今は蕾を付けたのが増え、中には写真の様に咲く寸前のものも出て来てます。
ちなみに本物の「片栗粉」は、この花の地下茎から採った物だそうです。

また、ゼンマイも出て来ました。
これが本番になる頃には、ワラビやタラの芽も良い時期になりますので、これからが楽しみです。

そして、今はワサビも花が咲く時期。
花の咲いてる茎や葉っぱを醤油漬けにすると美味しいです。

我が家の梅の様子は、

これと、

これ、花の色が違うのですが、両方とも「花香実」という拘って植えた品種。
植えて3年目で、やっと花を着けてくれる様になりました。

梅には実梅と花梅が有って、その違いは、
・実梅:実を生らせる梅で香りは弱い物が多い。
・花梅:花を楽しむ梅(実は生らない)野生種に近く香りが強い物が多い。

梅を増やしたい理由は、この地域が梅の香りに包まれる様にしたいからなので、その目的なら花梅が良いのですが、でも『実は生って欲しい』と言う欲張りな気持ちも有ります。

そこで名前の由来が「花が綺麗で、香りが良くて、そして実が生る」という「花香実」を選んだ訳です。

先達さん(我が家の前の持ち主さんの事)から引き継いだ梅も、年々、剪定を加えて徐々に良い樹形になって来ているのではと思ってます。

梅の奥に見えるのは、これも引き継いだ我が家の桜。
我が家の屋号が「甚七」と聞いているので、勝手に「甚七桜」と呼んでます。

「甚七桜」も「善勝寺桜」に負けず、チラッとですが開花し始めてます。
50mほど、ここの方が標高が高いので、その分遅いのかも。

以上、春になって、ここ栃洞に訪れたものを紹介して来ましたが、この春から新たに訪れたものが有ります。

それは、移動スーパー「ココロ」さん。

ここ六ノ里も他の多くの農山村集落と変わらず高齢者の多い地区で、町の様に交通インフラが充実して無く、また商店もほぼ無い中、この先、免許返納すると買い物に困る方が増えて行くのは目に見えてます。

もちろん、お互いを思いやる「結の精神」が強く残っている地域ですので助け合いが行われるのですが、やはり『連れてってもらって申し訳ないなぁ』という気持ちが起きるのも事実です。

そんな理由からも『お店の方が来てくれる』というのは本当に有り難い事です!!!

六ノ里地区には、毎週火曜日の午後に来てくださるそうです。

そのうち来るのを待つ間、近くの空き車庫が「お茶飲みサロン」化するのでは。(笑)
それはそれで、また新しい楽しみが増えると思ってます。

桜まつりのお知らせ 2024

今年も「善勝寺桜 桜まつり」を開催します。

日時:2024年4月13日(土) 10:00〜16:00
        4月14日(日) 10:00〜16:00
        *ライトアップは少し前より開催します。

(↑クリックすると別ウインドウで大きく表示されます)

今年も本命のさくらの他に、催し物として「郡上一揆」を題材に公演されている「宝暦義民太鼓」や「オカリナカラーズ」、「郡上節ガールズバンド」に登場いただけます。

また、以下の様に、今年も「さくらの下マルシェ」と題して、郡上近隣の有名店に出店いただけます。

(↑クリックすると別ウインドウで大きく表示されます)

皆様、お誘い合わせの上、樹齢500年の見事な「善勝寺桜」を見に来て下さいね。

以下の「六ノ里地域づくり協議会」のfacebookもご覧ください。
(「ディスカッション」で、最新の情報も見られます。)

「六ノ里地域づくり協議会」facebook


昨年は例年より1週間開催を早めましたが、桜の開花が平年より2週間も早く、当日、ほとんど花が残ってなく、しかも二日共に天候が悪い最悪の状況にもかかわらず、多くの方に来場いただけました。(昨年の様子はこちら

今年はきっと天候に恵まれ、素晴らしい「善勝寺桜」が見られると思いますので(約束は出来ませんが、多分・・・)皆さん、お誘い合わせて見に来てください!!

*駐車場に限りがありますので、乗り合わせて来ていただけると助かります。