里山再生プロジェクトとして、田んぼや石垣を昔の姿を目指して、荒廃地を再生して来ていますが、実は他にも重要な課題が有ります。
今回、梅を植えた所へは、道路から沢沿いの細い農道を登って行きます。
当時は大きな農機を使う農家は少ないので、元々細い農道だったのですが、
写真の様に、長年使われて来なかったので、途中が大水の際にえぐられて、歩ける幅は15センチも無い所も有りますし、土なので歩くと、どんどん崩れて行きます。
これは横から見た写真ですが、本来は黒いパイプの乗っている高さまで石垣が有るはずなんですが、石垣の石は手前に崩れて散乱しています。
こんな状態では、両手に物を持ってると沢に落ちる危険性も有って非常に不便です。
今後も梅の世話にも行きますし、まだ奥の開墾した所の活用にも、しっかりしたルートが必要ですので、石垣を組み直してルート確保する事にしました。
この写真が修理後の状態。散乱していた石を組み直しました。大きな石は長いバールを使って浮かしては適当な石を入れ、次に入れた石を支点に浮かして目的の高さにして、次に横にずらして置きたい位置に合わせて行きます。
素人が組み直したにしては、なかなかだと思うのですが。(笑)
まだ黒いパイプの所が低いのですが、この状態でも十分使えるので、時間の有る時に、もう少し手を入れる予定です。