我が家には先達さんから受け継いだ「梅畑」が有りまして、毎年、「梅干し」や「梅ジュース」を作ってますが、木が大きく成長して採取しにくくなってます。
また、「徒長枝(とちょうし)」と言う緑色の枝が、今年もいっぱい伸びてます。
家内の実家でも「梅畑」をしてまして、どうしたら良いか義父に聞いたところ「剪定」をした方が良いとの事で、「剪定」を行いましたので記事にしてみます。
写真の「剪定」用の脚立で、上に登って「剪定ハサミ」で「徒長枝」を切って行きます。
また、樹高を低くする為に、全体のバランスを見ながら余分な枝も切って行きます。
「徒長枝」と言うのは、この真っ直ぐに伸びた緑色の枝で、これには葉の芽も花芽も無いので、どんどん切ります。
「徒長枝」を切ると共に、混み入った枝も切って行きますが、それには「花芽」が付いた来春に花が咲き、その後実になる枝なので、勿体無くてなかなか思い切れません。
しかし、昔から『桜切るバカ、梅切らぬバカ』と言うらしいので、思い切って切りました。(笑)
どれくらいバッサリ切ったのか、比較してみましょう。
これが切る前の状態。
「徒長枝」は少ないですが、「花芽」の付いた枝がびっしりです。
これが切った後の状態。
混み入った枝を整理し、下向きの枝も日が当たりにくくて成長し難いので切りました。
そうそう「徒長枝」は切ってしまうと書きましたが、全体のバランスを将来的に良くする為に残す事も有ります。
その場合は「徒長枝」全長の1/3程の長さに切り詰めます。
時間はまだ4時過ぎですが、この時期は、ほんと日が短くて・・・。
梅の木5本を『これくらいか?もうちょっとか?』と脚立を登ったり降りたりしてるうちに、全部終わった頃には夕暮れになってしまいました。
混み入った枝を整理して日が良く当たる様にしたので、来春はきっと良い実がなると期待してます!