里山再生プロジェクト7

久しぶりの「里山再生」の記事です。

「桜」の季節もほぼ終わりましたが「田んぼ」を始めるにはもう少しだけ猶予が有ります。
ですので、景観整備を行ってますが大体目処が付いたので、今回はこれを紹介してみようと思います。

我が家の庭からの景色、新緑の良い季節になって来てます。
この山林部分には「カタクリ」が群生していて、ここに暮らし始めて丸3年、草刈りして整備を行って来たら「カタクリ」の数が増えて来ました。

で、今回紹介するのは写真の赤丸部分。
うちのでは無いのですが、持ち主に断って2020年から整備を行っています。

「里山再生」と言えば、以前から記事で紹介して来てますが、この写真の様にゴシャゴシャの所を草刈りして雑木を切って、

この写真の様に綺麗にして来てます。
でも、何故か自宅前に関しては、なかなかやれて無かったのです。(笑)

もっとも、全くやって無かったのではなく、目に見える結果が出て無かったので紹介して無かっただけで、この写真の赤丸の部分を2021年から手を付けてました。

いきなり、ほぼ完成した写真です。
上の写真と見比べていただくと、綺麗になっているのを分かってもらえると思います。

では、どの様に進めて来たかも紹介します。

斜面に生い茂る草を「草刈機」で刈って綺麗にして、その後、要らない自然に生えた雑木を「エンジン・チェーンソー」で切っていきました。

倒した雑木は「バッテリー・チェーンソー」と「ナタ」で「幹」と「枝」に分けていきます。

「幹」は「薪ストーブ」の燃料に使ってもらい、もう少し細い部分は「簡易炭焼き窯」で「草木灰」にする予定なので分類して積んでおきます。
この後、「田んぼ」や「畑」の空いた時間に搬出作業を行いますが、以前はこれが大変でした。

でも今はコイツを使う為、かなり楽です。
尚、搬出する木材を積んで有る所までは、簡易の道を最初に作って有ります。

「幹」や「枝」より細い先の方(写真の赤丸)は、まず一まとめにしておいて、

目立た無い所、「石垣」のそばや石影の窪地に積んで、「バッテリー・チェーンソー」で細かく裁断しておきます。
そうすると数年後には自然に分解されるのです。(写真の赤丸のところが処理後)

ここからは終わった後の様子を紹介します。

で、まずは全景の写真から。
ここの斜面は良い「蕨」が出ますので、「笹竹」や「茅」が育た無い様に刈ってます。
少しですが「たらの木」も残して有ります。

上の写真の左方向の斜面の様子です。
大小の雑木が生えてましたが、基本、「紅葉」と「山桜」を残してます。

しかし、それ以外は全部切れば良い訳では無く、斜面が崩れ無い様、適度な間隔で他の木も残しています。

上の斜面の上の平場の様子。
雑木を整理して、綺麗になりました。

そのまた上の平場の様子。
ここが一番酷かったのですが、かなり綺麗になりました。

この2段の平場、数日掛けて綺麗にしていくと、最後の頃には良い「蕨」が出て来てました。
以前から生えていたのかもしれませんが、きっとゴシャゴシャで見えなかったのかも。(笑)

最後に、今回整備した斜面に「桃」を2本植えてます。
「花桃」では無く「大玉白鳳」と言う実がなる「桃」です。

この「大玉白鳳」、なかなか可愛い花を付けるので気に入ってます。
(写真は以前に植えた時の苗の物)

最後に「将来予想写真」を紹介して終わりにします。

中央2本が今回植えた「大玉白鵬」で、その横の2本は現在苗を育成中の「花桃」。
こんな感じに「桃」や「花桃」が、いっぱい咲く「栃洞」になればと思っています。

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