三寺参りの準備

今年の「三寺参り」の準備を有志の方々で行いましたので、その様子を紹介してみたいと思います。

寒い中、今回、参加してくださった方々は8人。
その内「六ノ里」の別荘の方が、ご家族3人で参加くださいました。

では、まずは恒例の『前置き』から。
と言っても、今回は別の話では無く「三寺参り」の説明からですので。(笑)

「六ノ里」には「光雲寺」「光蓮寺」「善勝寺」の3つのお寺が有って、それぞれのお寺で12月31日から1月1日に掛けて、参道や境内に「竹灯籠」を並べ、また「篝火」を焚いて年越しの参詣者を迎える「三寺参り」と言うイベントが有ります。

どんな感じかと申しますと、

「善勝寺」では参道の石段に「竹灯籠」を並べたり、

境内や鐘楼に「竹灯籠」を並べたり、

「篝火」を焚いたりします。

「光雲寺」の様子は、こんな感じで、こちらも「竹灯籠」「篝火」を行います。
写真は載せてませんが「光蓮寺」も、もちろん同じです。
(詳しくは、過去の記事をご覧下さい。)

写真から伝わるか分かりませんが、この時期は積雪が有るのが普通なので「竹灯籠」や「篝火」の灯りと雪の組合せが誠に素晴らしいんです。
それに、それぞれのお寺の檀家の方によって「甘酒」や「お汁粉」の提供や「年越し蕎麦」が有った年も有りました。(「年越し蕎麦」は有料で提供されました。)

何末年始で、しかも雪の中のイベントですが「Camp&Resort 清桜里」、「農家ペンション リトルパイン」、チャレンジャーな方向けには「キャンプ村しろとり野営場」と宿泊施設も有りますので、ぜひ「三寺参り」に来てみてください。
(年末年始に営業が行われているかは確実では有りませんので、それぞれの施設にお尋ねください。

では、本題の「三寺参り」の準備の話に入ります。
まずは「薪」作りの作業から。

「薪」作りの作業は、「カラ松」の太い丸太を「チェーン・ソー」で「薪」の長さに裁断します。(「カラ松」は「六ノ里」の有志の方から提供いただいてます。)

丸太が太くて「チェーン・ソー」の「バー」の長さが足らず、一気に切れません。
なので、上側から切れるだけ切って、それから転がして反対側を切ります。
*「バー」:「チェーン・ソー」の「チェーン」が掛かっている部分。

丸太を「薪」の長さに裁断するそばから、「エンジン薪割り機」で割って「薪」にしていきます。

この機械は大型で25トンの出力が有るそうで、太い丸太も楽々と割っていけます。
(参加くださった方の持ち物で、持って来てくださいました。)

出来た「薪」は「一輪車」で運んで、建物の軒下に積んでおきます。
この写真は、まだほんの最初の頃で、最後は窓を越えるほどになり、それでも置き切れないのは他の場所に積みました。

大量の「薪」ですが、3つのお寺分なので、いっぱい必要なのです。
もし余ったら、来年の「善勝寺桜 桜まつり」でも使います。(笑)

次に「竹灯籠」の方の作業はと言うと、

女性の方々が「タワシ」で、一つづつ洗っていきます。
「山水」なので「湧水」と違って凄く冷たいですが、なぜか楽しそう。

洗い終わった分から、この様に並べて乾かします。
なお、この写真は大きな段ボール3個分で、まだ途中の物です。
お寺2つ分なので、あと段ボール3個分残ってます。
*どこのお寺の分か聞き忘れましたが、1つのお寺分が見つからずやれてません。

さて、天気予報では、来週からは毎日「雪マーク」が付いてます。
今年の「三寺参り」も雪の中で厳かに迎えられるかと楽しみです!
(一昨年の様に「竹灯籠」を消す程には降らないでね・・・。)

<追記>
冒頭の参加者の所に、別荘の方がご家族3人で参加くださったと書きましたが、この方々は「六ノ里」を気に入っていただき、将来的には移住も視野に入れられているそうです。

先日、お会いした際「六ノ里地域づくり協議会」の会報をお見せして『こう言うの(この作業の事)が有るので見学されては?』とお話したところ、見学どころか、初めてなのに大変な作業に長時間お付き合いいただきました。大変、申し訳無かったです。
「三寺参り」を「六ノ里」の皆さんと一緒に楽しんで頂けたらと思ってます!

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