「源蔵寺棚田の再生」第4回目

先日の記事で「第3回目」の様子を紹介しましたが、その「源蔵寺棚田の再生」第4回目を実施しましたので紹介してみたいと思います。

町に比べれば涼しいここ「六ノ里」も真夏の暑さで大変でしたが、休憩を取りつつ無事に予定内容を終了出来ました。

今回は、町からご協力いただいた方が4名、「六ノ里」の方が3名の合計7名の方に参加いただけました。

それでは、当日の様子を紹介する前に、まずは前回以降の経緯からご紹介いたします。

なお、前回実施後、「芽」が出て「鳥害対策」で「不織布」を敷いた所までは、第3回目の実施報告の<追記>に載せましたので、それ以降の内容になります。

<8月4日:「種蒔き」6日目>

「双葉」が出揃ってきました。

まだ出ていない所もありますが、おいおい出て来ると思います。

<8月7日:「種蒔き」9日目>

ほぼ全体に「双葉」が出揃いました。

密度の多い部分は「間引き」も考えましたが、「筋蒔き」ですので、このままでいきます。

<8月10日:「種蒔き」12日目>

順調に大きくなってきてます。

が、一部、何者かに食われてます!!!!

多分、「野うさぎ」だと思われますので、「鹿除け網」の下部に目の細かい網を追加しました。

<8月16日:「種蒔き」14日目>

「台風7号」の翌日の様子です。
まずは多くの地域で大雨の被害が出ていて、被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。

私たちの「蕎麦畑」も風で倒れたうえに、大雨で冠水してしまいました。
雨量が多かったのに加え、来年実施する上の耕地からも土中を通って斜面下に水が染み出して来てました。
ですので、急遽、追加で「排水溝」を掘って「排水」させました。

<8月17日:「種蒔き」15日目>

「排水処置」の翌日の様子。

「蕎麦」は雨に弱い作物ですので凄く心配していましたが、「排水処置」が早かったのと「水捌け」の良い「耕地」のおかげで、この様に復活してきてます。

風で倒れて、中には「茎」が折れているものもありましたが、枯れる事無く起き上がって来てます!!!

<8月19日:「種蒔き」17日目>

ここからが「第4回目」の当日の様子です。
「草取り班」と「草刈り班」に別れて作業しました。

「草取り班」の様子。

「台風」の大雨からまだ数日で「耕地」はぬかるんでいる所がありますので、そこを避けて「畝」や「鹿除け網」の周りの「草取り」を行いました。

「草刈り班」の様子。
「耕地」に面した斜面に加え、来年実施する部分の「草刈り」も行いました。

本来は来年までに行えば良いのですが、上に書きました様に、ここに溜まった水が土中を通って浸み出して来てます。
なので何かしらの対策を行いたいと思い、まずは一面に生えている「草刈り」から行なったという訳です。

休憩中の様子。

この日も非常に暑かったので、こまめに休憩をとりながら行いました。
休憩中は、作業に関してだけでなく、色々な話が出て来るので面白いです。

作業の終わった「蕎麦畑」の様子。
「畝」や「鹿除け網」周りの草も無くなりましたし、畑に面した斜面の草もスッキリしました。

「草刈り」を終えた上の段の様子。

ここに何処から水が入って来るのかを調べて、対策を行いたいと思ってます。

作業後には参加いただいた皆さんと「記念撮影」。
(写真撮影者と、残念ながら用事で帰られた方の2名が入ってません。)
参加いただいた皆様、前回にも増して非常に暑い中、誠に有り難うございました。

別の場所でテストで蒔いた所はもう花が咲いていますので、ここも9月の頭には「蕎麦の花畑」になると思えます。

花盛りの頃を狙って、第5回目として「畝」や周辺の「草取り」と周辺の「草刈り」を行いたいと思っています。

みんなで協力し合っての作業はなかなか楽しいです。
次回も非常に暑い中の作業になるとは思えますが、多くの方に参加いただけたらと思っています。
皆様のご協力をお待ちしております。

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