3月半ばに遅い雪が降って、4月になって、やっと春が来たって感じです。
今日は「春にやって来たもの」の様子を紹介してみたいと思います。
まずは、カタクリ。
我が家の山に狭いですが群生しています。
今は蕾を付けたのが増え、中には写真の様に咲く寸前のものも出て来てます。
ちなみに本物の「片栗粉」は、この花の地下茎から採った物だそうです。
また、ゼンマイも出て来ました。
これが本番になる頃には、ワラビやタラの芽も良い時期になりますので、これからが楽しみです。
そして、今はワサビも花が咲く時期。
花の咲いてる茎や葉っぱを醤油漬けにすると美味しいです。
我が家の梅の様子は、
これと、
これ、花の色が違うのですが、両方とも「花香実」という拘って植えた品種。
植えて3年目で、やっと花を着けてくれる様になりました。
梅には実梅と花梅が有って、その違いは、
・実梅:実を生らせる梅で香りは弱い物が多い。
・花梅:花を楽しむ梅(実は生らない)野生種に近く香りが強い物が多い。
梅を増やしたい理由は、この地域が梅の香りに包まれる様にしたいからなので、その目的なら花梅が良いのですが、でも『実は生って欲しい』と言う欲張りな気持ちも有ります。
そこで名前の由来が「花が綺麗で、香りが良くて、そして実が生る」という「花香実」を選んだ訳です。
先達さん(我が家の前の持ち主さんの事)から引き継いだ梅も、年々、剪定を加えて徐々に良い樹形になって来ているのではと思ってます。
梅の奥に見えるのは、これも引き継いだ我が家の桜。
我が家の屋号が「甚七」と聞いているので、勝手に「甚七桜」と呼んでます。
「甚七桜」も「善勝寺桜」に負けず、チラッとですが開花し始めてます。
50mほど、ここの方が標高が高いので、その分遅いのかも。
以上、春になって、ここ栃洞に訪れたものを紹介して来ましたが、この春から新たに訪れたものが有ります。
それは、移動スーパー「ココロ」さん。
ここ六ノ里も他の多くの農山村集落と変わらず高齢者の多い地区で、町の様に交通インフラが充実して無く、また商店もほぼ無い中、この先、免許返納すると買い物に困る方が増えて行くのは目に見えてます。
もちろん、お互いを思いやる「結の精神」が強く残っている地域ですので助け合いが行われるのですが、やはり『連れてってもらって申し訳ないなぁ』という気持ちが起きるのも事実です。
そんな理由からも『お店の方が来てくれる』というのは本当に有り難い事です!!!
六ノ里地区には、毎週火曜日の午後に来てくださるそうです。
そのうち来るのを待つ間、近くの空き車庫が「お茶飲みサロン」化するのでは。(笑)
それはそれで、また新しい楽しみが増えると思ってます。