バインダーの改造、その後

先日の記事の続きです。
頼んでいた部品が出来て来ましたので、早速組み上げて完成し、その使用具合をテストしましたので、今回はその様子を記事にしてみたいと思います。

その前に、今現在の蕎麦の様子です。

六ノ里のいつも何かとお世話になっている方の大きい方の圃場は、大雨の影響も無く順調に育っていて、

まだ少しずつですが、実が付いて来てます。

先ほどの方の、小さい方の圃場。

ここは、ニホンジカによる食害で酷い事になってましたが、
(奥の左の方が食われて無い所で、それ以外は上の方を全部食べられてました。)

鹿避け網を設置してから食べられる事も無く、何とか復活して来てます。

続いて「そば茶寮文福笠井」さん下の圃場。

ここが一番大雨と風による倒伏がひどいのですが、

それでも、こんなにいっぱい実が付いて来てます。

ただ収穫するのに倒伏で大変そうです。

最後に、ご近所のセイさんの圃場。

ここも順調に実を付けて来てます。

これらの他にも「源蔵寺棚田の再生」の圃場でも大きな実が付いて来て、この秋は六ノ里でいっぱい蕎麦が採れそうです。

と言う訳で、バインダーの改造を収穫に間に合わせないとなりません。

では、バインダー改造の続きをご紹介します。

前回の記事で設計して、発注していた部品が出来てきました!

不具合が有れば再加工などをしなくてはなりませんから、一度、仮組みして嵌め合わせ具合を確認します。
問題が無いので、黒く塗装し、塗装が乾燥した後に組み上げます。

完成した写真(横)。

完成した写真(斜め)。

車輪を大きくしたので、畝間を走らせる事が出来ます。

完成したので、今年使われていない田んぼで大きく伸びた雑草を刈って試します。

実際には畝の上2列のスジ蒔きを刈るので違いますが、この方が条件的に厳しいのでテストにはなるかと思います。

結果はこの写真の様に、背丈が高くても綺麗に刈れて結束してくれてます。
ただ、蕎麦は根張りが弱いので、実際に刈る際には引き抜かない様に、最適な速度を模索すると思います。

もう一つ、構想・設計時に懸念していた事が有ります。
それは車輪を外に出したので、刈って倒した束を車輪が踏むのです。

ですが、踏むのは結束した辺りですので、今のところ『問題無いのでは?』と思ってます。
ここは蕎麦を実際に刈ってみて、必要なら対策する予定です。

最後に、少し「お遊び」です。(機能には全く関係無いので。)

蕎麦を刈るバインダーですので、『蕎麦-バインダー』。
『SOBA-BINDER』なので略して『SO-BINDER(そばいんだー)』。
ステッカー制作して、貼り付けて完成です!

蕎麦達は10月には立派な実が付けてくれていると思います。
さてさて、上手く刈れるでしょうか?

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