餅つき忘年会2024

今年も無事に地区の忘年会を行いましたので、記事にしたいと思います。

忘年会の前に、まず地区の総会を行います。

自治会からの連絡事項の展開、会計報告、そして、次年度の地区の役割を決めます。
人数が少ない集落ですので、どの役も順番で持ち回りになります。

ですが、地域の方々が物凄く協力的ですので、有り難い事に大変と言う事はありません。

総会が終わると、いよいよ忘年会の始まり。
まずは、餅つきです。

餅つき準備は、総会に並行して餅米を蒸したり、臼に熱湯を張って温めておいたり、杵を水に浸けたりを行ってあります。

ですから、総会が終わると直ぐに始められます。

1番最初に餅つき忘年会をした時は、先に餅をついて、その後に総会を行ったのですが、せっかくの杵つき餅が固くなってしまいました。
ですから、その後は『総会の後に餅つき』としたのです。

餅つきの最初は、慣れた年配の方にお手本でついていただきます。

ここ数年、毎年行っているとは言っても、年に一度の事で忘れている事も多いですし、今年が初めてと言う方も居られるので、お手本と言うわけです。

次は若手の方々が、交代しながらついていきます。

私もつきましたが、お父さん達と『ついた時の音』が全く違います。
お父さん達は連続して良い音をさせますが、私は良かったり情けない音だったり(笑)
何故でしょう?やっぱり、足腰の鍛え方が違うのでしょうか?

さて、15分程で1臼目の出来上がり。

つき上がり時間が案外短い、と思われるかもしれませんが、長くついていると餅が冷めて来て固くなるから「手早く」が大切なんです。

でも、「手早く」と時間にばかりこだわると『米粒の残った餅』になるので、その加減は難しいです。

つき上がった1臼目は、写真の様に「のし餅」にします。

これはお土産用で、忘年会に都合で来れない方も居ますので、少しでも忘年会を味わっていただきたい想いからです。

「のし餅」を作っている間に、今日食べる分として2臼目に取り掛かります。

食べる餅は『つき立ての柔らかい方が良い』ので、お土産用を先につくのです

餅つきの手順を簡単に言いますと、蒸籠(せいろ)で蒸した餅米を素早く臼に入れて、最初は杵で押し潰す様にまとめていきます。

これもまた加減が難しくて、お父さんがやられている風になかなかなりません。

ここがしっかり出来ていないと、ついた時に餅米が飛び散りますので入念に。
でも、先にも書いた様に、あまりのんびりしていると冷めてつけなくなりますから「手早く」です。

有る程度まとまって来たら、次は軽くついて、その後はしっかりと「手早く」ついていきます。

この様にして、3臼目までつき上げて餅つきは完了です。
終わった後は、臼や杵をお湯で洗って、玄関の外に出して乾かします。

もちろん木製ですから、天気が良い時に日光に当てるとヒビ割れたりしますので、日陰での乾燥となりますが、この日は曇りでしたので気にせずに出来ました。
(臼の中をカビさせると、臼がダメになるそうです。)

今日食べる餅がつき上がった側から、小さく千切って、それぞれの味に仕立てていきます。

今年の味付けは、上から、きな粉餅、栗餡餅、小豆餅、写真には映ってませんが大根餅の4種類です。

この写真を撮っている時に『味利き』(つまみ食い?)で凄く食べたかったのですが、許して貰えませんでした。(笑)

さて餅の準備も整い、テーブルの上に他の料理も並びました。

今年のメインのオードブルは、六ノ里内に有る「そば茶寮文福笠井」さんのです。
昨年もお願いしましたが、今年も多種多様な品目で素晴らしいです。

今回、都合で参加いただけなかった方から白鳥町に有る「鶏匠庵」のオードブルを、また、この地区で小水力発電をされている事業者からハムの詰め合わせの差し入れをいただきました。
誠にありがとうございます!

料理も出揃い、飲み物の準備も出来たので、皆さんに席についていただき、組長の音頭で乾杯です。

乾杯の後は、それぞれに歓談しながら、美味い料理を堪能でしました。

私たちの地区は小さく、その中心に会場の集会所が有るので、皆さん歩いて来れますし、もし飲み過ぎてもお酒を飲まない方がおられますので送ってあげる事も出来ます。
なので、お酒が好きな方は、安心して存分に楽しむ事が出来るのです。

ちょうどこの日、お誕生日の方がおられましたので、そのお祝いをみんなでしました。

先日、この方の息子さんから『母が誕生日なので、祝ってやりたい(もっと砕けた言い回しでしたが)』と相談されてまして、この日、サプライズの誕生日会となったのです。

しかし、まぁ、なんて良い息子さんでしょう!
ちなみ、この機に、毎月の地区の方の誕生日会を行う事も決定しました!!!

この後も忘年会は続き、夕方に中締めをして、その後は他の地区の方や、地区の方の親類の若者も加わり「カラオケ大会」で大盛り上がり。
お酒もいっぱい楽しんで、宴のお開きは日付が変わってからでした。(笑)

今年も地区のほぼ全員が参加していただき、皆さんの元気な顔が見れて、そして色々とお話が出来たのが大変嬉しかったです。

今年はまだ残ってますが、来年も再来年も、地区の皆さん全員が元気で顔を合わせられるのを願っています。

ところで、誕生日ケーキは六ノ里の「kedi_cafe」さんの物。
忘年会のオードブルも六ノ里内の「そば茶寮文福笠井」さんの物。

と、こんな田舎なのに全て揃ってしまうのって凄いと思いません?
これが、ここ六ノ里の凄さなのかもしれません。(笑)

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