先日の大雨で・・・

郡上市界隈では、6月23日に大雨に見舞われました。
梅雨の終わりに大雨が降るとは聞きますが、ここに来て7年目、こんな大雨は初めてです。

同じ六ノ里内の各所で、被害がありました。
今回の記事では、私の住む栃洞地区の被害の様子を載せてみたいと思います。

6月23日の様子。

この沢は平成11年の集中豪雨の際にも床下浸水が発生した箇所で、今までは土嚢を積んでいる箇所が道上に水が出るだけでした。
しかし、今回はまるでナイヤガラの滝の様に何箇所も水が流れ出てました。

先の集中豪雨後に道の上付近は改修されたのですが、土石流の原因となる上流部の改修がされない為、大雨のたびに道路下の水路に土砂、岩石が流れてきます。

昔から栃洞に住む方の話ですと、この道下の水路は以前は人が入れたそうですが、写真の様に今は水路の半分程が埋まってます。

その結果、水が流れすに、道上に氾濫して来るのです。

道から少し上がった場所の6月23日の様子。

沢から溢れた水が、すごい勢いで流れています。

この日はあまりに流れが激しいので、写真を撮流のを止めました。
2次災害は洒落になりませんからね。

なので、ここからの写真は翌日24日のもの。

青丸の部分が上流から流れて来た土砂や岩石で埋まって、赤い矢印の方向に溢れた水が流れて、道に何箇所も流れ出たのです。

この場所は平成11年にも崩れていて、私がここに来て2年目に石垣を積み直して通路を確保したのですが、

赤い点線が被害前の沢の岸で、積み直した石垣ごと流されてしまいました。

仕方が無いので、また頑張って石垣を積み直して通路を直します。
本当は使いたく無いですが、次回は裏側にコンクリートを詰めるかもしれません。

先ほどの少し上流部、ここも石垣を積み直して鉄製のラダーを置いて橋にしている箇所では、橋が元の位置(赤の点線)から50センチほど下流に動いてました。

流れがぶつかる場所では無いので石垣は崩れて無いですが、青丸の岩の下の岩、この写真では水の中ですが、これがせり出してきているので積み直しが必要です。

他にも別の沢が氾濫して、石垣の上が畑なのですが、そこに氾濫した水が流れ込んで赤矢印の様に流れ出ました。

写真では片付けてますが、流れ出た水は畑に有った古タイヤを利用した植え込みや、イボ竹(作物を作る際の支柱)などを流して、ここに溜まってました。

大雨の影響は物凄く、東部浄水場に向かう県道では、写真の様にアスファルトが浮き上がってます。

郡上市各所で被害が発生している為、直ぐには復旧は出来ないみたいで、今現在は、セーフティコーンと柵で外周を囲って穴にはまらない様になってます。

冒頭で紹介した沢ですが、激流で沢沿いに有った山水を引いているポリパイプも流され一部外れていたので、水量が減ってから大水でも流されない位置に引き直しました。

この沢に関しては、ずっと役所の方に改修願いを出していて、六ノ里地区の改修リストには載っていますが一向に改修されません。

このままではどんどん被害が酷くなりますので、あらためて被害状況を自治会の方に出しましたが、さて、どうなることでしょうか。

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