R7源蔵寺棚田再生 第5回目 実施結果

「源蔵寺棚田の再生 第5回目」を実施しました。

町に比べれば最高気温は30℃と低い六ノ里ですが、それでも作業をしていると暑いです。
熱中症対策の休憩をとりつつ、無事に行う事ができました。

今回の参加者は、町からの一般のご協力者の方が3名、六ノ里のご協力者の方が3名、合計6名の方に協力いただけました。
参加いただいた皆様、誠に有り難うございました。

それでは当日の様子を紹介してまいります。

いつもの様に、六ノ里集会所に集合です。

今回はお盆明けの翌週で皆様お忙しいと思われ、少人数となりました。
ですが、常連の頼りになる方々ですので、少数精鋭で頑張ります!

今日の作業内容について簡単に説明を行い、その後、現地に向かいます。

作業の内容を紹介する前に、前回から圃場環境の改善された点を紹介します。

今年の圃場へは小さい沢を渡りますが、以前は丸太を渡した上を通ってましたが、凸凹していて渡りにくかったです。

そこで地元の鉄工所のご協力で、写真の様に鉄製の橋を渡しました。
通路側の方は斜面なので、橋との間の片側に隙間が出来て、そこに石を入れて設置してますが、近々、コンクリートで埋める予定です。

さて、現地に着いて荷物を運んで準備が出来たら、それぞれ作業を開始します。

草刈機を使う方以外は、畝間と畦部の草取りを行なっていただきました。

蕎麦は雑草に比べて成長が早く畝間の草は伸び難いのですが、蕎麦の株の根本に低い草が密集すると刈り取りの際に都合が悪いので、大きくならないうちに取り除くのです。

草刈機を使う方には、圃場の間の斜面の草刈りをお願いしました。

斜面で足場が悪いのと、草が伸びて蜂の巣が有る事も考えられますので、ご注意いただく様にもお願いしました。

今年の圃場の上の斜面を刈っていると、六ノ里の方が手伝いに来てくださいました。

今回、事情により六ノ里内への募集告知が遅れてしまい、たまたま準備しているところに通り掛かられ事情を説明したところ来ていただけたのです。
お忙しいところ、ありがとうございます!

1時間作業をしたら、熱中症対策で休憩をとります。

六ノ里でも日向は暑いですが、休憩する木陰はすごく涼しいのです。
水分補給で飲み物を摂りながら、色々な話をするのも楽しいです。

ついついこの素敵な時間を堪能していたいのですが、思い切って作業に戻ります。(笑)

十分な休憩をとった後は、作業再開です。

畝間の草取り、しゃがんでの作業で大変ですが、根気良く行なっていただけました。

草刈り班は予定していた斜面の草刈りを終えたので、来年再生予定の圃場も行いました。

雑草が茂っていても冬の積雪で押し潰されはしますが、この3年間の経験上からも、今の時期に草刈りしておくと来年の作業が少しは楽になるのです。

また、圃場の上の段の広場の草刈りもできました!(写真はその作業中)

ここは蕎麦の花が咲いた時に写真を撮るのに最高な場所なのです。
少し足元は悪いですが、ぜひ見に来て写真を撮ってください!

時間になりましたので、今日の作業は終了。

写真は作業の終わった圃場と周辺の様子ですが、皆様のご協力でこんなに綺麗になりました。

ちなみに来年の圃場は蕎麦では無く、野菜の栽培を考えてます。
野菜を育てて収穫を山分けみたいな感じになります。
写真の2人は『何を作ろうかなぁ』と相談されているのかもしれませんね。

最後に集合写真を撮影して、解散としました。
皆様、残暑の中、ご苦労様でした。

以上、第5回目の実施報告でした。

次回、第6回目は9月13日(予備日14日)に、今回と同じく畝間の草取り・周辺の草刈りを行なう予定です。

募集案内は「六ノ里地域づくり協議会 景観整備部」のサイト同インスタグラムに掲載されますので、興味を持たれた方は覗いてみてください。


本文中では、今の蕎麦の様子を載せてませんので、最後に紹介しておきます。

まずは今年の圃場の様子。

大雨の影響で畝の低い所と高い所で生育具合の違いは有りますが、この後、徐々に同じくらいになってくれると思っています。

生育具合に差は有りますが、どこも蕾から徐々に花が開いて来てます。

9月の頭には、真っ白な花の蕎麦畑になると思われます。
再生の進んだ「源蔵寺棚田」の様子と共に、ぜひ見に来てください。

そして最後に、前回の記事の前置きで紹介した「そば茶寮文福笠井」さんの下の圃場

種蒔き後、全く雨が降らなかったのですが、元気に芽を出して来てます。

これから徐々に大きく育って白い花をいっぱい付けると思います。
その様子は「そば茶寮文福笠井」さんの店内からも眺められますので、蕎麦を食べがてら、こちらも見に来てください。

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