大雪の栃洞

今週は各地で大雪でしたが、ここ郡上市も大雪警報が出てました。

ニュースでは「郡上市長滝」の積雪量が、白川村に続いて岐阜県内で3番目と報道されてましたが、ここ六ノ里、特に私の住む栃洞地区は同等以上の降雪がありました。

今日は降雪のピークも過ぎて、そこそこの天気でしたので周辺を見て回りました。
今回は大雪の栃洞の様子を紹介してみたいと思います。

降雪のピークの過ぎた2月9日の朝の様子。
昨夜は20cmほどの積雪でしたが、このまま放置すると車の出入りで踏み固めて、それが凍って凸凹になってしまうので敷地内の除雪を行います。

例年なら写真のスノーダンプですくって家の前の畑に落とすのですが、今はもう庭の高さまで雪で埋まっているので、緩い坂を押し上げて前の用水に捨てます。

ここに暮らし始めて7年目ですが、ここまで降り積もったのは初めてです。
お隣のお父さんの話でも、ここ10年くらい、こんな降雪は無かったそうです。

ちなみに、今年どのくらい積もっているかというと写真の通り。
家内の身長は155cmなので、140cmは積もってます!

前回の記事でトマトの雨避けのフレームが埋もれそうと、この写真を載せましたが、

今は、こんな具合で、完全に埋まってます!!!

今の所、お隣の屋根から落ちる雪とは繋がってませんが、繋がるのは時間の問題かもしれません。(笑)

敷地内の雪かきがだいたい終わりましたので、ちょっとそこらを歩いて回ってみます。

2月3日(月)に屋根の雪を下ろした農舎ですが・・・元通りになってます。
なので時間と天候をみて、また屋根の雪下ろしをしないとならないですね。

さて、では集会所の方に下りていってみます。

道路の部分は除雪車が来てくださるので、ほとんど雪がありません。

なお、除雪車が来るからといって、どこもこんなに綺麗になる訳ではありません。
ここに来てくださるオペレーターの方は機械の操作に長けていて、そして丁寧かつ要領良く除雪してくださるので早くて綺麗なんです。本当に助かります。

写真中央の雪の山が道路を除雪した分で、すでに例年の3倍近い量になってます。

お隣の様子。
時々、除雪機をお借りするので、その際に雪かきしてますが埋もれてます。
ここも時間と天候をみて、除雪機の練習も兼ねて除雪します。

我が家の方を振り返ると、こんな感じ。

道路の左端は除雪車で雪かきして出来た雪の壁で、右側の荒れた雪は捨て切れない分。
これはこの後ロータリー除雪車が来て、道沿いの斜面に吹き飛ばすと思います。

ご近所のお家では、お孫さんとひ孫ちゃんが来て屋根の雪下ろし中。
カメラを向けるとポーズをとってくださいました!!

大雪の後に、こうして親類の若い子達が雪下ろしに来てくれるのは有り難いですね。
はてさて、私が動けなくなったら子供達は来てくれるのだろうか?(笑)

善勝寺桜は、少しだけ枝が折れてしまいましたが、うちの大きな桜の木は、今の所、枝が折れた様子も無さそうで一安心。

この桜の木の近くに植えてきた梅や杏や桃があります。
これらも雪の被害が心配ですが、今見に行っても何も出来ないので放置としてます。

そして、ここの斜面も、

こちらの斜面も、自然に雪で出来た造形が面白いんです。

そして、そこには動物達の足跡もあって動いた跡を見ていくと『あ、ここで落ちたな』とか、そういう形跡を見るのもまた面白いです。

もう少し下りて行きます。

道沿いには除雪で出来た壁が続き、遠方には雪化粧した九頭竜との境の山が見えます。
私の腕が悪いのですが、実際には臨場感があって綺麗なんですよ!

「Camp&Resort 清桜里」の看板の前。

上の敷地への坂の所には、斜面を覆い隠すような雪の塊。
上がる道の端は何処かといいますと、多分、この塊の半分くらいの所。

なので暖かい日が続くと、確実に落ちて道を塞ぎます。
まぁ、そうなったら栃洞橋の方に回りますので、問題無しです。

なお、ここの路面は圧雪されてて、ゆっくり歩いても滑ります。(2度転けました。)

単なる雪のカーブに見えますが、ここ栃洞大橋です。

欄干部分まで雪に埋もれてますので、ここが橋と言われても・・・ですね。

栃洞集会所に来ました。ここも雪に埋もれてます。

ここの屋根も傾斜が大きいので、暖かい日が続くと雪が自然に落ちてくれます。

さて目的地の集会所まで来ましたので、帰りは栃洞橋を通って戻ります。

栃洞橋(私と同い年の1962年製)からの牛道川の様子。
岩に雪が積もって、川の中に丸い形がポコポコと面白くないですか?

そう言えば2月1日に郡上漁協管内は解禁になりましたが、この雪では隠れた雪庇がいっぱいで、今渓流釣りに入るのは凄く危険です。

最も水温が低過ぎて魚も動かないので、苦労して雪の中を動いた割には釣れません。
なので、雪が消えるまでは、もっと下の方(美並とか)が良いと思います。

さて家の前まで戻って来ましたが、天気が良いので「Camp&Resort 清桜里」の方まで行ってみます。

ここは『Camp&Resort 清桜里』のコテージに上がる道。

ここに上がったのは上から栃洞の雪景色が撮れないかと思ってですが、雪の壁が高くて撮れませんでした。
でも、誰も歩いた跡の無い所に足跡を付けるのって楽しいです。

雪が降った後、まだ気温が高くならない間は、木々が雪化粧して綺麗です。

今の時期、葉っぱが何も無くて枯れ木の様になってますので余計に良いのです。
そして写真の様にバックが青空だと、これがまた良い感じです。

「Camp&Resort 清桜里」の管理棟に来ました。
ここには、写真の様に長いツララが出来ていて、長いの2mを超えてます。

ここまで来たので『「Cafe清桜里」で珈琲でも』と思ったのですが、流石にこの大雪でお休みでしたので戻ります。

戻ってくる道すがら農舎を見ると、屋根と地面が雪で繋がってます。

最初の方に『雪下ろししないとな』と書きましたが、これだと出来ませんね。
でも、まぁ大丈夫かな・・・。(笑)

うちの東の田んぼも、この通りで雪に埋もれてます。

奥に見える我が家の屋根、両端に雪が残ってます。
真ん中辺りは室内の暖房の熱で屋根が温まって滑り落ちるのですが、この部分は家の壁の外にあたるので落ちないのだと思います。

実はこれが落ちると、大変な事があります!!!

というのは、この下には給湯器があって落ちた雪に埋もれてしまうのです。

埋もれると不完全燃焼を起こして給湯器にも悪いでしょうし、最悪、家の中に一酸化炭素が入って中毒とか・・・。

給湯器が壊れるのは嫌ですし、一酸化炭素中毒はもっと嫌なので、昨日2月8日に除雪したばかりなんです。

ですが、確実に屋根の雪は落ちますので、また頑張って除雪します!

「大雪の栃洞」への2件のフィードバック

  1. 久しぶりに降りましたね。 
    現在の除雪体制には感動です。
    その昔 38豪雪の時は、  
    牛道全域が雪に埋まり、全道路が徒歩のみとなり、中学の3学期がすべて10時始まりとなり、
    3月10日の卒業式には運動場に残雪が1m近く有ったことを思い出しました。
      ちなみに小生の記憶・記録では、栃洞の豪雪は
          昭和38年(1963)
          昭和56年(1981) 18年後
          平成18年(2006)25年後
          令和7年 (2025) 19年後
             ですので、次回の豪雪は おおむね20年後になります。(小生の仮設です 笑)

    1. コメントありがとうございます。
      ほんと除雪体制が整っており、助かってます。
      38豪雪の様子は郡上ケーブルTVの「郡上回想写真館」で見ました!
      大雪の考察、興味深いです。
      まぁその頃は私もこの世に居ないと思いますので、若い子達に伝えておきます。(笑)

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