ここ六ノ里では寒い日が続いていて、もうそろそろ初雪が来そうです。
今年は蕎麦の作業に加えて10月いっぱい出稼ぎに出てましたので、今はその間に出来て無かった秋仕事を頑張ってます。
今日はその様子を書いてみたいと思います。

まずは収穫してきた豆の乾燥。
少し前までは蕎麦を同じ様に乾燥させてましたが、豆も殻のままブルーシートに広げて天日で乾燥させ、乾燥したら足踏み脱穀機で脱穀します。
我が家では数種類の豆を栽培してますが、特に大豆は味噌作りの材料ですから丁寧に仕上げます。

そして、干し柿作りも。
庭にある蜂谷柿を高枝切り鋏で収穫し、夜鍋仕事で皮を剥いて、翌日の朝、焼酎に浸してから干します。
1月頃には、美味しい干し柿になります。
干し柿を開いて、そこにクリームチーズを乗せてクルクルと巻くと、なかなか洒落た酒の肴になりますよ。
さて、田んぼの方は秋耕起を行います。

まずは乾き具合の良さそうな、東の田んぼから。
昨年の秋に仕込んでおいた茅の堆肥を田んぼに撒いて、

愛用の耕運機で丁寧に耕します。
本当はもっと早くに行うのが良いのですが、冒頭に書きました様に蕎麦と出稼ぎでなかなか出来ず、それに加えて天候不順で田んぼがなかなか乾かないので、時期としては遅くなってしまいました。

堆肥は、去年の秋に仕込んだ、写真の東の田んぼ用の堆肥場から撒いてます。
写真に写っている藁束は昨年の残りで、今年も新しい藁束が出来きて倉庫がいっぱいとなりましたので、堆肥に加える事にしました。

堆肥を堆肥場から出していると、底の方からカブトムシの幼虫がいっぱい出てきました。
少し堆肥を残してやって、その上から刈った草や茅、藁束、茅を入れておきました。
来年の夏頃には、いっぱいカブトムシが羽化して出てくるかな?
なお、このブログを見てくださってる方の中には、幼虫が苦手な方もおられるかもしれないので写真にぼかしを入れてます。
はっきり見たい方は、写真をクリックすると別ウインドウで開きます。(居るのかな?)

1時間半ほどで、東の田んぼの秋耕起終了。
続いて上の田んぼの秋耕起、といきたいところですが、まだ乾いてません。
明日以降、天気が良さそうなので、上の田んぼは後日とします。

少し時間が空いたので、ちょっと単車でお出かけ。
雪が降らなくても気温が0度以下になると、凍結防止剤を撒きに来てくれますので、その前に少しでも乗っておこうかな、と。
白鳥辺りでは紅葉シーズンも終わりですが、まだ紅葉の綺麗な所が残ってますので短時間ですが堪能して来ました。

帰宅して、日暮までには時間があったので、タイヤをスタッドレスに履き替えます。
交換時に摩耗具合が少し心配でしたが、来週、車検に出すので、その時に聞いてみてダメそうなら交換かな。

明けて翌日の朝。
まだ上の田んぼは、乾き具合が良くありません。
この状態でも秋耕起出来なくは無いですが、まだまだ粘いので作業性が良く無いです。
まだ数日天気が続きそうなので、もう少し様子をみる事にしました。

じゃぁ、暇になるかと言うと、そうはいかない。(笑)
来年用の堆肥を作る作業が残ってます。
午前中で写真の斜面いっぱいに生えていた茅と雑草(主にゼンマイ)を刈りました。

午後からも残りを刈って、刈った茅や草をレーキで斜面の下に落とします。
それを写真に写っている丸いバッグ(バネ付マルチバッグという商品)に詰め込んで、まずは東の田んぼ用の堆肥場に運びます。

運んだら堆肥場に入れて、を繰り返し、山盛りになったら足で踏み込んで、また運んで写真の様に山盛りにします。
これだけ山盛りでも、来年の秋頃にはこなれて半分以下になります。

次にもう1か所の堆肥場にも運んで入れます。
ここは上の田んぼ用の堆肥場で、少し距離があるのでバッグ2つに詰めたら軽トラで運んで入れます。
ここも山盛りになるまで入れたいのですが、そろそろ日暮れなので、今日はおしまい。

秋の鱗雲(?)でしょうか。
夕焼けと相まって、ちょっと荘厳な感じでした。
ゆっくり夕空の移り行くのを眺めてたかったのですが、夕食用にナメコの収穫をしなくちゃならなくて、残念ですがそこそこにして。

で、この日採れたナメコは、これだけ。
いつもお世話になっているご近所のお母さんの所にお裾分けしましたので、写真よりもう少しあったかな。

写真の半分くらいを贅沢に使って、ナメコ汁に。
今年採れた新米のご飯に、自家製味噌と自家栽培の野菜の美味いナメコ汁。
ささやかですが、すごく満たされる夕食でした。
さぁ、明日も頑張ろう!