「源蔵寺棚田の再生」収穫祭(六ノ里楽市)

今年の春より「六ノ里地区」内外からの協力を得て、「耕作放棄地」を「開墾」し「蕎麦」を「栽培」しました。
1年の区切りとして、地元の「農産物」や「生産物」の「展示販売」も併せ「六ノ里楽市」と題して「収穫祭」を開催いたしましたので、その様子を紹介してみたいと思います。

まずは「事前準備」の様子から。

開催日に向けて「ポップ」を「デザイン」し、本業の「機材」で製作。
「会社勤め」では「会社の機材を使って」なんて出来ませんが「個人事業主」ですから、そのあたりは・・・。(笑)
厳密に言えば、ダメなのかもしれませんが・・・地域の為なので。

この「源蔵寺棚田の再生」について、A1サイズの「説明パネル」も独自に「デザイン」し「ラクスル」で印刷を依頼し「ポスター・フレーム」を購入して用意しました。

この「パネル」には、多くの方の目に止まる様に「活動を始めた経緯」と今年の「活動の様子」についてが「写真」と簡潔な「説明文」で分かりやすく表してます。

「収穫祭」後は「文福笠井」さんの「店内」に掲示していただく事となっており、来店したお客様にも参加・協力をアピール出来るものと考えています。

当日の「駐車場」ですが、「協賛」いただいている「そば茶寮 文福笠井」(以後「文福笠井」)さんも営業されてますのでお店の「駐車場」は使えません。
別の場所になりますので、その場所が分かる「看板」も制作しました。

ここからは「前日の準備」の様子。

今回の会場は「文福笠井」さんのご好意で、店前の「ガレージ」と「駐車場」の一部を貸していただきました。

当日使う「テーブル」と「椅子」は、近所の方の口利きで「ロータリークラブ」から借りてます。
「軽トラ」で取りに行って「レイアウト」出来るものは設置。
それ以外は「ガレージ」内に仮置き。

「調理」に使う「ガスコンロ」類は、地元の「郡上ガス」から「有料」で借りてます。

「イベント・テント」は「六ノ里自治会」から借りてます。
これも「軽トラ」で「六ノ里集会所」に「有志」の方と取りに行って、この日は写真の状態まで。

一通りの「準備」が終わった頃には、山が「夕日」で染まるくらいの時間に。
明日の当日は、「良い天気」になりそうです。

ここから、当日の様子です。

「セッティング」の終わった会場です。

「イベント・テント」の下は「食べる場所」と「六ノ里の農産物・生産物」の「展示スペース」となってます。

開始時間の少し前ですが、今年参加協力いただいた方、地元の興味を持っていただいた方が、すでに来られてます。

「ガレージ」内は、主に「蕎麦に関するスペース」と「レジ」です。

ちなみに、今回提供する「源蔵寺棚田の再生」で採れた「蕎麦」ですが、各地から「玄蕎麦(殻付きの蕎麦の実)」を仕入れている、言わば『良い蕎麦の目利き』が出来る「文福笠井」さんから見て「一級品」だそうで、実際、食べてみると凄く「甘味が強く、味が濃い」出来栄えです。
自画自賛では無く、本当にそうです!

ですから、その素晴らしさを多くの方に味わっていただきたいのですが、なにぶん「再生」した「面積」が狭く「収穫量」が少ない為に、1杯分は約「半人前」、そして「数量限定」となりました。
なので、「ネーミング」も「まぼろしの蕎麦」と言う意味でを「幻蕎麦」としました。

「レジ」の横は、「蕎麦を調理のスペース」。

左の「鍋」で「茹で」て、左横の「シンク」で「水道水」で締めます。(「六ノ里」は「水道水」でも冷たいのです!)
右の「鍋」で「つゆ」を「湯煎(中央の小振りな鍋)」で温め、「湯煎」の脇で「蕎麦」を温めます。

「レジ」の右は、「蕎麦打ち体験スペース」です。

写真の手前の「テーブル」で「指導者」が「手本」を示し、向かい側の「テーブル」で「体験者」が打ちます。

「食べる場所」の横に、地元の「農産物や生産物」の「展示販売スペース」。

「展示販売」の内容は「桜里舎アグリ」の「さつまいも」、「しらおシマダファーム」の「野菜セット」、「六ノ里」のお母さん達製作の「もち花」、「六の里棚田米生産組合」の「棚田米1kg」、「桜里」の「木工旋盤製品」。

開始時間後の「来場者が来られている様子」は、諸事情により撮影出来ていません。
ここからは「蕎麦打ち体験」の様子を紹介します。

写真は、「1;捏ねる」を「指導者」が行なっている様子。

「蕎麦打ちの工程」は大まかに言って、「1;捏ねる(こねる)」→「2;延す(のす)」→「3;切る」の3ステップです。
今回はステップ毎に「指導者」が実際にやりながら「説明」し、「体験者」が「真似て行う」形で行いました。

この「捏ねる」の「工程」では「蕎麦粉」に「水」を加えて捏ねます。
ここで加える「水の量」は「気温」や「湿度」で1割程度は変化するので、手で触った「水気の感じ」で加える量を「加減」してやります。
ですので、本来は「素手」が分かりやすいのですが、今回は「衛生面」に「配慮」し「手袋」を使用してます。

「指導者の手本」を見た「体験者」が、「1;「捏ねる」を行う様子。

「体験者」の横では、地元の方が『うまく出来てるかぁ?』と見守って下さってます!

次に、「指導者の手本」を見た「体験者」が「2;延す」を行う様子。

「延す」の「工程」は「捏ねあがった蕎麦玉」を、まず、手で押して延ばして、ある程度の大きさになったら「延し棒(麺棒)」で延していきます。

最後に、「指導者の手本」を見て、「体験者」が「3;切る」を行う様子。

もちろん、「指導者」は「体験者」が行う様子を確認し、ちゃんと「蕎麦」を打ち上げられる「手助け」も行いました。

今回の「収穫祭」の「実施結果」ですが、開催した時期が「紅葉」も終わり「気候」も寒くなっていたのと、他の「イベント」が重なったのも有って、残念ながら「来場者数」は少なかったのですが、来ていただいた方には「美味い蕎麦」を堪能していただけたと思います。

また「棚田再生」に参加いただいた、特に、町からの方々には自分達が活動し、苦労して手に入れた「収穫の喜び」を、美味い「一級品の蕎麦」と言う形で味わって頂けました。

「収穫祭」の翌日は、今年実施した「耕地」を、来年の「蕎麦栽培」に向けて「秋耕起」しました。

参加いただいた皆様の協力で、この活動前の写真と比べて「耕作放棄地」では無く立派な「耕地」となりました。

これからも「源蔵寺棚田の再生」は続きます!(3ヵ年計画)
来年は、今年の「上の段」を行い、今年の2倍の面積で「蕎麦」を栽培します。

興味を持っていただいた方、ぜひ、ご参加・ご協力ください。
一緒に「耕作放棄地」を「開墾」して、美味い「源蔵寺の幻蕎麦」を作りましょう!!

*来年の実施内容や募集については「六ノ里地域づくり協議会 景観整備部」のHPをご覧ください。

蕎麦の試し製粉

今年の「春」から街の人と地元の人で「源蔵寺棚田の再生」として「耕作放棄地」を「開墾」し「蕎麦」を栽培しました。

先日、そこで採れた「蕎麦の実の選別」の記事を書きましたが、本日、「六ノ里」に有る「蕎麦茶寮 文福笠井」さんにて「試し製粉」をして来ましたので、記事にしてみたいと思います。

「選別」の記事で『「石抜き」を行う予定』と書きましたが、「笠井」さんのお話だと『「磨き」の工程をすれば大丈夫では無いか』と。

採れて「選別」しただけの「蕎麦の実」はくすんだ色をしていますが、この「磨き」を行うと、この写真の様にツルツル・ピカピカになって機械から出て来ます。
混ざっているだろう「石」も、見たところ確かに有りません!

「磨き」の工程を行いながら、磨き終わった「蕎麦の実」を別の機械で「丸抜き」します。

「丸抜き」と言うのは「蕎麦の実」を「蕎麦殻」と「実」に分ける事です。

写真の白っぽいのが「丸抜き」した「実」で、「丸抜き」出来て無い黒い「実」が混ざってますが、これくらいなら「製粉」の段階で除去出来るので問題無いそうです。

「笠井」さんのお話ですと今年「源蔵寺棚田の再生」で採れた私達の「蕎麦の実」は、『店で使っている「北海道産」の物に比べて、非常に良い色をしている』との事。
実際に見比べさせていただきましたが、確かに私達の物の方が綺麗な色をしていました!

「丸抜き」出来たので、次はいよいよ「石臼製粉機」に掛けます。

回転する「石臼」で、ゆっくり、ゆっくり「粉」に挽いていきます。
この「石臼」に使われてる「石」、かなり貴重な物で、今では手に入らない貴重な機械だそうです。

「石臼製粉機」の中で細かい「篩(ふるい)」に掛けられ「蕎麦粉」が下に出てきます。

「笠井」さんに『食べてみて。凄く甘いから』と言われ「蕎麦粉」をひとつまみ食べてみました。
素人の私に分かるかなと思いましたが、しっかりとした「甘味」を感じられました。

今日の予定はここまでだったのですが『せっかく「蕎麦粉」が出来たから「打って」見ようか』と、急遽、「蕎麦打ち」講座に。(笑)

「蕎麦打ち道具」を一揃え用意していただき、
①「蕎麦粉」に水を入れて混ぜる→②鉢の中でまとめる→③「のし台」の上で「麺棒」で伸ばす→④専用の「まな板」の上で専用の「包丁」で「蕎麦」に切る、を教えていただきました。

10月26日に行う「源蔵寺棚田の再生 収穫祭」では、「笠井」さんは店を営業しているので、打っていただけません。
ですので、当日までに私が覚えて「蕎麦」を打ち、希望者に「蕎麦打ち」をレクチャーする事になりました。

当日までに、しっかり練習しなくては・・・責任重大です。

これがこの日「源蔵寺産の蕎麦粉」で打った「蕎麦」です。

帰宅して、早速、茹でて食べましたが、いやいや、本当に美味い!!!
これを皆んなで味わうのが、本当に楽しみです。

「源蔵寺棚田の再生 収穫祭」(「六ノ里楽市」と銘打って行います)のチラシです。
数量限定/有料にはなりますが、皆さん来てください。

栃洞景観づくりの日:11月

毎月第1日曜日は「栃洞景観づくりの日」。

一昨年「郡上市景観百景」にここ「栃洞地区」が認定されてから、地区の「景観づくり」を毎月行なってます。
今回は、「冬」の「積雪シーズン」を迎えるにあたって「植栽」の全ての片付けを行いました。

それでは、その様子を紹介したいと思います。

いつもの通り、朝8時に「栃洞集会所」に集合し、作業内容を皆んなで確認してから、それぞれに別れて作業開始です。

この写真は「グリーン・カーテン」にしていた「朝顔」の「種」を採っている所です。
「種」を採ったら「ネット」に巻き付いた「朝顔の蔓」を取り除き「ネット」を片付けます。
「プランター」は「朝顔」の「根」を抜いて、「集会所」の「軒下」に移動させます。

これはまだ一部ですが、これが採れた「朝顔」の「種」です。
この中から良さそうな「種」を選んで、来年も「グリーン・カーテン」に使おうと思います。

他の方々は、

「ガードレール」に設置していた「植木鉢」を外して、「集会所」の「軒下」に運びます。

外した「植木鉢」の多くは枯れていますが、まだ元気そうなのは、この様に陽の当たる部分にしばらくは並べておきます。

「ガードレール」の「植木鉢を置く部品」も、これからの時期の「雪対策」として外して「集会所」の「軒下」に仕舞います。

地区の方から「チューリップ」の「球根」をいただいたので、丸い「プランター」や、

「朝顔」に使っていた「プランター」にも植え付けました。
「春」になって咲くのが楽しみですね!

作業に対して人数が多いので、自主的に「草刈り」もやっていただきました。

道沿いのブロック積み法面の上の場所や、

「残土」を受け入れて「荒廃地」を整備している場所の周辺も。

12月の頭には「雪」が降る季節になります。
よって、以上で今年の「栃洞景観づくりの日」は終了です。

ご協力いただいた地区の皆様、ありがとうございました。
来年も皆んなで協力しあって、「栃洞」を綺麗に整備して行きましょう!

蕎麦の実の選別

早いもので11月になりました。

ここ「六ノ里」では「紅葉」が良い感じになって来てます。

さて、先日の記事で「第7回目」の様子を紹介しましたが、その後「唐箕」を使って「蕎麦の実」の「選別」を行いましたので記事にしてみたいと思います。

「唐箕」とは「ハンドル」を回すと内部の大きな「羽根」が回転し、風を起こして「風選」する機械です。

基本は写真の「箕」を置いてある所に「風選」された「蕎麦の実」が落ちて来るのですが、「風」で飛ばすので屑が出る「排気口」から良い「実」が混ざって出て来る可能性が有ります。

ですので、後で回収出来る様に、作業前に大きめの「ブルー・シート」を敷いて行います。

作業の最初は写真の「唐箕」上部の「ホッパー」部に「脱穀」した物を入れます。

「源蔵寺棚田の再生」第7回目当日、大きなゴミは取ったのですが、まだまだゴミが入ってます。

「ハンドル」を回して「風」を起こしてから「ホッパー」下部の「開口調節レバー」を開けると・・・。

手前側の出口から一番良い「実」が出てきます。

反対側の出口からは二番目に良い「実」が出て来るのですが、こちらには、まだまだゴミが混ざってますので、これはもう一度「ホッパー」に入れて「風選」します。

「排気口」からは、写真の様に大量のゴミが出て来て、軽い物は「排気口」から遠くに、重めの物は近くに落ちます。

このゴミを良く見ると、中に予想した通り「蕎麦の実」が混ざってます!
と言うのは「ハンドル」を回す速度で風の力が変わるのですが、回す速度が速いとそこそこ良い「実」も排出されてしまうと言う訳です。

「蕎麦の実」が多く混じっている「排気口」に近い所のを、もう一度「ホッパー」に入れて「風選」し直します。

何回か「風選」を重ねた物がこれで、今年の「収穫量」は17.5kgでした。

通常「ばら蒔き」で作った場合『10アールで65kg』だそうです。
今年作った「耕地」の広さは『5アールなので、換算すると約32kg』は採れる計算にはなりますが、私たちは「スジ撒き」ですので、まぁ、こんなものでしょうか。

なお、この中には「小さな石」や「土の粒」が混ざってますので「篩(ふるい)」と「目視」にて取り除きました。
ですが、まだ多少「石」が混ざっている可能性が有りまので、専用の機械を持つ所に依頼して「石抜き」と言う工程を行う予定です。

11月末には「六ノ里」に有る「蕎麦茶寮 文福笠井」さんで「製粉」していただき「収穫祭」として、自分たちで「蕎麦打ち」し「六ノ里産の蕎麦」を味わいます!!

「源蔵寺棚田の再生 」第7回目

先日の記事で「第6回目」の様子を紹介しましたが、その「源蔵寺棚田の再生」第7回目を実施しましたので紹介してみたいと思います。

当日の様子に入る前に、事前準備として「足踏み脱穀機」と「唐箕」の整備・修理を行いましたので、まずは紹介しておきましょう。

「蕎麦の実」の「脱穀」は、この「足踏み脱穀機」を使います。

「六ノ里」の方が昔使われてて、使わなくなってから倉庫に保管していた物をお借りしました。
長年仕舞ったままでしたので、事前準備で破損箇所の修理と、湿気で錆びていましたので錆を落として塗装し、作動各部に給油を行いました。

「唐箕」も「六ノ里」の方が昔使っていて、倉庫に保管していた物をお借りしました。
こちらも長年仕舞ったままで、各部破損してましたので修復・整備を行いました。

どこを直したかと言いますと、

「唐箕」で「風選」した1番良い「実」が出て来る部分の「扉」が割れていましたので貼り合わせて修復。
また「扉のガイド」も取れて無くなってましたので、新たに作って取り付けました。
そして「実」が出る所の延長部も、新たに作り直しました。

「唐箕」で「風選」し2番目に良い「実」が出て来る部分の「扉」が「湿気」で変形していましたので、新たに作り直しました。

では、これより本題の「源蔵寺棚田の再生 第7回目」の様子をご紹介します。

当初の実施日は10月28日(土)でしたが、前日に予想外に多く雨が降りましたので、予備日の10月29日(日)に実施しました。

今回は、町からご協力いただいた方が3名、「六ノ里」の方が4名の合計7名の方に参加いただけました。

いつもの様に「六ノ里集会所」に集合。
本日の作業内容について説明を行い、その後、現地に移動です。

前回、「島立て」して乾燥させていましたが、あれから約2週間、良い感じに乾いてます。

少し残念なのは「島立て」のてっぺん部分、「鳩」に多少食べられたみたいです。
これは来年度は何かしらの対策が必要ですね。

現地に移動後、作業スペースに「ブルー・シート」を広げて「足踏み脱穀機」を設置。

それから「島立て」していた「蕎麦の束」を「実」が落ちない様に「ブルー・シート」で包んで運び「脱穀」していきます。(「蕎麦の実」は熟すと簡単に落ちてしまうので)

「脱穀」の済んだ「蕎麦」の束には、まだ多少「蕎麦の実」がついてますので、これは手作業で取っていきます。

あと少しで「脱穀」は終わりです。
そばには「脱穀」を終えた「蕎麦の束」が山になっていきます。

「脱穀」した「実」には「蕎麦の茎」や「葉」がいっぱい混ざってますので、「篩(ふるい)」や手作業である程度取り除きます。

ところが、この混ざった物が予想していたより大量で・・・。
作業終了の12時になりましたが完了出来ませんでした。

なので、ここで一応終了として、

参加いただいた皆さんと「記念撮影」を行いました。
(写真撮影者と、用事で帰られた方の2名が入ってません。)

残った作業は、「記念撮影後」に、有志の方と作業を行い完了させました。
参加いただいた皆様、誠に有り難うございました。

本日「脱穀」した物には「蕎麦の実」に加え、「茎」や「葉」が混ざっていますので、この「唐箕」で選別しますが、その様子は近々記事にしたいと思います。

今年「源蔵寺棚田再生」で、参加いただいた皆さんと頑張って育てて採れた「蕎麦の実」は「収穫祭」として「蕎麦打ち」して味わう予定です。
(詳細は「六ノ里地域づくり協議会 景観整備部」のサイトにて案内されます。)

なお「源蔵寺棚田の再生」は今年で終わりでは無く、来年も行います!
来年は、今年実施した「耕地」の上の段を「開墾」し、そこで、また蕎麦を作ります。

興味を持たれた方は「六ノ里地域づくり協議会 景観整備部」のサイトから連絡してみてください。
きっと他では経験出来ない、面白い体験が出来ると思いますよ!

「源蔵寺棚田の再生」第6回目

先日の記事で「第5回目」の様子を紹介しましたが、その「源蔵寺棚田の再生」第6回目を実施しましたので紹介してみたいと思います。

10月も半ばとなり、すっかり過ごしやすくなりましたが、休憩を取りつつ無事に予定内容を終了出来ました。

「種蒔き」から77日、「蕎麦の実」の黒化具合も良い具合でした。

今回は、町からご協力いただいた方が3名、「六ノ里」の方が2名の合計5名の方に参加いただけました。

それでは、当日の様子をご紹介いたします。

いつもの様に「六ノ里集会所」に集合。
挨拶と本日の作業内容について説明を行い、時間になりましたので現地に移動しました。

本日の作業は「蕎麦の刈取り」と「島立て」です。

まず「ふるさと指導員」より作業方法を実際にやって説明します。

それぞれ分かれて、「蕎麦」を刈取り、適量を縛って「束」にしていきます。

手で刈りますので時間が掛かるかと思いましたが、皆さんテキパキ進めてくださって助かりました。

全て刈り終わりましたら「島立て」を行います。

「島立て」というのは、この写真の様に先に刈った「蕎麦」の「束」4、5本を足元を広げて上で縛ります。

こうして2週間ほど乾かしてやります。
またこうしてやると、まだ黒化していない「蕎麦の実」も黒化してくれます。

「島立て」以外に、「稲作」で行う「ハサ掛け」で乾燥させる方法も有ります。
別の場所でテストで蒔いた物は「ハサ掛け」してみましたが、乾燥時に「蕎麦の実」が落下しますので下に「ブルーシート」を敷いてます。

ここでは面積が広いので「ブルーシート」を敷くのは現実的では無いので、「島立て」と言う訳です。

12時少し過ぎましたが、刈り取った全ての「蕎麦」の「束」の「島立て」が終了しました。

作業後には参加いただいた皆さんと「記念撮影」。
(写真撮影者1名が入ってません。)
参加いただいた皆様、誠に有り難うございました。

黒化した「蕎麦の実」を、少しだけ採ってみました。

左が撒いた「蕎麦の実」で、右が今回採れた「蕎麦の実」です。
まだ乾燥させていませんので、多少、小さくなるかもしれませんが、ほんの少しですが大きいです。

次回、第7回目は10月28日を予定しています。
作業内容は、「足踏み脱穀機」での「蕎麦の実」の「脱穀」と、「唐箕」による選別です。

皆様のご協力をお待ちしております!

栃洞景観づくりの日:10月

毎月第1日曜日は「栃洞景観づくりの日」。

一昨年「郡上市景観百景」にここ「栃洞地区」が認定されてから、地区の「景観づくり」を毎月行なってます。

今回は、「道沿いの草刈り」と冬に向けて「除雪」の邪魔になる沿道の木々の「剪定」と「伐採」、「花」の季節も終わりましたので一部の「植栽の片付け」を行いました。

本来は9月3日にも行う予定でしたが、地域の一斉消防訓練が開催される為に中止としましたので2ヶ月ぶりの実施です。

それでは、その様子を紹介したいと思います。

いつもの様に「栃洞集会所」に集合。
集合時間前まで雨が降ってましたが、なんとか止んで作業出来そうです。

ここで今日の作業内容の打ち合わせをし、男性陣は「草刈り」班、「剪定・伐採」班、女性陣は「植栽の片付け」に分かれて開始します。

写真は「朝顔」を「グリーンカーテン」にしていた「網」の片付け。
「網」の上部を「集会所」の「雨樋」に結び付けていますので、背の高い男性が「脚立」で登って外します。

写真は「集会所」前の斜面の「草刈り」を実施中。

手前の「中洲」部は事前に「タケシさん」が刈って下さいました!
ここ「栃洞」の皆さんは、普段からそれぞれ気になる所を率先して景観維持活動を熱心に行って下さいます!!

「栃洞集落」の外れの「沿道」の「草刈り」も行います。

この道は集落の外れで普段「栃洞」の多くの方は通りませんが、「明宝」への「県道」ですので人数を掛けて行います。

「剪定・伐採」班の作業の様子です。

木々が成長し、冬場の「大型除雪機」の作業時に引っ掛かったり、普段の行き違い時に「大型車両」が「木の枝」を避けて急に対向方向に出たりと危険なので「剪定・伐採」を行いました。

「桜」が多いので切りたく無いですが、道にはみ出した「枝」は「剪定」し、木自体が道に傾いているものはやむを得ず根元から「伐採」しました。
当然「伐採」したものは、新たに「苗木」を植える予定です。

写真は「剪定・伐採」が終わった後、雨で流れ出ていた「土砂」を「重機」で片付けている様子です。

「集会所前」を終えた方々は、こちらの場所も「草刈り」を行って下さいました。

今回の「栃洞景観づくりの日」も、無事に終了いたしました。
今後も地区のみんなで協力して綺麗にして行こうと思っています。

「源蔵寺棚田の再生 」第5回目

先日の記事で「第4回目」の様子を紹介しましたが、その「源蔵寺棚田の再生」第5回目を実施しましたので紹介してみたいと思います。

9月も半ばとはいえ、まだまだ日中は暑かったですが、休憩を取りつつ無事に予定内容を終了出来ました。

今回は、町からご協力いただいた方が6名、「六ノ里」の方が2名の合計8名の方に参加いただけました。

それでは、当日の様子を紹介する前に、まずは「事前準備」の様子からご紹介いたします。

<9月15日:「事前準備」>

作業時に参加者の車を停めさせていただく広場の「草刈り」。

ありがたい事に、手前の茶色い部分はどなたかが刈ってくださってました。
なので、奥の緑に見える部分の「草刈り」を行いました。

「蕎麦畑」に向かう道の部分も、多分、広場と同じ方だと思いますが刈ってくださってましたので、その続きの「遊歩道」部分と休憩の際に使う広場の「草刈り」を行いました。

<9月16日:第5回目当日 「種蒔き」49日目>

ここからが第5回目の当日の様子です。

いつもの様に「六ノ里集会所」に集合し、挨拶と本日の作業内容について説明を行いました。
その後、時間になりましたので現地に移動しました。

作業を開始する前に、全員で「蕎麦」の育ち具合を確認します。

一通り見て回ったら、作業開始です。
今回も、「草取り」班と「草刈り」班に別れて作業しました。

「草取り班」の様子。

「蕎麦」は「雑草」が生えるのを抑制する効果が有ると聞いてましたが、そのせいなのか、畝と畝の間には殆ど「雑草」が生えてません!

「草刈り班」の様子。
「耕地」に面した斜面の「草刈り」を行い、

前回に引き続き、次年度実施場所の「草刈り」も行いました。

今年の実施箇所の「茅」の撤去に向けての「草刈り」は事前準備として1人で行いましたが、次年度の「実施面積」は約2倍になりますので、今年の内に出来るだけやっておきたいのです。

休憩後、「蕎麦畑」横の「遊歩道」の下の「草刈り」も行いました。

「鹿除け網」が有るので「獣害」は有りませんが、「獣害」除けの「緩衝地帯」として行いました。

作業の終わった、次年度実施場所の様子。

以前に比べて「蕎麦畑」だけでなく、すっきりして来たと思います。

参加いただいた皆さんのおかげで、30分ほど早く終わりましたので、「遊歩道」の紹介として「牛道川」の橋まで歩いてみました。

作業後には参加いただいた皆さんと「記念撮影」。
(写真撮影者1名が入ってません。)
参加いただいた皆様、誠に有り難うございました。

別の場所でテストで蒔いた所は、もう「実」が黒くなっています。
なので、ここも10月の頭には「蕎麦」の黒い実がいっぱい付くと思えます。

「蕎麦」は種蒔き後、70日〜80日で「刈取り時期」になると言われてますので、次回、第6回目は10月7日(種蒔き:70日目)を予定しています。

みんなで協力し合っての作業はなかなか楽しいです。
次回は「刈取り」と「島立て」で、これはこれで大変だと思えますが、多くの方に参加いただけたらと思っています。
皆様のご協力をお待ちしております。

「源蔵寺棚田の再生」第4回目

先日の記事で「第3回目」の様子を紹介しましたが、その「源蔵寺棚田の再生」第4回目を実施しましたので紹介してみたいと思います。

町に比べれば涼しいここ「六ノ里」も真夏の暑さで大変でしたが、休憩を取りつつ無事に予定内容を終了出来ました。

今回は、町からご協力いただいた方が4名、「六ノ里」の方が3名の合計7名の方に参加いただけました。

それでは、当日の様子を紹介する前に、まずは前回以降の経緯からご紹介いたします。

なお、前回実施後、「芽」が出て「鳥害対策」で「不織布」を敷いた所までは、第3回目の実施報告の<追記>に載せましたので、それ以降の内容になります。

<8月4日:「種蒔き」6日目>

「双葉」が出揃ってきました。

まだ出ていない所もありますが、おいおい出て来ると思います。

<8月7日:「種蒔き」9日目>

ほぼ全体に「双葉」が出揃いました。

密度の多い部分は「間引き」も考えましたが、「筋蒔き」ですので、このままでいきます。

<8月10日:「種蒔き」12日目>

順調に大きくなってきてます。

が、一部、何者かに食われてます!!!!

多分、「野うさぎ」だと思われますので、「鹿除け網」の下部に目の細かい網を追加しました。

<8月16日:「種蒔き」14日目>

「台風7号」の翌日の様子です。
まずは多くの地域で大雨の被害が出ていて、被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。

私たちの「蕎麦畑」も風で倒れたうえに、大雨で冠水してしまいました。
雨量が多かったのに加え、来年実施する上の耕地からも土中を通って斜面下に水が染み出して来てました。
ですので、急遽、追加で「排水溝」を掘って「排水」させました。

<8月17日:「種蒔き」15日目>

「排水処置」の翌日の様子。

「蕎麦」は雨に弱い作物ですので凄く心配していましたが、「排水処置」が早かったのと「水捌け」の良い「耕地」のおかげで、この様に復活してきてます。

風で倒れて、中には「茎」が折れているものもありましたが、枯れる事無く起き上がって来てます!!!

<8月19日:「種蒔き」17日目>

ここからが「第4回目」の当日の様子です。
「草取り班」と「草刈り班」に別れて作業しました。

「草取り班」の様子。

「台風」の大雨からまだ数日で「耕地」はぬかるんでいる所がありますので、そこを避けて「畝」や「鹿除け網」の周りの「草取り」を行いました。

「草刈り班」の様子。
「耕地」に面した斜面に加え、来年実施する部分の「草刈り」も行いました。

本来は来年までに行えば良いのですが、上に書きました様に、ここに溜まった水が土中を通って浸み出して来てます。
なので何かしらの対策を行いたいと思い、まずは一面に生えている「草刈り」から行なったという訳です。

休憩中の様子。

この日も非常に暑かったので、こまめに休憩をとりながら行いました。
休憩中は、作業に関してだけでなく、色々な話が出て来るので面白いです。

作業の終わった「蕎麦畑」の様子。
「畝」や「鹿除け網」周りの草も無くなりましたし、畑に面した斜面の草もスッキリしました。

「草刈り」を終えた上の段の様子。

ここに何処から水が入って来るのかを調べて、対策を行いたいと思ってます。

作業後には参加いただいた皆さんと「記念撮影」。
(写真撮影者と、残念ながら用事で帰られた方の2名が入ってません。)
参加いただいた皆様、前回にも増して非常に暑い中、誠に有り難うございました。

別の場所でテストで蒔いた所はもう花が咲いていますので、ここも9月の頭には「蕎麦の花畑」になると思えます。

花盛りの頃を狙って、第5回目として「畝」や周辺の「草取り」と周辺の「草刈り」を行いたいと思っています。

みんなで協力し合っての作業はなかなか楽しいです。
次回も非常に暑い中の作業になるとは思えますが、多くの方に参加いただけたらと思っています。
皆様のご協力をお待ちしております。

栃洞景観づくりの日:8月

毎月第1日曜日は「栃洞景観づくりの日」。

一昨年「郡上市景観百景」にここ「栃洞地区」が認定されてから、地区の「景観づくり」を毎月行なってます。
今回は9月7日の「栃洞白山神社」の「祭礼」を前に、「境内」や周辺の清掃を行いましので、紹介したいと思います。

ですが、本題に入る前に、いつもの前置きから。
(すぐに本題に進みたい方は、こちら。)

先日、第3回目を行なった「源蔵寺棚田再生」の「蕎麦」の様子。

この写真は「種蒔き」してから9日目のもので、写真では分かりにくいですが、一部「芽」が出て無い所も有りますが、

写真の奥の列の様に、遅れて「発芽」してきてます。

みんなで頑張って作業したので『美味い「そば」が採れると良いな』と期待してます。

続いて、最近の我が家の「田んぼ」の様子。

こちらも順調に育ってきてまして、

そろそろ「稲穂」が出始めてます。

ただ、昨年のこの時期の「稲」より色が薄い気がしていて少し悩んでます。

と言うのは、今年は「肥料」を『一発タイプ』の「春耕起」の際に撒くだけで良い「肥料」から、「穂肥え」と言って「穂」の出る時期に「追肥」するタイプに変えてます。

目論見通りなら「穂肥え」を行わなくて良いのですが、「稲」の色がねぇ・・・。
ま、ちょっと様子を見る事にします。

さて、ここから本題の「栃洞景観づくりの日:8月」です。

いつもは「栃洞集会所」ですが、今回は「栃洞白山神社」に午前8時に集合。
集まったら、それぞれが自主的に「清掃」を始めます。

「境内」に落ちている「杉」などの「落ち葉」を掃いて集め、所定の場所に捨てます。

「植え込み」は「トリマー」を使って「刈込み」ます。
こちらの場所は「タケシさん」にお願いして、

私はこの部分の「刈込み」を行います。
高いところは「剪定」用の「脚立」に上がって刈込みます。

私の「コード・リール」だけでは、全ての「植え込み」には届きません。
なので刈れる所まで刈って、作業の終わった「タケシさん」が合流されたら「コード・リール」を足して一緒に刈りました。

刈込んで出て来た「残渣」は、皆さんに集めていただき、これも所定場所に捨てます。

約1時間半の作業が終わったところ。
今回は恒例の「お疲れ様会」は行わず解散となりました。

「刈込み」で他の作業中の写真は撮れてませんので、ここからは実施後の写真です。

「トリマー」で刈り込んだ「生垣」。

刈ったばかりなので茶色い「葉」の無い部分が有りますが、形の修正が目的なのでこれでOK。
茶色い部分も、そのうち「葉」が出て綺麗になります。

「手水鉢」は周りの「苔」は「風情」が有るので残し、水を溜める部分の清掃をメインで行い、こんなに綺麗になりました。

例年は行いませんが、今回「鳥居」の「注連縄(しめなわ)」の清掃も。

「栃洞組」の「組長」が『「注連縄」が「苔」が付いてるので何とかしたい』と要望がありましたので「高圧洗浄機」で洗浄しました。

冒頭に書きました様に「栃洞白山神社」の「祭礼」が9月7日に行われます。
当日は14時から「神事」が行われ、19時頃から「拝殿踊り」が行われます。

地区のみんなで協力して綺麗にしましたので、無事に迎えられると思います。