栃洞白山神社の縁日

毎年9月7日は私の住む「栃洞」に有る「栃洞白山神社」の「縁日」です。
まだ「コロナ」の影響で全ての行事は出来ませんでしたが、今年も無事に終わる事が出来ました。
今回はその様子を紹介してみたいと思います。

尚、私自身が「氏子総代」を拝命し「神事」に参列していて、その写真は撮れませんので、地元のプロ写真家の松川哲也氏に幾つかの写真を提供いただいてます。

朝から地区総出で「境内」の清掃を行います。
「御手水」の「竹」の取り替え、「幟」を立てたり、「拝殿」に「ゴザ」を敷いて、その上に「祭壇」を設置し「胡床(こしょう)」を並べる等、準備を行います。

この後「祭壇」に御供物を並べ、「特志書出し(いただいた「御神酒」や「祝い金」を書いた一覧)」を貼り出します。

「社殿」は中を丁寧に清掃した後、「幕」を取り付けます。

午前中に「神社」の準備を終えて、午後からは「宮司」さんや「遣幣使」さん、来賓の「市議会議員」、「自治会長」、「平谷白山神社 氏子総代」を集会所で迎えます。

写真提供:松川哲也氏

時間になると「大幣(おおぬさ)」を持つ「禰宜」さんを先頭に、「宮司」さん、「遣幣使」さん、来賓の方々と「栃洞白山神社」まで歩いて向かいます。

写真は「栃洞白山神社」に到着し、「宮司」さんが「鳥居」の前で一礼されるところです。

写真提供:松川哲也氏

「境内」に到着したら「御手水」で心身を清めます。
その後は「拝殿」の決まった位置に着座し、いよいよ「神事」が始まります。

写真提供:松川哲也氏

「神事」の一場面。
「宮司」さんが「祝詞」を捧げている様子です。

写真提供:松川哲也氏

一通りの「神事」が終わったら、供えて有った「御神酒」を参列者に配ります。

写真提供:松川哲也氏

配り終えたら「宮司」さんに挨拶の言葉をいただき、音頭を取っていただき「乾杯」、以上で「神事」は終了します。

終了後、「宮司」さん、「遣幣使」さん、来賓の方々と集会所に戻ります。

本来なら着替えていただいた後に「拝殿」で「直会(なおらい)」と言う、「神事」終了後に神前に供えた御神酒や御供物を、神職をはじめ参列者の方々で戴く宴会を行うのですが「コロナ禍」でも有り中止してます。

みなさんを送り出したら片付けに神社に向かいますが、集会所に行っている間に、地域の皆さんでほぼ片付けは終わっています。

今年も地区の皆さんの協力のおかげで、無事に「神事」を終える事が出来ました。
この様な「神事」が地元に残っていて、大切に行われている事は大変喜ばしい事です。
これからも大切にし、次の世代へ受け継いで行けたらと思っています。

さて、「縁日」には夜に楽しみが有ります。

「拝殿踊り」が開催されるのです。

写真提供:松川哲也氏

「拝殿踊り」とは、写真の様に「キリコ」灯籠の下、老若男女が輪になって踊ります。
この時、演奏は無く唄のみ、「下駄」で「拝殿」を踏む音が響きます。

踊りは19時半くらいに始まり、22時くらいで終了です。

これを楽しみに、毎年、遠くからも来られて、今回も千葉や京都、広島からの方も居られました。
私自身も新しく多くの方と出会えました。
これからも「六ノ里」に多くの方が訪ねて来ていただけたらと思います。

「縁日」が終われば、もうすぐ「稲刈り」です。
順調に育って来てますので、「美味い新米」を楽しみに頑張ります!(笑)

今の畑の様子

「桜」も「花もも」も終わって、色々な草木が葉を伸ばして新緑の季節です。


写真の「里山再生プロジェクト」で開墾・整備して来た所も新緑が綺麗です。
もっとも、これから秋まで、何度も「草刈り」が大変なんですけどね。(笑)

「畑」の作物も同様に芽吹いて来てますので、今回は今の畑の様子を紹介してみたいと思います。

まず最初は、家の前の「畑」様子。
今年も「イチゴ」の花が咲き始めてます。

「マルチ(黒いビニールシート)」の掛かった所が、ずっと作っている「宝交早生」。
その向こうの畦にも、去年の「宝交早生」の残り株が花を咲かせてます。

「イチゴ」は成長に連れて「ランナー」と言う茎を無数に伸ばして、それが地面に付いた所に根を伸ばして新しい株になります。
翌年に使う苗は、秋の頃に新しい株の中から成長の良い株を掘り起こして、新しい畝に植え付けて冬越しして育てます。
その残った株を放置したのが、奥に見える花の咲いた株なんです。

こちらの畝は「章姫」「とちおとめ」「さちのか」の苗を秋に購入してを植えて、これらも冬越しして育ててます。(「イチゴ」の苗は、春と秋に販売されます。)

毎年同じ品種では面白く無いので「宝交早生」とは違う品種を植えてみましたが、ここ「栃洞」地区の温度差の激しい気候に合う・合わないが有るので、良い「イチゴ」が採れるかは分かりません。

「イチゴ」の奥の畝は「スナップ・エンドウ」。
何も付けなくても、甘くて美味しいです。

この畝は「玉ねぎ」です。

「玉ねぎ」も毎年作ってますが、何が悪いか分かりませんが、小振りなものしか出来てません。
今年は『まとも』な「玉ねぎ」」が出来るかなぁ・・・。(笑)

続いて、我が家の通称「上の田んぼ」のそばの3段の小さな「畑。

1番下の段は「らっきょう」が植えて有ります。

雑草が蔓延っていて分かりにくいですが、シュッと細く伸びたのが「らっきょう」。

2番目の段は「ニンニク」です。

春先、雪が残る中、出て来た葉っぱを「鹿」か「カモシカ」に食われて、どうなるかと思ってましたが無事に育ってます。

3段目は植えてる訳では無いのですが「ミョウガ」がもうすぐ出て来ます。

この辺り、「ミョウガ」は自然にいっぱい生えて来ますので、作物と言うよりは雑草みたいです。(笑)

次は、1つ目の借りている「畑」です。

いっぱい芽吹いて育っている様に見えますが、ほとんどは、まだ雑草です。(笑)

芽吹いているのは、この写真の畝の春先に植えた「ジャガイモ」。

隣の畝のこれは、昨年の残り物の「白菜」。

雪が降って来て『雪の下で保存したら甘くて美味くなるな・・・』と思っていたら「除雪車」に「畑」にいっぱい雪を入れられて雪の重さで潰れてしまいました。
ですが、強いものでこんなに育って、花が咲く前に「菜花のお浸し」でいただきました!

この「菜の花」は「チンゲンサイ」他色々で、これも去年の残り物。

この写真は去年「サツマイモ」を育てた場所で、育っているのは畝の間に生えた雑草。
ここはもう少ししたら耕して、今年もまた「サツマイモ」を作ります。

もう1つの一部だけを借りている「畑」の様子。

手前の7畝、黒い「マルチ(ビニール・フィルム)」が掛かっている所が借りている所で、ここも去年「サツマイモ」メインで作りました。
今は、去年の残り物と雑草が育ってます。(笑)

ここも、もう少ししたら耕して、今年もまた「サツマイモ」メインで栽培予定です。

続いては、一般的な「畑」では有りませんが「果樹」を育てている所も紹介します。

一昨年「桃」の「照手水密」と「大玉白鵬」を植えた所。
どちらの品種も可愛い花が咲くので、一番道に近い場所に植えてあります。

一昨年の冬に「雪囲い」をサボって、雪の重みで枝が折れてどうなるかと思ってましたが、去年はしっかり「雪囲い」をしたお陰で枝も折れず、先日まで花をいっぱい付けてくれました。

これらの「桃」は「花もも」と違って食べられる実を着けますが、まだ木が小さいので実を小さいうちに「摘果」して、木の育成を優先させる予定です。
(1本に1個くらいは実らせてみたいとも思いますが・・・。)

続いてここは「里山再生プロジェクト!」で開墾して「梅」を植えている所です。

なんか『怪しい物』が並んでますが『宗教的』な物では有りません!(笑)

ここに植えた「梅」ですが、葉が出ても「カモシカ」に食われてなかなか大きくならないので、この様な「鹿避け」の柵を作ってます。
また「縄」に付いている黒い布には野生動物が嫌悪すると言われる「木酢液」が染み込ませて有ります。

「梅」は大きく分けて「花梅」と「実梅」の2種になりますが、どちらも野生種の品種改良です。

それぞれに特徴が有って、「花梅」は『花や香りを楽しむ』様に改良された野生種に近い物で、「実梅」は『実の収穫量を重視』して改良されたで「花梅」に比べ香りが少ないんです。

うちの場合は出荷販売しないので、実の収穫量より『花の綺麗さや香りの良さ』を重視して、野生種に近い品種を選んでます。
(こう言う特殊な品種は苗が高くて財布が痛いのですが・・・(笑)

続いて、『先達さん(前のオーナーさん)』から引き継いだ「梅畑」です。

一昨年、昨年と伸び過ぎて実が取りにくくなっていたので剪定した所です。
かなり「強剪定」したので『実がなるかな?』と心配してましたが、そこそこ実を付けてくれている様です。

そしてここには、もう一つ楽しみが有りまして、

いっぱい「蕨(ワラビ)」が出てくれます。

一時期、採り過ぎたのか、細くてすぐに開いてしまってましたが、ネットでいろいろ調べて、今は「道の駅」に出せるくらいになってくれてます。

以上、最近の「畑」の様子でした。
本文中にも有ります様に、いっぱい耕して植え付ける所が有ります。(笑)
「田植え」が終わったら、次は「畑仕事」を頑張らないと!

田んぼの準備 ①草刈り〜畦整備

前回の記事の様に環境整備に頑張って来ましたが、「田んぼ」の準備に取りかかりましたので、今回から段階を追って紹介して行きたいと思います。

今回は「畦の草刈り」から「畦整備」までを書きます。

まずは「畦」の草刈りから。
この時期はまだ雑草が柔らかいので「ナイロン・カッター」で「畦」の全周を刈ります。

「ナイロン・カッター」と言うのは「ナイロン」製のコードを遠心力で回転させて雑草を切る物です。

刃物では無いので石や土に触れても刃が痛んだりしませんが、太く固くなった雑草には歯が立ちません。
なので、柔らかい雑草にしか使えませんが、回転半径が大きいので刈り取る幅が大きいいのでこの時期の草刈りには効率が良いです。

但し、回転質量が「チップソー」よりも重く大きいので、ある程度の排気量の有る「草刈機」が必要になります。

この「ナイロン・コード」も色々な形や重さの物が、多くの会社から販売されていて色々と試してますが、どこのも一長一短で『これだ!』と言うものに出会えてません。

ちなみに「ナイロン・カッター」を使うと刈った草や小石が周りに飛び散って、もちろん自分にも掛かるのですが、写真に写っているオレンジ色のガード、これ非常に防御効果が高いです!
以前は、エプロンの様な防御服(?)を着ていても全身草まみれになってましたが、作業後にエア・ブローすれば落ちる程度になって有難いです。

でも、小石などの硬い物が全く飛んで来ない訳では無いので、「保護めがね」や「保護面」の様な「安全具」は絶対必要です!!

まず、我が家の通称「東の田んぼ」の「畦」を全周を刈って、

我が家の通称「上の田んぼ」の「畦」も全周刈りました。

それから「稲刈り」前に開けておいた、水を落とす(抜く)「水尻」を止めます。

溝が開いている側に木材が有るのが分かるでしょうか?
一枚の板では無く3枚の角材ににしていて、一つづつ外す事で「田んぼ」の水位を調整出来る様にしてます!

この写真は「東の田んぼ」の、去年、復活させて使った「水尻」。
去年の秋、なかなか水が落ちなくて、前から有ったの復活させて使ったんです。
なので、ここもしっかりと塞ぎます。

それから手製の「槌」で「畦」の縁と上側を叩いて固めます。
何故かと言うと秋から冬の間に「モグラ」が穴を掘っていますので、それを潰して埋めて水が漏れない様にするのです。

これには他にも効果が有って、「槌」で叩いた振動で「モグラ」がしばらく来なくなるそうです。
「田んぼ」に水を張ると来なくなるらしいので、せっかく直した「畦」に穴を開けられなくて済みますね!

この作業は去年までは行ってませんでしたが、お隣のお父さんから教えて頂き、しかも「槌」の材料も分けて頂いたので冬の間に「槌」を作ってやってみました!

去年までなら、これで終了なのですが、今年は、もう一仕事有ります。

と言うのは写真の赤丸部分、「田んぼ」に水を張ると「畦」まで水が溢れるのです。

1年目にはギリギリ溢れるまで行かなかったのですが、毎年「代掻き」の際に「茅」を入れて「作土(耕作に使う土)」が増えたのか溢れる様になったのです。
この辺りの「田んぼ」は「作土」が少ないので、増えたのなら嬉しいんですけどね!

で、赤い点線の様に「畦波板」を入れてやれば溢れるのを防げると思うのですが、写真の様に「畔波板」が斜めに傾いていて、このままでは点線の様には入れれません。

ちなみに「畔波板」と言うのは、これです。

樹脂製の4mmほどの波板で、短辺の端末が繋げられる様になってます。
「畦シート」と言うフィルム状の物も有りますが、耐用年数ではこれの方が長いので、こっちを使います。

まずは斜めに入っている「畔波板」を真っ直ぐに直します。

まず「畔波板」に被っている「作土」をスコップを使って退けていきます。

「作土」を退けたら、一度「畔波板」を切り離して、写真の中の赤線の様な形になる様にスコップで整形していきます。

「畔波板」が入っていない部分も、上の写真の赤い点線の様にスコップで掘っていきます。

写真のスコップが刺さっている所まで、黙々と掘っていきます。
肉体労働ですが、この時期はさほど暑く無いので助かります。

全部掘れたら底の部分を「ツルハシ」で掘っていきます。
掘る深さは、先にも書きました様に「田んぼ」の「作土」が少なくて「硬盤(こうばん。耕盤とも言うそうです)」と言う水を止める層がすぐに出てきて「畔波板」が収まらないので「硬盤」を少し掘るくらいにします。

そうすると最初はそこから水が漏れますが、そこはすぐに細かい泥で埋まって行くし、その方が「代掻き」した際は「作土」の深さまでしか耕さないので、「畔波板」が安定するのではと思ってやっています。

なお、掘る際は、時々「畔波板」を入れて定規代わりに同じ深さになる事を確認しながらやります。
また、1枚だけだと横との深さの繋がり具合が分かりにくいので、まず1枚で深さを確認、それから3枚繋いだ物で繋がりを確認と行いました。

すべて掘り終わったら「畔波板」を入れて、根元の部分を押さえる様に掘り返した土を少し入れてしっかり踏んでいきます。

今回設置する範囲、端から端まで「畔波板」の根元に土を入れて踏んで押さえたら、最初に戻って、また少し土を入れて踏んでを繰り返します。

一気に埋めて後から踏み固めるのはしっかり固められそうに無いので、この様にしてます。

元の高さと同じくらいになったら、少し高くなるまで土を置いて「槌」で軽く叩いて押さえ込んでいきます。
また、「畔波板」の上の端も叩いて「硬盤」に食い込む様にします。

この時「畔波板」の傾きが出来るだけ同じになる様に注意しました。
最もこれは仕上がり具合、見た目の話で機能には全く関係有りません。(笑)

完成した写真。

掘って出て来た石を「畔波板」の外側に補強も兼ねて並べて置いてます。
ここまで出来ると、今回から先の部分(写真の右方向)も「畔波板」を入れたくなりましたが、まぁ、それは来年の気分次第と言う事で。(笑)

2019年に同じ位の長さ「畔波板」を入れています。
その時は一箇所に延べ3日位掛かって、しかもヘトヘトになりましたが、今回は延べ1日半で出来ました。
これは体力が付いたのでは無く、道具(スコップ、ツルハシ、等)の使い方のコツが理解出来たからだと思います!
(ご近所の皆さん、特にお隣のお父さんが色々教えて下さるんです。感謝!)

さて、準部は整ったので、もう少し「田んぼ」が乾いたら「春耕起」を頑張ります!

「善勝寺桜ウィーク」始まりました!

ここ「六ノ里」に有る「善勝寺」さんには樹齢500年桜の古木が有ります。
(*400年とも450年とも言われますが・・・)

毎年「善勝寺桜 桜まつり」が開催されていたのですが、2020年、2021年と「新型コロナウィルス」の流行に伴い開催出来ませんでした。

今も「新型コロナウイルス」の流行が落ち着かない中ですが、今年は「善勝寺桜ウィーク『樹齢500年の桜に会いに行こう』」と銘打って、それぞれの方に見に来て頂く形で開催することになり、本日4月16日始まりました。

朝8時、「六ノ里地域づくり協議会」の有志の方々で会場の準備を始めました。

テントを張り終わると出店される方がお店の準備に入ります。

ここからはお昼頃の様子を載せます。

「善勝寺」前の道沿いの駐車スペースには多くの車が停められてます。
空いてるスペースに車を停めて、歩いて境内への石段の方に向かってみます。
もちろん、車の右側、桜見物の方が歩いておられるの坂を上がって頂いても構いません。

ですが、石段の方に回ると良い事もあるんですよ。

まずは「善勝寺桜」を見上げて格好の撮影ポイントです。
今日は雲が多かったので、こんな写真ですが、晴れていると青空をバックの良い絵になります。

続いて道沿いの「花モモ」と「レンギョウ(黄色の花)」と「桜」の共演が見れます。

多くの方が写真を撮っておられました。

ちょうどこの辺りに境内への石段が有ります。
では、上がって行きましょう。

石段を上がって行くと「鐘楼」と「桜」が綺麗です。

「鐘楼」そばの「花モモ」、これが咲いて青空バックだともっと良いのですが、今日はまだこんな具合。

石段を登り終えると境内の入り口に立つ石の門柱(?)。
「真宗大谷派 清瀧山 善勝寺」が正式名称。
正面が「本堂」ですので、是非、お参り下さい。

真正面に見えるのが「善勝寺桜」です。
境内には「善勝寺桜」の他にも多くの「桜」や「花モモ」が植えられていて綺麗です!

「善勝寺桜」の根元に行くと、写真に収まりきれない迫力が有ります。

今年は急に暖かくなったせいか、葉っぱが多く出て来てます。
例年だと葉っぱが出るのはもう少し後なのですけど・・・。

ここには「善勝寺桜」の説明板と、先日の記事で載せた新調した「募金箱」が置かれてます。
何卒、この「桜」の保全活動へのご協力、よろしくお願いいたします。

もう少し進んで「本堂」の方、来た方から見た「善勝寺桜」です。

4月15日の金曜日の夜から連休明けの5月8日までの間、夜18時から21時半までライトアップされる予定です。

この写真は昨年の物ですが、スマホで撮るとこんな感じに撮れるかも。

「善勝寺桜」の東側の広場は「桜ウィーク」の間、お花見会場として開放されていて、この写真の地元の方の「みたらし団子」のお店や、

地元のお母さんたちが主催する「お好み焼き」と「炊き込みご飯」のお店や、

地元の喫茶店「Kedi Cafe(ケディ カフェ)」の出店が有ります。
ここでは、こだわりの珈琲や手作りスイーツが楽しめます。

ただし、どのお店も「桜ウィーク」の期間中ずっと有る訳では無いそうですので、『買えたらラッキー!』くらいに思っていて下さい。

なお、良く言う『お約束』ですが全てのお店はテイクアウトになってます。
ですので、ゴミの方はお店の方に返して下さい。
また「新型コロナウイルス」流行のおりですから、マスクの着用等、感染対策はくれぐれもよろしくお願いいたします!

ここからは「おまけ」です。(笑)

「善勝寺」から、さらに奥(東の方)に行くと「栃洞」地区になりますが、ここにも写真の様に「桜」の綺麗な所が有ります。

この写真、「栃洞大橋」の辺りから見える「桜」ですが、なかなか綺麗でしょ?

実はうちの「桜」でして。(笑)
と、自慢して、今回の記事はおしまいです。

「桑」の木の片付け

まだ「田んぼ」を始めるには少し猶予が有るので『今の内に!』と、先日切っていただいた「桑」の木の片付けを行いました。

本題の作業に入る前に、ちょっと下(しも)まで用事で降りました。
(*「下」と言うのは、ここらで「町」の事を言います。「六ノ里」は標高が高いからなのか?)

前の記事でも書きましたが、ここ「六ノ里」もすっかり春景色です。

「善勝寺」の桜も開花し始めました。

ここは「善勝寺」前の道で、もう少ししたら「桜」と「花桃」の共演が見れます!

ところで「善勝寺桜 桜まつり」ですが、今年も残念ながら「コロナ」の影響で、大々的な「桜まつり」は行いません。
ですが、今年は4月16日(土)から4月24日(日)の間『善勝寺桜ウィーク「樹齢500年の桜に会いに行こう」』と銘打って、「善勝寺桜」横の「山村広場」を花見会場として一般開放します。
また、この間、夜間はライトアップされます。

さて、下に行った用事と言うのは、朝、頼んでいた部品が入荷したと連絡が有ったので取りに行っていたのです。

いつも何かと気に掛けて頂いてるお隣のお母さんからの依頼なので、こっちが優先。
なお、届いた部品と言うのは耕運部分のオイルシールで、交換の様子等はネットでいっぱい紹介されてますので省略。(笑)

それでは本題の「桑」の木の片付けです。

先日の記事で紹介した、切って頂いた「桑」の木の状況。
今日はこれを片付けます。

使う道具は「エンジン・チェーンソー」と「バッテリー・チェーンソー」と「鉈」。

「エンジン・チェーンソー」は太い枝を、「バッテリー・チェーンソー」は細い枝を、「鉈」はもっと細い枝の処理に使います。

まずは、先の方の細い枝を「鉈」で切り落とします。
細い枝の処理には、この「鉈」が効率良いんです。

落とした枝を運んで、「バッテリー・チェーンソー」で細かく刻みながら、山にして行きます。

それが終わったら「エンジン・チェーンソー」で「幹」の部分を「玉切り」にしますが、太い部分は「木工旋盤」の材料にしたいので、ちょっと長めに切ってます。

1日目の作業が終わった状態です。
左側の積んだ小枝の山は、明日、燃やします。

25センチくらいまでの太さの物は、まとめて「井桁」に組んで積んで置きます。
これらは「木工旋盤」でも使いますし、「薪」として「薪ストーブ」の有る方に引き取ってももらいます。

帽子の大きさで太さが分かると思いますが、太い部分もひとまとめにして積んで置きます。
乾燥して来たら「木工旋盤」で使う都度切ろうと思いますので、切る際に「チェーンソー」の刃が地面に当たらない様に、下に多めに木を敷いてます。
(*「チェーンソー」の刃が土に当たると一気に切れなくなります。また、石にでも当たろうものなら刃を研ぐのが大変なのです!)

ここからは次の日の作業です。
燃やす作業は家内にお願いして、私はこの「簡易階段」を設置しました。

写真で見て分かる様に石が多い土の斜面なので、昇り降りの際に石に乗って良く滑って転びそうになるんです。
ちょうど手頃な枝がいっぱい出ましたので、良い機会だと思って作りました。

一通りの作業が終わって、後は、燃え尽きるのを待つばかり。
ちょうどお昼になりましたので、ここでお昼ご飯です。

昨日、チラチラ咲いていた、うちの通称「甚七桜」(屋号が「甚七」なので命名)ですが、一晩開けるとこんなに咲いてます!
手前は「梅」で、ここ「栃洞」では「梅」と「桜」の共演が見れます。

「桜」がこんな具合ですので「カタクリ」はどうかと見てみると、結構、群生して咲いてます。

アップにするとこんな感じで、可憐で綺麗な花をいっぱい付けてます。

「カタクリ」もですが、「ゼンマイ」もいっぱい出て来てました。

「田んぼ」の仕事はGW明けからなので、「桑」の木の片付けが終わったから、これからしばらくは、まだやれてない家の前の斜面の整備を行う予定です。

春になって農家始動

暖かくなって来て、もうほとんどストーブを点ける事も無くなって来ました。
そろそろ農家始動で、まずは「ジャガイモ」の「畝立て」用に畑を耕しました。

まずは今の「六ノ里 栃洞」の様子から紹介します。

あんなに有った雪もすっかり消え、春の日差しが暖かで散歩してても気持ち良いです。

この道から下の斜面には「カタクリ」が群生しているのですが、

『そろそろ葉っぱが出て来る頃だな』と思って探してみると、やはり葉が出て来てました。

中にはもう蕾を付けてる物も有って、もうすぐ咲きそう!
斜面の草刈りを一生懸命した成果か、「カタクリ」の群生する面積が増えて来ていて、かなり嬉しいです。

「椎茸」も徐々に大きくなって、食べ頃になって来てます。

さて、本題の「農家始動」ですが、冒頭に書いた様に今日は「畝立て」用に耕すので「耕運機」の出番です。

「耕運機」を表に出し、冷却水を入れタイヤの空気圧を適正値にし、その他簡単な整備を行います。
この冬は「木工旋盤」を「農舎」の中で行ってましたので木の埃が凄くて、それもエアブローで落として。

畑に移動して「ジャガイモ」を植える所だけ耕しました。

昨年のシーズンオフに耕運機の「ナタ爪」を交換しのですが、今回耕してみて新品の「ナタ爪」の効果に感動しました。

以前は「ロータリー」の真ん中部分が良く耕されて無くて、もう一度そこを耕す様にしないと硬い所が残っていたのですが、「ナタ爪」を交換したら1回で綺麗に耕されるのです!

今日は耕すまでの予定でしたが、効率良く耕せたので「畝立て」して「種芋」の植え付けまで行えました。

春が来た!

町の方では「桜」の開花宣言が出ていますが、ここ「六ノ里」にも、ようやく春が来ました。
今日は、その様子を少し載せてみたいと思います。

「六ノ里」に来て3度目の冬でしたが、この冬は積雪量が一番多かったので、ほとんど毎日、朝起きたら庭の「雪掻き」でした。
でも今は、まだ少し雪が残ってますが、家の前の畑もほとんど消えてます。

「山肌」の雪もすっかり消えて来て、「田んぼ」の雪も後少しで全部消えそうです。
でも「畑」も「田んぼ」も湿っていて「農作業」はもう少し先になりますが。

上の写真を撮った前日はこんな感じに少し雪が降りましたが、気温が高いせいか庭にはいっさい積雪も無く「畑」の雪も直ぐに消えました。

なので、もうそんなに雪も降りそうに無いだろうと「夏タイヤ」に交換しました。
実は去年、交換した翌日にしっかり雪が降りましたが、今年は天気予報で確認したので、多分、大丈夫でしょう。(笑)

『春になった』と言う実感は、他にも有ります。

まずは「ふきのとう」。
春の実感は、夜から朝方の気温があまり下がらなくなったのと言う体感的なのもありますが、「ふきのとう」が出始めると更に湧きます。

あと「福寿草」も咲き始めて、雪が消えた茶色の世界に鮮やかな黄色い花を目にすると春を実感します。

うちには一昨年、昨年に仕込んだ「椎茸」の原木が有って、川沿いの北向き斜面に設置してますが、ここは冬場、大量の雪が溜まります。
なので、積雪から守る為に「寒冷紗」を掛けていました。

雪が消えて近づく事が出来る様になったので、下りて行って「寒冷紗」をはぐってみると、

小さな「椎茸」の子供がいっぱい出て来てます。

ちょっと前までは寒かったのですが、いくつかは食べごろサイズのも有りました。
今年はいっぱい採れそうなので「干し椎茸」も出来るかな?と期待してます。

でも春になったと喜んでばかりはいられません。
春になって雪が消えたら、やる事がいっぱいです。(笑)

写真は、我が家の通称「上の畑」の石垣ですが、この冬の雪の重みで一部石垣の石が迫り出して膨らんで来てますし、下には落ちた石も見えます。
これも「梅雨」で大雨で大きく崩れてしまわないうちに、一部を一度解体して積み直さないと・・・。

「田んぼ」や「畑」の準備も始まりますから、いろいろ忙しくなりますが頑張ります!

雪の遊歩道 赤い橋は?

正月からもう10日以上、早いですね。
年明けから愛知に仕事に行って、戻ってからは雪の中の生活です。

でも、テレビで『大雪注意報!』とか言って身構えましたが、有難い事に、ここ「六ノ里」は岐阜県西部の「関ヶ原」ほどは降りませんでした。

とは言っても、朝起きて、夜に積もった雪をスノーダンプで雪かきの毎日ですけどね。

雪が降り積もると、

こんな足跡が有ったりします。
拡大すると・・・。

これは「野うさぎ」の足跡です。
他にも「テン」や「イタチ」「シクマ(アナグマ)」「鹿」などの足跡も有ります。
(私には「鹿」と「野うさぎ」ぐらいしか分かりませんので、私の山の先生の隣のお父さんに教えてもらいました。)

こんな状況ですから外仕事は出来ません。
では、何をしているかと言うと、

「善勝寺桜」の募金箱の文字、彫ってます。

材料に「杉」を選んだのですが、木目の部分が硬くてなかなか進みません。
『ガガガッ』と強く刃物でやると、柔らかい部分がもぎとれてしまうんです。
なので、外周に刃物を入れて少しづつ切り目を作ってから、少しづつ彫っていくんです。

今日も朝の雪かきの後彫ってましたが、ちょっと飽きて来ましたし、後は桜の絵だけになりましたので、息抜きに昨年「六ノ里」のみんなで整備した「源蔵寺・畑ヶ谷遊歩道」の赤い橋を見に行って来ました。

ここが「源蔵寺」側の入り口ですが、当然、雪に埋もれてます。
なので、長靴にカッパのズボンを履いて、足元から雪が入らない様にして踏み込んで行きます。

この写真は棚田の下の部分で、来た方向を振り返ったもの。
ここで大体50から60㎝くらいの積雪量です。

棚田のところを抜けて竹藪に入ると雪の量は減ります。
突き当たりまで進んで、右に降りて行きますが、ここらで右下を見下ろすと、

みんなで架けた丸太の橋が見えます。
が、分かりますか?真ん中辺りなんですけど。

積もった雪の重みで竹が大きくしなって、中には折れているのも有ります。
春になって雪が無くなったら、邪魔なのは撤去しに行かないとね!

みんなで架けた丸太橋です。
橋の上も50㎝くらい積もってますので、真ん中を踏み固めながら渡りました。

なお、家に帰って記事を書いてて、橋の上で撮った写真が無い事に気が付いたので、横からの写真です。(笑)

雪の中を進んでいくと、赤い欄干が見えて来ました!

実はもっと手前から、肉眼では杉林の向こうにはっきり目立って見えているのですが、写真に撮ると余りはっきりしないので、この写真。(笑)

誰も来ないので(来れないが正しい?)、橋の上も雪が降り積もってますが、赤い欄干が白い雪に映えてます!

雪の中を横に踏み入って、ちょっと横からはこんな感じに見えます!

『まるで観光地の橋みたい!』って、自画自賛で喜んでます。
でも、本当に目論見通り「白い雪と赤い橋」が良い感じです!!

ちなみに「畑ヶ谷」側からは、道が雪に埋まってますので、ちょっと長い距離歩かないとならないです。
時間が有れば「カンジキ」を履いてトライしてみようかとも思ってますが、誰か一緒に行きませんか。(笑)

神社に初詣2022

大晦日から年明け夜中は「六ノ里 三寺まいり」でお寺に参詣しましたので、一夜明けての正月元旦は神社に初詣です。

昨年は夜間に結構な積雪が有ったので、出かける前に雪かきが必要でしたが、お陰様で今年はそうでも無く、さっさと用意して出掛けました。

車で走る事、約30分、目的地の「長滝白山神社(ながたきはくさんじんじゃ)」に到着です。

駐車場に車を置いて「参道」を歩いて行きます。
積もった雪が踏み固められてますが、気温が低いので凍ってツルツルでは無かったのが幸いです。

「参道」の途中に有る案内板。
ここ「長滝白山神社」は白山信仰の美濃側の修験場で、その頃の多くの建物群を示す図や関連した現在の施設が載っています。

さらに「参道」を奥に進んで行き、「拝殿」が見えて来ました。
去年は雪が降る中の参詣でしたが、今年は降ってない分楽です。

こちらが「長滝白山神社」の「拝殿」です。

この左手に目を移すと「長滝寺(ちょうりゅうじ)」です。

「拝殿」にて参拝し、「長滝寺」や「天満宮」にも参詣して、「社務所」でお守りやお札を購入。

今年こそ「コロナ」が終息し、日常が戻って来る事を十分お願いして来ました。

以上で、今年の初詣は無事終了。
6日から仕事ですが、それまで寝正月という訳にも行きません!

春の「善勝寺桜 桜まつり」までに、この募金箱を完成させるべく、地道に文字を彫って行きます。

今年こそは「桜まつり」行いたいですものね!

2022年 謹賀新年

明けましておめでとうございます!
「六ノ里」での4回目の正月となりました。

コロナに振り回されての、ここ2年でしたが「六ノ里」に興味を持っていただき、是非訪れて頂ける様に、今年も「六ノ里」の暮らしや、ここの様子を書いて行こうと思っています。

さて大晦日の夜は、先日の記事に書いた「六ノ里 三寺まいり」の準備を行いました。
私の家は、まだ檀家になったお寺は無いので、家に一番近い「善勝寺」さんで。

まずは積雪を除雪用のスコップを使って通路を確保し、そこに「竹灯籠」を設置して行きます。
この時の気温、−8℃くらいですが、厚着をしていると汗が出るくらいでした。

昨年は降りしきる雪で断念した階段部分にも設置して行きます。

「鐘撞堂」への通路も除雪後「竹灯籠」を設置して「篝火」も焚きます。

一通り「竹灯籠」の設置が済んだら、ロウソクを入れて火を灯していきます。

−8℃の寒さの中、「竹灯籠」、ロウソクの設置で、立ったり屈んだりは腰が痛くなります。
私より若い人も同じ様に言ってたので、私が歳を取ってと言う訳でも無さそうで安心しました。(笑)

階段部分、ロウソクに火が灯っていくと、こんな感じ。
除雪で出来た雪の壁にロウソクの火が反射して、なかなか良い雰囲気です。

本堂への参詣ルートにも「竹灯籠」を設置して有ります。
屋根の雪が落ちて来そうなので、今年は脇から回る様にしてます。

「篝火」も灯され、暖を取る為の「焚き火」も要したら準備完了。
その後「竹灯籠」を際立たせる為に照明を落とします。

照明を落とした後の石段部分は、こんな感じに。
写真では、照明有りより寂しい感じですが、実物は荘厳さも出て良い感じでした。

「鐘撞堂」の辺りはこんな感じです。

準備が終わって5分ほどで新年を迎えましたので、一緒に作業した方々や参詣に来られた方々と新年の挨拶をして、他の二つのお寺に向かいます。

寒さで手が悴んで痛くなって、撮る気が無くなってしまって、この後写真が少ないです。

まずは「光雲寺」さん。

こちらも「竹灯籠」が設置されて良い感じです。
「六ノ里」の仲間と「篝火」を囲んで、しばし談笑した後「光蓮寺」さんに向かいます。

「光蓮寺」さんの様子です。

昨年は一部の「竹灯籠」が積雪を利用して「カマクラ」みたいに設置して有りましたが、今年は殆ど全ての「竹灯籠」を、このやり方で設置して有りました。

この方式、ロウソクの火が雪の壁に反射して、光量がアップして見えて良いですね!
来年は「善勝寺」さんでもやろうかな?

「光蓮寺」さんの「鐘撞堂」」です。

「光雲寺」さんもでしたが、照明を消してしまわないで、「竹灯籠」の灯りの部分と照明の組み合わせも良いかもしれません。

最後に、今年は写真の様なデザインされた「竹灯籠」も増えて来てました。
近々「竹灯籠コンテスト」も行えるのではと期待しています。

一年の締め括りから新しい年に向けて「三寺まいり」を楽しんで、この後一度帰宅し、家の近くの「栃洞白山神社」にお参りして来ました。