「キリコ」の下絵の作成

夏も真っ盛りになりました。
畑で育っていたスイカも、

一月前に20cmくらいだったのが、

こんなに大きく育って、無事に収穫出来ました。(8㎏有りました!)
まだ畑に、大玉3個、小玉4個育ってます。

もちろん「スイカ」だけでなく「トウモロコシ」やら「トマト」やら「枝豆」などなどいっぱい育ってますが、前置きはこれくらいにして、本題に入ります。(笑)

この夏の時期が終わると「栃洞白山神社」の縁日が有ります。
毎年9月7日に神事が行われるのです。

その際、神事の行われる拝殿の天井に「キリコ」と呼ばれる灯籠が吊るされます。

拡大したのが、この写真です。
4方向に突き出た部分には、

「梅とウグイス」、

「鶴と亀(鶴しか写ってませんが・・・)」、

めでたい「鯛」、

「朝顔」の図案が、和紙の切り絵で表現されてます。
また、それぞれ突き出た部分の下側部分は「麻柄」と「花柄」の切り絵になってます。

上の写真の様に、毎年縁日で使用するのもあって、切り絵が損傷して来ます。
なので、数年前から修復の話が出て来ていて、今年、行う事になった訳です。

絵柄は今のままで良いとの事で作り直しを行いますが、以前修復した時の話を聞くと、この「切り絵」の作業が中々大変そうで・・・。

と言うのは、従来のやり方は、


それぞれの図案の絵を和紙の下に敷いて、鉛筆で形を写してから切り抜くそうなのですが、絵柄として切り抜く為には『繋がる部分』を考えながら絵を作って行かなくてはならないのです。

どう言う事かと言うと、例えば、アルファベットの「O」とか漢字の「口」を切り抜くとすると、そのまま切り抜くと、中の部分も無くなってしまい、ただの穴になりますよね。
なので「ステンシル」の型紙では、中の部分と繋がる様になってます。

文字ならまだ何とかなるかも知れませんが、こう言う絵柄で下絵を元にして、その場で鉛筆で下絵を描いて・・・は、難しいと思います。

そこで、自分で切る気満々だったので、少しでも楽をしたいなぁと思って、和紙の下に敷いて、すぐに切れる下絵を作る事にしました!

ですが、実は、これ、やり始めると結構大変で・・・。(笑)

まずは、現状の「キリコ」の絵柄を写真に撮ったもの数枚を、

画像ソフト上で、一枚の写真にして、別にスキャンした下絵と合わせて、だいたい大きさを整えます。

それをキリコのフレーム枠を図面にした物に重ねますが、写真はレンズの歪みが有るので、赤矢印部分のズレや垂直なはずの縦の赤線が、この写真の様に傾いていて、どうしても合いません。

そこで、

この様に画像に変形を掛けて、フレーム枠に合う様に調整します。
赤い部分の左側も本当は垂直なのですが、ここを垂直まで変形させると絵柄が変になるので妥協してます。(笑)

調整が終わったら、後はひたすら絵に沿って線を作って行きます。
ただし、絵のままだと細過ぎて切りにくい所も有るので、絵柄が変にならない程度にデフォルメして行きます。
また、切り抜かれてしまわない様に、わざと繋げた所も作って行きます。

全部完成すると、こんな風になります。

この作業を他の絵柄にも行って、

このまま印刷出来ると良いのですが、うちではA4サイズしか印刷出来ないので、

A4サイズに分割して印刷し、繋ぎ合わせて1枚の下絵を作りました。
これで、和紙を乗せて線に沿って切って行けば切り絵が完成する訳です。

以上、4方向に突き出た部分の絵柄の下絵ですが、下側の「麻柄」と「花柄」は、

この様に幾何形状の繰り返しなので、CADで作ってしまいます。

これが「麻柄」のデータ。

これが「花柄」のデータ。

実は、こっちの作業を絵柄より先にやって、ここで作ったフレーム枠の線のデータを画像ソフトに持って行って絵柄作りを行ってます。
これらもA4サイズに印刷して、繋ぎ合わせて一枚の下絵に仕立てて有ります。

以上、下絵の制作過程を記事にしてみましたが、興味有る人って居ないよね。(笑)
でも、デジタルデータにして有るので、いつでも同じ物を用意する事が出来ますから、次回修理する際に役に立つと思います。

これで、お盆休み明けから、「六ノ里地域づくり協議会」の方々や、ご協力いただける「六ノ里」の皆さんで、実際に切り抜く作業に入ります。

先に『切るき満々』と書いておきながら、申し訳有りませんが、私は本業で参加出来ません。
皆さん、どうか宜しくお願い致します!!

「郡上市景観百景」に認定!

「栃洞」地区が「郡上市景観百景」に認定されました。

私が移住する以前から、ここ「栃洞」地区では、

杉の伐採地に桜を植樹していたり、地区の草刈りなどの景観維持活動を積極的に実施されていました。
この写真は「桜」を植樹して3年目の様子です。

また、このブログの「地域づくり」のカテゴリーで紹介していますが、私が移住してからは農山村風景を取り戻す耕作放棄地の再生を、地域の方のご協力のもと行って来ました。

この写真の様に、茅や雑草に埋もれていた斜面を綺麗にし、先人達が築き上げた石垣が見える様になりました。

この様な景観再生・維持活動を、昨年、市長との懇談会で発表する機会が有り、その後、色々な経緯が有って「郡上市景観百景」に応募する事になり、この7月19日に「郡上市景観百景 No,009号」に認定されました。

今後も、今の景観維持・再生活動を地区の皆様と一緒に続けて行こうと思っています。
「栃洞」の方以外、例えば街にお住まいの方も興味を持っていただけましたら、是非、景観再生・維持活動にご協力ください!

続・田や畑の様子です

梅雨が明けて、現在の田や畑の様子を載せてみます。

まずは、我が家での通称「上の田んぼ」の様子から。
去年は雑草が一部茂って、稲の色が変わってしまった所が出来てましたが、今年は全体が良い感じで育ってます。

こちらの田んぼは、一回だけですが鹿の侵入が有りました。
でも、地元の猟師さんのお陰で、今は大丈夫みたいです。

もう一つの、我が家での通称「東の田んぼ」の様子。
こちらも順調に成長しています。

どちらの田んぼもこまめに草取りしてますので、今年は除草剤を使わなくて済むのでは無いかと思っています。

次に家の前の畑の様子です。

全体的に雑草が茂ってますが、害虫が作物に集中させない為でも有りまして・・・。
でも、そろそろ少しは刈ろうかとは思ってます。(笑)

これは「きゅうり」。
すでに何回か採って食べてますので、今は小さい実しか付いてません。

こちらは「トマト」の雨避けハウス。
現在の生育状況は・・・。

「ミニトマト」が採れ始めました。
手前味噌ですが、甘くて美味いです!

普通の「トマト」です。
こちらはやっと色付き始めましたので、食べれるのはもう少し、かと。

「ナス」です。
花は付けるのですが全体的に生育が今一つで。
大きく成長してくれないと、良い実が生らないので心配してます。

「ゴボウ」ですが、この子らは順調かな。

「ニンジン」も順調。
去年は葉っぱに害虫が付いて困りましたが、今年は今の所大丈夫みたいです。

そして「枝豆」。
鞘がいっぱい出来てます。後は実が膨らむのを待つばかり。

続いて借りている畑の様子です。

こちらでは「ジャガイモ」が収穫中で、それ以外は「トウモロコシ」「サツマイモ」「スイカ」「カボチャ」が生育中です。

手前が「スイカ」で、奥が「カボチャ」です。
花はついてますが、何も生って無いように見えますが・・・。

「スイカ」は1個だけ20センチくらいになっていて、他にも小さな実が出来てます。

「トウモロコシ」は第一弾が花が咲いて、順調に受粉中です。

「サツマイモ」も順調に生育中です。

「スイカ」も「トウモロコシ」も「ハクビシン」の大好物なので、今年も獣害対策として「電気柵」を設置してます。

もう一つの借りている畑は、豆類用の畝にマルチを貼った所まで。
ポッドで芽出しした苗が良い感じになって来ているので、そろそろ植え付けます。

あと、農作物では無いですが、

今年も道沿いに「ひまわり」を植えてます。
これは背丈が小さくて、小ぶりな花をいっぱい付ける品種。
他の所には赤や白い「ひまわり」も植えてますが、それは開花した時にアップしますね。

昨年、石垣に添わせて日陰で失敗した「アサガオ」ですが、今年は日当たりが良い様に道路側のガードレールの所で育ててます。
順調に生育中なので、今年こそは楽しめるかと思ってます!

以上、梅雨明けの生育状況でした。
順調に作物が生育すると言う事は、新しく育てている梅畑他、開墾した所の草も生育している訳で・・・草刈りの毎日が続いています。

湧水取水地の修繕・改良

ここ「六ノ里」は浄水場が有って上下水道が完備された所ですが、山の湧水を利用されている家も多いのです。
我が家でも、米を炊いたり煮物をするのは湧水の方が美味しいので使っています。

今回の記事は、その大事な湧水取水の不具合修繕と取水の改良をした話です。

先日来、私が面倒見ている所の草刈りをしていて休憩中に気付いたのですが、今までに無い所を水が流れてました。

本来は、湧水を利用した後の余水(あまり水)は、赤点線矢印の所の暗渠を通って道の側溝に流れ出るのですが、水色矢印の所の道の法面を、結構な量の水が流れ落ちていました。

その結果、山肌が削られ、赤色の丸の部分に土砂が溜まって来ていますので、このまま放置すると法面が崩れ落ちる可能性も有ります。

なので、これは解消しないとなりません。
まずは『なぜ法面を流れるのか』、その理由を確かめてみました。

写真(対処した後の物ですが)の赤色の点線で示した部分の石垣が崩れて、緑色の丸の部分を埋めていました。

本来、ここは赤色の丸の部分で湧水していて、赤矢印の方向に排水用の溝が掘ってあって、湧水は法面の方には流れない様になっている様でした。

ところが、そこが埋まってしまったので、点線の矢印方向に土砂の下を潜って湧水が流れ、矢印の先辺りで結構な量が湧き出していました。

そして、その湧き出した水が、矢印の方向に法面へと流れていたのでした。
冒頭に書いた理由で、このまま流れ出るのは何とかしないとなりません。

元々の排水路に流れる様に直せば法面の問題は解決します。
ですが、せっかくいっぱい湧いていて捨ててしまうのも勿体ないので利用を考えます。

と言うのは、ここの横には、我が家の他2軒で共同利用している湧水の取水口もあるのですが、ここ最近、湧水量が少なくなって来ていて気になっていたのです。
なので、この湧水も加えて水量を増やせないかと頑張ってみました!

まず、緑色の丸の部分の崩れた石垣の石をどかして、湧いている所をはっきりさせ、元々の排水用水路に湧水が流れる様にしました。

ひと抱えも有りそうな石も有りましたが、長いバールで動かして邪魔にならない所に移動させました。(緑点線矢印の先に有るのが、動かした石の一部です。)

そのまま排水用の水路に流したのでは、次に紹介する「取水枡」を設置すると落差の関係で水が流れませんでした。
なので、板に穴を開けた物に取水用の「ダイボリン(商品名。ポリエチレンの農業用パイプ)を固定した物を作って「ダム」状にし、取水の高さを稼いで落差を確保して取水した水が効率良く流れる様にしました。

なぜ、新たな「取水枡」を設置するのかと言うと、従来の「取水枡」に入っている水は、一度、沈砂を目的とした他の「取水枡」を通してから入れているからです。

昔は栗の木(水で腐りにくいそうです)の板で作った箱を「取水枡」にしたそうですが、材料も無いし作るのも面倒なので、ホームセンターに売っている樹脂製のパーツボックスを加工して作りました。(樹脂製の箱を使うのは、近所の方のアイディアです。)

加工は、湧水側の「ダイボリン」からの水が入る部分には、百円均一で売っているステンレス製の小型ザル(大きめゴミを除去する為の物)がはまる、ちょうど良い大きさの穴を開けザルを設置します。

流れ出る側は、塩ビパイプ用のジョイントを穴を開けて取り付け、そこに流れ込むパイプより細い「ダイボリン」を接続します。

従来の「取水枡」を少し削って、新しく設置した「取水枡」からの「ダイボリン」が入る様にして有ります。

従来の「取水枡」を少し削ったのは「ダイボリン」の収まりが良くなる為もありますが、取水側をダム状にしたのと同じ理由で、湧水箇所との落差が無い為です。
取水した湧水が効率良く流れ来る様に、何度か作り直して苦労しました。(笑)

最後に、新しい「取水枡」に落ち葉や花びら(写真の白いものが花びら)が落ちて、ステンレスのザルに溜まって詰まるのを防ぐ為に、樹脂トタンで屋根を付けました。

この屋根状の樹脂トタンは曲げ加工したのではなく、この様に加工した物がホームセンターで売っていたので採用しました!

今回掛かった費用は、パーツボックス¥1,000円、塩ビパイプ用ジョイントが内側、外側の二つで¥300円、屋根状樹脂トタンが¥1,000円、ステンレスのザルが¥100円、合計¥2,400円。(板や「ダイボリン」は家に有った物なので、無料)

今までに比べ、倍近い水量を確保出来るようになったので、夏の渇水時でも大丈夫だと思います!

「六ノ里」のウォーキングマップ

「白鳥地域協議会/わくわくウォーキングコースづくり部会」さんが手がける「白山登拝路 ウォーキングマップ」の第三弾として、ここ「六ノ里」の載った新しいウォーキングマップが出来ましたのでご紹介します。

これがそのウォーキングマップ「白山登拝路 野添から六ノ里へ」で、携帯しやすい様にA6サイズに折り畳まれています。

表紙に写っている写真は「野添」地区と「六ノ里」地区の境辺りです。

では、開いて「おもて」から見てみましょう。

広げると、見やすいA3サイズです。

こちら側には「道の駅」を含めて「野添」地区がイラストマップを中央に、その周りに、それぞれの見所の写真と説明が載っています。
(*このウォーキングマップの起点は「道の駅 白尾ふれあいパーク」に設定されている様です。)

イラストマップ、味が有って分かり易く、良いと思います。

続いて「うら」を見てみましょう。

こちら側は「六ノ里」地区がイラストマップを中央に、その周りにそれぞれの見所の写真と説明が載っています。

では、見所の一つを拡大して紹介してみましょう。

「善勝寺桜 桜まつり」の「善勝寺」さんを見てみます。
本堂と「善勝寺桜」の写真と説明が記載されてます。

そして、このマップシリーズが素晴らしいと思う所は、赤丸の『QRコード』です。
(赤丸は説明の為に私が付けたものです。)

これをスマホ等で読み込むと・・・。

動画が見れます。(動画サイト「YouTube」)
*音が出ますので、ご注意下さい。

例えば「道の駅」等で、このウォーキングマップを手にされたとします。
中を見て『もう少し詳しく見たいなぁ』と思っていただけたら、この『QRコード』でリアリティの有る動画体験が出来る訳です。
そして実際に『生』で見てみたいと思っていただいて「六ノ里」に足を運んでいただけたらと思います!

裏表紙は、こんな感じです。

ウォーキングコースまでの案内図と問い合わせ先が載っています。

これに載っているURLでは「白鳥地域協議会/わくわくウォーキングコースづくり部会」さんが制作された「白山登拝路」の動画がまとめられています。

例えば、今回紹介した「野添から六ノ里へ」のウォーキングマップに関する動画は、以下のURLになります。

「白山登拝路 野添から六ノ里へ」
(*サイトには「白鳥地域会議」となってますが、どちらが正解か聞いてみます)
http://hakusanwalking.com/shirao/

他に「白鳥地域協議会/わくわくウォーキングコースづくり部会」さんのウォーキングマップとしては、

●「白山登拝路 長滝から阿弥陀ヶ滝」(この写真)
動画をまとめたサイトのURLは http://hakusanwalking.com/

●「白山登拝路 美濃禅定道で石徹白へ」(冊子を持って無いので写真は無いです。)
動画をまとめたサイトのURLは http://hakusanwalking.com/old/

が、有ります。

これらのマップは「道の駅」「観光協会」等で入手できます。(無料です!)
今は「コロナ」でお出掛けし難いですが、落ち着いたら、是非、手にして尋ねていただけたらと思います。

畑の様子:その3

先日「畑の様子:その1」「畑の様子:その2」で紹介した畑は『自分ち』のですが、今回は借りている畑です。

ここは去年から借りている畑で、この写真は、春に耕した頃の物。
でも奥の方には、すでに「ジャガイモ」の苗が植えてあったりします。(笑)

で、これが今の様子。ここで作っているのは、

①の所は「ジャガイモ」2品種
②の所は「スイカ」と「カボチャ」(「カボチャ」はまだ植えてませんが)
③の所は「トウモロコシ」
④の所は「サツマイモ」4品種
⑤の所は「キャベツ類」
⑥の所は「大玉トマト」(自宅前の畑で苗が余ったので 笑)
⑦の所は「綿」(の予定。「トウモロコシ」になるかも・・・)

①の所は「ジャガイモ」で、普通の品種の「キタアカリ」と実の色が変わった品種の「ノーザンルビー(ピンク色)」と「シャドークイーン(紫色)」を作ってます。

②の所は「スイカ」と「カボチャ」。

「カボチャ」は、まだ家の前の畑で芽出し中で、有る程度育てて苗にして植えます。

敷いてある小さな「ムシロ」は大きくなった実をのせる為で、昨年稲作で出来た「藁」を織って作りました。まさに「SDGs」でしょ!(笑)

ちなみに「ムシロ」を織る道具(本当は「コモ」を織る物らしい)は、昔からこの地で使われていた物で、お隣さんが貸してくださいました。

③の所は「トウモロコシ」です。

一気に畝全体に苗を植えると、収穫時期が重なってしまいます。
生産農家さんなら出荷すれば良いのですが、うちは自給農家で消費出来ません。
なので、長く楽しめる様にと、少しずつ時期をずらして芽出しして植えていきます。

苗は自分の所で芽出しした物・・・と言いたい所ですが、実は、種蒔きしたらアリに食われました。
なので、今、植えてあるのは、ご近所のお母さんが芽出しされて植え余った苗です。

もちろん、新たにアリ対策して芽出ししていて、空いている畝のスペースに順次植えていきます。

④の所は「サツマイモ」です。

ここには、
「ふくむらさき(実の色が紫色)」「パープルスイートロード(実の色が紫色)」「ハロウィンスイート(実の色がオレンジ)」「クイックスイート(電子レンジでも甘くなる、色は普通)」の4品種を育ててます。

しかし、以前の記事も見られた方は『なんで、いっぱい色んな種類の「サツマイモ」作るの?』と思れるでしょうね。

理由は、今年も「しらお ふれあいフェスタ」に出店したいと思いますので、それなら『ちょっと面白い「サツマイモ」も有ったら良いかな』と言うのが有ります。
それと、去年出店した際、思いのほか早く売り切れてしまったので、もう少し数が有っても良いかなと。
良いのが出来て余ったら「道の駅」に売りに行けば良いかな。

でもね、本当の所は・・・『家内の趣味』じゃないかと、疑ってますが。(笑)

⑤の所は普通の「キャベツ」と「芽キャベツ」などの「キャベツ」類です。

⑥の所は「大玉トマト」です。

畑の様子:その1」で『トマトは雨に掛かると実が割れるので、ハウス状の雨避けの中で育てる』と書きましたが、そこで植えきれなくて苗が余ったので植えてます。
まぁ、自家消費なので、多少なら実が割れてもって事です。(笑)

⑦の所は「綿」を植える予定です。

が、芽出ししてますが発芽しません・・・。
理由は「綿」は実が完熟すると爆ぜて、中の白い綿が見える様になるのですが、この辺りは寒くなるのが早いせいか、いつまで待っても爆ぜないので、収穫して室内の窓際に吊るして爆ぜさせたのです。

なので、実が完熟して無いので種も充実しておらず、発芽しないのかもしれません。
まぁ、ダメなら「トウモロコシ」を植えるかと思っています。

ここまで別々の記事に分けて3つの畑を紹介をして来ましたが、「大豆」「小豆」「黒豆」が登場していません。

じゃ、今年は作らないのか?って訳では無く、ちゃんと作ります。

「サツマイモ」に場所を取られて畑が足らないので、ここ「六ノ里」の仲間で専業農家の「しらおシマダファーム」さんに、畑の一部を貸してもらってます。

この写真がそうで、今は、植える為の畝を立てたところです。
これだけで去年、豆類を作った面積の倍近くになりますので、豆類も増産になります。
ま、良いのが出来たら、豆類も「道の駅」に売りに行くかな。

以上、今年も、ここ「六ノ里」の美味い野菜に有り付ける様に、頑張ってます!!

畑の様子:その2

先日載せた「畑の様子:その1」で自宅前の畑を紹介したので、今回は、他の『自分ち』の畑の様子です。

まずは、昨年春に開墾して去年は「サツマイモ」と「綿」を作った畑から。

今年は「サツマイモ」のみを栽培。「綿」は別の畑で栽培予定です。

植えている品種は、定番の「紅あずま」と「紅はるか」です。
昨年、ここで採れた芋を「しらお ふれあいフェスタ」に出店したところ、非常に好評でした。

続いて、今年の春に開墾して4月に「ベリー類」を植え付けた畑。

春に開墾した頃は、こんな感じでしたが、

今はこんな感じです。

①の所は「ブルーベリー」と「ブラックベリー」。
②の所は「ラズベリー」。
③の所は「サツマイモ」。
④の所は「ワサビ」。(詳細は、過去記事「ワサビに挑戦!」参照ください。)

①の所には「チャンドラー」「ブルーレイ」「サザンオニール」「ブラッデン」の4品種の「ブルーベリー」と、写真には写ってませんが「ブラックベリー」を植えてます。

②の所には「ウルトラ・ラズベリー」が植えて有ります。
これは「熊イチゴ」に似た大粒の実を付ける品種です。

植え付けた後、予想外に寒い日があって活着・生育が心配されましたが、無事に根付いて来れた様です。

そうそう、「熊イチゴ」といえば、この畑のそばに自生しているんです。

これが「熊イチゴ」の今の様子で、まだ時期的に早いのか少ししか実がついてません。
実は、いっぱい自然生えの木が有りましたが、この冬の大雪で多くが折れてしまったんです。

でも、さすが自然生え。新しい木がすくすくと育って来てます!

③の所は、ここも「サツマイモ」です。

ここの「サツマイモ」の品種は「隼人芋(実の色がオレンジ)」。

ここは苗が届いてから植えるのが遅かったのか、そもそも苗が良くなかったのか、あまり、根付きが良くありませんでした。(根付き率が6割って・・・)

「サツマイモ」の栽培量が多いでしょ。
その理由と、他の借りている畑の様子については、また次回に!

「源蔵寺・畑ヶ谷遊歩道」計画

「六ノ里」は開けた東西の谷に「橋爪」「畑ヶ谷」「三ヶ村」「源蔵寺」私の住む「栃洞」の5つの集落で構成されています。

この中の「源蔵寺」と「畑ヶ谷」は東西の谷の南側と北側に有って、行き来するには「橋詰」か「栃洞」の橋まで回らないとならなくて、そこそこの距離に加えアップダウンも有ります。
もちろん、今は車の時代なので問題になりませんが、車の無い時代はそうもいかなかったと思います。

「源蔵寺」の方のお寺は谷向いの「善勝寺」が多かったので仏事で行く事も有ったでしょうし、生活の中でも行き来も多かったとも推測されます。

なので、昔は行き来する道が有りました。と言いますか、今でも有ります。

この図は「国土地理院地図」に、その道をピンク色で示した物です。
(多少、実際と違うので加工してます。また「畑ヶ谷」側は全てを引いてません。)

この道は昔は「赤線」と呼ばれた道で、公図にも記載されてます。

*「赤線(あかせん)」:一般的には里道(りどう)と呼ばれる物で、道路法上の道路に認定されていない「認定外道路」のうち、公図に赤い帯状の線で表示されていた物を指す。地番の記載がなく、登記も無い。

この道の事を地元の御年配の方にお聞きすると『ワシの子供じぶんは吊橋やった』と聞いたので、「石垣」とか「吊橋」とか大好きな私は、以前一人で様子を途中まで見に行った事があります。
残念ながら「吊橋」は鉄製の橋になってましたが、その他に見所の多い所でした。

なので、『遊歩道にならないか』と「六ノ里地域づくり協議会」で話が出ています。
先日、ルートの確認を兼ねて草刈りしながら全部見て来ましたので、その道の現在の様子を紹介してみたいと思います。

なお、写真が多くて凄く長い記事になってますので、お忙しい方は時間の有る時に見てくださいね!(笑)

まずは「畑ヶ谷」側の入り口から。

この場所は「六ノ里にじいろプロジェクト」のイラスト田んぼの横の道を東に行った所です。
昔の道は、ここから北側に登って行ったのですが、そこはまだ草に埋れていてルート確保してません。(近日実施予定)

先の場所から下へ、「牛道川」に向かって下りて行きます。
ここは日陰になるせいか、熊笹以外はそんなに草が生えないみたいです。

「牛道川」までの距離は、ほんのちょっとです。
道端の赤い物は私の草刈り機なので気にしないで。(笑)

前の写真でも木の影に見えているのですが、「畑ヶ谷」側の橋のそばに巨石が有ります。
どれくらい大きいかは、立て掛けた草刈り機を参考にしてください。

巨石のすぐ右側には湧水が有る様です。
お約束ですが、水質の保証はしかねますので飲まれる方は『自己責任』で!

巨石の前まで来たら、振り向けば、この景色です。
では、橋の上に行きましょう!

橋上で振り返って見ると、この時期は緑あふれる景色です。
橋の右側の木は大きな「モミジ」です。

「モミジ」ですので、当然、紅葉の景色は、こんな感じです!

橋の上からは「牛道川」の綺麗な流れが楽しめます。

もちろん、紅葉の季節は、こうなります!
ね、なかなか良いでしょ?

では、橋を渡って「源蔵寺」側に進みましょう。
渡った先は「棚田」の跡で、今は熊笹が繁茂してます。
写真では分かりませんが、向かって道の左側、熊笹が生えている所は「石垣」です。

奥に進んでいくと杉林になります。
川に近いせいか、そこそこ風が通るので涼しいです。

さらに進んで行くと、沢に出ます。

残念ですが、今は沢に橋は有りません。
きっと昔はこんな感じ(赤点線)に橋が架かってたのではと思います。

今の所を沢の下流側から見た写真です。
赤点線が橋の想定ですが、結構な幅(3mくらいか?)で、結構な高さも有って、さらに、下は大きな石なので・・・足を滑らせて橋から落ちると危険かも。

まぁ、安全を考えたルートとしては、すぐ手前を下流側、この写真の方に行って、
(ここだけ草を刈った後の写真を撮り忘れました。)

こんな感じ(赤点線)に丸木橋を架けるのが良いのかも、です。

でも、個人的には、長くて高い丸木橋が架かっているとカッコいいけどなぁ・・・。

沢を渡った先は、こんな感じ(ピンク色の矢印で明記)で本来のルートに戻ります。

写真の左側の黒くポッカリ開いた穴の様に見えるのは、上に生えた木が倒れて持ち上がった物です。

本来のルートに戻って沢の方を見ると、さっき見えた穴の様に見える物の原因の倒れた木が2本有ります。

2本のうち右側の木を切ると、多分、元に戻るんじゃ無いかと思います。
なぜ、もう1本は切らないかと言いますと、

その木を下から見上げると分かりますが、これも「モミジ」なので、紅葉が期待出来ないかと思うのです。

さて、ルート紹介に戻ります。

沢を渡った先は、竹林の中を緩やかに登って行きます。

登って行くと写真の所で、左に曲がって、さらにゆるゆる登っていきます。

竹林って書いてますが、元々は、ここも「棚田」だったみたいです。
そうそう、立派な「タケノコ」が有りましたよ!

左に曲がると、すぐ先、この写真の奥で右に曲がっていきます。

ここの右側も「棚田」で「石垣」が有ります。

右に曲がると、こんな感じに緩やかに登っていきます。
竹林の向こうには日差しが見えて、開けた感じがして来ませんか。

登り切ると、こうなります。
「棚田」と「棚田」の間を、真っ直ぐ西に向かいます。

実は、ここが一番荒れていた所で、長年「茅」が生い茂っていた為に「茅」の枯れたのは積もっているし「茅」の株が道の上に大きくなっていて・・・。
あと、写真中央の木、「ハゼノキ」だと思うのですが、これ人に寄っては「かぶれる」木ではないかと。

この真っ直ぐな部分の両側は「棚田」なので、写真の様に「茅」の枯れたのに覆われていても、

取り除いてあげると、こんな感じで「石垣」が残ってます。

これも人の手によって、自然石を積み上げた「石垣」なので、歴史的価値(農業遺産)が有ると思います。

真っ直ぐな道(「棚田ストレート」かな 笑)を進むと、写真の奥で左に曲がりです。

写真の所が「茅」が一番酷かったので、まだ、綺麗にしきれてません。
日が傾いて来たのと草刈り機の燃料が残り少ないので、先を急ぎました。(笑)

曲がった先は、大きな栗の木の所を右に曲がります。
正面の枯れた「茅」の中も「石垣」が有ります!(「石垣」大好きなので強調します!)

右に曲がった先は、こんな感じ。ここまで来れば、後少しです。

ここから先は、どなたかが草刈りしてくださってました!
この遊歩道計画の話は、「六ノ里地域づくり協議会」の会報誌「みんなの六ノ里だより」に載せていたので、賛同されて刈って下さってたのなら嬉しい事です!!

先の所を抜けると、左手に道路に上がる道がこんな感じで見えます。

これを上がると・・・。

はい、見慣れた「源蔵寺」の景色です。
ここをちょっと下ると「そば茶寮 文福笠井」さんです。

ルートの紹介は以上ですが、ルート沿い意外にも見所が有ります。

こんな感じの高い自然石を積み上げた「石垣」が有ったり、

「棚田」に水を分配していた物なのか、井戸の様な物が有ったりします。

「六ノ里集会所」を起点に、今回紹介した道を含めて「六ノ里」の一部を周回する遊歩道の想定ルートを図にしてみました。
一周約3km。獲得標高差は約150m、です。

遊歩道化する際に、やりたい事が有ります。

魅力的な遊歩道とする為にも、ルート沿いの「石垣」を綺麗に見える様にして、今は荒廃している「棚田」部分を綺麗にしたいのです。
植林していない「棚田」部分は「水田」としての活用は難しくても、例えば「蕎麦」を植えるとか、何とか活用してあげると素晴らしい景観になるのではと思います。
(もちろん、地権者の方の承諾が必至ですけどね。)

他に、どうしてもやりたいのが、

「牛道川」に架かる橋ですが、こんな感じにしたいのです。
この加工した写真ではちょっと派手に見えますが、赤は退色が激しいので、最初は派手なくらいが良いんです。
秋の紅葉シーズン、絶対に『バエる』(って言うのか?)と思うんです!

でもですね・・・。
市の「景観条例」に色の規制が有りまして、くすんだ色にしか出来ないそうです。
いや、絶対、これくらいした方が魅力的なので役所に折衝に行きます!!
(八幡町の「清水橋」、近くでは「貴船神社」の橋も赤いですし)

長〜い記事を最後まで見て下さって、お疲れ様です。有難う御座いました。
皆さんの応援・ご協力を御願いいたします!

草刈り機のチップソー研磨機更新

開墾した耕作放棄地の維持や、地域の景観維持の為など、草刈り機で結構な面積を刈るので、すぐに草刈り機のチップソーが切れなくなってしまいます。

切れなくなったチップソーで無理に刈ろうとすると、草刈り機のエンジン回転数を上げないと切れないので燃料をどんどん消費してしまいます。
また、切れないので必要以上に力を入れて振るので、勢い良く草に隠れた石など硬い物にチップソーを当てる事になります。
すると、身体は疲れるし、チップが欠けたり取れたりしてチップソーがダメになります。
だからといって、チップソーを買い替えると、それはそれで、結構お金が掛かります。

なので、かなり前からチップソーの研磨機を使っているのですが、今回、新しい物に買い換えたので紹介します。

新しい研磨機を紹介する前に、今まで使っていた「Dケンマー」の紹介から。
(しかし、写真に撮ると汚い作業台ですよね・・・片付けます。)

購入した理由は『価格が安いから』で、Amazonでグラインダー付き¥8,000弱。

刃送りの機構は無いので手で送ってあげないといけませんが、構造が簡単で値段が安く手に入れ易い割に、上手く使えば十分以上に来れる刃に研げます。
下手すると、安物のチップソーの新品よりも切れます。

もちろん、気になる点が無い訳では無くて、ネット上で検索すると出て来ますが、土台が薄い鉄板の曲げ加工なので、作業台上で滑り易いとか(対策:裏側に木の板を貼ってゴム足を付ける)、刃に角度を付ける為の固定がキャップボルトなのでいちいち六角レンチを使わないとダメ(対策:プラスチックノブ付きネジに変える)、とか。

まぁ、これらは研磨の精度に関係する部分では無いので、『気になれば対策』って所だと思います。

他に、私には気になる所が有って、そのまま使っていません。

①赤矢印の削る量を決めるボルトの先をテーパー状に加工してます。
ストック状態はボルトの先端が直角では無いので、ボルトを回すとボルトのピッチ以上に削り量が変わってしまうからです。
どう言う事かと言うと、ボルトのネジピッチが1.25ミリなので、本来は1回転回すと1.25ミリ、半回転だと0.625ミリ(合ってるか? 笑)削り量を変えられるはずですが、先端が直角で無いので、それ以上に動いたり動かなかったりするのです。
なので、ストッパーのキャップボルトの穴にはまる様にテーパー状に加工して、回した時にピッチ分だけ動く様にしました。

②緑矢印の「横すくい角」の角度出し用のプレートを追加してます。
「すくい角」に角度を付けると切れ味が良くなります。
(※ただし、あまり鋭利にし過ぎると潰れやすくなって、すぐ切れ無くなります。)

この機械は角度を付ける構造が簡素で、角度の数値管理は、まず出来ません。
毎回削る度に同じ角度に削れ無いので、削れ過ぎたり削れ無くてエッジが出来なかったりします。
毎回同じ角度に研磨出来る方が、小さなチップを無駄に削って消耗しなくて済みますから。(そんな頻繁に研磨する人の方が少ないとは思いますけど)

なので、毎回同じ角度になる様に「横すくい角」の角度を付けたストッパーの樹脂板を追加しています。
※刃の部位の名称はJISでの呼び方です。

通常はここまでの改良で、だいたい思い通りに研磨出来ます。
もっとも、私が神経質なだけで、ここまでしなくても良く切れる刃に研げますけどね。(笑)

ですが、一緒に「景観づくり」の活動をしてくださる方から研磨を頼まれた際に、次の様な問題が・・・。

通常のチップソーでは、この写真の左側の様に外周の「先端逃げ角」が刃の平面に直角で、この場合は問題は有りません。
問題が出て来るのは「山林用チップソー」の場合で、写真の右側の様に通称「アサリ」と言う「先端傾き角」が付いていて、この角度の設定がこの機械はやり難いのです。
(※赤い線は、刃の角度を見やすくする為に写真に書いた物です。)

どの様にやり難いかと言うと、この角度を付けるには赤矢印のグラインダー固定のホースバンドを緩めて、グラインダー自体を動かして必要角度に固定するのですが、ネジを締めて固定しようとするとグラインダーが動いて角度が変わってしまうのです。
自分用のチップソー研磨なら気にしないのですが、頼まれ物なので気にします。(笑)

今回の事も更新の大きな理由ですが、実はもう一つ理由が有ります。
それは、年々刈る面積が増えてチップソーの研磨が頻繁で『もっと手早く研磨出来ないか』と言う思いで、新しい研磨機を導入する事にしたのです!

これが新しい研磨機「刃研ぎ名人チップソー」。
Amazonで¥16,000くらいで、正直に言うと私には高かったのですが・・・。
右側のハンドルを動かすと刃を送れて、左側のハンドルを動かすと、ダイヤモンド砥石が刃に当たって研磨されます。

この機械が良いのは、今回の問題の「先端傾き角」を付けるのに、写真の二つのプラスチックノブを緩めて目盛りに合わせて締め付ける、とやり易い点。
まぁ目視で合わせるので厳密に言えば多少は違うとは思いますが、狙った値に数値管理しやすいと思います。

ただし、この機械も完璧では無くて、

チップソーによっては「横すくい角」を、もともとの角度に合わせ様とすると、

この写真の様にネジを目一杯伸ばしてもストッパーに当たらないのです。
これでは、せっかく他が数値管理出来るのに、研磨量が出来ないのは残念。
まぁ、この研磨量はチップソーの回転への影響はほぼ無いので、研げれば良いのですけどね。(笑)

残念なままでは気が済まないのが私で・・・(笑)

はい、スペーサー作りました!

そこらに有った木片(多分、桧)に3ミリの溝穴を開けて、オリジナルのストッパーに上から差込む様にしてあって、不要な場合は直ぐに外せます。

欲を言えば図面をひいて、本業で良く使うABS材かナイロン材をNC加工して作れば良いのですが、そんな荷重の掛かる所でも無いし、この為に協力業者さんの所まで行くのも交通費が勿体無いですし。

で、新しい研磨機を使った感想は、とにかく簡単に早く研げます。
もちろん、しっかりとチップソーの固定設定は必要ですけどね!

これで草刈りが今まで以上に捗ります!!

畑の様子:その1

今の家の前の畑の様子をご紹介。

まずは全体の様子。
畑全体、草が伸びて来てて草刈り機でスッキリさせたいんですが、勝手に刈ると家内に怒られるんだよなぁ・・・ま、自然農法って事にしておきましょう(笑)

今の時期の主役は「イチゴ」です。
今年も「宝交早生」と「ジャンボ」の2種類を作ってます。
この写真の畝は、一昨年、ここに暮す様になって「イチゴ」を初めて作った所です。

今年のメインの畝はこちらで、確か写真の奥の方が「ジャンボ」だったかな。
ネットを掛けているのは、色々な小動物(多分、ハクビシン)から守る為です。

このアップの写真を見てもらうと、今年もいっぱい実っているのが分かります!
ちなみに、ここ「六ノ里」で採れる「イチゴ」は凄く甘いんです!

「いちご」の苗は毎年買って来るのではなくて、一昨年、この畑で初めて植えた物から毎年苗を取っています。
「イチゴ」は「ランナー」と呼ばれるツルが伸びて来るんですが、これが地面に接している所に根が生えて新しい株になって、その中から元気の良いのを選んで苗にするんです。

赤い矢印の所が昨年「イチゴ」を作った所で、その両側の茂みになっている所が伸びた「ランナー」が根を付けた所。
本来は次年度の苗を取った後、残った株は抜いてしまうのですが、今年はそのままにして自然生えにしてみました。

すると、この写真の様にそこそこ実が付いてます(笑)
ただし、小動物避けのネットを掛けてあげるスペースが有りません。

そこで、昨年の稲作で出来た藁をなって「木酢液」を含ませた物を小枝に付けて、ところどころに刺してます。
実はこれ、耕作放棄地を開墾した所に植えた梅の苗木の鹿対策で効果が有った方法で、家内が『小動物にも効かないかな』と試して見たのです。
これが案外効果が有るみたいで、獣害防止ネット無しでも取られてません!

他に畑で作っているのは「トマト」で、今は「大玉トマト」は花が咲いたところで、「ミニトマト」には小さい実が付いてます。
「トマト」は実に雨が掛かると割れるので、この様なハウス状の雨除けを掛けて育てます。

他には「スナップエンドウ」が食べ頃になって来てます。

これは、「ヒマワリ」「ショウガ」「オクラ」「トウモロコシ」等を育苗している所です。
ここ「六ノ里」はこの時期でも夜になると寒いので、夜はビニールを掛けて寒さ避けしてあげないと上手く発芽しません。

他にも借りている畑、開墾した畑も有りますが、その紹介は近いうちに載せます。