栃洞景観づくりの日:7月

毎月第1日曜日は「栃洞景観づくりの日」。

一昨年「郡上市景観百景」にここ「栃洞地区」が認定されてから、地区の「景観づくり」を毎月行なってます。

午前8時に「栃洞集会所」に集合し、男性陣は実施場所に分かれて「草刈り」へ、女性陣は「集会所」にて「沿道への植栽」を行います。

「梅雨」の晴れ間ですが気温の上昇が予想されましたので、時間を決めて早めに切り上げる様にしました。
「地区」の「景観づくり」ですが「熱中症」になっては大変ですからね。

私と他2名の方が「牛道川」の「中洲」と「集会所」前の斜面を担当です。

中洲には「モミジ」と「桜」、「集会所」前の斜面には「桜」を植えてあるのですが、どこにあるのか「雑草」でさっぱり分かりません。(笑)

「集会所」前を1人の方にお願いし、私ともう1人で「中洲」を刈ります。

昨夜の雨で「牛道川」が増水気味なので、「栃洞大橋」の上から「ハシゴ」で「中洲」に降りて、橋の辺りから順に刈っていきました。

作業後の「中洲」の様子。
木が生えている所より奥の一部は刈れてませんが、時間になりましたので終了としました。

春に植樹した「桜」は元気に育ってましたが、去年植樹した「モミジ」は残念ながら一部が枯れてました。
我が家に「モミジ」の「苗」はあるので、後日、時間をみて植えておこうと思います。

作業後の「集会所」前の斜面の様子。
こちらに植樹した「桜」も、全部、無事に育ってました。

毎年こまめに「草刈り」をしてますので、一番厄介な「ツタ」が少なくなってます。
(以前は、この時期になると道路まで「ツタ」が伸びてました。)

こちらは2016年に植樹した「栃洞桜公園(仮称)」の作業の様子。
(私は「中洲」担当ですので、作業の途中で抜けて写真だけ撮りに来てます。)

ここは一番面積が広いので、6名の方で行ってます。
見え難いですが、写真の真ん中付近に人影が見えるでしょうか?(笑)

こちらも「ガードレール」付近で作業されてるのですが・・・分かります?

こちらは真ん中の木の下、白い「長靴」の方が作業されてます。

居並ぶ「軽トラ」達。
こちらで作業を行うと、こういう光景になります。(笑)

自分の愛車も「軽トラ」ですが、実際に使ってみると、これが、まぁ便利で手放せません。

続いて「沿道への植栽」の様子。

「ガードレール」に設置した「鉢置き」に、季節の「花」の「鉢植え」を置いてます。

今回、新しく置いたのは「ミニひまわり」。(写真の右側の鉢)

全ての「鉢置き」が同じ組み合わせでは無いのですが、何処のにも「ミニひまわり」が入る様になってます。

これらが咲いたら、なかなか見栄えがすると思いますよ!

それから今年は「新しい試み」で「集会所」前に「グリーン・カーテン」を設置しました。

写真は、その「ネット」の設置の様子。
この時ばかりは男性の出番で「集会所」前の「草刈り」担当が呼ばれてました。

「グリーン・カーテン」に用いるのは「朝顔」。
前回の「栃洞景観の日」に「プランター」に「種蒔き」したのが、元気に育ってます。

「プランター」の前の「鉢植え」は「ミニひまわり」が終わった後に入れ替える「ミニ・コスモス」です。

完成した「グリーン・カーテン」の様子。
夏休み前には可愛い「花」を咲かせた「グリーン・カーテン」になると思います。

なお、地区の有志の方が、それぞれの家の前や「畑」に「ひまわり」などを植えてくださっていて、夏の盛りの頃の「栃洞」は素敵になると思います!

作業後は「集会所」で恒例の「お疲れ様の会」になります。

「組長さん」から「自治会」からの「お知らせ」や、地区の相談事を話し合った後に軽く食事をいただくのです。

この時の「料理」は、地区のお母さん達が用意してくださるのです。
いつも本当に、ありがとうございます!

この日のメインは「大根菜」の「味飯(炊き込みご飯)」に諸々の食材。
(注:飲み物は「ノン・アルコール」ですので、ご心配なく!)

けして豪華な料理ではありませんが、「郷土料理」というか、それぞれの家庭の味で作り手によって味付けが変わったりして、その素朴な味わいが何とも堪らないのです。

いろいろな話をしながら、「美味い料理」をみんなでいただく。
この時間がまた楽しいので、また来月も頑張れます!

「源蔵寺棚田の再生」第2回目

先日の記事で紹介した「源蔵寺棚田の再生」の第2回目を実施しましたので、当日の様子を紹介してみたいと思います。

この日は「梅雨」とは思えぬ良い天気で、暑くて大変でしたが休憩を取りつつ予定内容を頑張りました。

今回は町から参加された方が4名、「六ノ里」の方が4名、合計8名でした。

まずは第2回目を迎えるにあたって行った、事前作業の様子から。

第1回目で、耕地表面の刈った「茅」や「雑草」を撤去しました。

しかし「耕地」の中には長年蔓延ってきた「雑木」や「茅」や「雑草」の「根」、奥から伸びて来た「竹の根」が残ってます。

これらを「人力」で撤去するのは大変なので、「重機」を用いて「耕地」の全面を起し、「茅の根」は「畦」に除けてます。

また当日までに『どの様に耕地から根を除去するのが効率が良いか』と、「根」の除去方法をいろいろと試してみてます。

黒い部分が試してみた所で、その横に有る塊が、ここから出て来た「根」。

「根」の量が凄いでしょう!!
正直に言って、今回の作業は大変そうです。

当日の朝、前回同様に「六ノ里集会所」に集合し、受付を実施。

今回は新しく参加された方が居られませんでしたので、「岐阜県ふるさと水と土指導員(以下「ふるさと指導員」)からの「源蔵寺棚田再生」の趣旨説明は省略。
参加御礼のみ行ない、早速、現地へ移動。

作業を始めるにあたって今回の作業のやり方や注意点を、「ふるさと指導員」が実際に行なって説明しました。

その今回行った方法は「アメリカンレーキ」で浅く耕す様にし、その後、土中を引くと根が取れるという具合です。
また「耕地」の上に出ている「根」を掻き集めるのも、耕す様にした「作土」を均すのもやり易いです。

「アメリカンレーキ」は本来、刈った草を集める道具ですが、「備中鍬(くわ)」や普通の「鍬」など色々試してみた結果、一番効率良く取れたからです。

「アメリカンレーキ」で「根」を掻き出して、出て来た「根」をしゃがんで拾うのは大変なので、「掻き出す人」と「出て来た根を集める人」の二人1組で作業を行います。

当日は「梅雨の晴れ間」とはいえ、物凄く暑かったので『1時間作業したら休憩』と「熱中症対策」して行いました。

写真は作業を始めて1時間後の様子ですが、なかなか良いペースで進んでます。
だいぶ「畑」らしくなって来てませんか?

休憩時に、嬉しいプレゼントが!
参加頂いた方より「鹿肉」の「ロースト」の差し入れをいただきました!
「塩」と「胡麻油」を掛けて頂きましたが、とても美味しかったです。

ふと思ったのですが、休憩する「木陰」は涼しくて心地良いし、作業後に「BBQ」なんてのも良いかもしれませんね!
但し『飲みたくなる気持ち』を抑えるのは大変かもしれませんが・・・(笑)

しっかり「休憩」し「クールダウン」後、残りを始めます。

開催案内には「畔」に除けた「茅の根」を撤去としていましたが、「作土」がいっぱい付いて重いですし、また「作土」を捨ててしまうのは勿体無いので、このままもっと乾かして「作土」を落としてから「撤去」としました。

我が家の「田んぼ」も「作土」が少なく「茅」を入れてますが、ここ「源蔵寺」の「田んぼ」も決して「作土」が多いとは言えませんからね。

12時になりましたので、本日の作業は終了。
少ない人数でしたが、みんなで頑張って、無事に予定範囲を完了出来ました。

全体で、これだけの「雑草の根」を取り出す事ができました。
これらや「畔」の「茅の根」は、次回までに時間をみて「撤去」します。

作業後に参加者で「記念撮影」。
参加協力いただいた皆様、誠に有り難うございました。

「記念撮影」後は希望者の方々と「そば茶寮文福笠井白鳥店」で美味い「蕎麦」を堪能しました。

午後の「六ノ里散策」は町から参加いただいた方、それぞれご都合があるそうで行いませんでしたが、その代わりに希望の方を誘って「ふくもち園」に行き、まったりした時間を過ごしました。

次回は7月29日に第3回目として「蕎麦の種蒔き」と「鹿除けネット設置」を行なう予定です。
多くの方に参加協力いただいて、一緒に作業できたらと思います。

栃洞景観づくりの日:6月

毎月第1日曜日は「栃洞景観づくりの日」。
一昨年「郡上市景観百景」にここ「栃洞地区」が認定されてから、地区の「景観づくり」を行なってます。

今回は「栃洞白山神社 拝殿」への「防腐剤」の塗布と、「電線」に掛かっている「柿の木」の剪定、「沿道への植栽準備」を行いました。

「梅雨入り」してから天候が心配されましたが、土曜日から良い天気で良かったです。

「栃洞集会所」に8:00集合。
ですが、いつもみなさん、集合時間の30分前には集まられます。(笑)

みなさん集まられましたので、男性陣は「防腐剤」塗布、女性陣は「沿道への植栽準備」に別れて作業に向かいます。

「栃洞白山神社 拝殿」への「防腐剤」塗布。
それぞれが「塗料バケツ」と「刷毛」や「ローラー」を持って取り掛かります。

誰かが『ここをやって』と言わなくても、互いに他の人の様子を見て率先して取り掛かっていただけるので助かります!

高い所は「脚立」や「ハシゴ」を使って塗っていきます。

『どこまで塗るか』が難しいところで、『ここまで塗ったら、あそこも塗りたいよな』と、だんだん塗る範囲が増えていきます。(笑)

1時間半作業したので、ちょっと休憩。
「梅雨の晴れ間」とは言え、そこそこ暑いので「水分補給」が大事です!

休憩時に「六ノ里地区」内の、他の神社の改修の話が出てました。
悪くなってからの大規模修繕や新たに建て直すのは、地区の住民が少なくなっている現状では金銭的に難しくなります。

ここ「栃洞白山神社」も『未来永劫大丈夫』と言う訳で無く、今日の様な「保全活動」が本当に重要だと思いました。

今回の「防腐剤塗布」は「拝殿」がメインでしたが、誰言うでも無く、同じ境内の「中村の宮」にも「防腐剤」を塗布していただけました。

雨が掛かる所を重点的に全て塗り終わったので、最後に「雨除け」の覆いを取り付けて今回は終了とします。

塗った所は色が濃くなってますが、透明の「防腐剤」なので数日後には落ち着くと思います。

続いて「電線」に掛かっている「柿の木」の「剪定」に掛かります。

写真の様に、枝が伸びて「電柱」や「電線」を覆う様になってます。
これの何がダメなのかと言うと、風が強い際「電線」にダメージを与え、最悪「断線」の可能性があります。
また、「道路」に枝が張り出してますので、落ちた「柿の実」や「落ち葉」の片付けが大変なのも有ります。

「ハシゴ」を掛けて下から順に張り出した枝を「小型チェーンソー」や「高枝切り」で切り落とし、落とした枝も「小型チェーンソー」で解体して片付けます。

この作業も、それぞれが状況を判断して自分の役割を決め、お互いの安全に注意しながら作業を行いました。

作業後のスッキリした様子。
これでしばらくは大丈夫と思います。

以上で、今回の作業予定は終了ですので、集会所に戻ります。

「集会所」に戻ると数名の方で「4月に植樹した「桜」」に「添木」を付けていただいてました。

ここ「栃洞」のみなさんは『自分達の「栃洞地区」』という意識を持たれていて、それぞれが率先し、またお互いに協力して「地域づくり」を行えるのが素晴らしいです!

女性陣の方には「沿道沿いの鉢植えの設置」や、この後の季節の鉢植え用の「芽出し」を行なっていただけました。

作業が終わると「集会所」で「お疲れ様の会」になります。

この時には、お母さん達が何かしら「料理」を用意いただく事が多いです。
本当にありがとうございます!

ちなみに今回のメニューは「ほう葉めし」に「ユキノシタ」の葉の天ぷら、「アマゴ」の天ぷらに「すまし汁」でした。

いろいろな話をしながら、「美味い料理」をみんなでいただく。
作業が終わった後の、この時間がまた楽しいんです。

また来月も頑張ります!

「田植え」です

2回目の「代かき」から4日が経ちました。
「苗」も届いて、「土」も落ち着きましたので、本日「田植え」を行いました。
今日はその様子を記事にしてみたいと思います。

まずは「水量」のチェック。

「田植え」に肝心なのは「水量」です。
少な過ぎると「田植え機」の「フロート」が「土」を押してしまいます。
多過ぎるとせっかく植えた「苗」が浮いてしまいます。

昨年、水が多すぎて途中で抜く失敗をしたので、今日に向けて最適な「水位」になる様にコントロールして来てます。

写真は我が家の通称「東の田んぼ」の「水位」の様子で『良い感じ』です!!(全体の写真は撮り忘れました)

続いて我が家の通称「上の田んぼ」も「水位」のチェック。

こちらは少しだけ多めですが、昨年の様に水を抜く程でもありません。

両方の「田んぼ」共に「水位」は大丈夫。
それでは「田植え」を開始します。

まずは「東の田んぼ」から。

今年も、この「田植え機」で行います。
先週のうちにお隣のお父さんから借りてきて、「エンジンオイル」や「ミッションオイル」の交換・点検、各部の動作確認は済ませてあります。

「田んぼ」に乗り入れて、最初に外周から2周分回ります。

「田植え」は往復で植えていきますので、その両端に「枕地(「田植え機」の旋回幅)」が必要になります。

『外周から2周分が、ちょうどその幅』と「操作マニュアル」にも書いて有ります。

続いて「苗台」に「苗」を載せます。

我が家の「田んぼ」は「沢水」を使うので水温が低い為、「水口(水を入れる所)」側には寒さに強い「餅米」の「タカヤマモチ」、奥の方に「ウルチ米」の「コシヒカリ」を植えます。
なので、まずは「コシヒカリ」の「苗」を載せます。

が、その前に「苗」を載せずに空で動かして「苗台」を左右どちらかに寄せます。
「苗台」を片側に寄せたら「苗」を載せて「田んぼ」の奥に移動し、端に沿って植え始めます。

植えてる途中で、写真を撮ってみました。

端に沿って植えていくので綺麗な線になるはずが、結構、曲がってるでしょ?
でも、これ、私が『下手』って訳でも無いのです。

と言うのは「田んぼ」の底面は凸凹なので、それに「車輪」が取られて曲がってしまうのです。
なので、微妙に修正しながら真っ直ぐになる様に操作してますが、これがなかなか難しい・・・これでも、まだ上手くなった方です。

ここらで「コシヒカリ」は終了。
と思ったのですが、どうも「タカヤマモチ」のエリアが広い様な気が・・・。

昨年、これを失敗して「タカヤマモチ」の「苗」がギリギリだったのです。

なので1回分だけ走らせました。

この後「タカヤマモチ」に「苗」を載せ替えて植えました。

「東の田んぼ」の「田植え」完了。
朝9時から始めて、約1時間で終わりました。

「田植え」の終わった「東の田んぼ」の全景。
隙間の部分、「田植え機」で植えない部分は「補植」と言って手で植えます。

我が家の「田んぼ」は異形なので角が角張って無くカーブです。
昨年まではカーブに合わせて「田植え機」で植えてたのですが「稲刈り」の時に「バインダー(稲刈機)」が植えたカーブに合いません。

結局、四隅にあるカーブの所は手で刈る事になるので、今年から無理にカーブに合わせて「田植え機」で植えない様にしました。

続いて「上の田んぼ」。
まずはこちらも「枕地」として外周2周分回ります。

手前が「水口」なので奥の方から「コシヒカリ」を右端に沿って植え始めます。

「コシヒカリ」を植え終わったところ。

「田植え機」を旋回させた所は「車輪」で荒れているので「レーキ」で均します。
そうしないと「田植え機」の「フロート」が土を慣らしてくれるとは言え、「土」に穴が開いていて「苗」が浮いてしまう場所が有るからです。

手前側(「水口」側)に「タカヤマモチ」を植えて完了。

こちらも約1時間で「田植え機」による「田植え」は終了。
後は「補植」ですが、そこは『我が家の「補植」のスペシャリスト』に任せます。

かと言って、私は遊んでる訳では無く「田植え機」の清掃に掛かります。

「代かき」の時の「耕運機」と違って「土」を多くは持って出ないので、農舎に戻って「高圧洗浄機」で洗います。

洗ったら隙間の「水気」まで完全に飛ぶのを待って、各部に「給油」を行うのですが、この日は天候が良く無いので、ある程度「水気」が飛ぶのを待って農舎に仕舞います。
明日は天気が良いらしいので、外に出して乾燥させ「給油」は後日行います。

今年も無事に「田植え」が終わりましたが、はたして、美味い米が採れるかな?
色々工夫したので、期待が膨らみます!

田んぼの合間に草刈り

昨日、2回目の「代かき」が終わり、「土」が落ち着くのと「苗」が来るの待つばかり。
ここのところ「源蔵寺棚田の再生」の準備で、自分の所の「草刈り」が出来てません。
なので、「田んぼ」の合間に「草刈り」を行いました。

なお、我が家には「草刈り」が必要な場所がいくつも有って、昨年は「草刈り」の記事をいっぱい紹介しましたが、同じ様な記事になりますから今年は少しだけ。(笑)

まず道沿いの「ハナモモ」の下から刈ります。

今回も「ナイロン・コード」でメインで刈ります。
ただ道沿いで石を飛ばす可能性が有るので、「通行車両」に気を付けないと。

続いて、我が家の通称「上の畑」を刈りました。

「石垣」の所も丁寧に刈ります。
雑草が残っている所は下からは刈れないので、上から刈ります。

「石垣」の下には「水路」が有るので、当然、刈った草が落ちますが、それは後で取り除きます。

続いて、我が家の通称「水場の畑」を行います。

写真は半分弱刈った時の物。
どのくらい「雑草」が伸びているか、分かるでしょうか?

今回「雑草」が少し伸び過ぎていて「ナイロン・コード」では時間が掛かります。
ですが「チップソー」で刈るよりは早いので、そのままやります。(笑)

「水場の畑」の「草刈り」が終わった様子。

写真がさっきと逆方向なのは、ここが終わって「新しい梅畑」を刈っていて、写真を撮って無いのに気づいたからです。

まだ日は高いですが、今日は暑かったので体力と相談し、本日の「草刈り」は終了にしました。

「草刈り」を終えて戻ると「苗」が届いてました。

まだまだ刈らないとならない場所が有ります。
一気には出来ないので、「田んぼ」の合間に徐々にやっていきます。
記事にするかは、その時の気分で。(笑)

田んぼの準備:5 代かき2回目編

2回目の「代かき」を行いましたので、記事にしてみたいと思います。

2回目の「代かき」の仕上がり具合は「田植え」以降の「稲作」に大きく影響します。
「田んぼ」全体が「平坦」でないと「田植え」の際に植え付けの深さが一定にならず、悪くすると一部が「浮苗(しっかり植え付けられて無い状態)」になります。

また「苗」が育って来て、水を少なくした際に「土」が露出してしまうと「雑草」が生えやすくなります。

なので、しっかりと「田んぼ」全体が「均一」になる必要があります。

朝の我が家の通称「上の田んぼ」。
2回目の「代かき」は、こちらからやります。(理由は特に有りません)

「耕運機」を出してきて「カゴ車輪」に履き替えます。

いきなり完了の写真。(笑)
約2時間半、縦横斜めに黙々と「耕運機」を走らせました。
全体に足の裏で感じる具合も同じ様になりました。

続いて、我が家の通称「東の田んぼ」も2回目の「代かき」を行います。

1回目の「代かき」の時と同様に、面倒ですが「カゴ車輪」にダメージを与えない為に「タイヤ」に履き替えて移動し、再び「カゴ車輪」に変えます。

こちらも縦横斜めに「耕運機」を走らせ、念入りに「代かき」を行いました。

「上の田んぼ」に比べ、まだ歩いて足の裏に粘りを感じる場所が有ったので、そこは追加で重点的にやって、約2時間で終わりました。

終わったら「田んぼ」に水を入れる「ダイボリン(商品名 ポリパイプ」に「ホース」を繋ぎ「耕運機」を洗います。

なぜ、ここで洗うかと言うと、少しでも「土」を「田んぼ」に戻す為です。

2回目の「代かき」が終わった「東の田んぼ」の様子。

どちらの「田んぼ」も水を止めてます。
1日ぐらい経つと「水位」が下がって、高い所が有れば水面より出て来ます。
そこは「レーキ」で丁寧に均します。

24日か25日に「苗」が届く予定なので、26日には「田植え」の予定です。
それまで「水位」と平滑具合を気にしながら「土」が落ち着くのを待ちます。

「源蔵寺棚田の再生」第1回目

前回の記事で準備を行なっていた「源蔵寺棚田の再生」の第1回目を実施しましたので、当日の様子を紹介してみたいと思います。

今回は、町からご協力いただいた方が6名、「六ノ里」の方が5名、合計11名。
「六ノ里」の参加者が少ないのは、今の時期「田んぼ」準備の「代かき」がピークだからでしょう。
(我が家も、明日以降「2回目の代かき」を行います!)

まず、前日まで頑張ってきた事前準備後の様子から。

前々日までに、当日の作業時間を考慮し準備を行なって来ました。
今回の作業では、写真中央に集めた「茅」や「雑木」を搬出します。

ところが、前日は一日雨。
夕方には止んだのですが、作業を行う「田んぼ」が冠水しました。
このままでは作業しにくいので、急遽、排水の為に水路を掘って対応!

当日の朝、心配で集合前に確認しましたが、大丈夫そうなので一安心。
でも、「茅」が雨に濡れて重そう・・・。

集合場所の「六ノ里集会所」で、参加ご協力の受付を実施。

参加名簿に記入いただき、当日の「作業内容等のパンフ」と「六ノ里マップ」を配布。
その後、時間になりましたので「岐阜県ふるさと水と土指導員(以下「ふるさと指導員」)として参加御礼と「源蔵寺棚田再生」の趣旨について説明を行いました。

その後、現地に移動し、まず、「茅」の移設場所の「草刈り」を行います。
この作業は、「草刈り」に慣れた「六ノ里」の方にお願いしました。

「茅」の移設場所の「草刈り」をしていただいてる間に、私が「ふるさと指導員」として、「雑木」の搬出方法を実際に行なって説明しました。

「茅」の移設場所の「草刈り」が終わるまで、「雑木」を搬出しました。

「茅」の移設場所が出来ましたので、搬出に掛かります。
なお、「茅」の搬出理由は、次回6月に実施する「茅」や「雑木」の「根」の除去作業をスムーズに行う為です。

大まかな部分は抱えて運び、残った細かい物は「レーキ」で集め「箕(み)」で運びます。

7人で行いましたので、どんどん片付いて行きます!!

運んだ「茅」が、どんどん山になっていきます。

燃やしてしまえば運ばなくても良いのですが、せっかくの「茅」なので、山にして積んで腐らせ「肥料」として利用するんだそうです。

日差しが強く気温も上昇してますので、1時間作業したら休憩を行います。
無理して作業を続けて「熱中症」になったら大変ですからね!

写真の場所で休憩しましたが、ここ良い木陰なんです。
ここは涼しい風が吹いて、クールダウンにはもってこいです。

休憩しながら「ふるさと指導員」として、休憩後の作業について説明してます。

休憩後、残った「茅」の搬出を続けます。

大体片付いてきたところで「茅運び」と分業し、「草刈機」を使える方達で「田んぼ」の周辺を刈ります。

今回、作業を行った「田んぼ」の上の「畔」部分や、

こんな「密林」状態の所も、

複数で行うと作業が早い!

実は、この「田んぼ」の下の部分の「草刈り」は「予定外」でした。

ですが、時間が有れば刈りたかったのです。

と言うのは、見通しの良い場所を作るのは「獣害対策」になるからです。

この見通しの良い場所の事を「緩衝地帯(バッファーゾーン)」と言うそうで、これを作る事で「獣害」を少なく出来ると「農水省」でも推奨しているからなのです。

全ての作業が終わって、「茅」や「雑木」が綺麗に片付いた「田んぼ」で「記念撮影」。
他に2人の方が参加くださいましたが、都合で最後までご一緒出来ませんでした。
なので、残念ながら作業完了の集合写真に写ってません。

「記念撮影」後、希望者の方と「そば茶寮文福笠井白鳥店」にて「蕎麦」を堪能しました。
そしてその後は、せっかく「六ノ里」に来ていただいたので「善勝寺」まで車で移動し「Cafe清桜里」や「郷土料理 栃洞屋」などを散策して解散しました。

次回は6月に第2回目として、「茅の根」と「雑木の抜根」を行なう予定です。
また多くの方が参加協力くださって、一緒に作業できたら良いなぁ。

「源蔵寺棚田の再生」の準備

今年は「草刈り」の記事はやめておこうと思いましたが、2回目の「代かき」まで日にちが有るので記事にしてみます。

自宅周辺の毎年管理している場所の「草刈り」も大事なのですが、今年は先行して行わなければならない場所が有ります。

今年、私が委嘱された「岐阜県ふるさと水と土指導員」で「六ノ里地域づくり協議会 景観整備部」と募集に応じていただいた「町からの協力者」の方々とで「源蔵寺棚田の再生」を行うのですが、その第1回目が5月20日に行われるのです。
「源蔵寺棚田の再生計画」詳しくは「景観整備部」のサイトをご覧ください。

その日に、みなさんと一緒に「草刈り」も行えば良いのですが、なんせ時間が限られてますので、当日終わらせられるだけの作業量にしておきたいのです。

なので、事前準備で「草刈り」します!!

まず「軽トラ」を停めてる広場を刈ってから、今年の再生現場に降りてくる「源蔵寺・畑ヶ谷遊歩道」部分を刈ります。(写真)

4月末に「チップソー」を取り付けた「草刈機」で刈ってますので、今回は写真の「ナイロン・コード」を取り付けた「草刈機」です。

この「ナイロン・コード」は「石」に当たって「刃」が欠ける心配がありません。
何より「チップソー」より「刈る半径」が大きいので、一度に刈れる面積が大きくなり短時間で広い面積を片付けられます!!

次に写真の「遊歩道」沿いの場所を刈って。

ここは今年再生する「棚田」の「茅」を溜めておいて「肥料化」させたり、写真の様に木陰が有るので休憩に使えたらと思ってます。

それから「遊歩道」部分を刈り進めながら、今年再生する部分の上の「田んぼ」の「畔」部分を刈ってます。

順次、「遊歩道」部分も刈り進めてます。

ここも写真の様に木陰になりますので「草刈り」時の「休憩場所」にはもってこいで、自然とここが機材や飲み物の置き場所になります。

ただ、ここに居ると気持ち良すぎて、作業に戻れない弊害も有ります!(笑)

午前中で「遊歩道」部分を「竹藪」の入り口まで刈ってます。
ここで、お昼になりましたので、一度帰宅します。

普段は「おにぎり」を持って来てるのですが、昼過ぎに自宅近辺で用事が有りますので今日は戻ります。

お昼からは、まず「遊歩道」の一段下がった場所を刈ります。

ここは「雑木の捨て場」に使う予定です。
春先に「田んぼ」外周部に生えていた「クルミ」を伐採したのや、木の様になる「雑草」を刈った物が見えてます。

その後「田んぼ」部分の「茅」を刈ります。
ここからは4月末に何もしてませんので「チップソー」を取り付けた「草刈機」です。

長年、生えては枯れてを繰り返した「茅」が堆積してますので、今年生えて来ている「茅」を刈るのと一緒に堆積したのも「草刈機」で剥がします。

つまり「茅」を刈るのと同時に「土」も切る事になりますので「チップソー」のダメージが大きいですが、我が家は「チップソー研磨機」を導入してますので気にしないでやります!

16時になりましたので、今日はここまで。
写真の奥に緑色の「茅」が見えますが、明日も続きますので「体力温存」です。(笑)
明日には「田んぼ」部分が完了し、だいたいの事前準備は終わると思います。


翌日の17日。
この日も頑張りましたが、なんせ『暑い』。
なんか「揖斐川町」では35.1度だったそうで、「郡上市」でも30度。
「六ノ里」は標高が高い分、少し低くても28度。
全然続かず、早めに切り上げました。


で、今日18日。
今日は暑いには暑いけど、昨日に比べて風も有って、まだ頑張れそう。
さっさと「田んぼ」部分を終わらせて、斜面に取り掛かって。
もちろん「熱中症」対策で、休憩しつつ頑張りました。

全部刈り終わったら「茅」と「雑草」を「田んぼ」中央に集めます。
と言うのは、明日19日の天気予報が雨だからなんです。

斜面に近い所が少し低いのか雨が降ると水が溜まるのです。
なので、そこに「茅」や「雑草」を置きたくないのです。

以上で、事前準備は全て終了。
『みんなでやれば良いのに、やり過ぎなんじゃない?』と言われそう(実際、家内に言われた)ですが、なんせ当日の予定作業時間は2時間半。
当日も暑そうですから、休憩を取りながらだと作業内容は絞らないと完了しません。

さて、当日、上手くいきますか、どうか。(笑)
明日は雨の中、「代かき」の2回目を頑張ります!

田んぼの準備:4 代かき1回目編

第1回目の「代かき」を行いましたので、記事にしてみたいと思います。

「代かき」を行う日をいつにするかは「稲の苗」が届く日から逆算して決めてます。
今年は24日か25日に届く予定ですので、1回目を12日、2回目を19日としました。

なお、2回「代かき」を行う理由は、初期の「雑草」を抑える効果が有るそうなので、出来れば「除草剤」を使う量を減らしたいからです。

さて、作業に入りますが、まずは「代かき」に重要な水量を確認します。

今朝の我が家の通称「上の田んぼ」の様子。

水量が少ないと「土」が粘って上手く「茅」や「笹竹」を踏み込めないんです。

茅入れ」以降、ずっと水を入れているので「代かき」に十分な水量です。

続いて、今朝の我が家の通称「東の田んぼ」の様子。

こちらも十分な水量が有ります。(こちらの方が多いかな)

水量が少ないと「エンジン・ポンプ」で「田んぼ」横の「沢」から水を汲み上げないとなりませんが、今日の量なら大丈夫です。

水量の確認が終わったら「耕運機」を出してきて「カゴ車輪」に履き替えます。

古い「耕運機」ですが、先日の「春耕起」に続いて好調に働いてくれると思います。

「耕運機」を停める際は、通常、車体前方の「スタンド」を立てて停めますが、「カゴ車輪」に履き替える際は「スタンド」を出さずに「ボディ」が地面に着くようにします。

それから「ハンドル」部を持ち上げ、「タイヤ」が地面から離れる様にして「つっかえ棒」を「ハンドル」に掛けます。

ここまで出来たら一度車体を揺すってみて、安定具合を確認します。
だって「タイヤ」を外したり「カゴ車輪」を取り付ける際に「つっかえ棒」が外れたら怖いですからね。

問題無ければ「カゴ車輪」に履き替えて、準備完了です。

では「東の田んぼ」から「代かき」開始。

「茅入れ」の記事でにも書いてますが「茅」を置いた方向で「代かき」していきます。
「耕運機」の重さで「カゴ車輪」が水を含んで柔らかくなった「土」に「茅」と「笹竹」を押し込んでいくと同時に「カゴ車輪」が「土」を練っていきます。

「茅」を置いた方向で全体を踏み込み終わったら、90度向きを変えて踏み込んでいきます。

これを交互に3回ほど繰り返すのですが、その際、足に伝わる「感触」に注意します。

どんな「感触」かと言うと、足の裏に硬い感触が有れば、それは「田んぼ」の底の「耕盤(硬盤とも言う)」で「作土」は「カゴ車輪」で練られて十分に柔らかくなっていますが、『ニュル』って感触だと、まだ十分に練られてません。

こんな場所は、大体「作土」が他に比べ少し高くなってます。
これの何が問題かと言うと、高いと水深が浅くなるので「雑草」が生えやすくなるんです。

なので、なんとか柔らかくしたいのですが、この状態の「作土」は「カゴ車輪」で何回踏んでも柔らかくならないんです。

実は昨年、これに悩んでいたら、長年「田んぼ」をされて来たお隣のお父さんが対処法を教えて下さいました。(いつも何かとアドバイスをいただいて助かります!)

で、その対処法は「耕運機」を動かしながら「ハンドル」を左右に揺するんだそうです。
すると「かご車輪」が地面を左右に引っ掻く様になるので、練られて無い「作土」を無理矢理に練る様になると言う訳です。

これ、やってみると効果覿面(てきめん)ですが、かなりの力が必要です。

「東の田んぼ」は朝9時から始めて、終了は12時過ぎ。(約3時間半)

サッとお昼を済ませて、次は我が家の通称「上の田んぼ」の「代かき」を行います。

写真の奥に見える右に道が曲がる所が「上の田んぼ」の入り口です。
少しの距離なので「カゴ車輪」のまま移動したくなりますが、面倒でも「カゴ車輪」を普通の「タイヤ」に履き替えます。

と言うのは、以前それをやって「カゴ車輪」の溶接を何箇所か剥がしたんです。(写真の赤丸の所が剥がれた。)

「上の田んぼ」に「耕運機」を移動させたら、念の為、もう一度水量を確認します。

「代かき」するには十分な水量ですが「東の田んぼ」に比べると若干少ないので「ダイボリン(ポリパイプの商品名)」を追加して入る水の量を増やします。

移動させた「耕運機」は、また「カゴ車輪」に履き替えます。
この場所の右方向が「田んぼ」への降り口なんですが、平坦じゃ無いので履き替えがやりにくい・・・。

でも、毎年『えいっ!』と持ち上げて履き替えます。(笑)

それでは「上の田んぼ」の「代かき」開始です。
「東の田んぼ」同様、「茅」の方向に沿って「耕運機」を走らせます。

ちょっと休憩・・・では無く、問題発生で対処中!

奥に見える小屋の前、赤線で囲んだ辺りが「土」が固く、「耕運機」を走らせても「茅」が「土」の中に入って行きません!!

この写真は8日に「笹竹」と「茅」を入れた時の物ですが、確かに奥の小屋前、赤丸で囲んだ辺りは十分に水が回ってなく乾き気味です。

4日の「春耕起」後に水を入れ始めたのですが、7日が大雨の予報で「田んぼ」の水位が上がって入れた「肥料」が流れ出るのが嫌で一度水を止めたのです。
その結果、一部が乾いてしまって、湿った「土」が乾燥すると物凄く固くなりますので「茅」と「笹竹」を踏み込んでいけない訳です。

仕方が無いので、十分に水が回ってない所を足で踏み込んで水が回りやすくして、片側の「カゴ車輪」の幅の半分ずつで踏み込む =「茅」に掛かる荷重を増やす様にして踏み込みました。

これは左右の「カゴ車輪」を合わせた幅の1/4ずつでしか踏み込んでいけないので、掛かる時間は当然増えます。

全て終わった頃には、写真の様に日も傾いてました。

時間で言うと、13時から始めて終わったのは17時半前で約4時間半。
「田んぼ」の一部だったので1時間増で済みましたが『来年からはもっと気を付けないと』と反省です。

作業の終わった「耕運機」と「カゴ車輪」は洗って綺麗にしたいところですが、まだ2回目の「代かき」を行うのでそのまま仕舞います。

以上、トラブルも有りましたが何とか「代かき」1回目は無事終了。
次回、仕上げの2回目の「代かき」も頑張ります!

タラの木の剪定

「田んぼ」の準備を進めてますが、「代かき」の1回目をするには日にちが有ります。
なので「タラの木」の「剪定」を行いましたので、記事にしてみたいと思います。

もちろんこの時期は、昨年同様に「草刈り」をしてますが、昨年と同じ様な記事になりますので。(笑)

まずは、本題に入る前に、久しぶりに前置きから。

ここ、昨年の春にゴシャゴシャの所を綺麗にした所です。

その後「草刈り」して管理してきましたが、ゴシャゴシャの「雑草」(と言うには木みたいになってましたが)綺麗にしている際、「ワラビ」が大きくなって枯れたのを見つけてたんです。

案の定、春になって「ワラビ」が生えて来てます。

我が家には先達さんから引き継いだ「梅畑」や他に同じ様に開墾した場所が有って、そこにも出るので、また「ワラビ」の採れる場所が増えました。

「ワラビ」は採ったまま管理していないとだんだん細く短くなって、その内に絶えます。
また他の「雑草」の陰になると栄養分を根に蓄えられず、これでも絶えてしまいます。
ちなみに「ワラビ餅」と言うのは「ワラビ」の「根」ので「デンプン」で作ったのが本物です。

なので、時期を見計らって「雑草」と一緒に刈ってやったり、「肥料(油粕や米糠など)」をあげないとならないんです。

つまり、『最も採れる場所が増えた』=『管理する場所が増えた』、です。(笑)

他に、ここもゴシャゴシャを「開墾」した所ですが、ここには「ウド」が出ます。

と言った具合に、私が管理している所には、色々な「山菜」が採れるんです。

さて、ここからが本題で「山菜の女王」と言えば「タラの芽」です。
それが採れるのが「タラの木」なんです。

この「タラの木」、成長する割に栄養分を吸い上げるのが下手なのか、大きくなると4、5mの高さになるんですが、そうなると大体、立ち枯れます。

また、凄く柔らかい木なので、大きくなると「タラの芽」を収穫しようとして、手製の枝を手繰り寄せる道具で手元に引くと、ほぼ折れます。
4、5mの高さになると、気も太くなるので、引き寄せての収穫は出来ません。

なので「タラの芽」の旬が終わったら短く剪定してあげます。

この写真は、昨年「剪定」して、そこから4本の新しい枝が伸びてます。
つまり「剪定」すると「タラの芽」が取れる数も増えると言う訳です。

では、どの様に「剪定」するかと言うと、

写真の中央辺り、赤い小さな「芽」が見えると思います。

その「芽」がこれから大きく育って「枝」になるので、この上5cmほどの所で「剪定」します。

「剪定」後は、こうなります。

これらを、

この様に「剪定」して、

ここのも、

この様に「剪定」して・・・。

切った「枝」は、そのまま放置しておくと、この先「草刈り」の時に邪魔なので、

邪魔にならない所に捨て場所を決めて運ぶんですが、ご存知の通り「タラの木」は「棘」がいっぱいなので「革手袋」をして掴めるだけの本数しか運べません。
(「棘」がいっぱいなので抱えられませんからね。)

他にも、ここの場所のも、

こんな風に「剪定」して、

「剪定」した「枝」を片付けます。

以上が、「タラの木」の「剪定作業」の紹介です。

今回紹介したのは、管理している「タラの木」の半分程度。
「剪定」は良い事ばかりなのでやった方が良いのですが、管理してる本数が多いので大変なんです。

それにこれからは「雑草」の伸びる季節なので、いわゆる「下草刈り」をしてやらないと、来春、「タラの芽」を収穫する際に、入って行けない「藪」になってしまうんです。

この様な「管理」をしてますので、以前書いた「記事」の様な気持ちにもなる訳です。
手伝ってくれるなら持って行ってもらっても良いんですけど、誰もしたいとは言ってくれません。(笑)