前々回の記事に書いた通り、餅米は量が少な過ぎて籾摺り屋さんの乾燥機に掛けられなかったので、ブルーシートに広げて天日で干します。
![](https://blog.rokunori.net/wp-content/uploads/2020/10/BA87809A-9CA3-44F1-A979-46CAE0C6BAB6-e1603105021644.jpeg)
庭にブルーシートを広げてレーキ(トンボ です)で一杯に広げます。
後は、乾燥具合を確認しながら最適な水分量に仕上げるのですが、さて、どれ位になれば良いのか?
先生は籾を一粒口に含んで、噛んで乾燥具合を調べてたのですが、残念ながら私にはそんなスキルは有りません!
そこで新兵器を導入です。
その名も「米麦水分測定器 米名人」。
![](https://blog.rokunori.net/wp-content/uploads/2020/10/4A8111B8-C68C-45AF-A6AC-A699046346FE-e1603105011519.jpeg)
来年も「ハサ掛け」するので、乾燥具合チェックの為に必要と思い購入しました。
これが有れば「ハサ掛け」の状態のまま何ヶ所か籾を採取して、この機械でチェックして、確実に最適な乾燥に出来る訳です!
セット内容は、測定器本体、本体の横が検査用籾摺り機、測定用パレット、ピンセット、掃除用のブラシ。
![](https://blog.rokunori.net/wp-content/uploads/2020/10/1862AA51-6E75-422A-80B1-B325E74EE61F-e1603104999753.jpeg)
まず籾を適量、籾摺り機に入れて玄米にします。
籾を入れて蓋を閉じて、横のハンドルを回します。
手答えが無くなったら、上下ひっくり返して、手答えが無くなるまでハンドルを回します。
これを手答えが無くなるまで繰り返します。
![](https://blog.rokunori.net/wp-content/uploads/2020/10/3D3122E7-A67A-49BB-8890-743382872E68-e1603104947682.jpeg)
手答えが無くなったら蓋を開けて中身を取り出して、玄米を検査用パレットに並べます。
余った分は、籾殻と一緒に戻しておけばOKです。
![](https://blog.rokunori.net/wp-content/uploads/2020/10/39FCEAE1-C0BC-4E35-B04B-03451E848C37-e1603104980441.jpeg)
乾燥前に測ってみると17.3%。乾燥具合は14.5%くらいがベストだそうです。
なので、万遍なく乾く様に何度かかき混ぜ、そのたびに乾燥具合を測定しながら、そうなるまで干しました。
乾燥させている間は、来年の稲作の為に田んぼの「荒起こし」を行います。
![](https://blog.rokunori.net/wp-content/uploads/2020/10/C218C3A1-8DE7-4784-B654-BD2A890660F6-e1603105158332.jpeg)
昨年から草刈りした草を積んで堆肥にして来た物を田んぼに撒いてから、
![](https://blog.rokunori.net/wp-content/uploads/2020/10/1F47410F-E911-449E-9A07-6FFB0D62E158-e1603104883725.jpeg)
耕運機で荒く耕してやります。
この目的は、田んぼに有る稲株を掘り出して腐食を進める為と、土の中に空気を入れてやる為、どちらも来年の土作りです。
だいたい終わった頃に程良い乾燥具合になったので、籾摺り屋さんに乾燥させた餅米の籾を持って行きました。
後日、籾摺りが完了したとの連絡が有り受け取って来ました。
今年採れた餅米は30kgでした。
これで、今、畑で作っている黒豆と、この餅米で純自家製の豆餅が作れます!