田んぼの準備 ①草刈り〜畦整備

前回の記事の様に環境整備に頑張って来ましたが、「田んぼ」の準備に取りかかりましたので、今回から段階を追って紹介して行きたいと思います。

今回は「畦の草刈り」から「畦整備」までを書きます。

まずは「畦」の草刈りから。
この時期はまだ雑草が柔らかいので「ナイロン・カッター」で「畦」の全周を刈ります。

「ナイロン・カッター」と言うのは「ナイロン」製のコードを遠心力で回転させて雑草を切る物です。

刃物では無いので石や土に触れても刃が痛んだりしませんが、太く固くなった雑草には歯が立ちません。
なので、柔らかい雑草にしか使えませんが、回転半径が大きいので刈り取る幅が大きいいのでこの時期の草刈りには効率が良いです。

但し、回転質量が「チップソー」よりも重く大きいので、ある程度の排気量の有る「草刈機」が必要になります。

この「ナイロン・コード」も色々な形や重さの物が、多くの会社から販売されていて色々と試してますが、どこのも一長一短で『これだ!』と言うものに出会えてません。

ちなみに「ナイロン・カッター」を使うと刈った草や小石が周りに飛び散って、もちろん自分にも掛かるのですが、写真に写っているオレンジ色のガード、これ非常に防御効果が高いです!
以前は、エプロンの様な防御服(?)を着ていても全身草まみれになってましたが、作業後にエア・ブローすれば落ちる程度になって有難いです。

でも、小石などの硬い物が全く飛んで来ない訳では無いので、「保護めがね」や「保護面」の様な「安全具」は絶対必要です!!

まず、我が家の通称「東の田んぼ」の「畦」を全周を刈って、

我が家の通称「上の田んぼ」の「畦」も全周刈りました。

それから「稲刈り」前に開けておいた、水を落とす(抜く)「水尻」を止めます。

溝が開いている側に木材が有るのが分かるでしょうか?
一枚の板では無く3枚の角材ににしていて、一つづつ外す事で「田んぼ」の水位を調整出来る様にしてます!

この写真は「東の田んぼ」の、去年、復活させて使った「水尻」。
去年の秋、なかなか水が落ちなくて、前から有ったの復活させて使ったんです。
なので、ここもしっかりと塞ぎます。

それから手製の「槌」で「畦」の縁と上側を叩いて固めます。
何故かと言うと秋から冬の間に「モグラ」が穴を掘っていますので、それを潰して埋めて水が漏れない様にするのです。

これには他にも効果が有って、「槌」で叩いた振動で「モグラ」がしばらく来なくなるそうです。
「田んぼ」に水を張ると来なくなるらしいので、せっかく直した「畦」に穴を開けられなくて済みますね!

この作業は去年までは行ってませんでしたが、お隣のお父さんから教えて頂き、しかも「槌」の材料も分けて頂いたので冬の間に「槌」を作ってやってみました!

去年までなら、これで終了なのですが、今年は、もう一仕事有ります。

と言うのは写真の赤丸部分、「田んぼ」に水を張ると「畦」まで水が溢れるのです。

1年目にはギリギリ溢れるまで行かなかったのですが、毎年「代掻き」の際に「茅」を入れて「作土(耕作に使う土)」が増えたのか溢れる様になったのです。
この辺りの「田んぼ」は「作土」が少ないので、増えたのなら嬉しいんですけどね!

で、赤い点線の様に「畦波板」を入れてやれば溢れるのを防げると思うのですが、写真の様に「畔波板」が斜めに傾いていて、このままでは点線の様には入れれません。

ちなみに「畔波板」と言うのは、これです。

樹脂製の4mmほどの波板で、短辺の端末が繋げられる様になってます。
「畦シート」と言うフィルム状の物も有りますが、耐用年数ではこれの方が長いので、こっちを使います。

まずは斜めに入っている「畔波板」を真っ直ぐに直します。

まず「畔波板」に被っている「作土」をスコップを使って退けていきます。

「作土」を退けたら、一度「畔波板」を切り離して、写真の中の赤線の様な形になる様にスコップで整形していきます。

「畔波板」が入っていない部分も、上の写真の赤い点線の様にスコップで掘っていきます。

写真のスコップが刺さっている所まで、黙々と掘っていきます。
肉体労働ですが、この時期はさほど暑く無いので助かります。

全部掘れたら底の部分を「ツルハシ」で掘っていきます。
掘る深さは、先にも書きました様に「田んぼ」の「作土」が少なくて「硬盤(こうばん。耕盤とも言うそうです)」と言う水を止める層がすぐに出てきて「畔波板」が収まらないので「硬盤」を少し掘るくらいにします。

そうすると最初はそこから水が漏れますが、そこはすぐに細かい泥で埋まって行くし、その方が「代掻き」した際は「作土」の深さまでしか耕さないので、「畔波板」が安定するのではと思ってやっています。

なお、掘る際は、時々「畔波板」を入れて定規代わりに同じ深さになる事を確認しながらやります。
また、1枚だけだと横との深さの繋がり具合が分かりにくいので、まず1枚で深さを確認、それから3枚繋いだ物で繋がりを確認と行いました。

すべて掘り終わったら「畔波板」を入れて、根元の部分を押さえる様に掘り返した土を少し入れてしっかり踏んでいきます。

今回設置する範囲、端から端まで「畔波板」の根元に土を入れて踏んで押さえたら、最初に戻って、また少し土を入れて踏んでを繰り返します。

一気に埋めて後から踏み固めるのはしっかり固められそうに無いので、この様にしてます。

元の高さと同じくらいになったら、少し高くなるまで土を置いて「槌」で軽く叩いて押さえ込んでいきます。
また、「畔波板」の上の端も叩いて「硬盤」に食い込む様にします。

この時「畔波板」の傾きが出来るだけ同じになる様に注意しました。
最もこれは仕上がり具合、見た目の話で機能には全く関係有りません。(笑)

完成した写真。

掘って出て来た石を「畔波板」の外側に補強も兼ねて並べて置いてます。
ここまで出来ると、今回から先の部分(写真の右方向)も「畔波板」を入れたくなりましたが、まぁ、それは来年の気分次第と言う事で。(笑)

2019年に同じ位の長さ「畔波板」を入れています。
その時は一箇所に延べ3日位掛かって、しかもヘトヘトになりましたが、今回は延べ1日半で出来ました。
これは体力が付いたのでは無く、道具(スコップ、ツルハシ、等)の使い方のコツが理解出来たからだと思います!
(ご近所の皆さん、特にお隣のお父さんが色々教えて下さるんです。感謝!)

さて、準部は整ったので、もう少し「田んぼ」が乾いたら「春耕起」を頑張ります!

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