田んぼの準備 ④代かき1回目

「田んぼ」に、1回目の「代かき」を行いました。

一昨日「茅」と「笹竹」を入れましたので、まずはその様子から。

まず、全体に春先に刈って保存しておいた「笹竹」を撒いていきます。

それから秋に刈って保存しておいた「茅」を敷き詰めていきます。

我が家の通称「上の田んぼ」も「東の田んぼ」同様に行いました。

ここまで一昨日の作業です。
本来なら「茅入れ」の翌日の昨日「代かき」の予定でした。
が、天気予報で昨夜大雨となってましたので、1日開けて今日にしたのです。

と言うのは「代かき」の時は「田んぼ」に水をある程度(多すぎてもやりにくいですが)入れてやりますが、「代かき」後に大雨が降ると「春耕起」の際に撒いた肥料が、水がオーバーフローして一緒に流れてしまうと勿体無いからです。

今日の「東の田んぼ」の様子。
昨日入れる水の量を加減していたので、昨夜の大雨でもオーバーフローせず「茅」も良く濡れて良い感じです。

「上の田んぼ」は少し水が多過ぎますので、水を止めておいて、「東の田んぼ」の「代かき」から始めます。

「耕運機」を出して来て、タイヤを「カゴ車輪」に変えます。

本来停車時には車両前方の「スタンド」を出して停めますが、車輪交換の際は出さずに、写真の様にそのまま地面に着けておきます。

それからハンドルを持って車体後方を持ち上げて、写真の木の棒で支えます。
うちは「耕運機」と一緒に貰った木の棒を使ってるだけで、鉄の棒でも構いません。(笑)

ただし、すぐに交換作業に入らず、木の棒で支えた状態で一度車体を揺すってみます。
もしも交換中に支えが不十分で外れたら危ないですからね!!

タイヤを固定しているピンを外して写真の「カゴ車輪」に嵌め変えます。

この「カゴ車輪」、舗装路ではまともに進みませんので「田んぼ」のそばで変えるのが一番です。

交換したらいよいよ「代かき」開始です。

まず、ゆっくりと入れた「茅」を「カゴ車輪」で踏んで行きます。
「耕運機」の車重で「茅」を土の底に押し入れるイメージで「田んぼ」全体行います。

「茅」が大体見えなくなったら、今度は「カゴ車輪」で土を練って行くイメージで、「カゴ車輪」の跡が残らなくなるまで縦横斜めと走らせて行きます。

続いて「上の田んぼ」も同様に行います。

水を止めておいたのですが、ちょっとまだ多いかも。
でも入れ込む「茅」が雨に濡れて良い具合に湿ってますので、浮いて来る事も無いでしょうから「代かき」」します。

こちらも「東の田んぼ」と同様に、全体を何度もゆっくり回って「代かき」しました。

「代かき」後の「上の田んぼ」の様子。

「代かき」後の「東の田んぼ」の様子。

「上の田んぼ」に比べて「カゴ車輪」の後が残ってますが、明日には消えていると思います。
両方の「田んぼ」共に、1週間くらいおいて2回目の「代かき」の予定です。

ところで『なぜ2回「代かき」するか?』ですが、1回だけの「代かき」に比べ初期の雑草の生え方が抑えられるらしいのです。
うちは使わなくて良いなら出来るだけ「除草剤」は使いたく無いので、手間は2倍掛かりますが、2回「代かき」をやってます。

他にも理由やデメリットも有るみたいですが、正直言って良く分かってません。(笑)
でも、一昨年より去年と結果が良くなってますので、良いのではと思ってます。

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