そろそろ春です!

今週になって最高気温が10℃以上の日が続いています。
北向き斜面には少し残ってますが、ほとんど雪が消えました。

そろそろ春みたいです。
今回はそんな景色を載せてみたいと思います。

が、本題の前にいつもの前置きを。(今回ちょっとだけ長いです。)

今年は気になっていた「メイプル・シロップ」作りに挑戦してみました。

本物の「メイプル・シロップ」は「サトウカエデ」の樹液を煮詰めて作るそうですが、ここらには有りません。

ネットで調べてみると「イタヤカエデ」や「ウリハダカエデ」でも似た様な物が出来るそうで作ってみました。

うちの「簡易炭焼き窯」の近くに「イタヤカエデ」が有るので、まず、その幹に「椎茸」の駒を打ち込む「下穴用のキリ(ドリルの刃)」で穴を開け、そこにステンレス製「ホース・ニップル」を加工した物を打ち込んで「ビニール・ホース」を繋ぎます。

「ビニール・ホース」の先は「タイラップ(インシュロックとも言う)」で固定部を作って「マイカ線(*1)」で幹に固定した「ペットボトル」に入れてます。
(*1:幅10mmほどの芯入りの帯状ビニール紐。「ビニールハウス」の「ビニール」固定に使われる。強度が有るので何かと便利。)

1〜2日で1.5リットルの「ペットボトル」がいっぱいになりましたが、2回目の時は2日以上掛かったので、天候や気温によるかもしれません。

ネット情報では『7ℓで150mℓ』しか出来ないそうなので、5ℓ半まで樹液を集めて、写真のストーブの上で煮詰めていきました。

約8時間くらい煮詰めて、完成!
煮詰めていって「結晶(「シュガー・サンド」と言うらしい)」が出て来ると、糖度が66%以上になって出来上がりみたいです。

で、味はと言うと本物の「メープル・シロップ」の様な香りは有りませんが、味は『無茶苦茶甘い!!!』。
朝食に「ホット・ケーキ」でも焼いて、付けて食べようと思ってます。

さて、本題です。

今週になって、毎日最高気温が10℃以上になってます。
流石に北向きの日当たりの悪い所には少し雪が残ってますが、その残っていた雪もどんどん溶けて、春はすぐそこまで来てる様です。

家の前の畑の様子。
奥に見える雪の塊は「除雪」で寄せられた物なので、「除雪車」のバケットで押し固められててなかなか溶けません。

80cm以上の雪に埋もれていた「イチゴ」は、まだ少し潰された感は有りますが、葉が起きて来てます。

「タマネギ」も同じく雪で潰されてましたが、少しずつ起き上がって来てます!

我が家の通称「東の田んぼ」も、雪は消えてます。

「上の田んぼ」も「畦(あぜ)」に少し残ってますが「田んぼ」の中は消えてます。

『さぁ「春耕起」!』と行きたいところですが、まだまだ雪溶けの水で土はグチャグチャです。
まぁ、まだ3月頭なので、しっかり乾かしてからやります!

では、「梅畑」の方に上がってみます。

我が家の通称「上の畑」の様子。
ここは主に「サツマイモ」を作りますが、今は枯れ草だらけ。

左側の「石垣」の下に水路が有るんですが、

はい、今年も『ヤツ』が元気に育って来てます!

『ヤツ』と言うのは「クレソン」。
「レストラン」の「肉料理」とかの皿に一緒に乗ってる、あれです。
「スーパー」とかで買うと結構するので『自然に増えてくれるなんて良いですね。』って言われますが、どんどん育って水路を塞いでしまうので困るんです。

なので、毎年除去しますが凄く強い植物で、剥ぎ取っても少しでも根が残っていると再び繁茂するんです。

次は、我が家の通称「水場の畑」で、ここも既に雪は有りません!

新たに作り直した「ワサビ田」の様子。

昨年、新たに「湧水」を入れたのと、冬前に「沢」から「ダイボリン(樹脂ホース)」で水を引いたので、まだまだ葉は小さいですが凍りついて死ぬ事も無く元気みたいです。(前に作った時は、全部枯れてました。)

「ワサビ田」近くの日当たりの良い所には「フキノトウ」が出てました。

写真の様に開いてしまったのは、花の所が凄く苦いんです。
ご近所のお母さんは花の部分は取ってしまい、残った葉の部分だけ「天ぷら」にすると言われてました。

毎年「草刈り」を頑張って管理している所。

「草刈り」の際に「タラの木」だけは残してあります。
時期が終わると剪定してますので、今年もいっぱい「タラの芽」が採れそうです!

それでは「梅」の様子を見に行きます。

この「梅」の木も、

この「梅」の木も、暖かくなって「蕾」が大きく膨らんで、花の色が見えてきてます。
咲くまで、あとちょっとかな。

「梅畑」の奥のここは「簡易炭焼き窯」を設置してある場所です。

ここには秋に伐採した日当たりに邪魔な「コナラ」が寝かせてあって、4月になったら短く切って「榾木(ほだ木)」に使います。

なぜ寝かしておくのかと言うと、伐採してすぐ短く切ってしまうと切り口から「雑菌」が入って「椎茸菌」が回らなくなるからなんです。
また「葉枯らし」と言って、「葉」が落ちる前に伐採してそのまま置いておくと、冬を越した頃に「椎茸栽培」にちょうど良い乾燥具合になるからです。

まだ他にも日当たりに邪魔な木は有りますが、「椎茸」の「榾木(ほだ木)」に使える木なので、その年に使う分だけ切っていくつもりです。

「新しい梅畑」の、すぐ上の段。
ここもまだ「草刈り」管理だけですが、そのうち「果樹」を植える予定。

いっぱい落ちている枝は秋に切った木の残渣で、草が育って来ると「草刈り」の邪魔なので、早く片付けなきゃ・・・頑張ります!

で、ここにも、

「フキノトウ」がいっぱい出て来てます。

この場所の真ん中辺りにいっぱい出て、「フキノトウ」が終わったら、次は同じ「地下茎」から「フキ」がいっぱい出て来ます。

最後に『暖かくなって来たから「椎茸」の具合はどうだろう』と見に行ったら、小さいのがいっぱい出て来てました!

「原木椎茸」は香りが強く、凄く美味しいので、早く大きくなって欲しいです。

「原木椎茸」を育てている所のそばに「福寿草」が出てました。
あと2日もすれば、可愛い黄色の花が咲くと思います。

寒くて「雪掻き」とか大変な冬も、もうすぐ終わりです。
さて、今年も頑張って「六ノ里暮らし」を堪能します!!

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