2回目の「代かき」を行いましたので、記事にしてみたいと思います。
毎年書いてますが、2回目の代かきの仕上がり具合は、田植え以降の稲作に大きく影響します。
田んぼ全体が平坦でないと、田植えの際に苗の植え付け深さが一定にならず、悪くすると一部が「浮苗(しっかり植え付けられて無い状態)」になったりします。
また苗が育って来て、水を少なくした際に土が露出しないまでも、水深が極端に浅い所は雑草が生えやすくなります。
なので、しっかりと田んぼ全体が均一になる必要があるのです。
と言う事で、今年もしっかり代かきしましたので、その様子を紹介してみたいと思います。
その前に、少しだけ。(笑)
この日の前日、今年から稲作を始める移住者仲間のところへ監督に。(偉そうに。笑)
と言うのは、耕運機にカゴ車輪での代かきを『そそのかした』手前、ちゃんとフォローしないとダメでしょ?
と言う訳で行って来ましたが、一生懸命、真剣にやられてましたので、きっと美味しい米が出来るのではと思ってます。
では、代かき2回目の様子です。
1回目の代かき同様、まずは水の量のチェックから。
上の田んぼの水量はOK!
東の田んぼの水量もOKです。
水が少ないとカゴ車輪で踏み込んでいっても、なかなか土がこなれてくれないのです。
『飽和状態になって、土が溶けて行かないのかな?』と思ってみたりしますが、さて、どうなんでしょう。(笑)
時刻は9時少し前、上の田んぼから始めます。
タイヤのまま耕運機を移動させて、カゴ車輪に履き替えます。
その理由は・・・何度も書いてもあれなので省略です。(代かき1回目を見てください。)
縦横1回走らせたところ。
1回目でしっかり代かきしましたが、あれから1週間、踏み込んで柔らかくなっていた土も落ち着いてて、走らせるとカゴ車輪の跡が残ります。
ですので、さらに土を練り込む為に、縦横斜めに何度も耕運機を走らせます。
時刻は11時半前、約2時間半で、上の田んぼの代かき2回目終了です。
タイヤに履き替えて移動し、またカゴ車輪に履き替え、東の田んぼを行います。
何度も履き替えるのは面倒ですが、貴重なカゴ車輪を痛めない為には仕方ない。
(付けるとそのまま移動出来る、アタッチメントを作ってみようかな。)
11時半から始めて、途中、お腹が空いておにぎりの昼ご飯を食べて、再開して14時過ぎに終了。
こちらも、大体2時間半です。
代かきが終わったら、田んぼに入れる水のパイプにホースを繋いで、田んぼの中で耕運機に付いた泥を洗い流します。
昨年までは、田んぼの外に出して高圧洗浄機で洗ってましたが、結構、土が付いていて『もったいなくて』中で洗う事にしました。
昨年までの記事では『どちらの田んぼを先に代かきを行うかに理由がは無い』と書いてましたが、今年、東の田んぼを後にしたのには理由が有って、こちらの方が水源からの落差が大きいので、繋いだホースから出る水の勢いが強いからなんです。
耕運機による代かきが終わったら、レーキ(トンボ)で土を丁寧に均して、今年の代かきは終了です。
あとは、26日の田植えに向けて田植え機の整備をして待ちます。
こう書くと1週間有るので余裕みたいですが、各所にどんどん草が伸びてますので、早急に草刈りをこなして行かないと大変な事に・・・なので、全く余裕は無いです。
ですが、里山暮らしには不可欠なので、頑張ります!!