「源蔵寺棚田の再生 第5回目」を実施しました。
今年の夏も全国で猛暑日が続いており、東海地方でも連日の猛暑です。
ここ六ノ里は、町に比べれば35度以上の日はありませんが、それでも日中の畑作業は厳しいものがあります。
そんな中、また、お盆休みも終盤でお忙しい中にも関わらず、町からのご協力者の方が4名、「六ノ里」の方が4名、合計8名の方に参加協力いただけました。
熱中症にならない様に、休憩を取りつつ無事に作業を行う事が出来ました。
参加いただいた皆様、誠に有り難うございました。
本題に入る前に、先日の記事で紹介した「蕎麦畑の今」をご紹介しておきます。
先日お手伝いしたご近所の「セイさん」の所。
8月2日に種蒔きして7日に発芽、今日で10日目になります。
今のところ、心配していた鹿の害も無く、無事に育ってます。
電柵をしてありますが、被害がある様なら鹿避け網の設置を考えないとならないかも。
続いて、デイ先生の圃場の様子。
こちらと、
こちらを8月11日に畝立てと種蒔きのお手伝いをしました。
種蒔きは「種蒔き機ごんべえ」で行いましたが、これを使うと今の蒔くセッティングでは、だいたい4日後に発芽で、ここも予定通りの4日後の15日に発芽しました。
写真は今日、発芽2日目のものです。
猛暑で気温が高いのと雨が少なくて心配してましたが、順調の様です。
最後に、先日の記事で「夏蕎麦」の脱穀→選別をした「そば茶寮文福笠井」さん下の圃場。
ここは7月29日に種蒔きして、4日後の8月2日に発芽、今日で15日目になります。
ここの圃場は、一部、虫に葉っぱが喰われる被害が出ていて、近々、対策が必要です。
まぁ、対策と言っても農薬は使いたく無いので、地道に虫を取るつもりです。
と言った具合に、六ノ里に蕎麦畑が増えています!!
さて、それでは本題の「源蔵寺棚田の再生 第5回目」の様子を紹介してまいります。
いつもの様に、六ノ里集会所に集合です。
今回は当初、参加連絡をいただいたのが常連の皆さんでしたので、早速現地に向かいます。
現地に着いて道具類を下ろして準備し、暑さが増して来る前にと、早速作業に取り掛かります。
畝間の草取り担当の皆さんに、今日の手順をお伝えして掛かっていただきました。
見たところ、そんなに雑草が生えていない様ですが、小さな雑草が芽生えて来ていて、これを放っておくと、みるみる蔓延っていくのです。
手で地道に取り除く作業で大変ですが、雑草が蔓延ると刈り取りの際に非常に手間が掛かるので、とても大事な作業なんです。
草刈機に付けている刃の種類で刈る場所を決めて、この方には写真の蔓延った蔦類を刈っていただき、私は鹿避け網のすぐ横の内外を「ナイロンコード」で刈りました。
もう1名草刈機を持ってきてくださった方もおられましたが、斜面で足場の悪い箇所を刈るのと、今回はご協力いただけた人数が少ないので草取り班にまわっていただきました。
作業開始から約1時間、時刻は10時過ぎ。
天気が良く非常に暑いので、ここで1回目の休憩を取ります。
それぞれに飲み物を選んでいただき(と言っても2種類のどちらかですが)水分補給を行い、涼しい木陰で休憩しました。
久しぶりに参加の方もおられて、話が弾みます。
今日現在の、ここの圃場の蕎麦の生育具合です。
種蒔きが7月29日で、4日後の8月2日には発芽、それから15日目の様子です。
一部には花芽がついているのもあり、次回9月には蕎麦の花でいっぱいになります。
休憩を終えて、作業を再開します。
草取り班の皆さんには、畝間の草取りが終わりましたので、草刈機で刈れない鹿避け網直下の草を取っていただいてます。
草刈り班は、南側と北側の斜面の草を刈ります。
この部分は蕎麦の育成には関係しませんが、蕎麦栽培の様子を見に源蔵寺に来ていただいた方々に、綺麗に再生された耕地の様子を見せたい思いで刈っています。
時刻は終了時間に近づいてまいりました。
作業の方も、大体、目処が付いたので、本日は終了とし最後に休憩とします。
今回参加いただいた六ノ里の方から、自家栽培のスイカを差し入れてくださいました。
甘くてシャキシャキした食感で、大変美味しくいただきました!
最後に、作業の終わった圃場で集合写真を撮ります。
参加協力いただいた皆様、お疲れ様でした。
以上、第5回目の実施報告でした。
そして、これが作業の終わった圃場の全景です。
これから、どんどん花芽が付いてきて、次回9月には一面の蕎麦の花になると思います。
その様子は「六ノ里地域づくり協議会 景観整備部」のインスタグラムで紹介されますので、今後の発育の様子を楽しみにしてください。
次回、第6回目は9月14日(予備日15日)を予定しております。
作業内容は、今回と同じく畝間の草取りと周辺の草刈りです。
募集案内は「六ノ里地域づくり協議会 景観整備部」のサイトで行われますので、興味を持たれた方は覗いてみてください。
是非、ご参加いただき一緒に蕎麦を育てましょう!
多くの方のご協力を、宜しくお願いいたします。