稲刈りです!2022

今年も稲刈りして「ハサ掛け」しましたので、その様子を紹介してみたいと思います。

昨年同様、本業の出稼ぎ中で、しかもちょうど仕事がピークで。
よって土日しか「稲刈り」の時間が取れません。
しかも、日曜日は「地域草刈り」が有るので、土曜日1日しかないハードな日程です。

「稲刈り」するには実り具合が重要です。
で、状況はというと、我が家の通称「東の田んぼ」も、

我が家の通称「上の田んぼ」も、お陰様でちょうど良い感じ。(去年は少し早かった)
それじゃ早速「稲刈り」開始です。

今年もコイツに頑張ってもらいます。
お隣の「バインダー」ですが、今年も使わせていただきます。感謝!
当然、先週のうちに借りてきて、作業前の点検・整備は済ませて有ります。

なお、タイヤの空気が無いように見えます(実際、無いです)が、これで正常なんです。
これについての説明は、実際の作業の時に行いますね。

今年は「上の田んぼ」からやります。
まず「バインダー」を入れる所、旋回する所を手で刈り取ります。

この「手刈り」作業は家内にお願いするのですが、写真の状態では狭すぎるので広げてもらいます。

うちは「田んぼ」に「山水」を引いて使っているので、水が冷たいんです。
なので「水口(水を入れる所)」に近い側には冷害に強い「餅米」の「タカヤマモチ」を植えていて、奥に「コシヒカリ」を植えてます。
なので「タカヤマモチ」と「コシヒカリ」を分けて刈らないとなりません。

写真は「タカヤマモチ」を刈り終え、「コシヒカリ」の外周部分を刈り始めたところです。

スタートから約1時間、「コシヒカリ」も刈り終えたところです。
次は「東の田んぼ」の「稲刈り」をしますが、「バインダー」侵入部分を「手刈り」してもらってる間、ちょっと休憩して写真を撮ってます。

ここで「バインダー」のタイヤについて、ちょっと説明。
「田んぼ」は水を抜いて乾かして有っても、天気の具合では多少はぬかるみます。
昨日も夕方に少し雨が降りましたので、写真の様に多少柔らかいです。

「コンバイン」がタイヤでは無く「クローラー」が使われているのは、ぬかるむ「田んぼ」を走行するには普通のタイヤではスリップして進まないからです。
しかし「バインダー」の様に車体が小さく、駆動輪が左右で1組では「クローラー」は設定出来ません。

そこで、使われるのがこのタイヤ、「ゼロプレッシャータイヤ」と言います。
適正空気圧は0で、タイヤが潰れる事で「クローラー」の様に広い接地面積が得られるのです。

保管時に気を付けないといけないのは、「バインダー」の自重でタイヤが潰れるので、ずっとタイヤのサイドが折れ曲がった状態にならない様、車体の下にスペーサーを入れてタイヤを浮かしておく必要があります。

「東の田んぼ」の手刈りが終わったので「タカヤマモチ」を刈って、

続いて「コシヒカリ」も刈り終えて、今年の「稲刈り」は終了。
ここまでで約2時間ちょっと、そろそろお昼ご飯の時間なので予定通りです。

時間が示す様に「バインダー」を使う「稲刈り」は、そんなに大変ではありません。
本当に大変なのは、この後ですが、まぁ、まずはお昼ご飯にします。(笑)

例年ならお昼ご飯は「おにぎり」なんですが、歩いて行ける所に「Camp&Resort清桜里」が出来て、そこに「カフェ清桜里」が有るので、今年はそこで。
「ラーメン」や「手作りカレー」も有りますが、日替わりの「ランチプレート(珈琲は別)」をチョイス。(なんと今日から販売開始で、私は第1号客だったらしい。)

ついでに新しい施設を整備中でしたので、紹介しておきます。

バーベキュー・スペースを造成中。(ほぼ完成しているのかな?)

それぞれのスペースにバーベキューコンロが有ります。
どの様に使われるのかは「Camp&Resort清桜里」に直接聞いてみてくださいね。

さて、お昼ご飯を楽しんだところで、午後の部、行きます!(気合いを入れて)

午後は「ハサ木」で「ハサ」を組んで、刈り取った稲を掛けていきます。
これを「ハサ掛け」と言い、昔はどこでもやっていました。
ちなみに、こうして干してやると旨味が増すらしいです。

実はこの写真、去年のです。
本当は「ハサ木」を組むところも写真を撮って紹介したかったのですが、
昨年2日でやった内容を1日で行ってますので、余裕が有りませんでした。

「東の田んぼの「ハサ掛け」がほぼ終わって、

「上の田んぼ」も、ほぼ「ハサ掛け」が終わったところ。
もう、かなり日が暮れ掛かってます。

『ほぼ』と書いたのは、「手刈り」した所の稲が束ねて無いので掛け終わってません。
これ以上暗くなると写真が撮れないので、途中ですが撮影して、この後、日が暮れるまで頑張りました。

以上で、今年も「稲刈り」が無事に終わりました。
「ハサ」に掛けたまま、大体2週間くらい干して、一昨年導入した「新兵器」を使って乾燥具合をみて「脱穀」を行います。

さて、悪天候にならず、無事に乾いてくれると良いなぁ。

わさびに再挑戦!

先日の記事で『生活用山水への追加改良』を紹介しましたが、これにはもう一つ『思惑』が有りました。
それはタイトルの様に「ワサビ田」の再挑戦で、今回はそれについて書いてみたいと思います。

まずは前回の記事に被りますが、状況説明として書きます。

ご近所さんと我が家に「山水」を引いている水溜めです。
山の上の「湧水地」から「ダイボリン(商品名。ポリパイプです)」で引いて来て、最後の「沈砂池」のコンクリート土管に入って、各家庭に引いてあります。

この最終の「沈砂池」の土管からは、大体いつも「山水」が溢れていて、そのそばには「先達さん(前の我が家の持ち主で、ここでの生活の先輩なのでこう呼ばせていただきます。)」が植えられたのか「ワサビ」が自生しています。

一昨年、葉が枯れ始めていたので、ネットで調べてみたところ『株が大きくなり過ぎたのが原因で株分けしてやるのが良い』となってましたので、この際と言う事で「ワサビ田」を作りました。

池状になっていた所の泥を撤去して「川砂」を入れて分けた株を植えてやりました。

冬場「カモシカ」や「鹿」が食べに来ると「ワサビ」作りが本業の知人に聞いていたので「獣害対策」に写真の様に対策をしたのですが・・・。

せっかくここまでやったのですが、冬を越したら全部枯れて無くなってしまいました。
(ここまでは、一昨年の『ワサビに挑戦!』の記事を引用しました。)

『何がいけなかったのか?』と色々調べてみると、どうも「川砂」だと細か過ぎたのと、冬場に「山水」の量が少なくなって流れが悪くなり、水温が下がり過ぎたのが原因みたいです。

今年もまた残っていた「ワサビ」の葉が枯れ始めて来たので、株分けしたいのも有って、もう一度「ワサビ田」に挑戦したのです。

「山水」の水量低下に関しては、この前の記事で紹介しました様に新たに増やしました。

なので、次は「ワサビ田」の改良です。

まず一昨年入れた「川砂」を「鋤簾(ジョレン)」で全部取り去って、新しく小さめの「砂利」を入れます。

「川砂」は「サツマイモ」の「畝」に使えるので「ブルーシート」の上に出しました。

「山水」が流れ込む所は少し深く掘って「沈砂池」にして有ります。

植える場所が出来たら「ワサビ」の株を分けます。

一昨年株分けした時は立派な「ワサビ」が数本採れたのですが、今回は条件が良くなかったみたいで、ご近所に配れる様な良いのは有りませんでした。
なので我が家で有り難くいただきました。
(一昨年よりかなり「ワサビ」辛かった。笑)

株に分けたら植え付けで、大体15センチくらい株間を離して植えて有ります。

写真の様に、かなりの本数を植えましたが、植えたのと同じくらい余ってしまいました。

この日は植え終わったのが夕方だったので、

翌日、写真の様に「ワサビ田」の面積を倍に増やして残りの株を植えました。

「ワサビ田」を作る上で、今回はもう一つ工夫してます。
「ワサビ田」の構造や水量確保は万全と思われますが、後は強い夏場の日差しをどうするか、です。

8月が終わろうとしていますが、ここ「六ノ里」でもまだまだ直射はキツイです。
元来「ワサビ」は山間の渓流に生えてますし、「ワサビ農園」では日が当たり過ぎない様に「ハンノキ」が植えられてます。

切っておいた「竹」を組み合わせてフレームにし、その上に「獣害対策」で使う鉄製の網を乗せて、

その上から「遮光シート(60%遮光)」を掛けます。
これで直射光を和らげる事が出来ます。

前回の失敗を糧に、色々と改善しました。
今回こそは、上手く育ってくれると良いなぁ。
(翌日見てみると、新しい小さな葉が出て来てましたので、期待出来るかも。笑)

電柵の設置

「スイカ」や「トウモロコシ」を作っている「畑」に今年も「獣害対策」を行いました。
合わせて、今の「田んぼ」や「畑」の様子を紹介してみたいと思います。

今の「スイカ」の様子。
直径20センチ位なのが5個ほど育ってます。

「トウモロコシ」の方も写真の様に順調に育ってます。

が、こうなると、また、厄介なのが来るんです!

そう、「スイカ」や「トウモロコシ」は春に「イチゴ」をやられた記事にも出て来る「ハクビシン」の大好物なのです。(東京の「三鷹市」の都市整備部ホームページから引用させていただきました。)

なので、毎年、この時期になると「獣害対策」で「電柵(電気柵)」を設置します。

「畑」を囲む様に全周に設置します。
写真の「コンテナBOX」の中に本体の機械が入ってます。

「ハクビシン」の対策なので、下から一番下が10センチ、2番目が20センチ、3番目が45センチ位の高さに「ケーブル」は引いて有ります。

誤って「ケーブル」に触れると結構『痛い!!!』(経験者談)ので、間違っても触れない様に・・・。

「電柵」の支柱を立てる所には、雑草避けに「防草シート」を貼って有ります。
そうしないと伸びた雑草が「ケーブル」に触れて漏電して威力が無くなるんです。

もちろん「防草シート」無しでも「電柵」の機能には影響有りませんが、雑草が伸びて触れない様にちょくちょく見回らないとならないのです。

当然、「ケーブル」は地面に触れても漏電します。
しかし地面は平面では無く高い所も低い所も有るので、地面に触れない様に「ケーブル」を張ると地面との隙間が広くなる所も有ります。
そういう場所には、その隙間を埋める為に写真の様に「丸太」を置いたりします。

そうそう「電柵」の他に「カラス」避けに「見えないテグス」を張ってます。
写真の立てて有る「竹」がそれで、「カラス」も「スイカ」や「トウモロコシ」が大好物なので、これも毎年設置してます。

ついでに今の「田んぼ」や他の野菜の様子も載せておきます。

我が家の通称「上の田んぼ」の様子。

同「東の田んぼ」の様子。

2トーンに見えるのは生育が違うのでは無く、色の薄い方が「コシヒカリ」で濃い方が「タカヤマモチ」と品種が違うからで、どちらのも順調に育って来てます。

続いて「トマト」の様子で、少し前から毎日の様に収穫出来てます。
ここ「六ノ里 」の「トマト」は甘くて美味しいですよ!

「ナス」も、順調に収穫出来て食卓を賑わせてくれてます。

「ピーマン」は先日、初物が採れましたが、本番はこれから。

「キュウリ」も、ほぼ毎日採れてます。

さてさて、今年も「電柵」や「見えないテグス」が効果を発揮して、無事に収穫出来ると良いのですが・・・。

今の田んぼや畑の様子

ここのところ「草刈り」の記事ばかりでしたので、今回は「田んぼ」や「畑」の今の様子を載せてみたいと思います。

まずは「田んぼ」から。

我が家の通称「東の田んぼ」。
「タカヤマモチ」「コシヒカリ」共に順調。

我が家の通称「上の田んぼ」。
こちらも「タカヤマモチ」「コシヒカリ」共に順調。

どちらの「田んぼ」も盛んに「分けつ(植えた苗の株数が成長に伴って増える)」してますので、そろそろ「中干し」の時期かな。

続いて「家の前の畑」。

まずは全景。
今年はまめに雑草を取っているので、そこそこ見られる「畑」かと。(笑)

「トマト」は今年も「簡易トマトハウス」で栽培中。
「大玉トマト」の実が大きくなり始めてます。

「ナス」です。
今年は急に暑くなって、でも朝晩の気温が低いと言う変な天候で生育は今一つですが、先日、初物が採れました。
なので、去年の長雨の天候に比べれば、まだ良いのかもしれません。

「ピーマン」と「オクラ」。
どちらもまだ生育中ですが、小さな実が付いてます。

「キュウリ」。
去年は長雨で枯れてしまいましたが、今年はすこぶる順調。
「有機無農薬」なので形は悪いですが、毎日の様に採れてくれます。

「カボチャ」。
栽培のメインは他の「畑」ですが、こちらでも少し栽培してます。
元気に「蔓」が伸びてます。

「スナップエンドウ」。
葉がちょっと枯れて来てるのは最初に植えた物で、これでもしばらくは楽しめます。
右側の支柱の横には第2弾が生育中です。

続いて、我が家の通称「上手の畑」の様子。

まずは全景から。
そろそろ獣害対策(主に「ハクビシン」)で「電気柵」を設置するので、外周部の草を刈ったところです。
後、「カラス」除けの「テグス」張りもしなければ。

ここで作っている作物を「畑」の左側から紹介していきます。

写真の左から「ネギ」と奥に見える「防虫ネット」を被せてある所が「キャベツ」と「ブロッコリー」。
写真中央が「スイカ」と「カボチャ」で、その隣の「防虫ネット」の「畝」が「葉物野菜」色々。

写真中央、「畝」間に「藁」を入れてる所が「ジャガイモ」各種。
この前「試し掘り」して食べましたが、今年も美味しいのが出来てます!

この写真の左側が「トウモロコシ」で順調に生育中。
今月末から8月に、美味しいのが食べられる予定です!

中央は「サツマイモ」各種で、「サツマイモ」はここの他にも栽培中。
その隣の「防虫ネット」の被っているのは「芽キャベツ」。

ちなみに「葉物野菜」に「防虫ネット」を掛けている理由は、「害虫」対策です。
「虫」は「殺虫剤」を掛ければ簡単に駆除出来ますが、何となく葉っぱの中に残っている気がして、出来れば使いたく無いんです。
(*もちろん今の農薬は人に害の無い物になっている様ですけど、個人的気分で)

「防虫ネット」の奥は「トマト」。
「苗」をもらって「簡易トマトハウス」に植えれなかった分を、勿体無いのでこちらで栽培中。(「雨避け」の屋根、作らないとダメかなぁ・・・。)

その隣は今年初めて栽培する「ねばり芋」と言う「山芋」や「長芋」の仲間。
春先にホームセンター」に寄ったら売っていて『とろろ芋食べたいなぁ』と「種芋」を衝動買いした物。(笑)

この「畝」は「綿」。
野菜では無いですが、家内の「冬の楽しみ」用。

続いて最後は、我が家の通称「カオルさんの畑」。
ここは主に「大豆」「黒豆」「小豆」などの「豆」類を栽培です。

「豆」類の「苗」は、この写真の様に「ポッド」で「芽出し」します。
直接「種」を「畑」に撒く方法も有りますが、発芽しない物も有りますので「芽出し」してある程度大きくなってから「畑」に植えます。

我が家では、他にも多くの野菜を直接「畑」に撒かないで「芽出し」して植えてます。
これは少ない「畑」を有効活用する為に、です。

さて、本格的な夏になって、どんどん野菜類が生育して行きます。
はてさて、今年は美味い野菜がどれくらい食べられるのか、楽しみです。

田植えしました!2022

先日までの記事で「田んぼ」の準備を段階を追ってお伝えして来しましたが、いよいよ今年の米作りのスタート、大事な「田植え」です。

朝起きて、まず「田んぼ」の水の量を確認。

水が多すぎると「苗」の植え付けが浅くなったり、植えても水に「苗」が潜ってしまったり、他にも色々と問題が有ります。

我が家の通称「東の田んぼ」は、ちょっと多いくらいで問題無さそうです。

我が家の通称「上の田んぼ」は、多過ぎます。
さて、どうしたものか・・・。

一昨年、昨年に続いて、お隣のお父さんの所の「田植え機」を使わせてもらいます。
もちろん、事前に借りて動作確認と軽整備は済ませてあります。

まずは「東の田んぼ」から始めます。

最初に外周から2回り分、空で回って「田植え機」が向きを変えるスペース、「枕地」と言うのですが、それを取ります。

ざっと1時間弱で「東の田んぼ」は完了。

我が家は冷たい沢の水を「田んぼ」に使ってます。
なので水を入れる所に近い側には寒さに強い餅米の「タカヤマモチ」を、奥の方は普通のお米の「コシヒカリ」を植えますから、普通に植えるよりも時間が掛かります。
どちらか一方ならもっと早く終わるのですが・・・。

続いて「上の田んぼ」ですが、

水を入れる所から遠い奥の方から「コシヒカリ」を植えてましたが、やっぱり水が多い!

と言う訳で、途中で水を抜きました。

耕す時に「有機肥料」を入れてますので、勿体無くて本当は水を抜きたくないのですが、「苗」の活着が悪くなっては元も子も無いので抜きました。

こっちは途中で水を抜いて水位が落ちるのを待ったので、2時間近く掛かりました。

この後は「田植え機」では植えらない部分を「補植(手で植える事)」して、「田植え機」を洗って、今年の「田植え」は終了です。
(「田植え機」を洗って乾燥した後、仕舞う前に各部の給油が残ってますが。)

さて、今年の米の具合はどうなるでしょうか。
昨年より「食味値」が上がると良いなぁ。(笑)

やられた!!!

今年も「イチゴ」を育ててますが「獣害」に遭いました。

まずは「獣害」前の様子から。

今年のメインの「イチゴ」の畝。

ちゃんと「ダンポール」と言う支柱を立てて「獣害網」を掛けてます。

ここは「宝交早生」が順調に育ってました。

こっちの畝は「章姫」「とちおとめ」「さちのか」。

いっぱい実が付いていて、こっちも順調でした。

元の会社の同僚達に『そろそろ「イチゴ」が採れるから遊びにおいでよ』と連絡した矢先・・・。

やられた!!!

「獣害網」をしていて食べられなくて腹が立ったのか「獣害網」の上で暴れた様で、綺麗に立ててた支柱が傾いてます。
で、網の下に出来た隙間から中に入って食い放題・・・。

赤くなった実だけ食べるならまだしも、青い実も食いちぎってます。
オマケに踏み荒らしてますので「株」も潰れかけてます。

しっかりとした足跡は残ってませんが、多分「ハクビシン」だと思います。

これが「ハクビシン」です。
東京の「三鷹市」の都市整備部ホームページから引用させていただきました。)

『明日には食べられるだろうって思ってたのにっ!!!』、と思いっきり腹を立てたのは家内。
こうなるとヤツは俄然「やる気モード」で、徹底的に「獣害対策」してました。

「獣害対策」をやり直したメインの畝。

まず支柱を「ダンポール」だけでなく、もっと強度の有る「トンネル支柱」も追加。
それらを繋ぐ様に「イボ竹」を渡して固定して。
一部喰い開けられた「獣害網」も、より強度の有る物に変更しました。

もう一つの畝も同様にしてます。

踏み荒らされた「株」も、何とか復活して来ている様子。
残った実が上手く育ってくれる事を祈ってます。
(でも、一番最初の実の方が大きいんだけどなぁ・・・。)

田んぼの準備 ⑤代かき2回目

「田んぼ」の2回目の「代かき」を行いました。

前日『明日2回目の代かきやるぞっ!』と「カゴ車輪」の点検をしてると、

左側だけ6箇所も溶接がはがれてて・・・。(赤丸部分)
慌てて「六ノ里」の「鉄工所」を経営されてる方に電話して、溶接していただきました。
(いつもいつも急にお願いして、申し訳ありませんです。)

横着して「アスファルト」の上を「カゴ車輪」のまま移動させたのがいけなかったんです。
これからは面倒でも通常のタイヤに交換して移動します!!!

代かき2回目、まずは我が家の通称「東の田んぼ」から。

1回目から1週間置いて土も落ち着いてますが、まだ水平が出ていない所もあるので、丁寧に「耕運機」で踏み込んで行きます。

写真の「耕運機」の奥の辺りがちょっと高くて『どうしたら良いんだろう???』と悩んでいたら、お隣のお父さんからまたアドバイスをいただきました!

『走らせながらハンドルを左右に揺すって「カゴ車輪」で地面を引っ掻くようにすると掘れるで』と。
やってみると良い感じで高い部分が削れて行く感じ!

本当にいつも欲しい時に的確なアドバイスを頂いております。
(手が柔なのか、両手にマメが出来てしまったのは内緒です。(笑)

午前中掛けて「東の田んぼ」は終了。
この後、ちゃんと普通のタイヤに付け替えて移動させました!

畦で「おにぎり」のお昼ご飯を食べて、午後から我が家の通称「上の田んぼ」。

作業中の写真は省略。
この写真は「耕運機」の代かき後、車輪で荒らした所やまだちょっと高い部分を家内に「レーキ」で均してもらっているところ。

この間に私はドロドロに汚れた「耕運機」を「高圧洗浄機」で洗います。

もちろん、ちゃんと普通のタイヤに戻して移動させます!(しつこいけど。(笑)

「東の田んぼ」の様子。

こちらも「レーキ」で均してもらってますので、良い感じに仕上がってます。

2回目の代かきから2日後、今年の「苗」が届きました!

去年の「苗」はちょっと細くて元気が無かったのですが、今年のは元気そうです。
明後日、いよいよ「田植え」します!

田んぼの準備 ④代かき1回目

「田んぼ」に、1回目の「代かき」を行いました。

一昨日「茅」と「笹竹」を入れましたので、まずはその様子から。

まず、全体に春先に刈って保存しておいた「笹竹」を撒いていきます。

それから秋に刈って保存しておいた「茅」を敷き詰めていきます。

我が家の通称「上の田んぼ」も「東の田んぼ」同様に行いました。

ここまで一昨日の作業です。
本来なら「茅入れ」の翌日の昨日「代かき」の予定でした。
が、天気予報で昨夜大雨となってましたので、1日開けて今日にしたのです。

と言うのは「代かき」の時は「田んぼ」に水をある程度(多すぎてもやりにくいですが)入れてやりますが、「代かき」後に大雨が降ると「春耕起」の際に撒いた肥料が、水がオーバーフローして一緒に流れてしまうと勿体無いからです。

今日の「東の田んぼ」の様子。
昨日入れる水の量を加減していたので、昨夜の大雨でもオーバーフローせず「茅」も良く濡れて良い感じです。

「上の田んぼ」は少し水が多過ぎますので、水を止めておいて、「東の田んぼ」の「代かき」から始めます。

「耕運機」を出して来て、タイヤを「カゴ車輪」に変えます。

本来停車時には車両前方の「スタンド」を出して停めますが、車輪交換の際は出さずに、写真の様にそのまま地面に着けておきます。

それからハンドルを持って車体後方を持ち上げて、写真の木の棒で支えます。
うちは「耕運機」と一緒に貰った木の棒を使ってるだけで、鉄の棒でも構いません。(笑)

ただし、すぐに交換作業に入らず、木の棒で支えた状態で一度車体を揺すってみます。
もしも交換中に支えが不十分で外れたら危ないですからね!!

タイヤを固定しているピンを外して写真の「カゴ車輪」に嵌め変えます。

この「カゴ車輪」、舗装路ではまともに進みませんので「田んぼ」のそばで変えるのが一番です。

交換したらいよいよ「代かき」開始です。

まず、ゆっくりと入れた「茅」を「カゴ車輪」で踏んで行きます。
「耕運機」の車重で「茅」を土の底に押し入れるイメージで「田んぼ」全体行います。

「茅」が大体見えなくなったら、今度は「カゴ車輪」で土を練って行くイメージで、「カゴ車輪」の跡が残らなくなるまで縦横斜めと走らせて行きます。

続いて「上の田んぼ」も同様に行います。

水を止めておいたのですが、ちょっとまだ多いかも。
でも入れ込む「茅」が雨に濡れて良い具合に湿ってますので、浮いて来る事も無いでしょうから「代かき」」します。

こちらも「東の田んぼ」と同様に、全体を何度もゆっくり回って「代かき」しました。

「代かき」後の「上の田んぼ」の様子。

「代かき」後の「東の田んぼ」の様子。

「上の田んぼ」に比べて「カゴ車輪」の後が残ってますが、明日には消えていると思います。
両方の「田んぼ」共に、1週間くらいおいて2回目の「代かき」の予定です。

ところで『なぜ2回「代かき」するか?』ですが、1回だけの「代かき」に比べ初期の雑草の生え方が抑えられるらしいのです。
うちは使わなくて良いなら出来るだけ「除草剤」は使いたく無いので、手間は2倍掛かりますが、2回「代かき」をやってます。

他にも理由やデメリットも有るみたいですが、正直言って良く分かってません。(笑)
でも、一昨年より去年と結果が良くなってますので、良いのではと思ってます。

田んぼの準備 ③畦整備追加

前回の記事で「春耕起」を行い水を入れ始めましたが、我が家の通称「東の田んぼ」の水の回りが良く無いので、念の為に「畦塗り」をしました。

水を入れて2日目の様子。
「田んぼ」が始まると、朝起きて様子を見に行くのが日課になります。(笑)

我が家の通称「上の田んぼ」は、写真の様に全体に水が回っているのですが、

しかし、我が家の通称「東の田んぼ」は奥の方に水が回っていません。

と言う事は、どこかで水が漏れている可能性が有るので対策をしなければ・・・。

ですが、その前に家内に「畑」を耕すのを頼まれているので、そっちを片付けます。

ここは昨年と同様に「サツマイモ」を作ります。
もう少ししたら植え付けですので、肥料を入れて耕して「畝立て」の準備です。

1時間も掛からず全体を耕して、今回の本題に入ります。(笑)

まず「畦」を歩いて見て回って、怪しそうな(水が漏れてそうな)場所を特定します。

『先達さん』から聞いていた北側部分には「畔波板」を入れてるので、可能性は低く、写真の「田んぼ」の西側が怪しいです。
と言うのは「畦」に掛かっている「黒い樹脂のシート」が経年劣化で割れ易くなっているからです。

そのうちここも「畔波板」に変えますが、今年は「畦塗り」を行います。

「畦塗り」と言うのは「田んぼ」の土を水で練って「畦」に塗りつけて止水する方法で、「鍬」で土を練って「畦」に土を盛り付けて「鍬」で塗り付けていきます。

「畦塗り」しているとお隣のお父さんが『正しいやり方』を教えてくださいました!
私のは『我流』なので、きっと見るに見かねて教えて下さったに違いない。(笑)

教わった方法は「鍬」で練って盛り付けるまでは同じですが、先に全体に盛り付けて少し水気を抜いてから「鍬」で軽く叩く様にして土を落ち着かせて、それから水を少し掛けて「鍬」で均していくのだそうです。

上の写真と比べると、塗った部分の仕上がり具合が全然違います!

もう一箇所「水口」の部分も念の為にやっておきました。
これで水の溜まりが良くなってくれると思います。

今日の作業予定は終わりましたが、まだ日没には時間が有るので「草刈り」します。

まずは新しい「桃畑」や「梅畑」に上がる道をやって、

「桃畑」の周辺をやって、

新しい「梅畑」の途中で燃料が無くなったし、少し薄暗くなって来たので、ここで今日は終了です。

最後に『おまけ』。

新しい「梅畑」の西の方からは「毘沙門岳」に沈む夕日が綺麗なんですよ!

田んぼの準備 ②春耕起〜水入れ

先日の記事で「畦の整備」を行いましたので、いよいよ「春耕起」です。

まずは我が家の通称「東の田んぼ」から。

「耕運機」の耕す荒さを「細かい」にし、耕し残しが無い様に耕します。

実は昨年『どうせ水を入れれば柔らかくなるんだし、耕し残しが有っても良いか。』と適当に耕したら、なかなか水が全体に回らなくて「代かき」の時に苦労したので、丁寧に耕しました。

1時間ちょっとで完了し、水を入れ始めまてます。

「田んぼ」に直接入れると土が掘れてしまうので、写真の様に水が石に当たる様にしてあります。
入れる水は『先達さん(前の持ち主さん)』の頃と同じく、少し離れた沢から写真の黒いポリパイプで引いて来てますので『水利権』とか関係無くて助かります。

いきなり「耕運機」の「ロータリー」のアップです。
以前の記事でも書きましたが「爪」を新しくしたお陰で耕す効率が良くなってます!

続いて、我が家の通称「上の田んぼ」を行います。

ここも耕し残しが無い様に、丁寧に耕してます。

こちらもざっと1時間半程で完了し、水を入れ始めました。

ここも、水を入れる所は直接入れて土が掘れない様に、写真の様にして有ります。

以上で「春耕起」は無事に終了しました。
後は「田んぼ」全体に水が行き渡るのを待って「茅」と「笹竹」を入れて「代かき」を行います。