梅の木の剪定

我が家には先達さんから受け継いだ「梅畑」が有りまして、毎年、「梅干し」や「梅ジュース」を作ってますが、木が大きく成長して採取しにくくなってます。
また、「徒長枝(とちょうし)」と言う緑色の枝が、今年もいっぱい伸びてます。

家内の実家でも「梅畑」をしてまして、どうしたら良いか義父に聞いたところ「剪定」をした方が良いとの事で、「剪定」を行いましたので記事にしてみます。

写真の「剪定」用の脚立で、上に登って「剪定ハサミ」で「徒長枝」を切って行きます。
また、樹高を低くする為に、全体のバランスを見ながら余分な枝も切って行きます。

「徒長枝」と言うのは、この真っ直ぐに伸びた緑色の枝で、これには葉の芽も花芽も無いので、どんどん切ります。

「徒長枝」を切ると共に、混み入った枝も切って行きますが、それには「花芽」が付いた来春に花が咲き、その後実になる枝なので、勿体無くてなかなか思い切れません。

しかし、昔から『桜切るバカ、梅切らぬバカ』と言うらしいので、思い切って切りました。(笑)

どれくらいバッサリ切ったのか、比較してみましょう。

これが切る前の状態。
「徒長枝」は少ないですが、「花芽」の付いた枝がびっしりです。

これが切った後の状態。
混み入った枝を整理し、下向きの枝も日が当たりにくくて成長し難いので切りました。

そうそう「徒長枝」は切ってしまうと書きましたが、全体のバランスを将来的に良くする為に残す事も有ります。
その場合は「徒長枝」全長の1/3程の長さに切り詰めます。

時間はまだ4時過ぎですが、この時期は、ほんと日が短くて・・・。

梅の木5本を『これくらいか?もうちょっとか?』と脚立を登ったり降りたりしてるうちに、全部終わった頃には夕暮れになってしまいました。

混み入った枝を整理して日が良く当たる様にしたので、来春はきっと良い実がなると期待してます!

来年に向けて茅刈り

先日の「秋耕起」の記事の冒頭でも紹介しましたが、来年の「田んぼ」で使う茅を刈りましたので、また紹介してみます。

「栃洞」地区で桜を育てている所に「茅」が生い茂ってますので、先日はここの一部を刈って、「田んぼ」1枚分を木に縛り付けて保存しました。

我が家の向かいの斜面上にも「茅場」が有って、今日はそこの刈り取りです。

写真の様に、刈る前に仮に縛っておきます。
そうしないと、刈ってる最中に刈った「茅」があっち向いたりこっち向いたりで刈りにくいし、刈った後はまとめるのも大変なんです。

手前部分にもいっぱい「茅」が茂ってましたが、作業前に写真を撮り忘れてまして、ほぼ終わりの状態です。

刈った「茅」は、仮にまとめたのを適当な量でまとめ直します。

軽トラの前に有る分と、この山にしてる分で「田んぼ」1枚分十分に足りると思います。

刈った「茅」は写真に見える上側の「田んぼ」に運んで、春まで保存します。

で、どうやって運ぶかと申しますと、

こんな感じで、軽トラに満載して運びます。
凄くはみ出てますが、すぐ下の「田んぼ」までなので、ロープで軽く固定して運びます。

「田んぼ」に運んだ「茅」は、この様にして春まで保存します。
(作業が終わったのが薄暗くなってからなので、翌日の朝の写真です。)

構造は「ハサ架け」の脚を一つ組んで、そこに刈った「茅」を立て掛けて、「マイカ線」と言う「農業用ビニール紐」で周りを縛って固定してます。

昨年は刈った「茅」を石垣に立て掛けておいたのですが、春になる頃にはかなり朽ちていて「田んぼ」に広げるのが大変でした。
こうしておけば、写真の様に雪が降ってもあまり積もらないですし、頭も縛ってますので雨でも中までは濡れずに朽ちたりしないと思います。

初雪!なので耕運機のナタ爪交換

初雪が降りました。

朝起きて居間のカーテンを開けると、あら、積もってる・・・。
去年、一昨年が12月の半ばだったので、今年は3週間ほど早いです。

とりあえず初雪の様子を写真に、と着込んで表に出て。

玄関前から道に向かうと、すっかり雪景色です。
地面の積雪量は5センチくらいで、気温がまだ高いので湿った雪でした。

車の屋根は10センチくらいは積もってるかな。
『12月になってからでもいいんじゃない』ってタイヤの履き替えをしてなかったんですが、一昨日、天気予報を見て慌ててスタッドレスに替えといて正解でした。

家の前の道は、こんな感じ。
積雪量が少ないので、これくらいでは除雪は来ません。

家の前の畑もこんな感じなので、畑や山仕事は出来ません。

なので、今日は先日頼んでおいた耕運機の「ナタ爪」の交換を行います。

「ナタ爪」と言うのは、耕運機の後方に有る「ロータリー」と呼ぶ耕運する部分の部品で、これが回転して土に食い込み土を起こします。

鉄製の部品ですが、長い間使っていると擦り減ってしまいます。
そうなると、土に食い込みはしますが、土をひっくり返せなくなって十分な耕起になりません。

先日「秋耕起」の記事を書きましたが、その時も起こせて無い様な気がしてました。
もっとも、私が譲り受けてからの期間では起こせなくなる程は擦り減って無いと思いますので、今まで気にして無かっただけとも思いますが。(笑)

では、交換の様子を載せてみます。

これが「ロータリー」で、鉄製の「ナタ爪」が16本付いてます。
長年交換されてませんので、まずは取り付けナットに「CRC5-56」を吹き付けます。

それから走行ギアを1速に入れて、耕運レバーを『荒』に入れて「ロータリー」が回転しない様にして、長めの「メガネレンチ」でナットを緩めます。
が、長年の間に固着しているので、「メガネレンチ」を「小型ハンマー」で軽く叩いて緩めます。

「ロータリー」の左端、金属のロッドを付けてますが、これは本来、車輪を交換する時に車輪を持ち上げる時に使う物で、『これを使って回り止めにならないかなぁ』と付けたのですが全くダメでした。(笑)

「インパクトレンチ」であれば叩かなくても緩むでしょうが、「ナタ爪」が邪魔して、それも難しいかもしれません。

新旧の「ナタ爪」を並べてみました。
左が外した物で、右が新しい「ナタ爪」です。
新しい物の幅が本来の幅で、外した物は先の方が狭くなってます。

二つを重ねてみると、擦り減り具合が良く分かりますね。
これだけ擦り減るのに何年くらい掛かったんでしょうね。

1時間程で、全て交換完了です。

締め付けが弱いと耕運時に緩んで「ナタ爪」が外れると予想されます。
そうなると土に埋もれて探すのが困難なので、しっかり締め付けます。

交換したら新しい「ナタ爪」の効果を早く試したいのですが、冒頭に書いた様に雪なので、しばらくお預けですね。(笑)

なお、ネットでのお約束ですが、紹介した交換方法は我流ですので、真似される方は自己責任でお願いしますね!

草木灰作り

来年の畑に使う「草木灰」を作ってます。
今回は、その様子を紹介してみます。

以前の記事で紹介した様に「里山再生プロジェクト」と銘打って、耕作放棄地の開墾をしていますが、長年の間に自然に育った要らない木を何本も切り倒しています。
が、この切った木の処理が問題で・・・。

写真の様に「椎茸」の原木に使ったり、もう少し太い物は「薪ストーブ」をお持ちの方に使っていただくのですが、

この写真の様な、細い物の処理に困ります。

邪魔にならない所に積み上げておけば、そのうち朽ちてしまうのですが、量が多いので積み上げた山が増えて来て邪魔になります。
ですので、「草木灰」を作って処理するのです。

「草木灰」製作は、以前の記事でも紹介した、この「ドラム缶炭焼き窯」で行います。

もちろん、その辺に積み上げて燃やしても良いのですが、燃え切るまで見てないと延焼したら怖いです。
でも、これを使えば「焚き口」を閉めておけば、まず延焼する事も無いので安心です。

では「草木灰」製作の手順を紹介します。

まず、燃やす材ですが、写真の様に、窯の有る所より数段下の場所に積んで有りますので、それを運んで来ないとなりません。

以前は、短く切って円筒形の「ガーデンバッグ」等と呼ばれる袋に入れて担いで上がったのですが、今はこれ、以前の記事でも紹介した「エンジン付き一輪車」で運びます。

材を運んだら、窯に入る寸法に「電動チェーンソー」で切って、

この様に、窯の中に入るだけ入れて、

蓋を閉め、焚き口も取り付けて、隙間の部分をレンガと土で塞ぎます。

「炭」を作る訳じゃ無いので隙間が有っても良いのですが、隙間が有ると逆に全体への火の回りが遅いみたいです。

準備が出来たら焚き口に小枝を入れて火を付けて、徐々にもう少し太い材へと燃やして、窯の中の入れた材に燃え移して行きます。

窯の中がこんな感じに燃えて来たら、

焚き口の蓋を、石で少し開ける様に閉めて本日の作業は終了。

翌日、焚き口、蓋を取り外した様子。
いっぱいに入れた材は全て燃えて、この様に灰になってます。

窯にいっぱい入れて、バケツ1/3くらい「草木灰」が出来ます。

この方法ですと、一回に燃やして処理する量も、出来る「草木灰」の量も少ないですが、積み上げて燃やすより「草木灰」の回収が楽なんです。

あと、この「ドラム缶炭焼き窯」を使う方法だと「草木灰」の他に、畑に有用な副産物が出来るんです!

中の材が燃えている時に、煙突の先からポタリポタリと「木酢液」が垂れて、下の青いバケツに溜まってくれます。(写真の赤い点線矢印の様に垂れて溜まります。)

「木酢液」は害虫駆除に使えますし、キツい臭いがするので獣害対策にも使えるので、いっぱい使いますが、買うと結構するんですよ。

本当は、煙突を出口を高くして、根元の方に「木酢液」回収の穴を開けて、そこから採取するらしいのですが、穴を開けるのも面倒なので、この方法でやってます。

本来「炭」を焼く為に設置した「ドラム缶炭焼き窯」ですが、しばらくは「草木灰」製作です。
さて、「炭」が出来るのは何時になるかな?(笑)

果樹の雪避け対策中

ここ「六ノ里」の紅葉も終盤になって来ました。
「田んぼ」の作業も今年は終わったので、植えた果樹の雪対策もしています。
今回は、その様子を載せてみます。

農地再生した場所に、順次「梅」や「桃」を植えていて、昨年は獣害対策も兼ねて、雪除けとして、太めの「イボ竹(写真の緑の棒)」に15mm目のネットを巻いていました。

ですが、積もった雪の重みで「イボ竹」が写真の様に曲がってしまい、雪除けの効果無く、枝が折れてしまいました。

そこで、今年はネットで情報を集めて違う方法で行う事にしました。

まずは、支柱には「竹」を使いますので、それの調達から。

近所の道沿いで、雪が降ると「竹」の葉っぱに積もって、道路の方に倒れて通行の障害になる所が有るので、そこのを切り倒して使います。

切り倒したら「鉈(なた)」を使って枝や先端の細い部分を切り落として、軸だけにします。

切り落とした枝や先端は、そのうち朽ちて土に戻りますので、通路の邪魔にならない所に積み上げておきます。

軸だけになった物を、適度な長さに切って軽トラに積んで運びます。

以前は手鋸で切ってましたが、今は以前の記事でも紹介した「マキタ」社の「電動チェーンソー」で刻みます。(これのお陰で作業がすこぶる捗ります。)

運んだ「竹」を植えて有る所まで運んで、写真の様に組んでネットを巻きつけて完了です。

今年も「ラニーニャ現象」が発生し、降雪量が多いらしいですが、これで大丈夫かな?

秋耕起しました

今年最後の田んぼ仕事の「秋耕起」をしました。

本題に入る前に、来年の稲作に向けての作業の紹介から。

秋になると「茅」を刈ります。
草刈り機で刈って、木に立て掛けて縛っておいて、乾燥させながら春まで保存します。

これをどの様に使うかと言うと、

写真の様に「代かき」の際に「田んぼ」に敷き詰めて、「カゴ車輪」で土の中に踏み入れてやります。
こうする事で土に中に踏み込まれた「茅」は分解され、良い作土になってくれるのです。

では、本題の「秋耕起」について紹介して行きます。

「秋耕起」の数日前に、斜面を刈った草や藁を「田んぼ」一面に広げて、燃やして灰にしておきます。

燃やす「藁」の出所は、我が家は「ハサ掛け」して「ハーベスタ(脱穀機)」で脱穀した際に大量に出来ます。
その内、畑で使用する分を分けて、残りを燃やします。

燃やした後の地面はこんな感じに。
全面が灰になると良いのですが、「藁」が湿ってたりして燃えてない残渣も有りますが、耕してしまえば土中で分解されるので、良しとします。

この様にする理由は、灰は肥料三大要素「窒素」「リン酸」「カリ」の「カリ」、つまりは施肥と言う訳です。

さてさて、本日の本題「秋耕起」の様子です。

まずは我が家の通称「上の田んぼ」から耕します。
「秋耕起」の目的は、稲株を分解しやすくする事と土中に空気を入れてあげる事ですので、「耕運機」の「耕運変速レバー」は「荒」で、大きな土塊になる様にして耕します。

続いて、我が家の通称「東の田んぼ」も同様に耕してあげます。

以上で「秋耕起」は終了。

ですが、耕している時に気になったのが、思った様に稲株が土中に入らない!

これの原因は分かっていて「耕運機」の「ナタ爪」と言う耕す部分に付いている部品の摩耗が進んでいるからです。

先日も農業指導されてる方から『そろそろ「ナタ爪」交換した方が良いよ』と指摘されてまして・・・と言う訳で、いつもの農機具屋さんに電話して発注しました。
近々、部品が来ると思いますので、また記事にする予定です。

今年の米が出来ました!2021

まだ本業の出稼ぎ中で週末にしか戻れませんが、居ない間に季節は進み、ここ「栃洞」でも紅葉が進んでまいりました。

うちの通称「上の田んぼ」からの紅葉の景色です。
朝晩寒くストーブやコタツが活躍し始めたと思ったら、良い感じの紅葉が始まってます。

で、そろそろ「椎茸」が出てないかと見てみました。

これらは昨年の春に仕込んだ物ですが、菌を打つ時期がちょっと遅くてどうかと心配していました。

ですが、この通り、まだ小さいですが「椎茸」が出始めてました。
そのうち畑で「白菜」も取れ始めますので、美味い鍋で食べるのが楽しみです!

さてさて、本題に入ります。
先日、「脱穀」して「籾摺り屋」さんに出していた米が出来てきました。

今年の収穫量は「コシヒカリ」が3俵と4㎏。餅米の「タカヤマモチ」が22.1kg。
去年より「コシヒカリ」が20kgほど、「タカヤマモチ」が8kgほど少ないですが、食味値向上の為に肥料を変えたので想定内。

精米前の玄米です。
昨年に比べて青い米が多いのは早く刈ったせいだと思いますが、精米してしまえばちゃんと白米になりますし、一説には青い米は美味いそうです。

で、早速精米して炊いてみました!

新米なので少し水の量を減らして炊いたら、ちょっと固かったです。
ですが、味はほんと美味いです!!!(思いっきり自画自賛。笑)
翌日、普通の水の量で炊いたら、ふっくらして、もっと美味かった!!!!

で、今年も「米作りの通知表」。
農業指導員さんに測定をお願いして、結果が出て来ました。

結果は、昨年の公約通り80点を超えて、82点!
測定結果と共に、評価コメントと来年へのアドバイスを戴きました。

ちょっと、それぞれの数値の意味合いを載せてみます。


うちは「食味値」が82点なので、「良」。
もう少し頑張って「極上」を目指したいです

「アミロース」は18.1%なので、まぁ、良いのかな。

「タンパク質」は7.3%なので、普通よりちょっと良い感じ。

「水分量」は13.5%。
「籾摺り」時に乾燥を掛けるのですが、ちょっと乾かし過ぎみたいですが、
「籾摺り屋」さんが悪い訳で無く、うちは少量なので難しいらしい。

なので、来年こそは「ハサ掛け」をしっかりして、最適水分量を目指そうと思います。

「脂肪酸度」は20なので、酸化のギリギリ。
ここは農業指導員さんに対処を聞いてみなくては・・・。

以上、今年の米作りの総決算でした。

で、早速、来年に向けての米作りはスタートしていて、斜面で刈った草と今年の「藁」で畑に使う余剰分を田んぼで燃やします。
灰は肥料の3要素「窒素・リン酸・カリ」の「カリ」にあたります。

さぁ、いろいろ工夫して、来年は85点以上の「極上」米を目指そうと思います!

脱穀しました!

先日の記事で「稲刈り」し「ハサ掛け」していた稲を「脱穀」しました。

昨年は初めての「ハサ掛け」で、どれくらい干せば良いか分からず、また翌日以降の天候不順から慌てて「脱穀」しましたが、今年は去年導入した「新兵器」も有るので、乾燥具合を見ながら「脱穀」すれば良いかと思ってました。

しかし、先日の記事に書いた通り本業で出稼ぎに行ってまして、平日は「六ノ里」に居らず、日々、乾燥具合がチェック出来てませんし、また「脱穀」出来る日も土日に限られてしまいました。

「ハサ掛け」から約1週間の時点で、乾燥具合が17%くらいだったので、約2週間目の今日だと『乾燥し過ぎか?』とは思いましたが、乾燥し過ぎても出荷する訳でも無いので「脱穀」予定としていました。

で、朝、作業前に水分量を測ると16%前後で、予想に反して、理想の14.5%には届いてませんでしたが、「籾摺り」の際に乾燥もしてもらえる(お金は掛かるが)ので「脱穀」しました。(今日を逃すと、また1週間後になるので)

「脱穀」に用いるのは、昨年同様、ご近所さんの「ハーベスタ」を借りてです。

ところが、作業を行う為に収納場所に行って問題発生です!
昨年、作業終了後にも整備して仕舞っておいたのですが・・・。

燃料タンクにガソリンを入れて、エンジンを始動。
もちろん、何も問題無く一発始動したのですが、燃料ホースの途中からガソリンがダダ漏れ。

収納場所には工具も何も無いので、とりあえずビニールを巻きつけ漏れる量を減らし、自宅の農舎まで動かしてバラしてみると、どうも経年劣化で中のゴムが硬化してひび割れたみたいです。

いつもお世話になっている農機具屋さんに買いに行けば、同じ燃料ホースは切り売りで有るとは思いますが、時間が勿体無いので手持ちの耐油ホースに交換。

エンジンと冷却ファンの間を通すので、このホースで長時間使用は不安が有りましたが、まぁ、今回は様子を見ながらこれで行きます!

出鼻を挫かれる様なトラブルでしたが、予定通り「脱穀」を始めます。
まずは通称「東の田んぼ」から。

燃料ホースの問題以外は、機械には何も不具合無く、順調に「脱穀」していきます。

約1時間ほどで、ここの「脱穀」は終了。

ただ、「ハサ掛け」した間隔が狭くて、一部「ハーベスタ」を通すのに邪魔になって、一部脱穀後の「ハサ」を蹴倒しました。(一番左の奥。笑)

続いて、通称「上の田んぼ」です。

こちらは「ハサ」の間隔も問題無く、順調に1時間ほどで終了。

全て終了後、「脱穀」した籾の袋を軽トラに積み込んで、「籾摺り屋」さんに持って行きました。

「籾摺り屋」さんで「籾摺り」前に測ってもらった水分量が、自宅での測定値と比べて0.5程高めに出てましたので「新兵器」の測定補正の確認が出来ました。(笑)

で、今年の収穫量は、
「コシヒカリ」が、去年は14袋に対し、12袋。
「タカヤマモチ」が、去年2袋とちょっとに対して、2袋弱。

去年より収量が落ちたのは、昨年ここの「棚田米」の食味値の下限値80点を1点下回って悔しく思って、食味値改善の為、ここ「六ノ里」の棚田米組合が使用している肥料に変えた為だと思いますが、8月の花が出る時期に長雨が有ったせいかもしれません。

でも、まぁ、うちは出荷する訳で無く、自家消費なので、この量でも多過ぎるくらいだし、そもそもの肥料変更の目的の、食味値が「棚田米」の下限値より上なら良いかと。

さて、今年の「新米」を味わえるのを楽しみにしていましょう!

稲刈りです!

そろそろ稲刈りなんですが、実は8月お盆明けからの本業で平日は出稼ぎ中で「六ノ里」に居ない事が多く、稲の生育具合も毎日見れてません。

週末に戻った時の稲穂の具合を見て『ちょっと早いかな』と思いつつも、仕事の都合と重ね合わせて『今週しか無い!』と、平日に2日の休みを取って稲刈り実施しました。

まずは、我が家の通称「東の田んぼ」から。

朝早くから刈れば良いのですが、夜露が降りてるので午前10時前スタート。
で、こんな感じで、淡々と刈って行きます。

刈り取りに使う「バインダー」は今年もお隣のです。
『うちは使わないので、いつでも使えば良いから』のお言葉に今年も甘えてます。

ざっと1時間程度で刈り終わりましたので、続いて「ハサ掛け」していきます。

ハサ掛け」用の「ハサ木」を運んで来て、こんな感じで組んで刈り取った稲束を掛けていきます。

本当なら「コンバイン」で刈り取って、その場で籾にして乾燥に出せば楽なのですが、うちが「ハサ掛け」をするのは『通路が狭くて「コンバイン」を入れられない』からです。

ま、「ハサ掛け」した方が美味しいと聞きますし、田んぼも広く無いですし、何より「先達さん(前のうちの持ち主)」もされてましたから、そこは踏襲したいかな、と。

途中「お昼」を挟んで15時くらいに完了。

台風の影響で2日目は雨の予報でしたが明日も天気が保ちそうなので、割とノンビリと作業して、今日はここで終了です。
(もし、明日が雨なら・・・かなりハードだったと思います。)

明けて翌日、我が家の通称「上の田んぼ」です。

ここも、ざっと1時間ほどで刈り取り終了。
それから「ハサ掛け」していきましたが、昨日と同じなので作業の写真は省きます。

ハサ掛け」の終わった田んぼの様子。

この状態で「籾」の乾燥具合をチェックしながら「天日干し」して、乾燥具合が良い頃合いになったら「籾摺り」に持っていきます。

早く終わったので田んぼの周りの草刈りもしました。

「稲刈り」前の別の日にやれば良いと思うでしょ?
いえいえ、早く草刈りをすると虫を田んぼに追い込む事になるので、害虫も入ってしまうので、やらない方が良いらしいです。

「草刈り」大好きなので、草が伸びてウズウズしてましたので、ちょっとスッキリしました。(笑)
もっとも、写真奥に見える斜面や他にも梅畑などなど、いっぱい残ってますけどね。

今年も無事に稲刈り出来ました。

続・田や畑の様子です

梅雨が明けて、現在の田や畑の様子を載せてみます。

まずは、我が家での通称「上の田んぼ」の様子から。
去年は雑草が一部茂って、稲の色が変わってしまった所が出来てましたが、今年は全体が良い感じで育ってます。

こちらの田んぼは、一回だけですが鹿の侵入が有りました。
でも、地元の猟師さんのお陰で、今は大丈夫みたいです。

もう一つの、我が家での通称「東の田んぼ」の様子。
こちらも順調に成長しています。

どちらの田んぼもこまめに草取りしてますので、今年は除草剤を使わなくて済むのでは無いかと思っています。

次に家の前の畑の様子です。

全体的に雑草が茂ってますが、害虫が作物に集中させない為でも有りまして・・・。
でも、そろそろ少しは刈ろうかとは思ってます。(笑)

これは「きゅうり」。
すでに何回か採って食べてますので、今は小さい実しか付いてません。

こちらは「トマト」の雨避けハウス。
現在の生育状況は・・・。

「ミニトマト」が採れ始めました。
手前味噌ですが、甘くて美味いです!

普通の「トマト」です。
こちらはやっと色付き始めましたので、食べれるのはもう少し、かと。

「ナス」です。
花は付けるのですが全体的に生育が今一つで。
大きく成長してくれないと、良い実が生らないので心配してます。

「ゴボウ」ですが、この子らは順調かな。

「ニンジン」も順調。
去年は葉っぱに害虫が付いて困りましたが、今年は今の所大丈夫みたいです。

そして「枝豆」。
鞘がいっぱい出来てます。後は実が膨らむのを待つばかり。

続いて借りている畑の様子です。

こちらでは「ジャガイモ」が収穫中で、それ以外は「トウモロコシ」「サツマイモ」「スイカ」「カボチャ」が生育中です。

手前が「スイカ」で、奥が「カボチャ」です。
花はついてますが、何も生って無いように見えますが・・・。

「スイカ」は1個だけ20センチくらいになっていて、他にも小さな実が出来てます。

「トウモロコシ」は第一弾が花が咲いて、順調に受粉中です。

「サツマイモ」も順調に生育中です。

「スイカ」も「トウモロコシ」も「ハクビシン」の大好物なので、今年も獣害対策として「電気柵」を設置してます。

もう一つの借りている畑は、豆類用の畝にマルチを貼った所まで。
ポッドで芽出しした苗が良い感じになって来ているので、そろそろ植え付けます。

あと、農作物では無いですが、

今年も道沿いに「ひまわり」を植えてます。
これは背丈が小さくて、小ぶりな花をいっぱい付ける品種。
他の所には赤や白い「ひまわり」も植えてますが、それは開花した時にアップしますね。

昨年、石垣に添わせて日陰で失敗した「アサガオ」ですが、今年は日当たりが良い様に道路側のガードレールの所で育ててます。
順調に生育中なので、今年こそは楽しめるかと思ってます!

以上、梅雨明けの生育状況でした。
順調に作物が生育すると言う事は、新しく育てている梅畑他、開墾した所の草も生育している訳で・・・草刈りの毎日が続いています。