毎月第1日曜日は「栃洞景観づくりの日」。
2021年に「郡上市景観百景」にここ「栃洞地区」が認定されてから、地区の「景観づくり」を行なってます。
本来なら第1日曜日の6月2日に行う予定でしたが、天候不順の為、中止。
実は5月も雨で中止しましたので、この日は「六ノ里集会所」の清掃当番でしたので、その日に合わせて順延したという訳です。
本日実施するのは、
1:六ノ里集会所の清掃(男女共)
2:地区の草刈り(男性陣)
3:「よしんぼ谷」の不要な木の伐採(男性陣)
4:夏に向けての植栽の準備(女性陣)
この中で3の伐採は後処理まで含めると時間が掛かるので、お父さん達が先行して行ってくださいます。
私は、まず「六ノ里集会所」の北側の石垣の草が酷かったので刈って、後の室内外の清掃は女性陣メインでお任せして、栃洞景観整備に向かいました。
先に向かった男性陣で「栃洞集会所」下の部分の草刈りを開始していましたので、そこ以外の道沿いの草刈りに回ります。(写真は終了後のものです。)
それぞれに場所を分担して道沿いを刈っていきます。
7月に「ロードプレーヤー」と言う道沿いの草刈りが有るのですが、なんせ地区の人数が少ないので、その日だけでは地区全域を行えません。
ですので、出来るだけ、先にやっておこうという訳なんです。
担当した道沿いの草刈りを終えて、中洲担当から手伝って欲しいと伝え聞いてましたので向かいました。
今回は「不要な木の伐採」が有りますので中洲の半分が作業範囲でしたが、すでに終わりそうでしたので、お父さん達の「不要な木の伐採」に合流します。
すでに1本切ってありますが、これから中央奥の大きな広葉樹を伐採します。
と言うのは、秋に落ち葉が、また冬に雪で折れた枝が「よしんぼ谷」に落ちて、道路下の暗渠を詰まらせるからなんです。
地区の本職の山師(木こり)のお父さんがチェーンソーで伐採してくださり、それをワイヤーを掛けて谷から重機で引き出し、重機のアームで掴んで道脇の広場に移動させます。
道脇の広場で、チェーンソーで細かく刻んで処理していきます。
切った残渣は、太い物は薪用に他の場所に重機で移動させ、細かい物は刻んで広場奥の斜面に落とし込みます。
谷に落とすと言っても、写真に見える針葉樹が斜面に生えているので、その根元で止まりますので実際は谷に落ちる訳ではありません。
徐々に朽ちて、自然に帰って行く、という訳です。
右手の道の反対側から重機で引きずってきましたので、当然、道路上には葉っぱや小枝が散乱しています。
ですので、手の空いた人員で汚れた道を清掃します。
伐採の終わった「よしんぼ谷」の様子。
自然に朽ちて倒れた大きな木(松だそうです)が有りますが、これは、また後日撤去の予定です。(大きく太いので、これはこれで大変ですが・・・。)
大きな木の影で、鬱蒼としていた「よしんぼ谷」が明るくなりましたし、これで暗渠を詰まらせる事も無いでしょう。
それより、今まで気が付きませんでしたが、ここには小さな滝が何段(7つくらい)も有ります。
もう少し整備すれば、なかなか良い景観になるのでは、と思ってます。
男性陣が「不要な木の伐採」の後処理を行っている間、集会所の清掃を終えた女性陣は夏に向けての植栽の準備、種や球根の植え付けを行ってくださいました。
写真左の既に咲いている鉢植えは、ガードレールに取付部品をセットして飾りました。
今年は雨に翻弄されて、なかなか思い通りに景観整備が進みませんが、地区の方々が、自らの地区を良くする為に協力し合う姿勢が、本当に素晴らしいと思います。
できる範囲ですが、より良い栃洞地区となる様に、無理の無い様に進めて行きたいと思います。