「源蔵寺棚田の再生 」第5回目

先日の記事で「第4回目」の様子を紹介しましたが、その「源蔵寺棚田の再生」第5回目を実施しましたので紹介してみたいと思います。

9月も半ばとはいえ、まだまだ日中は暑かったですが、休憩を取りつつ無事に予定内容を終了出来ました。

今回は、町からご協力いただいた方が6名、「六ノ里」の方が2名の合計8名の方に参加いただけました。

それでは、当日の様子を紹介する前に、まずは「事前準備」の様子からご紹介いたします。

<9月15日:「事前準備」>

作業時に参加者の車を停めさせていただく広場の「草刈り」。

ありがたい事に、手前の茶色い部分はどなたかが刈ってくださってました。
なので、奥の緑に見える部分の「草刈り」を行いました。

「蕎麦畑」に向かう道の部分も、多分、広場と同じ方だと思いますが刈ってくださってましたので、その続きの「遊歩道」部分と休憩の際に使う広場の「草刈り」を行いました。

<9月16日:第5回目当日 「種蒔き」49日目>

ここからが第5回目の当日の様子です。

いつもの様に「六ノ里集会所」に集合し、挨拶と本日の作業内容について説明を行いました。
その後、時間になりましたので現地に移動しました。

作業を開始する前に、全員で「蕎麦」の育ち具合を確認します。

一通り見て回ったら、作業開始です。
今回も、「草取り」班と「草刈り」班に別れて作業しました。

「草取り班」の様子。

「蕎麦」は「雑草」が生えるのを抑制する効果が有ると聞いてましたが、そのせいなのか、畝と畝の間には殆ど「雑草」が生えてません!

「草刈り班」の様子。
「耕地」に面した斜面の「草刈り」を行い、

前回に引き続き、次年度実施場所の「草刈り」も行いました。

今年の実施箇所の「茅」の撤去に向けての「草刈り」は事前準備として1人で行いましたが、次年度の「実施面積」は約2倍になりますので、今年の内に出来るだけやっておきたいのです。

休憩後、「蕎麦畑」横の「遊歩道」の下の「草刈り」も行いました。

「鹿除け網」が有るので「獣害」は有りませんが、「獣害」除けの「緩衝地帯」として行いました。

作業の終わった、次年度実施場所の様子。

以前に比べて「蕎麦畑」だけでなく、すっきりして来たと思います。

参加いただいた皆さんのおかげで、30分ほど早く終わりましたので、「遊歩道」の紹介として「牛道川」の橋まで歩いてみました。

作業後には参加いただいた皆さんと「記念撮影」。
(写真撮影者1名が入ってません。)
参加いただいた皆様、誠に有り難うございました。

別の場所でテストで蒔いた所は、もう「実」が黒くなっています。
なので、ここも10月の頭には「蕎麦」の黒い実がいっぱい付くと思えます。

「蕎麦」は種蒔き後、70日〜80日で「刈取り時期」になると言われてますので、次回、第6回目は10月7日(種蒔き:70日目)を予定しています。

みんなで協力し合っての作業はなかなか楽しいです。
次回は「刈取り」と「島立て」で、これはこれで大変だと思えますが、多くの方に参加いただけたらと思っています。
皆様のご協力をお待ちしております。

栃洞白山神社の縁日2023

毎年9月7日は私の住む「栃洞」に有る「栃洞白山神社」の「縁日」です。
今年は「コロナ」も5類となり、「コロナ」前の内容で無事に終わる事が出来ました。
今回はその様子を紹介してみたいと思います。

朝から地区総出で手分けして「祭礼」の準備を行います。

8月に「栃洞景観づくり」で「宮掃除」を行なっていますが、その後「台風」が来たりして「境内」に「落ち葉」が溜まってますので、念入りに清掃します。

「拝殿」は綺麗に掃いて「ゴザ」を敷き、その上に「祭壇」を設置し「胡床(こしょう)」を並べます。

「社殿」は内外ともに丁寧に清掃した後、「幕」を取り付け、「国旗」を飾ります。

境内に合祀してある「中村の宮」も丁寧に清掃して、「幟(のぼり)」を立て、「幕」を取り付けます。

各所の清掃や飾りつけが終わったら「祭壇」に「御供物」を並べ、「特志書出し(いただいた「御神酒」や「祝い金」の一覧)」を貼り出して、午前中の「神社」の準備は完了です。

午後からは「宮司」さんや「遣幣使」さん、来賓の方々を集会所で迎え、時間になりましたら「大幣(おおぬさ)」を持つ「氏子総代」を先頭に「栃洞白山神社」まで歩いて向かいます。

*この辺りの写真は有りませんが、毎年ほぼ変わりませんので詳細が気になる方は昨年の様子をご覧ください。

ここから「神事」の様子です。

尚、私自身「氏子総代」で「神事」に参列しているので、その写真は撮れません。
ですので、今年も地元のプロ写真家の松川哲也氏に幾つか写真を提供いただいてます。

写真提供:松川哲也氏

「宮司」さんが「祝詞」を捧げておられるところです。

写真提供:松川哲也氏

「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」の様子です。

今年は「氏子総代」の権限で、地区の若い人にも「神事」に参加いただきました。
そうして行かないと、この先、誰も引き継げる人が居なくなりますからね。

写真提供:松川哲也氏

最後に供えて有った「御神酒」を参列者に配り、「宮司」さんに挨拶の言葉をいただき、音頭を取っていただき「乾杯」、以上で「神事」は終了します。

祭礼終了後、「宮司」さん、「遣幣使」さん、来賓の方々と集会所に戻ります。

集会所に行っている間に、地域の皆さんで「拝殿」の片付けを行い、「直会(なおらい」の準備をしていただきました。
(「直会」とは、「神事」終了後に神前に供えた御神酒や御供物を、神職をはじめ参列者の方々で戴く宴会の事です。)

「直会」の様子。

皆さんと無事に「神事」を終える事が出来た事を喜び、しばし「宴」を楽しみます。
昨年は「コロナ禍」で中止していましたが、今年、やっと行えました。

昨年も書きましたが、この様な「神事」が地元に残っていて、大切に行われている事は大変喜ばしい事です。
これからも大切にし、次の世代へ受け継いで行けたらと思っています。

さて、「縁日」の夜には楽しみが有ります。

「拝殿踊り」が開催されるのです。

「拝殿踊り」とは、写真の様に「キリコ」灯籠の下、老若男女が輪になって踊ります。
この時、演奏は無く唄のみ、「下駄」で「拝殿」を踏む音が響きます。
踊りは19時半くらいに始まり、22時くらいで終了です。

毎年、近隣の方だけでなく遠くからも来られて、今回は九州からの方が居られました。
私自身も新しく多くの方と出会え、楽しい時間を過ごせました。
これからも「六ノ里」に多くの方が訪ねて来ていただけたらと思います。

「縁日」が終われば、もうすぐ「稲刈り」です。

我が家の通称「東の田んぼ」も、

我が家の通称「上の田んぼ」も、

こんな感じに、順調に育って来てます!

そして、

今年行っている「源蔵寺棚田の再生」の「蕎麦」も、

本日現在、この様にいっぱい「花」を咲かせてます。

中には、この写真の様にすでに実を付けているものもあります!
(赤い矢印の先が、まだ青いですが「蕎麦の実」です。)

これから「稲刈り」に「蕎麦の刈り取り」にと忙しい「秋」になりそう。
どちらも絶対「美味いもの」になりますので、頑張ります!!

「源蔵寺棚田の再生」第4回目

先日の記事で「第3回目」の様子を紹介しましたが、その「源蔵寺棚田の再生」第4回目を実施しましたので紹介してみたいと思います。

町に比べれば涼しいここ「六ノ里」も真夏の暑さで大変でしたが、休憩を取りつつ無事に予定内容を終了出来ました。

今回は、町からご協力いただいた方が4名、「六ノ里」の方が3名の合計7名の方に参加いただけました。

それでは、当日の様子を紹介する前に、まずは前回以降の経緯からご紹介いたします。

なお、前回実施後、「芽」が出て「鳥害対策」で「不織布」を敷いた所までは、第3回目の実施報告の<追記>に載せましたので、それ以降の内容になります。

<8月4日:「種蒔き」6日目>

「双葉」が出揃ってきました。

まだ出ていない所もありますが、おいおい出て来ると思います。

<8月7日:「種蒔き」9日目>

ほぼ全体に「双葉」が出揃いました。

密度の多い部分は「間引き」も考えましたが、「筋蒔き」ですので、このままでいきます。

<8月10日:「種蒔き」12日目>

順調に大きくなってきてます。

が、一部、何者かに食われてます!!!!

多分、「野うさぎ」だと思われますので、「鹿除け網」の下部に目の細かい網を追加しました。

<8月16日:「種蒔き」14日目>

「台風7号」の翌日の様子です。
まずは多くの地域で大雨の被害が出ていて、被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。

私たちの「蕎麦畑」も風で倒れたうえに、大雨で冠水してしまいました。
雨量が多かったのに加え、来年実施する上の耕地からも土中を通って斜面下に水が染み出して来てました。
ですので、急遽、追加で「排水溝」を掘って「排水」させました。

<8月17日:「種蒔き」15日目>

「排水処置」の翌日の様子。

「蕎麦」は雨に弱い作物ですので凄く心配していましたが、「排水処置」が早かったのと「水捌け」の良い「耕地」のおかげで、この様に復活してきてます。

風で倒れて、中には「茎」が折れているものもありましたが、枯れる事無く起き上がって来てます!!!

<8月19日:「種蒔き」17日目>

ここからが「第4回目」の当日の様子です。
「草取り班」と「草刈り班」に別れて作業しました。

「草取り班」の様子。

「台風」の大雨からまだ数日で「耕地」はぬかるんでいる所がありますので、そこを避けて「畝」や「鹿除け網」の周りの「草取り」を行いました。

「草刈り班」の様子。
「耕地」に面した斜面に加え、来年実施する部分の「草刈り」も行いました。

本来は来年までに行えば良いのですが、上に書きました様に、ここに溜まった水が土中を通って浸み出して来てます。
なので何かしらの対策を行いたいと思い、まずは一面に生えている「草刈り」から行なったという訳です。

休憩中の様子。

この日も非常に暑かったので、こまめに休憩をとりながら行いました。
休憩中は、作業に関してだけでなく、色々な話が出て来るので面白いです。

作業の終わった「蕎麦畑」の様子。
「畝」や「鹿除け網」周りの草も無くなりましたし、畑に面した斜面の草もスッキリしました。

「草刈り」を終えた上の段の様子。

ここに何処から水が入って来るのかを調べて、対策を行いたいと思ってます。

作業後には参加いただいた皆さんと「記念撮影」。
(写真撮影者と、残念ながら用事で帰られた方の2名が入ってません。)
参加いただいた皆様、前回にも増して非常に暑い中、誠に有り難うございました。

別の場所でテストで蒔いた所はもう花が咲いていますので、ここも9月の頭には「蕎麦の花畑」になると思えます。

花盛りの頃を狙って、第5回目として「畝」や周辺の「草取り」と周辺の「草刈り」を行いたいと思っています。

みんなで協力し合っての作業はなかなか楽しいです。
次回も非常に暑い中の作業になるとは思えますが、多くの方に参加いただけたらと思っています。
皆様のご協力をお待ちしております。

栃洞景観づくりの日:8月

毎月第1日曜日は「栃洞景観づくりの日」。

一昨年「郡上市景観百景」にここ「栃洞地区」が認定されてから、地区の「景観づくり」を毎月行なってます。
今回は9月7日の「栃洞白山神社」の「祭礼」を前に、「境内」や周辺の清掃を行いましので、紹介したいと思います。

ですが、本題に入る前に、いつもの前置きから。
(すぐに本題に進みたい方は、こちら。)

先日、第3回目を行なった「源蔵寺棚田再生」の「蕎麦」の様子。

この写真は「種蒔き」してから9日目のもので、写真では分かりにくいですが、一部「芽」が出て無い所も有りますが、

写真の奥の列の様に、遅れて「発芽」してきてます。

みんなで頑張って作業したので『美味い「そば」が採れると良いな』と期待してます。

続いて、最近の我が家の「田んぼ」の様子。

こちらも順調に育ってきてまして、

そろそろ「稲穂」が出始めてます。

ただ、昨年のこの時期の「稲」より色が薄い気がしていて少し悩んでます。

と言うのは、今年は「肥料」を『一発タイプ』の「春耕起」の際に撒くだけで良い「肥料」から、「穂肥え」と言って「穂」の出る時期に「追肥」するタイプに変えてます。

目論見通りなら「穂肥え」を行わなくて良いのですが、「稲」の色がねぇ・・・。
ま、ちょっと様子を見る事にします。

さて、ここから本題の「栃洞景観づくりの日:8月」です。

いつもは「栃洞集会所」ですが、今回は「栃洞白山神社」に午前8時に集合。
集まったら、それぞれが自主的に「清掃」を始めます。

「境内」に落ちている「杉」などの「落ち葉」を掃いて集め、所定の場所に捨てます。

「植え込み」は「トリマー」を使って「刈込み」ます。
こちらの場所は「タケシさん」にお願いして、

私はこの部分の「刈込み」を行います。
高いところは「剪定」用の「脚立」に上がって刈込みます。

私の「コード・リール」だけでは、全ての「植え込み」には届きません。
なので刈れる所まで刈って、作業の終わった「タケシさん」が合流されたら「コード・リール」を足して一緒に刈りました。

刈込んで出て来た「残渣」は、皆さんに集めていただき、これも所定場所に捨てます。

約1時間半の作業が終わったところ。
今回は恒例の「お疲れ様会」は行わず解散となりました。

「刈込み」で他の作業中の写真は撮れてませんので、ここからは実施後の写真です。

「トリマー」で刈り込んだ「生垣」。

刈ったばかりなので茶色い「葉」の無い部分が有りますが、形の修正が目的なのでこれでOK。
茶色い部分も、そのうち「葉」が出て綺麗になります。

「手水鉢」は周りの「苔」は「風情」が有るので残し、水を溜める部分の清掃をメインで行い、こんなに綺麗になりました。

例年は行いませんが、今回「鳥居」の「注連縄(しめなわ)」の清掃も。

「栃洞組」の「組長」が『「注連縄」が「苔」が付いてるので何とかしたい』と要望がありましたので「高圧洗浄機」で洗浄しました。

冒頭に書きました様に「栃洞白山神社」の「祭礼」が9月7日に行われます。
当日は14時から「神事」が行われ、19時頃から「拝殿踊り」が行われます。

地区のみんなで協力して綺麗にしましたので、無事に迎えられると思います。

「源蔵寺棚田の再生」第3回目

先日の記事で「第2回目」の様子を紹介しましたが、その「源蔵寺棚田の再生 第3回目」を実施しましたので、紹介してみたいと思います。

*8月1日付けで<追記:「芽が」出ました>を加えました。

普段は町に比べて涼しい六ノ里も、ここ数日は暑さの厳しい日が続いてました。
暑さで大変でしたが、休憩を取りつつ無事に予定内容を終了出来ました。

今回は、町からご協力いただいた方が4名、「六ノ里」の方が5名、それに加えて東京の「自由学園」の生徒と先生の方々、合計25名と多くの方に参加いただけました。
参加いただいた皆様、非常に暑い中、誠に有り難うございました。

それでは、まずは第3回目を迎えるにあたっての「事前作業」の様子から紹介します。

「第2回目」で「耕地」の中の「雑木」、「茅」、「雑草」の根、伸びて来た「竹」の「地下茎」を撤去し積んでおきました。(写真は「第2回目」終了時の様子)
まずは、それらを片付けます。

「第2回目」が終わって以降、時間の取れる際に出向いて、「茅の根」は天日に干して根にまとわりついた「作土」を落としました。
その後、他の「雑草」の根と一緒に燃やしました。

7月21日
さらに、まだ「土中」に残った根を除去する目的も兼ね、「耕運機」で4往復の耕起を行いました。

7月26日
六ノ里の「しらおシマダファーム」さんのご協力で、「畝立て」を行いました。

「蕎麦」は「耕地」にそのまま撒く「ばら蒔き」の方法も有りますが、「蕎麦」は「水」を嫌いますので、元々が「田んぼ」のこの場所では大雨の際の「冠水」を回避すべく「畝立て」を行なってます。

予定では2畝半の「畝」が出来ると思ってましたが、写真の様に3畝と少々も「畝」が出来ました!

ところで、「種蒔き」本番の3日前に行なったのには理由があります。
と言うのは、あまり早く「畝立て」を行うと当日までに「雑草」が生えてしまうからです。

さて、ここからが「第3回目」の当日の様子です。

町からの応援の方々と地元の方々は、いつも通りに「六ノ里集会所」に集合です。
今回も継続参加の皆さんでしたので「ガイダンス」は省略し現地に移動しました。

「自由学園」の皆さんは「源蔵寺・畑ヶ谷遊歩道」を通って「徒歩」で現地集合なので、来られるまで「耕地」に影を落とす「クルミ」の木の枝を「六ノ里」の参加者の方に切ってもらいました。

ほどなく「自由学園」の皆さんが到着したので、生徒さん向けに簡単な「ガイダンス(「六ノ里」の紹介と、この「再生」の趣旨説明)を行い、その後、2組に分かれて作業に入ります。

生徒さんたちの組は、「蕎麦」の「種蒔き」を行っていただきました。

まず、種蒔き担当から、やり方を伝えてもらいます。

具体的な方法は、

まず「農作業に使う支柱(太い物)」を「畝」に押し付けて溝を作ります。

次に、「蕎麦」を「紙コップ」に入れた物を配り、出来た溝に「蕎麦の実」を蒔いて、それから手で軽く土を被せます。

町からの応援の方々と先生方の組は、「鹿除け網」の「支柱」作りを行なっていただきました。

周辺に生えている「竹」を「竹用の刃」を付けた「電動チェーン・ソー」で切って、作業スペースに運びます。

運んだ「竹」の「枝」を「ナタ」ではらって、見本を元に必要な長さに切り、はらった「枝」と余分な部分は指定箇所に片付けていただきました。

非常に暑い日でしたので、「熱中症対策」で1時間作業したら休憩をとりました。

その際、地元の人、町からの応援の方々、生徒さん達、先生方、分け隔て無く交流していただけました。
このように、町の人と地元の人が交流が出来るのは、双方にとって非常に意味の有る事だと思います。

休憩前に「種蒔き」はほぼ終了していましたので、休憩後は「鹿除け網」の設置を行いました。

事前に「支柱」を設置する位置に「杭」を打っておきましたので、そこに「竹」で作った「支柱」を縛り付けていき、その後、「鹿除け網」を「支柱」に付けていきました。
(「鹿除け網」取付は、私が中心で行いましたので、その際の写真撮れてません。)

全ての作業終了後に、参加者全員で「記念撮影」を行いました。
凄く暑くて大変でしたが、作業を終えて満足そうな皆さんでした。

「自由学園」の生徒さん方には、普段、経験出来ない様な体験、見聞き出来ない話が聞けたので良い経験になったのではと思います。

これが完成した写真です。

別の場所でテストで蒔いた結果では、大体3日くらいで「発芽」して来ます。
その際に鳥が「新芽」を食べに来るので、「発芽」までに対策を施す予定です。

次回は8月19日(土)、予備日8月20日(日)で「畝間」の「草取り」や周辺の「草刈り」を予定しています。

次回も、多くの方に参加いただけたら、と思っています。
皆様のご協力をお待ちしております。

8月1日 <追記:「芽」が出ました>

「種蒔き」してから3日目、もう「芽」が出て来ました!!

「筋巻き」したので1列に「芽」が出て来てます!

「芽」が出て直ぐは、上の写真の様に「蕎麦殻」を被ってます。
この状態は鳥達にとっては「蕎麦の実」に見えるのでしょう。
実際、テストで植えた物は、ほとんどが食べられてしまいました。

ですので、「蕎麦殻」が落ちて「双葉」になるまで「不織布」を掛けておきます。
「双葉」が出揃ったら、混み入った所は「間引き」を行います。

「双葉」が出揃うのが楽しみです!

「ふくもち園」の看板製作

今年の5月から「六ノ里」の有志で始まった「ふくもち園」。
今回、その看板を依頼され製作しましたので、その様子を紹介してみたいと思います。

設置する場所は、ここ「六ノ里」の入り口「野添」の交差点。

「道の駅 白尾ふれあいパーク」から「岐阜県道 316号線」を「ひるがの」方面に向かって、最初の「信号交差点」です。

この場所には「Camp&Resort 清桜里」さんの看板が有って、地主さんに確認したところ「専属契約」されてるとの事。

ですので「ダメもと」で「清桜里」さんに設置のお願いをしたところ、『地域の事なので構いませんよ』と快く了承いただけました。
「清桜里」さんは、普段から「六ノ里」の事を気に掛けてくださり、地元としては本当にありがたいと思っています。

設置許可をいただけましたので、看板デザインに入ります。

まず「本業」で使っているデザインソフト」を用いて案を製作します。

サイズは一緒に掲示する「善勝寺桜」の看板サイズに合わせて、1820mm×450mmとします。

「色数」が製作コストに影響します。
『出来るだけ安く作って欲しい』と要望から、コスト別に3案製作し依頼主と相談。
結果、上から2番目の案で矢印を赤にした物で、「工法」は「塗装」に決定しました。

また「看板」を製作する「工法」としては、

1:「屋外用耐候性フィルム」で「切り文字」で製作
2:「デザイン」から「印刷フィルム」を製作
3:「塗料」の塗り分けで製作

以上が有りますが、こちらも『出来るだけ安く』の要望から『3:「塗料」の塗り分け』に決定。

デザインが決まりましたので、製作に入ります。

「看板ベース」にデザインを書き写す為には「下絵」が必要になります。
決定デザインをA3サイズに切り分けて、コンビニのプリンターで印刷します。

こんな感じでA3サイズ、5枚に切り分けます。
右端の縦の線は、印刷した5枚を繋ぎ合わせる際の「ガイド線」です。

デザインと並行して「看板ベース」も製作します。

「善勝寺桜」の看板に合わせたサイズで、「六ノ里」の大工さんに枠を製作していただきましたので、それに合わせて「プリント合板」を取り付けます。

「プリント合板」にしたのは、文字部分を素材色のままで使えば「塗料」を1色減らせると思ったのですが、案外、表面が綺麗は無く、やむなく白く「塗装」してます。
まぁ、普通の「ベニヤ」を使うよりも「下地処理」の工程を省けたので良しとします。

「看板ベース」が出来ましたので、「文字入れ」に入ります。

印刷して来た「下絵」を貼り繋いで1枚にし、全体のバランスを見ながら「看板ベース」に「マスキング・テープ」で固定します。

右端の矢印部分が赤くなってますが、これは今回、矢印を赤にする為に塗ってます。

「下絵」を固定したら「カーボン紙」を使って、文字を「看板ベース」に書き写します。

写真の黒い紙が「カーボン紙」です。
昔は「事務処理」の際など良く使ったものですが、今は殆ど使われないと思います。

「カーボン紙」を「下絵」の下に入れて、文字の外形を「ボールペン」でなぞってやると・・・。

こんな風に写せる訳です。

文字部分もこんな風に写します。

「フリーハンド」で書き写すので、当然、所々線が曲がったり途切れたりしますが、気にしないで大丈夫です。
もちろん、綺麗なら、その方が良いですけどね。(笑)

ちょっと見にくいですが、全部を書き写しました。

書き写し終わったら、次は文字の部分に「マスキング」します。

直線部分は線に合わせて「マスキング・テープ」を貼って、曲線部分は大きめに貼って「デザイン・ナイフ」で『線が綺麗になる様に注意して』余分を切り取っていきます。
つまり、書き写す線の綺麗さより、この工程で『如何に綺麗に切り取れるか』が仕上がり具合に影響する訳です。

あと「マスキング」の際に凄く大切な事は「マスキング・テープ」の重なる部分を「爪」でしっかり押さえつけて『隙間の無い様に』する事です。
これをしないと、この後の「塗装」の際、隙間に「塗料」が染み込んで大変な事になります!

全ての「マスキング」が完了した状態。

しつこいですが、次の「塗装」に入る前に、今一度「マスキング・テープ」の重なり部分に隙間が無いか、もう一度丁寧に確認します。

最後の緑色を「塗装」し「マスキング」を剥がして完成。

完成と書きましたが、実は「マスキング」を剥がしてから、白文字部にはみ出た「下書き」線の「クリーニング」をしてます。

近くで見る物では無いので、そのままでも大丈夫ですが、そこは気分で。(笑)

やり方は使用した「塗料」より弱い「溶剤」か「アルコール・クリーナー」か「コンパウンド」を「綿棒」に付けて拭き取ります。
どれを使うにしろ、目立たない所で試してから行います。

完成して設置した状態。

なかなか目立って、思惑通りの仕上がりです。
「清桜里」さんの看板との間の「ゴミ収集BOX」が目立つのは『愛嬌』という事で。

信号待ちの際に見て貰って、多くの方に「六ノ里」に来ていただけたら良いなぁ。

ここ最近の様子

「梅雨」の真っ只中、酷く降る日が有って日本の各地で「被害」を受けられた地域も多い様です。
被災された皆様、お見舞いを申し上げます。

さて、そんな「梅雨」の真っ只中ではありますが、真夏の様な「梅雨の晴れ間」の日も有ります。
そんな日には、まさに「田舎暮らし」という様な作業を何かと行ってたりします。

今回はそんな、ここ最近の様子を紹介してみたいと思います。

まずは、先日「善勝寺」さんからの依頼で「桜」を1本「伐採」しました。
(写真は作業後の物で、真ん中の空間に有った「ソメイヨシノ」を切りました。)

なんでも先の「岐阜県知事」が植樹した物だったそうですが、大きく育ち過ぎて枝が「善勝寺桜」に干渉していたのです。

写真の中の右側の「桜」が樹齢500年の「善勝寺桜」。
で、左のは樹齢は分かりませんが、多分「善勝寺桜」の子供か孫にあたる「桜」。
これで両方共に伸び伸び育っていってくれると思います。

伐採した「桜」は片付けやすい様に、その場で「玉切り」します。

「玉切り」した物は「善勝寺桜 桜まつり」や「三寺参り」の時に「篝火」に使ったり、余ったものは地区の方の「薪ストーブ」の燃料にしたりします。

今回の作業は「モリエさん」と2人で行ないました。

「モリエさん」はベテランの『山師(林業家)』で、私の『里山暮らしの先生』の1人です。
すでに80歳を越えられてますが、全く年齢を感じさせない凄い方なんです。

「伐採」に限らず、色々と一緒に作業をさせていただくと、いつも教わる事がいっぱいで「田舎暮らし」をしていく上で、本当に有難い事だと思います。

場所の関係から、木が大きいので斜面にも太い枝が倒れています。

それらも運びやすい様に「玉切り」し運べる物から斜面の上に運びましたが、2人で全てを運び出すのは大変なので、残りは近々有る「善勝寺桜の保全活動」の際に行う事にしました。

続いて「椎茸」の「ホダ木」の「本伏せ」です。
春先の記事で「ホダ木」の作成を紹介しましたが、その後「椎茸菌」を「ホダ木」に回らせる為に「仮伏せ」していました。

本当は「梅雨入り」前に「本伏せ」を行うのですが、何かと忙しく後回しになっていて、やっとです。

「本伏せ」するにあたって、今年作った「ホダ木」の分だけ立てる場所を増設すれば良いと思ってました。

ところが、作業を始めると、先一昨年、一昨年の分の「支柱」も劣化していたので、どうせまたやらないとならないので全部更新しました。

場所が出来たら、今年作成した「ホダ木」を並べて「本伏せ」完了。
今年は短い「ホダ木」も作ってみたので、それらは写真の様に重ねて置いてみました。

なお、他に「なめこ」の「ホダ木」も今年は作りました。
それらは他の場所に「本伏せ」してます。

続いて「源蔵寺棚田の再生」の事前作業です。

先日、第2回目を行ないましたが、第3回目に向けての事前準備です。

この写真は第2回目の物ですが、「一輪車」横に積んである「雑草の根」と「畦」に除けてある「茅の根」の片付けです。

「雑草の根」は燃やして「肥料」にと思ってましたが、雨で湿っていて燃えません。
なので、天気の良い日を見計って、広げて乾かしてから燃やしました。

また「畦」に除けてある「茅の根」も湿っていて「作土」を落とせないので、こちらも「耕地」部分に広げて乾かしておき、乾燥してきたら「アメリカン・レーキ」で転がす様にして「作土」を落としてから撤去します。

他には「梅の実」の「収穫」も行いました。

ご近所さんに貰っていただいた残りで、これだけ有ります。

「梅干し」や「梅酒」に使って、残りはどうしよう・・・。
まぁ、また誰かに会ったら『「梅」要りません?』と押し売りしようと思います。(笑)

最後に「田んぼ」の様子。

我が家の通称「東の田んぼ」の今の様子。

我が家の通称「上の田んぼ」の今の様子。

両方共に、特に、ここ数日でしっかり「分けつ」し、背丈も『グン!!』と伸びました!

全体を見渡して、どちらの「田んぼ」の「稲」も一定の色合いなので、特に「肥料」が足らない所も無いみたいです。
今年は「肥料」を変えたので、ここが一番気になるところだったの一安心です。

さて、「源蔵寺棚田の再生」や自分の所の「草刈り」に「ふくもち園」の当番と忙しい夏になりそうですが、ぼちぼち頑張ります!!

栃洞景観づくりの日:7月

毎月第1日曜日は「栃洞景観づくりの日」。

一昨年「郡上市景観百景」にここ「栃洞地区」が認定されてから、地区の「景観づくり」を毎月行なってます。

午前8時に「栃洞集会所」に集合し、男性陣は実施場所に分かれて「草刈り」へ、女性陣は「集会所」にて「沿道への植栽」を行います。

「梅雨」の晴れ間ですが気温の上昇が予想されましたので、時間を決めて早めに切り上げる様にしました。
「地区」の「景観づくり」ですが「熱中症」になっては大変ですからね。

私と他2名の方が「牛道川」の「中洲」と「集会所」前の斜面を担当です。

中洲には「モミジ」と「桜」、「集会所」前の斜面には「桜」を植えてあるのですが、どこにあるのか「雑草」でさっぱり分かりません。(笑)

「集会所」前を1人の方にお願いし、私ともう1人で「中洲」を刈ります。

昨夜の雨で「牛道川」が増水気味なので、「栃洞大橋」の上から「ハシゴ」で「中洲」に降りて、橋の辺りから順に刈っていきました。

作業後の「中洲」の様子。
木が生えている所より奥の一部は刈れてませんが、時間になりましたので終了としました。

春に植樹した「桜」は元気に育ってましたが、去年植樹した「モミジ」は残念ながら一部が枯れてました。
我が家に「モミジ」の「苗」はあるので、後日、時間をみて植えておこうと思います。

作業後の「集会所」前の斜面の様子。
こちらに植樹した「桜」も、全部、無事に育ってました。

毎年こまめに「草刈り」をしてますので、一番厄介な「ツタ」が少なくなってます。
(以前は、この時期になると道路まで「ツタ」が伸びてました。)

こちらは2016年に植樹した「栃洞桜公園(仮称)」の作業の様子。
(私は「中洲」担当ですので、作業の途中で抜けて写真だけ撮りに来てます。)

ここは一番面積が広いので、6名の方で行ってます。
見え難いですが、写真の真ん中付近に人影が見えるでしょうか?(笑)

こちらも「ガードレール」付近で作業されてるのですが・・・分かります?

こちらは真ん中の木の下、白い「長靴」の方が作業されてます。

居並ぶ「軽トラ」達。
こちらで作業を行うと、こういう光景になります。(笑)

自分の愛車も「軽トラ」ですが、実際に使ってみると、これが、まぁ便利で手放せません。

続いて「沿道への植栽」の様子。

「ガードレール」に設置した「鉢置き」に、季節の「花」の「鉢植え」を置いてます。

今回、新しく置いたのは「ミニひまわり」。(写真の右側の鉢)

全ての「鉢置き」が同じ組み合わせでは無いのですが、何処のにも「ミニひまわり」が入る様になってます。

これらが咲いたら、なかなか見栄えがすると思いますよ!

それから今年は「新しい試み」で「集会所」前に「グリーン・カーテン」を設置しました。

写真は、その「ネット」の設置の様子。
この時ばかりは男性の出番で「集会所」前の「草刈り」担当が呼ばれてました。

「グリーン・カーテン」に用いるのは「朝顔」。
前回の「栃洞景観の日」に「プランター」に「種蒔き」したのが、元気に育ってます。

「プランター」の前の「鉢植え」は「ミニひまわり」が終わった後に入れ替える「ミニ・コスモス」です。

完成した「グリーン・カーテン」の様子。
夏休み前には可愛い「花」を咲かせた「グリーン・カーテン」になると思います。

なお、地区の有志の方が、それぞれの家の前や「畑」に「ひまわり」などを植えてくださっていて、夏の盛りの頃の「栃洞」は素敵になると思います!

作業後は「集会所」で恒例の「お疲れ様の会」になります。

「組長さん」から「自治会」からの「お知らせ」や、地区の相談事を話し合った後に軽く食事をいただくのです。

この時の「料理」は、地区のお母さん達が用意してくださるのです。
いつも本当に、ありがとうございます!

この日のメインは「大根菜」の「味飯(炊き込みご飯)」に諸々の食材。
(注:飲み物は「ノン・アルコール」ですので、ご心配なく!)

けして豪華な料理ではありませんが、「郷土料理」というか、それぞれの家庭の味で作り手によって味付けが変わったりして、その素朴な味わいが何とも堪らないのです。

いろいろな話をしながら、「美味い料理」をみんなでいただく。
この時間がまた楽しいので、また来月も頑張れます!

「源蔵寺棚田の再生」第2回目

先日の記事で紹介した「源蔵寺棚田の再生」の第2回目を実施しましたので、当日の様子を紹介してみたいと思います。

この日は「梅雨」とは思えぬ良い天気で、暑くて大変でしたが休憩を取りつつ予定内容を頑張りました。

今回は町から参加された方が4名、「六ノ里」の方が4名、合計8名でした。

まずは第2回目を迎えるにあたって行った、事前作業の様子から。

第1回目で、耕地表面の刈った「茅」や「雑草」を撤去しました。

しかし「耕地」の中には長年蔓延ってきた「雑木」や「茅」や「雑草」の「根」、奥から伸びて来た「竹の根」が残ってます。

これらを「人力」で撤去するのは大変なので、「重機」を用いて「耕地」の全面を起し、「茅の根」は「畦」に除けてます。

また当日までに『どの様に耕地から根を除去するのが効率が良いか』と、「根」の除去方法をいろいろと試してみてます。

黒い部分が試してみた所で、その横に有る塊が、ここから出て来た「根」。

「根」の量が凄いでしょう!!
正直に言って、今回の作業は大変そうです。

当日の朝、前回同様に「六ノ里集会所」に集合し、受付を実施。

今回は新しく参加された方が居られませんでしたので、「岐阜県ふるさと水と土指導員(以下「ふるさと指導員」)からの「源蔵寺棚田再生」の趣旨説明は省略。
参加御礼のみ行ない、早速、現地へ移動。

作業を始めるにあたって今回の作業のやり方や注意点を、「ふるさと指導員」が実際に行なって説明しました。

その今回行った方法は「アメリカンレーキ」で浅く耕す様にし、その後、土中を引くと根が取れるという具合です。
また「耕地」の上に出ている「根」を掻き集めるのも、耕す様にした「作土」を均すのもやり易いです。

「アメリカンレーキ」は本来、刈った草を集める道具ですが、「備中鍬(くわ)」や普通の「鍬」など色々試してみた結果、一番効率良く取れたからです。

「アメリカンレーキ」で「根」を掻き出して、出て来た「根」をしゃがんで拾うのは大変なので、「掻き出す人」と「出て来た根を集める人」の二人1組で作業を行います。

当日は「梅雨の晴れ間」とはいえ、物凄く暑かったので『1時間作業したら休憩』と「熱中症対策」して行いました。

写真は作業を始めて1時間後の様子ですが、なかなか良いペースで進んでます。
だいぶ「畑」らしくなって来てませんか?

休憩時に、嬉しいプレゼントが!
参加頂いた方より「鹿肉」の「ロースト」の差し入れをいただきました!
「塩」と「胡麻油」を掛けて頂きましたが、とても美味しかったです。

ふと思ったのですが、休憩する「木陰」は涼しくて心地良いし、作業後に「BBQ」なんてのも良いかもしれませんね!
但し『飲みたくなる気持ち』を抑えるのは大変かもしれませんが・・・(笑)

しっかり「休憩」し「クールダウン」後、残りを始めます。

開催案内には「畔」に除けた「茅の根」を撤去としていましたが、「作土」がいっぱい付いて重いですし、また「作土」を捨ててしまうのは勿体無いので、このままもっと乾かして「作土」を落としてから「撤去」としました。

我が家の「田んぼ」も「作土」が少なく「茅」を入れてますが、ここ「源蔵寺」の「田んぼ」も決して「作土」が多いとは言えませんからね。

12時になりましたので、本日の作業は終了。
少ない人数でしたが、みんなで頑張って、無事に予定範囲を完了出来ました。

全体で、これだけの「雑草の根」を取り出す事ができました。
これらや「畔」の「茅の根」は、次回までに時間をみて「撤去」します。

作業後に参加者で「記念撮影」。
参加協力いただいた皆様、誠に有り難うございました。

「記念撮影」後は希望者の方々と「そば茶寮文福笠井白鳥店」で美味い「蕎麦」を堪能しました。

午後の「六ノ里散策」は町から参加いただいた方、それぞれご都合があるそうで行いませんでしたが、その代わりに希望の方を誘って「ふくもち園」に行き、まったりした時間を過ごしました。

次回は7月29日に第3回目として「蕎麦の種蒔き」と「鹿除けネット設置」を行なう予定です。
多くの方に参加協力いただいて、一緒に作業できたらと思います。

栃洞景観づくりの日:6月

毎月第1日曜日は「栃洞景観づくりの日」。
一昨年「郡上市景観百景」にここ「栃洞地区」が認定されてから、地区の「景観づくり」を行なってます。

今回は「栃洞白山神社 拝殿」への「防腐剤」の塗布と、「電線」に掛かっている「柿の木」の剪定、「沿道への植栽準備」を行いました。

「梅雨入り」してから天候が心配されましたが、土曜日から良い天気で良かったです。

「栃洞集会所」に8:00集合。
ですが、いつもみなさん、集合時間の30分前には集まられます。(笑)

みなさん集まられましたので、男性陣は「防腐剤」塗布、女性陣は「沿道への植栽準備」に別れて作業に向かいます。

「栃洞白山神社 拝殿」への「防腐剤」塗布。
それぞれが「塗料バケツ」と「刷毛」や「ローラー」を持って取り掛かります。

誰かが『ここをやって』と言わなくても、互いに他の人の様子を見て率先して取り掛かっていただけるので助かります!

高い所は「脚立」や「ハシゴ」を使って塗っていきます。

『どこまで塗るか』が難しいところで、『ここまで塗ったら、あそこも塗りたいよな』と、だんだん塗る範囲が増えていきます。(笑)

1時間半作業したので、ちょっと休憩。
「梅雨の晴れ間」とは言え、そこそこ暑いので「水分補給」が大事です!

休憩時に「六ノ里地区」内の、他の神社の改修の話が出てました。
悪くなってからの大規模修繕や新たに建て直すのは、地区の住民が少なくなっている現状では金銭的に難しくなります。

ここ「栃洞白山神社」も『未来永劫大丈夫』と言う訳で無く、今日の様な「保全活動」が本当に重要だと思いました。

今回の「防腐剤塗布」は「拝殿」がメインでしたが、誰言うでも無く、同じ境内の「中村の宮」にも「防腐剤」を塗布していただけました。

雨が掛かる所を重点的に全て塗り終わったので、最後に「雨除け」の覆いを取り付けて今回は終了とします。

塗った所は色が濃くなってますが、透明の「防腐剤」なので数日後には落ち着くと思います。

続いて「電線」に掛かっている「柿の木」の「剪定」に掛かります。

写真の様に、枝が伸びて「電柱」や「電線」を覆う様になってます。
これの何がダメなのかと言うと、風が強い際「電線」にダメージを与え、最悪「断線」の可能性があります。
また、「道路」に枝が張り出してますので、落ちた「柿の実」や「落ち葉」の片付けが大変なのも有ります。

「ハシゴ」を掛けて下から順に張り出した枝を「小型チェーンソー」や「高枝切り」で切り落とし、落とした枝も「小型チェーンソー」で解体して片付けます。

この作業も、それぞれが状況を判断して自分の役割を決め、お互いの安全に注意しながら作業を行いました。

作業後のスッキリした様子。
これでしばらくは大丈夫と思います。

以上で、今回の作業予定は終了ですので、集会所に戻ります。

「集会所」に戻ると数名の方で「4月に植樹した「桜」」に「添木」を付けていただいてました。

ここ「栃洞」のみなさんは『自分達の「栃洞地区」』という意識を持たれていて、それぞれが率先し、またお互いに協力して「地域づくり」を行えるのが素晴らしいです!

女性陣の方には「沿道沿いの鉢植えの設置」や、この後の季節の鉢植え用の「芽出し」を行なっていただけました。

作業が終わると「集会所」で「お疲れ様の会」になります。

この時には、お母さん達が何かしら「料理」を用意いただく事が多いです。
本当にありがとうございます!

ちなみに今回のメニューは「ほう葉めし」に「ユキノシタ」の葉の天ぷら、「アマゴ」の天ぷらに「すまし汁」でした。

いろいろな話をしながら、「美味い料理」をみんなでいただく。
作業が終わった後の、この時間がまた楽しいんです。

また来月も頑張ります!