2回目の「代かき」から4日が経ちました。
「苗」も届いて、「土」も落ち着きましたので、本日「田植え」を行いました。
今日はその様子を記事にしてみたいと思います。
まずは「水量」のチェック。
「田植え」に肝心なのは「水量」です。
少な過ぎると「田植え機」の「フロート」が「土」を押してしまいます。
多過ぎるとせっかく植えた「苗」が浮いてしまいます。
昨年、水が多すぎて途中で抜く失敗をしたので、今日に向けて最適な「水位」になる様にコントロールして来てます。
写真は我が家の通称「東の田んぼ」の「水位」の様子で『良い感じ』です!!(全体の写真は撮り忘れました)
続いて我が家の通称「上の田んぼ」も「水位」のチェック。
こちらは少しだけ多めですが、昨年の様に水を抜く程でもありません。
両方の「田んぼ」共に「水位」は大丈夫。
それでは「田植え」を開始します。
まずは「東の田んぼ」から。
今年も、この「田植え機」で行います。
先週のうちにお隣のお父さんから借りてきて、「エンジンオイル」や「ミッションオイル」の交換・点検、各部の動作確認は済ませてあります。
「田んぼ」に乗り入れて、最初に外周から2周分回ります。
「田植え」は往復で植えていきますので、その両端に「枕地(「田植え機」の旋回幅)」が必要になります。
『外周から2周分が、ちょうどその幅』と「操作マニュアル」にも書いて有ります。
続いて「苗台」に「苗」を載せます。
我が家の「田んぼ」は「沢水」を使うので水温が低い為、「水口(水を入れる所)」側には寒さに強い「餅米」の「タカヤマモチ」、奥の方に「ウルチ米」の「コシヒカリ」を植えます。
なので、まずは「コシヒカリ」の「苗」を載せます。
が、その前に「苗」を載せずに空で動かして「苗台」を左右どちらかに寄せます。
「苗台」を片側に寄せたら「苗」を載せて「田んぼ」の奥に移動し、端に沿って植え始めます。
植えてる途中で、写真を撮ってみました。
端に沿って植えていくので綺麗な線になるはずが、結構、曲がってるでしょ?
でも、これ、私が『下手』って訳でも無いのです。
と言うのは「田んぼ」の底面は凸凹なので、それに「車輪」が取られて曲がってしまうのです。
なので、微妙に修正しながら真っ直ぐになる様に操作してますが、これがなかなか難しい・・・これでも、まだ上手くなった方です。
ここらで「コシヒカリ」は終了。
と思ったのですが、どうも「タカヤマモチ」のエリアが広い様な気が・・・。
昨年、これを失敗して「タカヤマモチ」の「苗」がギリギリだったのです。
なので1回分だけ走らせました。
この後「タカヤマモチ」に「苗」を載せ替えて植えました。
「東の田んぼ」の「田植え」完了。
朝9時から始めて、約1時間で終わりました。
「田植え」の終わった「東の田んぼ」の全景。
隙間の部分、「田植え機」で植えない部分は「補植」と言って手で植えます。
我が家の「田んぼ」は異形なので角が角張って無くカーブです。
昨年まではカーブに合わせて「田植え機」で植えてたのですが「稲刈り」の時に「バインダー(稲刈機)」が植えたカーブに合いません。
結局、四隅にあるカーブの所は手で刈る事になるので、今年から無理にカーブに合わせて「田植え機」で植えない様にしました。
続いて「上の田んぼ」。
まずはこちらも「枕地」として外周2周分回ります。
手前が「水口」なので奥の方から「コシヒカリ」を右端に沿って植え始めます。
「コシヒカリ」を植え終わったところ。
「田植え機」を旋回させた所は「車輪」で荒れているので「レーキ」で均します。
そうしないと「田植え機」の「フロート」が土を慣らしてくれるとは言え、「土」に穴が開いていて「苗」が浮いてしまう場所が有るからです。
手前側(「水口」側)に「タカヤマモチ」を植えて完了。
こちらも約1時間で「田植え機」による「田植え」は終了。
後は「補植」ですが、そこは『我が家の「補植」のスペシャリスト』に任せます。
かと言って、私は遊んでる訳では無く「田植え機」の清掃に掛かります。
「代かき」の時の「耕運機」と違って「土」を多くは持って出ないので、農舎に戻って「高圧洗浄機」で洗います。
洗ったら隙間の「水気」まで完全に飛ぶのを待って、各部に「給油」を行うのですが、この日は天候が良く無いので、ある程度「水気」が飛ぶのを待って農舎に仕舞います。
明日は天気が良いらしいので、外に出して乾燥させ「給油」は後日行います。
今年も無事に「田植え」が終わりましたが、はたして、美味い米が採れるかな?
色々工夫したので、期待が膨らみます!