幻の滝 清滝

「幻の滝 清滝」に「地域づくり」の仲間と登って来ました。
なかなか素晴らしい景観でしたので、記事にして紹介したいと思います。

本題の前に、いつもの前置きから。

今回の前置きは、今日の「六ノ里」の様子です。

2月に入って「立春」が過ぎ、ここ「六ノ里」も暖かい日が増えて来ました。
もっとも、町に比べれば、写真の様に「雪」が残ってますが。(笑)

さて、ここから本題です。

先日、『善勝寺の裏山に「氷瀑(ひょうばく)」が出来る「滝」が有る』と、「先達さん*」に教えていただきました。
*注)「先達さん」とは、我が家の前の持ち主。ここでの暮らしの先生方の一人で仲良くしていただいてます。

凄く気になっていたので、暖かい日が続いていて『氷瀑は無理かもしれない』とは思ったのですが「幻の滝 清滝」に登って来ました。

簡単に地図にしてみますと、こんな感じ。(地理院地図に加筆しました。)

「善勝寺」の前の、道が広くなった所に車を停めて上がって行きます。
本来は赤い線で描いたルートで上がって行きますが、今回は境内からショートカット。(赤点線ルート)

なお、今回の「赤点線ルート」は、はっきり言って分かりにくいです。
また、お寺の敷地内を通るので、迷惑を掛けるのは絶対『ダメ』ですし。
もし、この記事を参考に行かれる方は「赤線ルート」でお願いします!!

「善勝寺」の「桜」です。
樹齢約500年の古木ですが、春には綺麗な花をいっぱい付けてくれます。
今は枝先の方が、少し桃色掛かって見えません?
きっと春に向かって、一生懸命「開花準備中」だと思います。

満開の頃には「善勝寺桜 桜まつり」が開催されます。
その頃には満開の「桜」に加え「ハナモモ」も見頃になります。

是非「善勝寺桜 桜まつり」来てくださいね!
(「六ノ里地域づくり協議会」では、開催に向けて色々企画してます。)

では「善勝寺桜」の横から上がって行きます。

写真に見える範囲は道が分かりやすいですが、ここを上がった先が分かりにくいんです。
気が付くと思わぬ所に行ってしまいますので、しつこいですが、もし行かれるなら「赤実線ルート」でお願いします!

正規の「赤実線ルート」に出た所。
これを上がって行き、この先で右の方に上がって行きます。

右に曲がってからは、途中下がって行く道が有りますが、上の方に向かって上がって行きます。(写真だと真ん中の左方向に分かれた道。)
南向きの斜面ですが、場所によってはこの様に「雪」がいっぱい残ってます。

上がって行くと「切り通し」になってる所も有ります。

何度か曲がって、さらに上がって行くと道の真ん中がゴッソリえぐれている場所が有りました。
こんな所は、溝の底を避けて、転ばない様に気を付けて端の方を進んで行きます。

ここを進むと「よしん坊谷(「よしんぼだに」と読みます。)」を渡ります。

これが「よしん坊谷」です。
ここに来て、なぜ道がえぐれているのか、理由が分かりました。

「作業林道」を造る際、谷を越える所は大きな「土管」を埋めるか「コンクリートの構築物」を造って「暗渠」にしますが、その「暗渠」が土砂で埋まってしまってます。

なので、大雨で増水した際、水が溢れて「作業林道」を流れ下るのでしょう。
それで、道がえぐられてしまうみたいです。

ところで、いきなり「よしん坊谷」と出てきましたが、これは「善勝寺」の東側の小さな谷の呼び名です。(ここらの人の通称だと思います。)

では、なぜこの谷を「よしん坊谷」と呼ぶか?を「六ノ里雑学」として話しておきます。(「六ノ里雑学」、いっぱい知ってると良い事があるかもしれません。笑)

『栃洞の古老から昔聞いた話です。
昔昔の大昔、ここ「栃洞」に「よし坊」と呼んでいた発達障害を患った少年が住んでいました。
「よし坊」は、毎夕毎夕、空腹を我慢しながら夕闇のあの谷付近で親の帰りをじっと待ち立っていたとのことです。
時が過ぎ、何時しか「栃洞」の人々はあの谷を、「よし坊谷(今ではよしんぼ谷)」と呼び「よし坊地蔵」を彫り、谷付近に祀りました。』

以上、さっちゃん様が教えて下さいました。いつも有難うございます。
(さっちゃん様、お尋ねの「よし坊地蔵」ですが、「栃洞」の皆さんに聞いてみましたが確定出来てません。「善勝寺」の「寄せ墓」に有るのではないか、との事です。)

さて、どんどん上がって行きますよ!

「よしん坊谷」を過ぎて「雪」で倒れた「茅」を踏みながら上がっていきます。

ここまでもそうですが、初夏から「雪」が降るまでは「茅」の「ジャングル」になって、見通せないし歩きにくいと思います。

この先も何度か曲がって上がって行くと、

写真の様に、前方にまた「よしん坊谷」が見えて来ます。
ここまで来たら「あと一息」。

ここを曲がると・・・

はい、これが「幻の滝 清滝」です。
人の大きさと比べて分かりますが、結構な高さが有ります。

ここ数日、暖かだったので諦めていた「氷瀑」ですが、少しだけ残ってました。(写真の真ん中の、上の方の白い塊)

「氷瀑」を拡大すると、こんな感じ。
小さいながらも、なかなか綺麗じゃないですか!!

「滝壺」部分には、溶けて剥がれ落ちた「氷瀑」の残骸がいっぱいでした。

この量から推測すると、凄く寒い時は「滝」の上から下まで「氷瀑」が出来るのかも。
『これは寒い日が続いた後、見に来なくては!』と思いました!

ところで、なぜ「幻の滝」と言われのでしょうか?
それは、流れ落ちる水量が少なくて、夏場は渇水で「滝」が消えるからだそうです。

また、「清滝」の名前の由来は、

「善勝寺」の「山号」が「清瀧山」だからでしょう。
(「清滝」じゃ無くて「清瀧」かも。合わせて、住職さんに聞いておきますね。)

「滝」の景色も素晴らしいですが、上がって来ると、こんな「眺望」も得られます。
この写真の方向は「母袋」との境の山で、建設中の新しい道も見えてます。

素晴らしい「清滝」と「眺望」。
いつか『この道を整備して、散策出来ると良いなぁ』と妄想しています。

<<最後に皆さんに「お願い」が有ります。>>

今回の記事で「清滝」までのルートを「簡易地図」で紹介していますが、記事の写真のとおり「整備された遊歩道」ではありません
この道は、かつて、伐採に使われた「作業林道」の名残りの「荒れた道」です。

お約束ですが、参考にして行かれる場合は、あくまでも『自己責任』でお願いします。何か起きても、当方は責任を取りません

また、くれぐれも「善勝寺」さんのご迷惑にならない様にお願いします。

以上、よろしくご理解ください。お願いいたします。

水路の掃除と春の気配

年末にはガッツリ降りましたが、ありがたいことに、その後はほとんど降ってなくて「雪」が少ない冬です。

昨年、新しく「栃洞」に別荘を買われた方がいるのですが、この方は冬も来られていて将来はここに移住されるとも聞いてます。

『いきなりいっぱい降らすと可哀想だ。「雪」に驚いて逃げ出すかもしれん。』と、「栃洞」の神様は優しいので抑えて下さってるのかもしれません。
私がここに越して来た年と次の年も少なかったので、きっと、そうです。

さて、本題に入ります。

「雪」が少ないと、私の場合、用が無くても外に出る機会が増えます。
まぁ『じっとして居られない性分』だからなんですけどね。(笑)

先日出掛けていて、集会所のちょっと「下(しも)」に「山水」が道に溢れているのを見つけました。(*「下(しも)」とは、ここらでは文字通り「下の方向」や「町の方」の事を言います。)

「雪」が多いと、全く気が付かなかったと思います。
道には「凍結防止剤」が撒かれますが、端の方は量が少ないからか少し凍ってました。

散歩をされてるお母さん達に会ったので『ここって、こんなに水が出てましたっけ?』とお聞きしたら『上の水路が詰まって溢れてるんじゃ無いか?』と言われました。

このままだと行き違いで車を端に寄せた際に滑っても危ないですし、散歩で歩いていて滑って転けたりしたら危険です。
また、斜面をあまり水が流れ続けると削れてしまって良い事は有りません。

なので、『「雪」の中を歩ける格好』をして見に行ってきました。

この格好、私の場合は「長靴」の上から「単車用のカッパ」の「ズボン」です。
この「ズボン」は裾が「ベルクロ」で絞れる様になっているので「雪」に埋もれても中に入って来ません。
もっと「雪」が深いと「カンジキ」を履きますが、それ程の「積雪」ではないので今回は省略です。

「積雪」の斜面を「除雪用」の「スコップ」を杖がわりにして登っていくと、聞いたとおり水路に「枯れ枝」や「落ち葉」が詰まって大量に溢れてました。

「防寒テムレス」という「防水・防寒」の手袋をして来てますので、手で取り除きます。

「ダイローブ」よりは防寒性が落ちますが、比較的薄手なので普段使いにも良いです。
(「ダイローブ」は凄く『ゴツく』て、かなり寒い時だけ使ってます。)

取り除いた後の写真。

水路の右手に写っている分、詰まってました。
なお「除雪用スコップ」が写ってますが、これで取り除いた訳ではありません。
これで詰まった「落ち葉」などを『抉る(こじる)』と壊れます!(笑)

最後に「取水」の「パイプ」にも、いっぱい「落ち葉」が詰まってましたので取り除きました。(この写真を撮った後に「ゴミ避けの金網」が半分「落ち葉」に埋もれているのを見つけましたので「パイプ」の所に設置しておきました。)

作業後の様子。

まだ「山水」が流れ出てますので『どこか「パイプ」から漏れてるのか?』と再度斜面を登ってみましたが、水路と道の中間辺りの「湧き水」の分でした。

「湧き水」は止められる訳では無いし、道に溢れて無いので様子をみる事にします。

せっかく『「雪」の中を歩ける格好』をしているので、ついでに「ワサビ田」や「梅」や「桃」の様子を見に行きます!

「ワサビ田」は昨年新しく「沢水」を引いたので、十分な水量が有りました。
なので、寒さで多少弱ってますが「ワサビ」は元気みたいです。

「ワサビ田」の横には「野ウサギ」の足跡。

新しい「梅畑」の様子。

ここも「野ウサギ」の足跡がいっぱいで、元気一杯走り回ってるみたい。
(今年は「兎」年だからなのかな?(笑)

ただ、「梅」の根元から根元を通ってるのが、ちょっと気になりました。

なぜかと言うと『ひょっとして「梅」を食べに来てる???』と思ったのです。
が、それは杞憂でした。

あと、冬場は「カモシカ」や「日本鹿」が「梅」や「桃」の枝を食いに来るのですが、全く足跡が無かったので、ちょっと安心しました。
(でも、「新芽」が大きくなって「葉」が出る様になると来るんだろうなぁ・・・。)

せっかく上がって来たので「栃洞」の風景を1枚。
こうして見ても、例年に比べて「雪」が少ないです。

ついでに、「開墾」している昔の「段々畑」方向も撮ります。

「雪」が多いと全てが「雪」に覆われますが、少ないので「石垣」が見えてます。
少ないとは言っても「雪景色」ですけどね。

でも、春は着々と確実に来ています!

「梅」の枝には赤い「花芽」が大きくなってきてます。

「桃」の枝にも「花芽」が少しづつ大きくなってます。

まだまだ寒い日が続きますが、このままあまり「大雪」が降らずに春になると良いなぁ。(笑)

2023年 謹賀新年

明けましておめでとうございます!
「六ノ里」での5回目の正月となりました。

今年も「六ノ里」の暮らしや、ここの様子を書いて行こうと思っています。
「六ノ里」に興味を持っていただき、是非訪れて頂ける様に頑張りますので、宜しくお願い致します!

さて、今年最初の記事は「郡上市白鳥町長滝」に有る「白山長滝神社」への「初詣」を書いてみようと思います。

2023年1月1日、元旦。
今年は昨年にも増して「雪」が少なくて助かります。
一昨年なんか出掛ける前に、まず「雪かき」でしたものね。(その様子はこちら

我が家から車で30分ほど、「長滝白山神社」に到着です。

踏み固められた「積雪」を、滑って転ばない様に慎重に歩いて行きます。

ここ「長瀧白山神社」は「白山信仰」の美濃側の修行場「美濃馬場」でしたので、参道沿いに多くの坊の跡が有ります。

「境内」前の「石段」は・・・。
「積雪」が踏み固められて「雪」の坂になってました。

登る時はまだ良いのですが、帰り、ここを降りる時、滑りそうで怖かった。

「境内」に入って「長滝白山神社」の「拝殿」に向かいます。

私は「栃洞白山神社」の「氏子総代」ですので、まず、氏子の方々から預かっている去年の「大麻札」を納めて、それから「拝殿」や「境内」に合祀されている「天満宮」にお参りします。
(*「大麻札」とは「伊勢神宮」のお札の事です。)

例年なら近隣の「氏子総代」の方々と一緒に、「伊勢神宮」に参拝して納めるのですが、今年もコロナ禍で中止になりましたので、こちらに納めさせて頂きます。

次に「境内」に有る「長瀧寺(ちょうりゅうじ)」にもお参り。

顔見知りの方が「檀家」で毎年当番で居られますので、今年もお正月の挨拶をさせて頂きました。

全ての参拝が済みましたので、帰りに「社務所」で「破魔矢」と「御守り」を授かってから帰路に着きました。

今年1年、良い年になります様に!!

六ノ里「三寺参り」

先日の記事で準備の様子を書いた「三寺参り」。
その様子について、当日の準備から載せてみたいと思います。

我が家は、まだどこの「檀家」でも無いので、今年も家に一番近い「善勝寺」さんで準備を行います。

準備の開始時刻前に行ったのですが、もう既に「境内」や「石段」の「雪」は皆さんで取り除いて有りました。

皆さんと一緒に「石段」に「竹灯籠」を設置していきます。

「石段」が終わったら「本堂」への通路にも「竹灯籠」を設置して、

「鐘撞堂」の周りにも「竹灯籠」を設置。

今年は去年よりも「雪」が少なくて助かりました。(去年の様子はこちら

「雪」の方は時折写真の様に降ることも有りましたが、一昨年の様に「ロウソク」を消してしまう程では無くて良かったです。

「境内」の「篝火」も焚いて、準備完了。

新年を迎えるまで30分程で「竹灯籠」の「ロウソク」を灯します。
(あまり早く灯すと「ロウソク」が保たないんです。)

その頃に、最初の参拝の方々がお見えになられました。

「竹灯籠」を灯した「鐘撞堂」は、こんな雰囲気。

「石段」は、こんな雰囲気。

一度「水銀燈」を消してみたのですが、今年は「桜」などの木々への「着雪」が綺麗だったので、点けておくことになりました。

「石段」の一番下には「善勝寺」と書いた「竹灯籠」もあります。

ちなみに「水銀燈」でライトアップされた「善勝寺桜」です。
肉眼で見ると、もっともっと綺麗なんですが・・・写真がこの程度で残念。

それでは他の2つのお寺にも行ってみたいと思います。

まずは「光雲寺」さん。
「境内」への道や「鐘撞堂」の周りに「竹灯籠」が設置されてます。

まず「本堂」でお参りを済ませてから「除夜の鐘」を突かせて頂きました。

続いて「光蓮寺」さん。
こちらも、まず「本堂」でお参りをして、

「鐘撞堂」で「除夜の鐘」を突かせて頂きました。

「六ノ里」の「三寺参り」、「雪」の中での静かで厳かな雰囲気が伝わりましたでしょうか?
実際に見ていただくと、もっともっと感動的ですので、是非とも訪ねてみてください。

鏡餅作り

今年も押し迫って12月も28日です。
今日は新年に向けて「鏡餅」をつきましたので、その様子を載せてみたいと思います。

「餅米」は前日に洗って水に浸しておいてますので、蒸すのはお母さん達に任せて、お父さん達と集会所横に「餅つき」の場所作りから。

先日の「餅つき忘年会」の時は集会所の玄関に「ブルー・シート」を敷いて、扉には「マスカー(商品名。マスキング用のシート)」を貼って飛び散りを防いだのですが、今日は暖かなので外で行う事にしたからです。

写真では、もう「筵(むしろ)」を敷いて「臼(うす)」を置いて有りますが、蒸した「餅米」をスムースに「台所」から運ぶ為に、そこから奥、「台所」までの通路の「雪」も取り除きました。

「雪」は道を挟んだ「牛道川」に捨てるのですが、それには「スノー・ダンプ」と言う機材を使います。
写真の集会所の壁に立て掛けてあるオレンジ色のが、それです。

「スノー・ダンプ」に「雪」を載せて「積雪」の上を滑らせて運ぶのですが、今年は「雪」が少なくて道には「雪」が有りません。

なので、まず、積もった「雪」を崩して道に「雪の道」を作ります。

この日まで、この方法を知りませんでしたが、なるほど、これなら出来ます!
こんな感じで日々、お父さん達やお母さん達に『生活の知恵』を教わってます。

『このまま凍って車の通行に支障が出ない?』って思われた方、大丈夫です。
写真では曇ってますが、今日は天気が良さそうなので「雪の道」は直ぐ溶けます。

「餅米」が蒸し上がったら「餅つき」開始。

「臼」に蒸した「餅米」を入れたら、素早く「杵」で捏ねていきます。
だいたい捏ね終わったら「杵」でついていきます。

つき終わったら集会所の中に運んで「鏡餅」にまとめていただきます。

3臼つきましたが、2臼分で「栃洞」の全戸分と「栃洞白山神社」と「中村の宮」の「鏡餅」が出来上がりました。
余った1臼分は各戸に「鏡餅」と一緒に配る事にし、「餅」が冷めて形が安定するのを待って、夕方に各戸に配布しました。

これは我が家の「鏡餅」を飾った写真。
小さい「鏡餅」なので「蜜柑」では大き過ぎて「橙(だいだい)」が良いのですが、売って無かったので「キンカン」にしました。

さて、「神棚」に「大麻札」も飾りましたし、「しめ飾り」も飾りました。
そして「鏡餅」も飾って、これで「正月」を迎える準備は整いました。
(*「大麻札」とは「伊勢神宮」のお札の事です。)

ガッツリ降りました!

今年もあと10日ほどになりました。

先日、「雪の季節になりました」と記事を書きましたが、あれはまだ序の口。(笑)
昨日、今日とガッツリ降りましたので、今の「六ノ里 栃洞」の様子を紹介してみたいと思います。

先日の記事と見比べてみるのも、面白いかもしれません。

朝起きて外に出てみると、家内の愛車はこの通り。
これ「ジムニー」なんですが、昨今、軽自動車で流行りの「スーパーハイトワゴン」みたいに。(笑)

屋根に積もった「雪」が溶けて、軒先にはこんなに大きな「氷柱(つらら)」。
長い物は1mくらいで、太さも3cmは裕に超えてます。

これ、落ちてくると非常に危ないので、この後すぐ撤去しました。

道路脇の「ガードレール」の支柱には、「雪」が吹き付けて、この通りに。

奥に見える少し汚い「雪」の山は、「除雪車」が道路の「雪」を押し除けてくれた分。
春になっても、なかなか溶けない大きな山になります。

我が家の通称「前の畑」は、この通り。
「トマト」の雨避けの骨組みの埋まり具合から、「積雪」は推定60cm程かと。

Camp&Resort 清桜里」方面は、こんな感じ。

いっぱい「雪」が降っても、10cmも積もれば「除雪車」が来てくれますし、「融雪剤」も効いてますので、この様に道路に「雪」は殆ど有りません。

「東の田んぼ」も、

「上の田んぼ」も、しっかり「雪」に覆われてます!

それでは「梅畑」方面に上がってみます。

写真左側の「松」の下、「石垣」脇に上がる道が有るのですが、道脇は「除雪車」が除けた「雪」で壁が出来つつあります。

それを乗り越えて、

膝くらいの深さの「積雪」を「ラッセル」しながら上がって行って、「上の畑」。

フワフワの「雪」なので、きっと「ダイブ」すると面白いとは思うんですが、後の事を考えると出来ません!(笑)

「ワサビ田」は「獣害対策」の「金属柵」にも積もってます。

実は昨日「雪」が降る中上がってみたら、「寒冷紗」に「雪」がいっぱい積もって、その下の「金属柵」の下に入れていた支えの「竹」が見事に折れてました。

そのままにしておくと「ワサビ」が重みで潰れるので、急遽「寒冷紗」を外して「金属網」だけにしておいたのです。
当然ですが、やっぱり古い「竹」(切って2年になるかな)では保たない訳で・・・。

「甚七桜」も「雪」を纏ってます。

「先達さん」から引き継いだ「梅畑」は、こんな感じ。

新しい「梅畑」の様子。
「雪」から出た「雪除け」の高さから推測するに、ここの「積雪」は70cm以上。

新しい「梅畑」から見た「栃洞」の景色。

このまま奥に行こうかとも思いましたが「カンジキ」を履いてないので止めます。
フワフワの「新雪」ではありますが、「ラッセル」するのは結構大変ですので。

それでは、この写真の奥に見える「栃洞集会所」の方へ行ってみようと思います。

「里山再生プロジェクト」なんて名付けて、個人的に綺麗にしている所の斜面。
ここも「雪」に覆われて、こんな感じに。

ここにも「タラの木」が有って、春先には「タラの芽」や他の山菜が採れます。
他の季節の写真(「里山再生プロジェクト」の記事)と比べて見てください。

我が家の通称「上手の畑」は、こんな感じ。
「サツマイモ」の「畝」の形に積もってます。

この「雪」の下には「ハクサイ」と「大根」があります。
元々ここらの「野菜」は甘いのですが、「雪」に埋もれさせておくと更に甘くなるんです!!

実は去年もこうしておいたのですが、「除雪」した「雪」で潰れてしまいました。
「除雪車」が道から「雪」を押して「畑」に入れるのは良いのですが、中まで「除雪車」が入って上から押したみたいで・・・。

今年は無事だと良いなぁ。

我が家の通称「カオルさんの畑」は、こんな感じ。

「カオルさん」は「六ノ里」の「しらおシマダファーム」さんちのお父さん。
この方が借りて作られている「畑」の一部を借りて、「大豆」や「黒豆」「小豆」などを作ってます。

いきなり道の写真ですが、ちょっと「融雪剤」の効果について書いてみたいと思います。

ここは日陰で、今の時期はなかなか日が当たらないんですが、写真の様に車が踏み固めた所以外は「雪」が消えてます。

この写真の中の白い粒が「融雪剤」」です。

「融雪剤」にも色々種類が有りますが、簡単に言えば「塩」で、ここらで巻かれているのは「塩化カルシウム」。

この「塩化カルシウム」は水に溶けると発熱する性質を持っていて、発熱してまわりの「雪」を溶かします。
この写真の、小さな穴が開いているのが、それです。

さて『要らない知識』は、ここまでにして、もう少し下ってみます。

「栃洞大橋」から見た、冬の「牛道川」です。
川の中の岩の上にも「雪」が積もってます。

凄く冷たい川の水ですが、それでも「アマゴ」や「イワナ」は岩陰に潜んで春を待ってるはずです!
なお、春、解禁になってすぐは「雪解け」の水も混じって水温が凄く低いので、良く言う『アサマズメ』の時間帯では、なかなか魚が動きません。
少し日が差して来る頃の方が、餌に反応してくれるかな。

先日の記事の「忘年会」をやった「栃洞集会所」は、こんな感じ。

この写真は「集会所」の向かいの「牛道川」の様子。

「集会所」の前から、「栃洞 上組」方面を見た写真。
春になると、ここからも「甚七桜」が良く見えます。

ここで写真を撮っていたら「六ノ里」の仲間が「軽トラ」で上がって行きました。
猟師もやっている車中の彼は、凄く嬉しそうでした。
(その理由は、彼のブログを見てみてあげてください。)

「旧栃洞橋」の様子。

「栃洞大橋」が出来る前は、ここが本道だったそうですが、「大雪」の時に「栃洞白山神社」や「清桜里」の有る「栃洞 上組」方面に行くには、こっちの方が良いんです。

と言うのは、「栃洞大橋」を渡ってからの道は斜度がキツいので、4WDじゃないと「スタッドレス」を履いていても滑って上がれません!

さて「雪」の「六ノ里 栃洞」の景色(一部ですが)を紹介しましたが、今週末にも、また「寒波」が来るそうです。
俗に言う「クリスマス寒波」ってヤツらしいですが、さて、どれくらい降るのやら・・・。(笑)

雪の季節になりました

この月曜日までは天気が良くて12月にしては暖かでしたが、水曜日からは「雪」が降ったり止んだり。
天気予報はずっと毎日「雪」マークが付いてて、そろそろ本格的な「雪の季節」になります。

今日も午前中は雪が降ってましたが、午後からは少し晴れ間も見えて来ました。
『これはチャンス』と「見回り」して来ましたので、その様子を載せてみたいと思います。

朝起きて、すぐの様子。
昨日の昼間はチラチラとしか降って無く、先日の「初雪」もほとんど消えてたのですが、夜半くらいから降り出したみたいで、朝は、こんな感じに。

道路の雪は「融雪剤」でほとんど無かったのですが、道から家までの間は5cmくらい積もってました。
「郵便屋さん」が来てくれた時に申し訳無いので「除雪」しておきました。
(*ここらは「雪」でも「郵政カブ」で来られます!)

午後になって少し日が差してきたので、ちょっと外に出てみました。

家の前の道路の様子です。
雪景色に青空が見えて、こう言う景色、私、好きなんです。

我が家の通称「東の田んぼ」です。
「秋耕起」で耕した凸凹に「雪」が乗って、凸凹がさらに大きくなってますが、もうすぐ「積雪」で真っ平になります。

「見回り」したい理由は、先日の記事で書いた様に「ワサビ田」の「寒冷紗」の事で、この「雪」でどうなったか、ちょっと見に行きます。

我が家の通称「上の畑」。
ここの今の積雪は10cmくらいですが、もっと降ると膝より深くなります。
なので、気軽に見に行けるのは今しか有りません。
とは言っても「カンジキ」を履いて見に(遊びに?)行きますけどね。(笑)

夏に改良を加えた「湧水」の所も気になってましたので、ついでにチェック。

「ごみ除け」の板の所の「氷柱(つらら)」の長さは約30cm。
時期的に「湧水」の水量は少なくなってますが、順調に「沈砂箱」に入ってるのでOK!

一番の目的の「寒冷紗」の様子はこんな感じで、とりあえずは大丈夫そうで一安心。

先日、「沢」から引いた「山水」も「ワサビ田」に調子良く流れ込んでいる様で、この冬に「渇水」で「ワサビ」がダメになる事も無いと思います。

ここまで来たので、ついでに「梅畑」の方も「見回り」しときます。
「雪」の中を歩くのって、結構楽しいから。(笑)

「梅畑」に向かう前に、上がって来た方を振り返って。
西の方は晴れてますが、こっちは「冬空」で『いつ降って来ても』って感じ。

ここでちょっと自慢で、ウチの「桜」です。
我が家の「屋号」が「甚七」なので、勝手に「甚七桜」と呼んでます。
そう呼ぶ理由? それは『カッコいいから』。(笑)

上の方で、「沢」を挟んで反対側の木の枝と強風の時に擦れ有って枝が折れるので、冬前にその木を切ってあげました。
春になったら、きっといっぱい花を咲かせてくれると思います。
(この「桜ファースト」でやってますからね。)

「沢」に掛かる「橋」から見た「梅畑」方向の写真。

既に「雪」に足跡が有るのは、一度歩いて行って『あっ、写真撮らなきゃ』って戻ったからです。

新しい「梅畑」の様子。
「カモシカ」に葉を食われて、なかなか大きくなってくれませんが、大きくなってくれた「梅」には「積雪」で折れてしまわない様に、伸びた枝先を縛ってから「竹」を3本組んで「雪除け」にしてます。

「竹」と「縄」で四角に囲った「梅」は、この「雪」の前に「雪除け」が出来なかったので、もっといっぱい降る前にチャンスをみて行うつもりです。

この奥は、まだ何も植えて無く、ただ荒れない様に管理してるだけですが、野生動物(「カモシカ」「鹿」「猪」など)の動きが気になりますので「見回り」しときます。

ここも先に進んでから戻って来ての写真なので、足跡が有ります。(笑)
でも、足跡で今の「積雪量」が分かってもらえるかも。

奥に行くと、こんな感じ。
ここには「梅」を「剪定」した枝や「伐採」した木の枝の一部を積んでます。
春になったら燃やして「草木灰」にします。

一段上がって「簡易炭焼き窯」のある所の様子。
この水曜日からの「雪」に備えて「窯」の「煙突」や「焚き口」を片付けて、「ブルーシート」で覆ってあります。

ここも、もっと本格的に降ったら、なかなか近付けなくなります。

「先達さん」から引き継いだ「梅畑」。
去年の冬前に続き、今年も「剪定」したので「樹形」がだんだん良くなって来てると思います。
「立ち枝」をもっと整理したいのですが、「花芽」が付いてると思い切って切れません・・・なかなか難しいですね。(笑)

少し「雪」がチラチラして来たので、いっぱい降り出す前に戻る事にします。

降りて来て「清桜里」の方向を見た写真です。

ここら辺は凍結が予想される時、夜と朝方に行政から委託された業者が「融雪剤」を撒きに来てくれます。
なので、この様に道には「雪」が有りません。

「清桜里」のコテージの有る場所を見上げての写真。

また少し日が差して来ましたので、「栃洞白山神社」の「雪除けシート」の様子も気になっていたので行ってみる事にします。

「神社」で「雪除けシート」の様子を確認したので、戻って来てます。
我が家の通称「上の田んぼ」の今の様子は、こんな感じ。

これから、まだまだいっぱい「雪」が降ると思います。
毎朝の「除雪」は大変ですが、静けさの中の「雪景色」、なかなか良い物ですよ!

餅つき忘年会2022

今年も「餅つき忘年会」を行いましたので、その様子を紹介します。

「栃洞」地区の「餅つき忘年会」は以前から行っていた訳では無く、今年で3年目。
この始まりは、実は私の『「栃洞」で採れた「餅米」で「杵つき餅」が食べたい』と言う完全に個人の欲求から。(笑)

本題に入る前に「前書き」として、このあたりの話をします。
(今回、ちょっと長いです。ごめんなさい。)

「六ノ里」は「郡上市」の中でも「棚田米」で有名ですが、我が家もウチで食べる為の「米つくり」をしています。

ここ「栃洞」辺りでは「田んぼ」に「山水」を使うのですが凄く冷たいので、ウチは「水口(水を入れる所)」付近に冷たい水でも良く成長する「餅米」を植えます。
(写真の手前側が「水口」で、緑の濃い「稲」が「餅米」。)

写真は我が家の通称「上の田んぼ」で今年採れた分で、右側6袋が「コシヒカリ」で左側の2袋が「餅米」。

「餅米」は「東の田んぼ」と合わせて「籾摺り」後で、だいたい30kg前後採れます。
(今年は「コシヒカリ」を植える量を間違えたので35kg!)

しかし、この程度の量では出荷出来る程も無く、かと言って「正月」の「餅」や春の「ヨモギ餅」、普段、たまに食べたくなった時に「餅つき機」でついても、知り合いにあげても、全て消費するには多過ぎます。

ところで、私の子供の頃に「正月」の「餅」と言えば、親類の「農家」が「杵(きね)」と「臼(うす)」でついた「杵つき餅」で、それが凄く美味かった覚えが有ります。

なので、『自分で作った「餅米」が有るなら、何とか「杵つき餅」が食べれないか?』と思い、それをお隣のお父さんに相談したところ『ウチに「臼」も「杵」も有るから使えばえぇよ。』と言ってくださいました。

しかし、「杵つき餅」を作るには、「餅米」を蒸して、それを素早くついて、「餅」が出来たら『冷めて硬くなる前に』手際良く「まとめる」のが重要で、それには人手が必要です。
(*この辺りでは、ついた「餅」を小さく分けたり、「のし餅」に「のし」たりする事を「まとめる」と言われます。他の所も、そう言うのでしょうか?)

それに、そもそも、昔々の子供の頃に少し手伝った(邪魔した?)程度で、上手く「つき上がる」とは到底思えません!!!
そこで思いついたのが「餅つき忘年会」です。

地区の皆さんに手伝っていただければ、経験豊富なお父さん、お母さん達ですから上手くつき上がって、美味い「杵つき餅」が食べられるのは間違いありません!

「忘年会」で「餅つき」をして、地区の皆さんに食べていただけたら、普段から何かと気に掛けて頂いてる皆さんへの「御礼」になるし、自分で作った「餅米」で作った「餅」を『美味しい』って言って貰えたら凄く嬉しいですし、自家消費には多過ぎる「餅米」の有効利用になりますし、良い事ばかり。

そこで、地区の皆さんや「組長」(地区の代表役の方の事です)と相談して始めたのです。

では、「餅つき忘年会」の本題に入ります!

「忘年会」の前に地区の「総会」をやりますが、その間に「餅米」を蒸してます。
「総会」が終わったら、ついた「餅」を「まとめる」準備からです。

手前2つは「のし餅」を作る台で「1臼目」と「2臼目」で使います。
ついた「餅」をここに置いて「のし棒」で平にし、冷めてから小さく切ります、。
(「のし餅」は皆さんに持って帰ってもらいます。)

奥の板は、今日、ここで食べる分を「ちぎって」分ける際に使います。

なお、蒸してる間に「臼」は熱いお湯を入れて、蒸した「餅米」が冷めない様にして有ります。

「まとめる」準備が整って、「餅米」も蒸し上がって、さぁ「餅つき」です。

まず最初に、蒸し上がった「餅米」を「臼」に入れたら「杵」で「米粒」を押し潰す様にします。
これを適当にやると「つき始め」に「米粒」が飛び散りますので、丹念に!!
(余談ですが、この「蒸した餅米」って、食べたら凄く美味しいです!!!)

十分に潰し終えて、ひと固まりになったらつき始めます。

まずは、お父さん、お母さんご夫婦から。
「つく」と「返し」のリズムが素晴らしいのは、長年連れ添った仲だからでしょうか?

それから、地区の皆さんにも交代でついてもらいます。

何人か交代でついて「1臼目」がつき上がり、素早く「のし餅」の役の方へ。

続いて「2臼目」です。

今度は、さっきのお父さん達よりは少し若いご夫婦から。
こちらも仲が良い方達なので、お父さん達に負けずとリズムはバッチリ!

何人かに代わって「ついて」もらって、「2臼目」も出来上がりました。
写真から「つき立て餅」の柔らかさが伝わると良いなぁ。

さて、ここからは、今日の「忘年会」で食べる「3臼目」です。

最初、お父さん達にこねて頂いて、その後は若い子達にも。
「餅つき」技術の伝承ですね。(笑)

それから、この方と、

この方は、地区の方の会社の方。
『餅つきをしてみたい』との事で来られたそうです。
(そう、ここの「忘年会」は他所からの参加も大歓迎です!)

最後に、地区の若手が仕上げをついて「3臼目」の出来上がり。

つき上がった「餅」は、お母さん達の「熟練の技」で素早く「きな粉餅」や「餡餅(あんもち)」に。

以上で、今年も「餅つき」が無事完了です。

「餅」の他にもお母さん達による美味い料理がテーブルに並び、全員が席に着いたら、今年一年の無事と来年も良い年である事を願って「乾杯」!。
年配の方々、若い方々、他所から来られた方々、みんな一緒に楽しみました。

なお、お昼過ぎから始めたこの「忘年会」、近隣地区の方が来られたり、新しく「栃洞」に別荘を買われた方が来られたり、と夜中まで宴は続きました。

初雪です!

今年の「初雪」が降りました。
今日はその様子をお伝えしてみたいと思います。

まずは、玄関前からの様子。
外に出て『寒い!!』ってほどでも無いですが、それでも−4℃くらいらしいです。

我が愛車の上にも少し積もってます。

この場所は庭を「除雪」する際に邪魔になりますので空けないとなりません。
その為には「車庫」(写真の右側)を片付けて「軽トラ」を入れられる様にしなきゃ。
(「車庫」は冬以外は「農作業」で使う諸々を入れてますので。)

家の前の道路に出ての様子。
道の「積雪」はうっすらくらいで、地温が高いのか凍ってはいません。

我が家の通称「前の畑」も雪で真っ白に。
ここは「積雪」と庭を「除雪」した雪で、庭の高さと同じくらいに雪で埋まります。

「東の田んぼ」は、こんな感じで、

「上の田んぼ」は、こんな感じ。
以前の記事に書いた「田んぼ」用の「茅」にも雪が積もってます。

「上の田んぼ」から「清桜里」方向を見た様子。
暖かいコテージの中から、雪景色を眺めるのも良いでしょうね!

ちょっと「上の畑」の方にも上がってみます。

「上の畑」から「梅畑」の方向の様子。
先日、我が家の「桜」のそばの木を切ったので、良く見える様になってます。

今年、再改修した「ワサビ田」の様子。
日除け目的の「寒冷紗」にも少し積もってます。

黒い「寒冷紗」は保温効果も期待出来るのでこのままにしたいのですが、この先いっぱい雪が降り積もると耐え切れないかな・・・。

「上の畑」から今年の春に綺麗にした斜面を見た様子。
「桃」と「花もも」を植えてますが、もうすぐここも雪に覆われてしまいます。

「初雪」の時期なると、軒先の「干し柿」もそろそろ出来上がり。

実はまだ「除雪道具」を出してないので出さなきゃ・・・。

さて、今年の雪はどうでしょう。
「除雪」が大変なのであまり降って欲しくないですが、降らな過ぎるのも「春」の水不足に繋がりますので悩ましいところです。(笑)

三寺参りの準備

今年の「三寺参り」の準備を有志の方々で行いましたので、その様子を紹介してみたいと思います。

寒い中、今回、参加してくださった方々は8人。
その内「六ノ里」の別荘の方が、ご家族3人で参加くださいました。

では、まずは恒例の『前置き』から。
と言っても、今回は別の話では無く「三寺参り」の説明からですので。(笑)

「六ノ里」には「光雲寺」「光蓮寺」「善勝寺」の3つのお寺が有って、それぞれのお寺で12月31日から1月1日に掛けて、参道や境内に「竹灯籠」を並べ、また「篝火」を焚いて年越しの参詣者を迎える「三寺参り」と言うイベントが有ります。

どんな感じかと申しますと、

「善勝寺」では参道の石段に「竹灯籠」を並べたり、

境内や鐘楼に「竹灯籠」を並べたり、

「篝火」を焚いたりします。

「光雲寺」の様子は、こんな感じで、こちらも「竹灯籠」「篝火」を行います。
写真は載せてませんが「光蓮寺」も、もちろん同じです。
(詳しくは、過去の記事をご覧下さい。)

写真から伝わるか分かりませんが、この時期は積雪が有るのが普通なので「竹灯籠」や「篝火」の灯りと雪の組合せが誠に素晴らしいんです。
それに、それぞれのお寺の檀家の方によって「甘酒」や「お汁粉」の提供や「年越し蕎麦」が有った年も有りました。(「年越し蕎麦」は有料で提供されました。)

何末年始で、しかも雪の中のイベントですが「Camp&Resort 清桜里」、「農家ペンション リトルパイン」、チャレンジャーな方向けには「キャンプ村しろとり野営場」と宿泊施設も有りますので、ぜひ「三寺参り」に来てみてください。
(年末年始に営業が行われているかは確実では有りませんので、それぞれの施設にお尋ねください。

では、本題の「三寺参り」の準備の話に入ります。
まずは「薪」作りの作業から。

「薪」作りの作業は、「カラ松」の太い丸太を「チェーン・ソー」で「薪」の長さに裁断します。(「カラ松」は「六ノ里」の有志の方から提供いただいてます。)

丸太が太くて「チェーン・ソー」の「バー」の長さが足らず、一気に切れません。
なので、上側から切れるだけ切って、それから転がして反対側を切ります。
*「バー」:「チェーン・ソー」の「チェーン」が掛かっている部分。

丸太を「薪」の長さに裁断するそばから、「エンジン薪割り機」で割って「薪」にしていきます。

この機械は大型で25トンの出力が有るそうで、太い丸太も楽々と割っていけます。
(参加くださった方の持ち物で、持って来てくださいました。)

出来た「薪」は「一輪車」で運んで、建物の軒下に積んでおきます。
この写真は、まだほんの最初の頃で、最後は窓を越えるほどになり、それでも置き切れないのは他の場所に積みました。

大量の「薪」ですが、3つのお寺分なので、いっぱい必要なのです。
もし余ったら、来年の「善勝寺桜 桜まつり」でも使います。(笑)

次に「竹灯籠」の方の作業はと言うと、

女性の方々が「タワシ」で、一つづつ洗っていきます。
「山水」なので「湧水」と違って凄く冷たいですが、なぜか楽しそう。

洗い終わった分から、この様に並べて乾かします。
なお、この写真は大きな段ボール3個分で、まだ途中の物です。
お寺2つ分なので、あと段ボール3個分残ってます。
*どこのお寺の分か聞き忘れましたが、1つのお寺分が見つからずやれてません。

さて、天気予報では、来週からは毎日「雪マーク」が付いてます。
今年の「三寺参り」も雪の中で厳かに迎えられるかと楽しみです!
(一昨年の様に「竹灯籠」を消す程には降らないでね・・・。)

<追記>
冒頭の参加者の所に、別荘の方がご家族3人で参加くださったと書きましたが、この方々は「六ノ里」を気に入っていただき、将来的には移住も視野に入れられているそうです。

先日、お会いした際「六ノ里地域づくり協議会」の会報をお見せして『こう言うの(この作業の事)が有るので見学されては?』とお話したところ、見学どころか、初めてなのに大変な作業に長時間お付き合いいただきました。大変、申し訳無かったです。
「三寺参り」を「六ノ里」の皆さんと一緒に楽しんで頂けたらと思ってます!