正式実施は来年からですが、新しい『謀(はかりごと)』を考えてます。
先日、その手始めに確かめたい事が有って行って来ましたので記事にしてみます。
道路からのアプローチ部分。
いきなり「草刈機」が写ってますので『また草刈りの記事かぁ???』と思われてると思います。(笑)
まぁ、確かに間違ってませんが、今回は目的が違うので、しばしお付き合いを。
道路からのアプローチ部分を刈って、先に進みます。
少し刈り進んで。
道の真ん中に「草刈機」をおいて休憩。
では無くて「草刈機」を物差しにして、道幅を確かめてます。
と言うのは、
昨年(2021年)「六ノ里」の多くの有志の方々で整備した「源蔵寺・畑ヶ谷遊歩道」。
この図はその全体像ですが、この図の中の赤矢印の部分、区画整理された「棚田」が有るんです。
時系列的に写真を載せて説明しますと、
1977年当時の写真。
遊歩道のルート沿いや近くに、何枚もの「田んぼ」が有る事が分かります。
(国土地理院の航空写真に遊歩道のルートを書き込んでます。)
2013年当時の写真。
上の写真に比べて、細かく異形だった遊歩道沿いの「田んぼ」が区画整理されているのが分かると思います。
(これも国土地理院の航空写真に遊歩道のルートを書き込んでます。)
で、現状2021年の写真。
2013年当時に耕作されていたルート沿いの「田んぼ」、明らかに荒廃しているのが分かります。
(「Googleマップ」の航空写真に遊歩道のルートを書き込んでます。)
表題の「新しい謀(はかりごと)」と言うのは、この「棚田」を何とか出来ないか?なんです。
荒れた耕地を再生するには、まず蔓延っている「茅」や雑木の根を撤去しなければならなくて、それには機械を使うのが効率が良いです。
ここは近年に区画整理を行って新しく「石垣」を組み直してますので、その際に絶対に「重機」が入っているはずなんです。
なので、横に有る「作業道」が「重機」の入る道幅が残っているのか、また「田んぼ」に「耕作機」が入るアプローチが有るかを確かめに来ているのです。
では、調査(大袈裟だけど )を続けます。(笑)
ここから、また草を刈って行きます。
写真の様に、かなりの道幅が有る事が分かります。
この写真は下から3段目の「田んぼ」で、この辺りが入口みたいです。
続いて刈って行きます。
写真では道幅全てを刈ってませんが、部分的に刈ってみると十分な道幅が有りました。
この写真は下から2段目の「田んぼ」の入り口です。
一番下の「田んぼ」への道には「竹」が進出して来てますが、切ってあげれば十分な道幅が有りそうです。
この写真が一番下の「田んぼ」への入り口。
3段の「田んぼ」全て「茅」や雑木が生えてたりしますが、以上の様に作業道に幅が有るので、「重機」や「耕作機」が入れば難しく無いと思います。
そして、この「棚田」は元々「田んぼ」だったので、水環境もしっかりしてます。
「棚田」への入り口の有る大きな道の反対側上の方から用水が作られています。
(写真の鉄板と「グレーチング」の有る所。)
「グレーチング」の下、水が溜まっている所の右側に穴が見えると思います。
今は仕切りが入って水が溜まってますが、それを外すと、
道路の下を潜って、写真の鉄板で蓋をされている「枡」に入って来ると思われます。
それぞれの「田んぼ」へは、写真に写っている黒いポリパイプで引かれていますので、将来的に「田んぼ」として活用する事も可能だと思われます。
*後日聞いた話だと、現状、日当たりが悪くあまり良い米が取れないそうです。
せっかく綺麗に「源蔵寺・畑ヶ谷遊歩道」を整備して、綺麗な「牛道川」や赤く塗り直した橋、夏場は凄く涼しい杉林が有っても、そのルートのすぐ横がゴシャゴシャの薮では興醒めしませんか?
「荒廃地」を整備して、まずは「景観作物」を植えて「耕地」に戻したいのです。
自然石で組まれた「石垣」が有って、農作物が作られてる「棚田」が遊歩道沿いに有るって素晴らしいと思うんです。
そして将来的には、専業農家さんに使ってもらったり、「ふるさと農園」を企画して街の人に使ってもらったり等、いろいろ活用方法が有ると思っています。
良い事ばかりですが、個人や地元有志だけでは資金的などいろいろ限界が有ります。
そこは「良い手段」が有りまして、それが何かは正式決定してから新たに記事で紹介するつもりです。(クラウドファンディングでは無いです。笑)
1年1段くらいのペースで「荒廃地」を開墾し、まずは「そば畑」から始めようと思っています。
正式開始は来年からですが、今年から少しずつ手を入れてみようと思ってます。
地元の有志の皆さん、「ぎふの田舎に行こう応援隊」の皆さん、何卒、ご協力をお願いいたします!