消防訓練

「防災の日」近くの9月4日に「防災訓練」がありました。

地元「消防団」の指導のもと「放水訓練」が行われました。
今回は、その様子を紹介したいと思います。

「六ノ里」には多くの「消火栓」が設置されていて、私たちの「栃洞」地区、「畑ヶ谷」地区、「三ヶ村」地区の住民の「防災訓練」は「善勝寺」境内で行われました。

時間近くになると、それぞれの地区から多くの方が集まって来られてます。

訓練開始。まずは「消防団」の方から「消火栓」の扱い方の説明。
みなさん真剣に話を聞いておられます。

次に「消火ホース」の伸ばし方の説明。
「ホース」を取り出し、伸ばし方を実際にやって見せてくださいます。

次は実際に「放水」の仕方を習います。
「放水」の際は「消火栓」を開ける係と「放水」する係の二人1組で行う事、「筒先」の持ち方や「放水」の際の注意点など、重要な事を教えてくださいます。

続いて、ここからは地域民が実際に「放水訓練」を体験します。
いつも頼りになる「お父さん」達、

そのお孫さんらも「放水訓練」を体験します。
彼らにはまだ「アクティビティ」にしか思えないかもしれませんが、この小さな時の記憶から将来『自分で地元を守る』と言う気持ちが芽生えるかもしれません。

もちろん女性陣も「放水訓練」を体験します。
実際、昼間の火災時には彼女達が消火活動の中心になると思います。

「火災消火」は初期活動が重要と言われてます。
こんな感じに、交代しながら多くの方が「訓練」を受ける事は、もし「火災」が発生した時、とても役に立つでしょうね。

最後に「訓練」には全く関係無いですが、

「訓練」の始まりを待つお母さん達が妙に可愛らしかったので写真を1枚。
「農山村」地区に、よくこんな感じで「カカシ」が置かれてませんか?(笑)

とちぼら桜公園(仮称)の草刈り

昨年、「郡上市景観百景」に認定され、それ以来、毎月第1日曜日を「栃洞景観づくりの日」として、地域の草刈りや不要な雑木の伐採、地域沿道への花木の植樹、「栃洞白山神社」の清掃活動等行なっています。

今回9月4日は2016年に杉の伐採地に「桜」を植樹した所の草刈りを行いました。

朝8時、集会所に集合しましたが、霧雨が降ってます。
さすがに酷い降りになるなら中止ですが、天気予報の雨雲レーダーで確認したところ、もうしばらくすれば上がりそうです。
なので、もう数日に迫った「栃洞白山神社」の縁日の話など、しばし談笑です。

ほとんど降りも無くなったので、各自の車で「とちぼら桜公園(仮称)」に移動。
道沿いの広場の部分は「タケシ」さんが先日刈って下さっていますが、公園部分は草がボウボウ。

他の地域の方もですが、特に「タケシ」さんは普段から景観活動を単独で行なってくださってて頭が下がります。

それぞれが「草刈機」を手に、背丈程に伸びた雑草に挑みます。

写真中程に白い服の方が見えるでしょうか?
しばらく手を入れてないと、これくらいに伸びるんです。

今日の参加者は6名ですが、それぞれが1時間ほど頑張ると、こんな具合に綺麗になって視界が開けてきます。

作業終了後、みんなで刈り終わった敷地を眺めながら、「桜」の伸びた枝を剪定するとか、もう次の予定を話たりします。(笑)

この日は「防災訓練」が有るので途中一時中断し、訓練が終わってから再開しましたが、2時間ほどでこんな具合に。
「草刈り」は作業中は大変ですが、終わった後の『達成感』はクセになりますよ。(笑)

ちなみにお母さん達女性陣は、集会所周辺の草木の手入れを行なってくださってます。
さぁ来月の第1日曜日も頑張りましょう!

わさびに再挑戦!

先日の記事で『生活用山水への追加改良』を紹介しましたが、これにはもう一つ『思惑』が有りました。
それはタイトルの様に「ワサビ田」の再挑戦で、今回はそれについて書いてみたいと思います。

まずは前回の記事に被りますが、状況説明として書きます。

ご近所さんと我が家に「山水」を引いている水溜めです。
山の上の「湧水地」から「ダイボリン(商品名。ポリパイプです)」で引いて来て、最後の「沈砂池」のコンクリート土管に入って、各家庭に引いてあります。

この最終の「沈砂池」の土管からは、大体いつも「山水」が溢れていて、そのそばには「先達さん(前の我が家の持ち主で、ここでの生活の先輩なのでこう呼ばせていただきます。)」が植えられたのか「ワサビ」が自生しています。

一昨年、葉が枯れ始めていたので、ネットで調べてみたところ『株が大きくなり過ぎたのが原因で株分けしてやるのが良い』となってましたので、この際と言う事で「ワサビ田」を作りました。

池状になっていた所の泥を撤去して「川砂」を入れて分けた株を植えてやりました。

冬場「カモシカ」や「鹿」が食べに来ると「ワサビ」作りが本業の知人に聞いていたので「獣害対策」に写真の様に対策をしたのですが・・・。

せっかくここまでやったのですが、冬を越したら全部枯れて無くなってしまいました。
(ここまでは、一昨年の『ワサビに挑戦!』の記事を引用しました。)

『何がいけなかったのか?』と色々調べてみると、どうも「川砂」だと細か過ぎたのと、冬場に「山水」の量が少なくなって流れが悪くなり、水温が下がり過ぎたのが原因みたいです。

今年もまた残っていた「ワサビ」の葉が枯れ始めて来たので、株分けしたいのも有って、もう一度「ワサビ田」に挑戦したのです。

「山水」の水量低下に関しては、この前の記事で紹介しました様に新たに増やしました。

なので、次は「ワサビ田」の改良です。

まず一昨年入れた「川砂」を「鋤簾(ジョレン)」で全部取り去って、新しく小さめの「砂利」を入れます。

「川砂」は「サツマイモ」の「畝」に使えるので「ブルーシート」の上に出しました。

「山水」が流れ込む所は少し深く掘って「沈砂池」にして有ります。

植える場所が出来たら「ワサビ」の株を分けます。

一昨年株分けした時は立派な「ワサビ」が数本採れたのですが、今回は条件が良くなかったみたいで、ご近所に配れる様な良いのは有りませんでした。
なので我が家で有り難くいただきました。
(一昨年よりかなり「ワサビ」辛かった。笑)

株に分けたら植え付けで、大体15センチくらい株間を離して植えて有ります。

写真の様に、かなりの本数を植えましたが、植えたのと同じくらい余ってしまいました。

この日は植え終わったのが夕方だったので、

翌日、写真の様に「ワサビ田」の面積を倍に増やして残りの株を植えました。

「ワサビ田」を作る上で、今回はもう一つ工夫してます。
「ワサビ田」の構造や水量確保は万全と思われますが、後は強い夏場の日差しをどうするか、です。

8月が終わろうとしていますが、ここ「六ノ里」でもまだまだ直射はキツイです。
元来「ワサビ」は山間の渓流に生えてますし、「ワサビ農園」では日が当たり過ぎない様に「ハンノキ」が植えられてます。

切っておいた「竹」を組み合わせてフレームにし、その上に「獣害対策」で使う鉄製の網を乗せて、

その上から「遮光シート(60%遮光)」を掛けます。
これで直射光を和らげる事が出来ます。

前回の失敗を糧に、色々と改善しました。
今回こそは、上手く育ってくれると良いなぁ。
(翌日見てみると、新しい小さな葉が出て来てましたので、期待出来るかも。笑)

生活用山水への追加改良

ここ「六ノ里」は浄水場が有って上下水道が完備された所ですが、山の「湧水」を利用されている家も多いのです。

以前の記事でも山の湧水利用の改良について書きましたが、また改良しましたので紹介してみたいと思います。

ご近所さんと我が家に「山水」を引いている水溜めです。
山の上の「湧水地」から「ダイボリン(商品名。ポリパイプ)」で引いて来て、最後にこの「沈砂池」のコンクリート土管に入って、それぞれの家に引いてあります。

我が家では水道も引いて有りますが、煮炊きにはこの水を使います。
「山水」でご飯を炊くと水道水で炊くよりも美味いし、たまに翌々日に残ったりしてもご飯が白いままなんです。

年間を通して安定した水量が有るのは、「山水」だけで暮らされてる家では切実な話で、いつもいっぱい有った方が有難い訳です。
(写真は昨年も改良した所の物です。)

生活用の「山水」利用ならこれでも十分なのかもしれませんが、『ある思惑』も有って、もっといっぱいにしたくて、さらに改良しました。

最後の「沈砂池」の土管のすぐ上に水が湧いている所が有りまして、昔はこの「湧水」で生活用水を賄っていたそうなのですが、だんだん水量が減って足らなくなって、山の上の湧いている所から引いて来る様になったそうです。

確かに、私がここに越して来た頃は湧いている感じが無かったのです。
ある日、草刈りをしていて水が流れる音に気が付いて、ゴシャゴシャの藪を刈って綺麗にしたら見つけました。

作業中に手を洗うのに都合が良いので、奥の湧いている所から「ダイボリン」で「ドラム缶の水溜め」に入れてました。

湧水量を気にしてみていたら、一年を通してもそこそこの水量が有るみたいでしたので、共同利用しているご近所さんに相談して昔の様に土管に入れる事にしました。

この「湧水」を使っていた頃は、写真の太い黒いパイプの所に「沈砂箱」が有って、そこから太い黒いパイプで土管に入れていたそうです。
(太い黒いパイプの直ぐ横の板が、昔の「沈砂箱」の残骸)

まずは「沈砂箱」を製作をします。

ホームセンターで適当なサイズの樹脂の箱を手に入れて加工して「沈砂箱」を作成しました。
写真の網状の物はゴミを濾す為の物で、錆びない様にステンレス製にして有ります。

既に設置してある「ドラム缶の水溜め」から新しく作った「沈砂箱」に水が入る様にパイプで通水路を作って、また、奥の湧いている所から「ダイボリン」で取りきれなかった「湧水」も「塩ビ管」で「沈砂箱」に入れる様にしています。

最後に写真の様に、「ドラム缶の水溜め」や「沈砂箱」に落ち葉や枯れ草が入らない様に蓋をして「湧水」を入れる工事は完成です。

この改良の結果はかなり効果的で、水量が増え土管の裏側では滝の様に「山水」が溢れ出てます。
これで水が少ない時期でもいっぱいの「山水」が確保される様になったと思います。

ところが水量が多過ぎて、予定外の所から湧いて来る様になりまして・・・。

この「土管」の有る所は開墾して、今は「畑」として「サツマイモ」を植えてますし、

端の方には「ブルーベリー」「ブラックベリー」なども植えてますので「畑」の部分が水浸しになるのは困ります。

そこで排水用の水路を掘りました。

赤い線が予定していた溢れ出た「山水」の水路、ここだけなら良かったのですが、水色の波線で土中を流れて、赤丸の石の右側、水色矢印の所から湧いて来るのです。
なので、岩の左側に水路を掘って水色の線の様に流れる対策をしましたので「畑」の部分も安心です。
(もしまだ水が出る様なら「畦波板」を「畑」との間に入れるつもりです。)

で、記事中に書いた『ある思惑』については、次の記事で載せます。(笑)

「六ノ里」新名所紹介 その2 「栃洞屋」

前回の記事に引き続き「六ノ里」に新しく出来た店舗「栃洞屋」の紹介です。

先日、店舗完成に携わった方々やご近所の方等へのお披露目会が有りましたので、その様子と共にお店の様子を紹介してみたいと思います。

「県道」からの坂道を上がって行くと店舗敷地の入り口で、石造りの看板が有ります。
写真の右側に一部見えているのが元の家主が長年丹精込めて手入れして来た庭、これまた見事なんですが、それも迎えてくれます。

店舗外観の写真。
築150年以上の古民家が改装されて店舗になってます。

庭には「アマゴ」や「イワナ」の泳ぐ水槽も置かれています。
ここに泳ぐ魚たちは、店主ご一家で経営されている養魚場「白尾園」にて、「牛道川」の清流を生かして育てた物で、もちろん、こちらの食材にも使われます。

こちらが玄関。
掛かっている「暖簾」は店主の旦那様のお知り合いの「京友禅染」の伝統工芸士の鈴木勉氏の作だそうです。

それではお店の中に入ってみましょう。

玄関の様子です。
元々は広い土間だったのを板の間を拡張して有ります。

ここからは、お披露目当日の様子と共に店の中を紹介してまいります。
当日の楽しそうな雰囲気も合わせて伝わると良いです。

まずは、こちらの店主と旦那様の挨拶の様子です。
(向かって右側のご婦人が店主の尚子さんで、左側が旦那様の生さん。)

なんでも聞く所によりますと、尚子さんが『70歳になったら起業したい』と言う想いを旦那様の生さんが叶えたと言う、長年連れ沿った夫婦の愛がこもったお店だそうです!

店主の挨拶に続いては、店主のお知り合いの方のご挨拶。
そして、この方に乾杯の音頭を取って頂きました。

大きいテーブル席。
こちらは近隣の「猟師」さん達だそうで、皆さん、楽しそうです。

小さいテーブル席。
こちらは近隣の「お母さん」達で、こちらも楽しそう。

でも一番楽しそうで嬉しそうなのは、生さんかも。

お披露目当日の料理の一部を乗せたテーブルの様子。
「朴葉飯」や山菜、野菜、「アマゴ」それぞれの「煮付け」、それに「鮎」の串焼きや炭火で焼いた肉類などなど盛り沢山でした。

奥の床の間の部屋。
一部の梁や柱に塗られてあるのは「ベンガラ」でしょうか?

縁側に近い座敷。

奥の座敷の様子で、こちらも楽しそう。
奥に立っているのが店主の尚子さんで、嬉しそうな笑顔です。

店の中からは「六ノ里」の大自然のパノラマも見えます。

以上お披露目会の様子と店内の様子でした。
営業形式は基本予約制です。

場所は、ここです。

地元「六ノ里」の住人としては、こちらにも多くの方に「六ノ里」を訪ねていただいて「六ノ里」のファンになっていただけたらと思います。

「六ノ里」の大自然の中に有る静かな古民家で、ゆっくりとした時間と美味しい「田舎料理」を味わってみませんか?

お問合せ:「栃洞屋」 電話/Fax 0575-84-1588

「六ノ里」新名所紹介 その1「Camp&Resort 清桜里」

「岐阜県」の片田舎「郡上市」に有る山間の小さな集落「六ノ里」。
山間の小さな集落にもかかわらず、 cafeが2件、蕎麦屋が1件、キャンプ場が1件といろんな店舗が有りますが、ここに来て更に新たに2つの店舗が出来ました。

今回はその1として「Camp&Resort 清桜里」を紹介してみたいと思います。

場所は、ここ。

「東海北陸道」の「白鳥IC」を降りた信号を右折し、道の駅「白尾 ふれあいパーク」の前を通過して最初の信号を右折、その道をずっと進んだ先に有ります。

*途中、道幅が狭い所が有りますが、ずっと道なりに進んでください。
尚、言うまでも無い事ですが、田舎なのでより一層安全運転をお願い致します。

しばらく進んで行くと「牛道川」に架かる大きな橋「栃洞大橋」を渡ってすぐに、左に入って行く道が有ります。
この写真の様に、奥にピンク色主体の「Camp&Resort 清桜里」の看板が見えると思います。
ここを左折して坂道を上がって行きます。

尚、出来れば、車はゆっくり走らせてやってください。
田舎の「お爺(私も含めて)」や「お婆」はビックリしますから。
何卒、よろしくお願いいたします。

坂道を進んで行くと、この写真の場所が「Camp&Resort 清桜里」です。
左側のロゴマークの付いた建物が「物販所」で、こちらで受付を行います。

「物販所」の正面です。

施設全体の構成は、この様になってます。
(この画像は「Camp&Resort 清桜里」のサイトからいただきました。)

「物販所」のすぐ横には上の施設全体図にも見えます様に、自販機&コインランドリーと「星Cafe★キオリ」が有ります。

「星Cafe★キオリ」はカウンターで注文し、写真の席でいただくも良し、各コテージで頂くのも良いですね。

メニューはこんな感じです。
写真は無いですが、「ビール」や「焼酎」「ハイボール」、「果実酒」等のお酒の販売も有ります。

営業時間は、平日16:00から22:00、休日11:00から22:00で、木曜日はお休みです。
尚、ここ「星cafe★キオリ」は宿泊客の方以外も利用可能だそうです。

「物販所」のすぐそばには、子供さん向けの遊具や水遊びの出来る浅い池も有ります。

「物販所」のすぐ下には人工芝の広場も有ります。
(土手の部分は本物の「芝」です。)

それではコテージを見に行きましょう。
「物販所」の向かいの坂道を上がって行くと、

こんな感じでコテージが建てられてます。

路面のペイントは各コテージの色に合わせて有って、その色のペイントを辿って行けば目的のコテージに着く様になってます。

宿泊者の車は、それぞれのコテージ横に停めるそうです。
荷物を抱えて坂道を歩かなくて済むので便利ですね。

この大きさのコテージは1家族 5人想定のもので、全部で7棟有ります。

それぞれのコテージには「ピザ釜」とバーベキューの出来る「ウッドデッキ」が有ります。

食材に関しては「物販所」でも販売しているそうです。
また「ピザ焼き体験」で生地から作る事も出来るそうですよ。

他にもこんな感じで、独立してコテージが有ります。

このコテージは2〜3家族 12人想定で、全部で2棟有ります。

地元「六ノ里」の住人としては、多くの方に「六ノ里」を訪ねていただいて「六ノ里」のファンになっていただけたらと思います。
静かな「六ノ里」の自然の中、ご家族や仲間でゆっくり休日を過ごしてみませんか?

詳しくは「Camp&Resort 清桜里」のサイトを覗いてみてください。https://www.tokaikoukan.co.jp/kiori/

電柵の設置

「スイカ」や「トウモロコシ」を作っている「畑」に今年も「獣害対策」を行いました。
合わせて、今の「田んぼ」や「畑」の様子を紹介してみたいと思います。

今の「スイカ」の様子。
直径20センチ位なのが5個ほど育ってます。

「トウモロコシ」の方も写真の様に順調に育ってます。

が、こうなると、また、厄介なのが来るんです!

そう、「スイカ」や「トウモロコシ」は春に「イチゴ」をやられた記事にも出て来る「ハクビシン」の大好物なのです。(東京の「三鷹市」の都市整備部ホームページから引用させていただきました。)

なので、毎年、この時期になると「獣害対策」で「電柵(電気柵)」を設置します。

「畑」を囲む様に全周に設置します。
写真の「コンテナBOX」の中に本体の機械が入ってます。

「ハクビシン」の対策なので、下から一番下が10センチ、2番目が20センチ、3番目が45センチ位の高さに「ケーブル」は引いて有ります。

誤って「ケーブル」に触れると結構『痛い!!!』(経験者談)ので、間違っても触れない様に・・・。

「電柵」の支柱を立てる所には、雑草避けに「防草シート」を貼って有ります。
そうしないと伸びた雑草が「ケーブル」に触れて漏電して威力が無くなるんです。

もちろん「防草シート」無しでも「電柵」の機能には影響有りませんが、雑草が伸びて触れない様にちょくちょく見回らないとならないのです。

当然、「ケーブル」は地面に触れても漏電します。
しかし地面は平面では無く高い所も低い所も有るので、地面に触れない様に「ケーブル」を張ると地面との隙間が広くなる所も有ります。
そういう場所には、その隙間を埋める為に写真の様に「丸太」を置いたりします。

そうそう「電柵」の他に「カラス」避けに「見えないテグス」を張ってます。
写真の立てて有る「竹」がそれで、「カラス」も「スイカ」や「トウモロコシ」が大好物なので、これも毎年設置してます。

ついでに今の「田んぼ」や他の野菜の様子も載せておきます。

我が家の通称「上の田んぼ」の様子。

同「東の田んぼ」の様子。

2トーンに見えるのは生育が違うのでは無く、色の薄い方が「コシヒカリ」で濃い方が「タカヤマモチ」と品種が違うからで、どちらのも順調に育って来てます。

続いて「トマト」の様子で、少し前から毎日の様に収穫出来てます。
ここ「六ノ里 」の「トマト」は甘くて美味しいですよ!

「ナス」も、順調に収穫出来て食卓を賑わせてくれてます。

「ピーマン」は先日、初物が採れましたが、本番はこれから。

「キュウリ」も、ほぼ毎日採れてます。

さてさて、今年も「電柵」や「見えないテグス」が効果を発揮して、無事に収穫出来ると良いのですが・・・。

今の田んぼや畑の様子

ここのところ「草刈り」の記事ばかりでしたので、今回は「田んぼ」や「畑」の今の様子を載せてみたいと思います。

まずは「田んぼ」から。

我が家の通称「東の田んぼ」。
「タカヤマモチ」「コシヒカリ」共に順調。

我が家の通称「上の田んぼ」。
こちらも「タカヤマモチ」「コシヒカリ」共に順調。

どちらの「田んぼ」も盛んに「分けつ(植えた苗の株数が成長に伴って増える)」してますので、そろそろ「中干し」の時期かな。

続いて「家の前の畑」。

まずは全景。
今年はまめに雑草を取っているので、そこそこ見られる「畑」かと。(笑)

「トマト」は今年も「簡易トマトハウス」で栽培中。
「大玉トマト」の実が大きくなり始めてます。

「ナス」です。
今年は急に暑くなって、でも朝晩の気温が低いと言う変な天候で生育は今一つですが、先日、初物が採れました。
なので、去年の長雨の天候に比べれば、まだ良いのかもしれません。

「ピーマン」と「オクラ」。
どちらもまだ生育中ですが、小さな実が付いてます。

「キュウリ」。
去年は長雨で枯れてしまいましたが、今年はすこぶる順調。
「有機無農薬」なので形は悪いですが、毎日の様に採れてくれます。

「カボチャ」。
栽培のメインは他の「畑」ですが、こちらでも少し栽培してます。
元気に「蔓」が伸びてます。

「スナップエンドウ」。
葉がちょっと枯れて来てるのは最初に植えた物で、これでもしばらくは楽しめます。
右側の支柱の横には第2弾が生育中です。

続いて、我が家の通称「上手の畑」の様子。

まずは全景から。
そろそろ獣害対策(主に「ハクビシン」)で「電気柵」を設置するので、外周部の草を刈ったところです。
後、「カラス」除けの「テグス」張りもしなければ。

ここで作っている作物を「畑」の左側から紹介していきます。

写真の左から「ネギ」と奥に見える「防虫ネット」を被せてある所が「キャベツ」と「ブロッコリー」。
写真中央が「スイカ」と「カボチャ」で、その隣の「防虫ネット」の「畝」が「葉物野菜」色々。

写真中央、「畝」間に「藁」を入れてる所が「ジャガイモ」各種。
この前「試し掘り」して食べましたが、今年も美味しいのが出来てます!

この写真の左側が「トウモロコシ」で順調に生育中。
今月末から8月に、美味しいのが食べられる予定です!

中央は「サツマイモ」各種で、「サツマイモ」はここの他にも栽培中。
その隣の「防虫ネット」の被っているのは「芽キャベツ」。

ちなみに「葉物野菜」に「防虫ネット」を掛けている理由は、「害虫」対策です。
「虫」は「殺虫剤」を掛ければ簡単に駆除出来ますが、何となく葉っぱの中に残っている気がして、出来れば使いたく無いんです。
(*もちろん今の農薬は人に害の無い物になっている様ですけど、個人的気分で)

「防虫ネット」の奥は「トマト」。
「苗」をもらって「簡易トマトハウス」に植えれなかった分を、勿体無いのでこちらで栽培中。(「雨避け」の屋根、作らないとダメかなぁ・・・。)

その隣は今年初めて栽培する「ねばり芋」と言う「山芋」や「長芋」の仲間。
春先にホームセンター」に寄ったら売っていて『とろろ芋食べたいなぁ』と「種芋」を衝動買いした物。(笑)

この「畝」は「綿」。
野菜では無いですが、家内の「冬の楽しみ」用。

続いて最後は、我が家の通称「カオルさんの畑」。
ここは主に「大豆」「黒豆」「小豆」などの「豆」類を栽培です。

「豆」類の「苗」は、この写真の様に「ポッド」で「芽出し」します。
直接「種」を「畑」に撒く方法も有りますが、発芽しない物も有りますので「芽出し」してある程度大きくなってから「畑」に植えます。

我が家では、他にも多くの野菜を直接「畑」に撒かないで「芽出し」して植えてます。
これは少ない「畑」を有効活用する為に、です。

さて、本格的な夏になって、どんどん野菜類が生育して行きます。
はてさて、今年は美味い野菜がどれくらい食べられるのか、楽しみです。

新たな謀(はかりごと)

正式実施は来年からですが、新しい『謀(はかりごと)』を考えてます。

先日、その手始めに確かめたい事が有って行って来ましたので記事にしてみます。

道路からのアプローチ部分。

いきなり「草刈機」が写ってますので『また草刈りの記事かぁ???』と思われてると思います。(笑)
まぁ、確かに間違ってませんが、今回は目的が違うので、しばしお付き合いを。

道路からのアプローチ部分を刈って、先に進みます。

少し刈り進んで。
道の真ん中に「草刈機」をおいて休憩。

では無くて「草刈機」を物差しにして、道幅を確かめてます。
と言うのは、

昨年(2021年)「六ノ里」の多くの有志の方々で整備した「源蔵寺・畑ヶ谷遊歩道」。

この図はその全体像ですが、この図の中の赤矢印の部分、区画整理された「棚田」が有るんです。

時系列的に写真を載せて説明しますと、

1977年当時の写真。
遊歩道のルート沿いや近くに、何枚もの「田んぼ」が有る事が分かります。
(国土地理院の航空写真に遊歩道のルートを書き込んでます。)

2013年当時の写真。
上の写真に比べて、細かく異形だった遊歩道沿いの「田んぼ」が区画整理されているのが分かると思います。
(これも国土地理院の航空写真に遊歩道のルートを書き込んでます。)

で、現状2021年の写真。
2013年当時に耕作されていたルート沿いの「田んぼ」、明らかに荒廃しているのが分かります。
(「Googleマップ」の航空写真に遊歩道のルートを書き込んでます。)

表題の「新しい謀(はかりごと)」と言うのは、この「棚田」を何とか出来ないか?なんです。

荒れた耕地を再生するには、まず蔓延っている「茅」や雑木の根を撤去しなければならなくて、それには機械を使うのが効率が良いです。

ここは近年に区画整理を行って新しく「石垣」を組み直してますので、その際に絶対に「重機」が入っているはずなんです。
なので、横に有る「作業道」が「重機」の入る道幅が残っているのか、また「田んぼ」に「耕作機」が入るアプローチが有るかを確かめに来ているのです。

では、調査(大袈裟だけど )を続けます。(笑)

ここから、また草を刈って行きます。

写真の様に、かなりの道幅が有る事が分かります。

この写真は下から3段目の「田んぼ」で、この辺りが入口みたいです。

続いて刈って行きます。
写真では道幅全てを刈ってませんが、部分的に刈ってみると十分な道幅が有りました。

この写真は下から2段目の「田んぼ」の入り口です。

一番下の「田んぼ」への道には「竹」が進出して来てますが、切ってあげれば十分な道幅が有りそうです。

この写真が一番下の「田んぼ」への入り口。

3段の「田んぼ」全て「茅」や雑木が生えてたりしますが、以上の様に作業道に幅が有るので、「重機」や「耕作機」が入れば難しく無いと思います。

そして、この「棚田」は元々「田んぼ」だったので、水環境もしっかりしてます。

「棚田」への入り口の有る大きな道の反対側上の方から用水が作られています。
(写真の鉄板と「グレーチング」の有る所。)

「グレーチング」の下、水が溜まっている所の右側に穴が見えると思います。
今は仕切りが入って水が溜まってますが、それを外すと、

道路の下を潜って、写真の鉄板で蓋をされている「枡」に入って来ると思われます。

それぞれの「田んぼ」へは、写真に写っている黒いポリパイプで引かれていますので、将来的に「田んぼ」として活用する事も可能だと思われます。
*後日聞いた話だと、現状、日当たりが悪くあまり良い米が取れないそうです。

せっかく綺麗に「源蔵寺・畑ヶ谷遊歩道」を整備して、綺麗な「牛道川」や赤く塗り直した橋、夏場は凄く涼しい杉林が有っても、そのルートのすぐ横がゴシャゴシャの薮では興醒めしませんか?

「荒廃地」を整備して、まずは「景観作物」を植えて「耕地」に戻したいのです。
自然石で組まれた「石垣」が有って、農作物が作られてる「棚田」が遊歩道沿いに有るって素晴らしいと思うんです。

そして将来的には、専業農家さんに使ってもらったり、「ふるさと農園」を企画して街の人に使ってもらったり等、いろいろ活用方法が有ると思っています。

良い事ばかりですが、個人や地元有志だけでは資金的などいろいろ限界が有ります。
そこは「良い手段」が有りまして、それが何かは正式決定してから新たに記事で紹介するつもりです。(クラウドファンディングでは無いです。笑)

1年1段くらいのペースで「荒廃地」を開墾し、まずは「そば畑」から始めようと思っています。

正式開始は来年からですが、今年から少しずつ手を入れてみようと思ってます。
地元の有志の皆さん、「ぎふの田舎に行こう応援隊」の皆さん、何卒、ご協力をお願いいたします!

草刈りの依頼

ここ「六ノ里」でこだわりの「有機栽培」で頑張っている『しらおシマダファーム』。
取り組む姿勢や思想に共感が持てるし、同じ移住者と言うのも有って家族ぐるみで仲良くしていただいてます。

毎年、この時期になると「夏野菜」だ「とうもろこし」だと大忙しみたいで。
いつも人当たりが良く陽気な彼が、たまに出会うと疲れが目に見えてて『大丈夫か?』って思ってしまいます。

『何か手伝ってあげれたら・・・』とは思うのですが、私では残念ながら体力的にも知識的にも農作業ではとても役に立てそうに無い。

そんなところに、たくさんある圃場周辺の草刈りを頼まれました。
しかも有償でお願いしたいとの事なので、こちらとしても助かりますし、草刈りなら経験値も上がってますので助けてあげられますので、引き受けました!

今回はその一部を載せてみようかと思います。
*表題通り、また草刈りの話ですが・・・。(笑)

「ニンニク」を栽培していた畑。
まずは、ここから。

圃場の外周部分を刈ってます。

畑の横の水路に草が落ちて詰まると、ここより下の「田んぼ」に水が行かなくなって依頼者が怒られます。
なので、「伸縮レーキ」を溝幅に調整して嵌めて、落ちた草が溜まったら取り出して下流に流れないようにして刈ってます。

「畑」の中を刈って無いのは横着した訳では無くて、専用の機械(ハンマーナイフモアだったかな)で肥料として漉き込むからです。

道路側と隣の「田んぼ」への斜面。

草刈り後の残渣が道に残らない様に片付けてます。
『郡上ルール(草刈り範囲の地元ルール)』で斜面の下までが上の土地の作業範囲と聞きましたので、下まで「田んぼ」に残渣が入らない様に気を付けて刈ってます。

続いて、次の圃場。
ここの大部分は一度刈ってある様子なので『「ナイロン・カッター」メインで行けそう』と喜ぶ。(笑)
(「ナイロン・カッター」は石やコンクリを気にしなくて良いので気分が楽だから)

お隣の庭への斜面は、庭に残渣が落ちない様に気をつけて刈ってます。

作業をしていると、ここのお隣のお父さんから『下の方は残しておいてもえーよ』と言っていただきましたが、「地域づくり」や「イラスト田んぼ」に参加いただいて顔見知りですし、刈ってもそんなに時間が掛からないので刈っておきました。

畑の奥側。

ここも『郡上ルール』に従って、下まで刈ってます。
但し、ここは上の方しか刈って無くて「茅」が群生していましたので、ここのみ「チップ・ソー」です。

ここからは別の日で、この日はここを刈りました。

ここも横の水路に草が落ちて詰まると問題になるので「伸縮レーキ」で流れない様にしてから刈ってます。

斜面は『郡上ルール』に従って「田んぼ」に残渣が落ちない様に気を付けて。

上側の「田んぼ」の際は水路になっている部分まで。

奥側の部分は草が酷かったので「チップ・ソー」で刈りました。

夕方になって来たので、時間的に今日はこの畑までになりそう。
なので、余った時間、畝の間を少し刈っておしまいにしました。

他にも依頼されている圃場がありますので、順次進めて行こうと思います。
記事にするかは、まぁ草刈りの記事ばかりになりますのでやめておきます。(笑)