栃洞白山神社の縁日

毎年9月7日は私の住む「栃洞」に有る「栃洞白山神社」の「縁日」です。
まだ「コロナ」の影響で全ての行事は出来ませんでしたが、今年も無事に終わる事が出来ました。
今回はその様子を紹介してみたいと思います。

尚、私自身が「氏子総代」を拝命し「神事」に参列していて、その写真は撮れませんので、地元のプロ写真家の松川哲也氏に幾つかの写真を提供いただいてます。

朝から地区総出で「境内」の清掃を行います。
「御手水」の「竹」の取り替え、「幟」を立てたり、「拝殿」に「ゴザ」を敷いて、その上に「祭壇」を設置し「胡床(こしょう)」を並べる等、準備を行います。

この後「祭壇」に御供物を並べ、「特志書出し(いただいた「御神酒」や「祝い金」を書いた一覧)」を貼り出します。

「社殿」は中を丁寧に清掃した後、「幕」を取り付けます。

午前中に「神社」の準備を終えて、午後からは「宮司」さんや「遣幣使」さん、来賓の「市議会議員」、「自治会長」、「平谷白山神社 氏子総代」を集会所で迎えます。

写真提供:松川哲也氏

時間になると「大幣(おおぬさ)」を持つ「禰宜」さんを先頭に、「宮司」さん、「遣幣使」さん、来賓の方々と「栃洞白山神社」まで歩いて向かいます。

写真は「栃洞白山神社」に到着し、「宮司」さんが「鳥居」の前で一礼されるところです。

写真提供:松川哲也氏

「境内」に到着したら「御手水」で心身を清めます。
その後は「拝殿」の決まった位置に着座し、いよいよ「神事」が始まります。

写真提供:松川哲也氏

「神事」の一場面。
「宮司」さんが「祝詞」を捧げている様子です。

写真提供:松川哲也氏

一通りの「神事」が終わったら、供えて有った「御神酒」を参列者に配ります。

写真提供:松川哲也氏

配り終えたら「宮司」さんに挨拶の言葉をいただき、音頭を取っていただき「乾杯」、以上で「神事」は終了します。

終了後、「宮司」さん、「遣幣使」さん、来賓の方々と集会所に戻ります。

本来なら着替えていただいた後に「拝殿」で「直会(なおらい)」と言う、「神事」終了後に神前に供えた御神酒や御供物を、神職をはじめ参列者の方々で戴く宴会を行うのですが「コロナ禍」でも有り中止してます。

みなさんを送り出したら片付けに神社に向かいますが、集会所に行っている間に、地域の皆さんでほぼ片付けは終わっています。

今年も地区の皆さんの協力のおかげで、無事に「神事」を終える事が出来ました。
この様な「神事」が地元に残っていて、大切に行われている事は大変喜ばしい事です。
これからも大切にし、次の世代へ受け継いで行けたらと思っています。

さて、「縁日」には夜に楽しみが有ります。

「拝殿踊り」が開催されるのです。

写真提供:松川哲也氏

「拝殿踊り」とは、写真の様に「キリコ」灯籠の下、老若男女が輪になって踊ります。
この時、演奏は無く唄のみ、「下駄」で「拝殿」を踏む音が響きます。

踊りは19時半くらいに始まり、22時くらいで終了です。

これを楽しみに、毎年、遠くからも来られて、今回も千葉や京都、広島からの方も居られました。
私自身も新しく多くの方と出会えました。
これからも「六ノ里」に多くの方が訪ねて来ていただけたらと思います。

「縁日」が終われば、もうすぐ「稲刈り」です。
順調に育って来てますので、「美味い新米」を楽しみに頑張ります!(笑)

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