毎月第1日曜日は「栃洞景観づくりの日」。
一昨年「郡上市景観百景」にここ「栃洞地区」が認定されてから、地区の「景観づくり」を行なってます。
今回は「栃洞白山神社 拝殿」への「防腐剤」の塗布と、「電線」に掛かっている「柿の木」の剪定、「沿道への植栽準備」を行いました。
「梅雨入り」してから天候が心配されましたが、土曜日から良い天気で良かったです。
「栃洞集会所」に8:00集合。
ですが、いつもみなさん、集合時間の30分前には集まられます。(笑)
みなさん集まられましたので、男性陣は「防腐剤」塗布、女性陣は「沿道への植栽準備」に別れて作業に向かいます。
「栃洞白山神社 拝殿」への「防腐剤」塗布。
それぞれが「塗料バケツ」と「刷毛」や「ローラー」を持って取り掛かります。
誰かが『ここをやって』と言わなくても、互いに他の人の様子を見て率先して取り掛かっていただけるので助かります!
高い所は「脚立」や「ハシゴ」を使って塗っていきます。
『どこまで塗るか』が難しいところで、『ここまで塗ったら、あそこも塗りたいよな』と、だんだん塗る範囲が増えていきます。(笑)
1時間半作業したので、ちょっと休憩。
「梅雨の晴れ間」とは言え、そこそこ暑いので「水分補給」が大事です!
休憩時に「六ノ里地区」内の、他の神社の改修の話が出てました。
悪くなってからの大規模修繕や新たに建て直すのは、地区の住民が少なくなっている現状では金銭的に難しくなります。
ここ「栃洞白山神社」も『未来永劫大丈夫』と言う訳で無く、今日の様な「保全活動」が本当に重要だと思いました。
今回の「防腐剤塗布」は「拝殿」がメインでしたが、誰言うでも無く、同じ境内の「中村の宮」にも「防腐剤」を塗布していただけました。
雨が掛かる所を重点的に全て塗り終わったので、最後に「雨除け」の覆いを取り付けて今回は終了とします。
塗った所は色が濃くなってますが、透明の「防腐剤」なので数日後には落ち着くと思います。
続いて「電線」に掛かっている「柿の木」の「剪定」に掛かります。
写真の様に、枝が伸びて「電柱」や「電線」を覆う様になってます。
これの何がダメなのかと言うと、風が強い際「電線」にダメージを与え、最悪「断線」の可能性があります。
また、「道路」に枝が張り出してますので、落ちた「柿の実」や「落ち葉」の片付けが大変なのも有ります。
「ハシゴ」を掛けて下から順に張り出した枝を「小型チェーンソー」や「高枝切り」で切り落とし、落とした枝も「小型チェーンソー」で解体して片付けます。
この作業も、それぞれが状況を判断して自分の役割を決め、お互いの安全に注意しながら作業を行いました。
作業後のスッキリした様子。
これでしばらくは大丈夫と思います。
以上で、今回の作業予定は終了ですので、集会所に戻ります。
「集会所」に戻ると数名の方で「4月に植樹した「桜」」に「添木」を付けていただいてました。
ここ「栃洞」のみなさんは『自分達の「栃洞地区」』という意識を持たれていて、それぞれが率先し、またお互いに協力して「地域づくり」を行えるのが素晴らしいです!
女性陣の方には「沿道沿いの鉢植えの設置」や、この後の季節の鉢植え用の「芽出し」を行なっていただけました。
作業が終わると「集会所」で「お疲れ様の会」になります。
この時には、お母さん達が何かしら「料理」を用意いただく事が多いです。
本当にありがとうございます!
ちなみに今回のメニューは「ほう葉めし」に「ユキノシタ」の葉の天ぷら、「アマゴ」の天ぷらに「すまし汁」でした。
いろいろな話をしながら、「美味い料理」をみんなでいただく。
作業が終わった後の、この時間がまた楽しいんです。
また来月も頑張ります!
二枚目の画像に写る拝殿の中の木製の “台”について、とても懐かしく、コメントさせて頂きます。
その昔、栃洞のお父さん方共同で制作されたこの台は、栃洞共同作業場に置かれ、
地区共同味噌作りや 繭(まゆ)出荷の作業台になり 時には 子供達の卓球台となり活躍しました。
お盆には子供達で徹夜卓球をしたものです。
約70年前の懐かしい思い出です。
今では神事の供物置台等? なのでしょうか・・・!
さっちゃん様、コメント有難うございます。
当日、木製の台も、ちゃんと防腐剤を塗りました。
塗ってる際に、この台の昔の話を教えてもらいましたが、「徹夜卓球」の話は有りませんでした。
おっしゃる通り、神事の際、いただいたお供え(酒類が多いです)をお披露目する台として活躍してます。