今年も無事に稲刈りの時期となりました。
例年よりも暑い夏で、「稲」の実り具合が早く、去年より1週間早い実施です。
例年なら、この時期は本業の「出稼ぎ」ですが、今年は無くて時間の余裕は有るのですが、予定外の雨に翻弄されました。
それでは今年の「稲刈り」から「ハサ掛け」の様子を紹介してみたいと思います。
今年も「クボタ」の「バインダー RB30」の出番です。
お隣の「バインダー」ですが、今年も使わせていただきます。感謝!!
例年通り、事前に借り出して一通りの「整備」を行なってます。
「タイヤ」の空気が無いように見えます(実際、無いです)が、これで正常です。
(詳しい説明は昨年の記事のこちらをどうぞ!)
「稲刈り」開始前に、まずは状況確認から。
と言うのは、本当はこの土日に「稲刈り」を行う予定だったのですが、先週、思いの外に雨が続いて「田んぼ」に水が溜まっていたのです。
「バインダー」は「ゼロプレッシャータイヤ」ですので、少々ぬかるんでいても「稲刈り」出来ますが、刈った「稲束」が水に落ちるのが嫌ですし、歩きにくくて「作業効率」が悪いので乾いていて欲しいのです。
我が家の通称「東の田んぼ」の様子。
「田んぼ」は良い具合に乾いてますので、「バインダー」を入れるスペース、旋回するスペースの「手刈り」を行います。
「稲穂」の様子も、良い具合です。
今年は「肥料」を変えましたので『どうかなぁ・・・』と心配でしたが、見た感じは良さそうです。(「肥料」変えた経緯はこちら)
まぁ「ハサ掛け」乾燥が終わって「脱穀」してみないと「収量」は分かりませんので、今はあくまで『見た目に良さそう』だけですが、家で食べる分は有りそうです。(笑)
続いて、我が家の通称「上の田んぼ」。
こっちの方が水が多く残っていて心配でしたが、今朝は良い具合になってます。
こちらも必要分の「手刈り」を行ってます。
もちろん、こちらも「稲穂」の具合は申し分無いです。
今年は「東の田んぼ」から始めてます。
写真は「タカヤマモチ(餅米)」を刈り終えたところ。
我が家は「田んぼ」に「沢水」を使っていて『水が冷たい』ので、水の入り口側に低水温に強い「タカヤマモチ(餅米)」、奥の部分に「コシヒカリ(うるち米)」を植えてます。
ですので、一気に全部を刈ると混ざってしまうので、まずは「餅米」から刈ります。
「東の田んぼ」の「刈取り」終了。
10時から始めて11時半終了の約1時間半掛かりました。
今年は「植え方」を工夫したので早く終わると思ってましたが、終われば昨年同様。
でも「手刈り」の量が少なくて済んだので、工夫の効果は有ったと思います。
(「手刈り」は「ハサ掛け」前に手で「稲」を縛らないとならないので、「ハサ掛け」に時間が掛かります。)
続いて「上の田んぼ」も行います。
こちらは1時間ほどで、全て刈り終わりました。
どちらの「田んぼ」もほぼ同じ広さなのに、なぜ時間の差が出るのか。
それは「上の田んぼ」の方が縦長なので、「バインダー」を2速、つまり「刈取り」速度を早くして刈れるので早かったと思います。
「稲刈り」が終わったので「バインダー」は「農舎」横に移動させます。
各部に「田んぼの土」が付いてますので、ここで「土」を乾燥させ、「土」を落としてから「洗浄」、各部に「給油」してから仕舞います。
我が家の「田んぼ」は「作土」が少なく毎年「茅」を入れてるくらいですので、落とした「土」は勿体無いので集めて「田んぼ」に戻します!
「稲刈り」が終わったら、次は「ハサ掛け」です。
「ハサ木」を出してきて「ハサ」を組み立て、刈った「稲束」を掛けて行きますが、この『「稲束」を掛ける作業』が、結構大変で・・・。
実は新しく「栃洞」に加わった仲間に『稲作体験させてあげよう』などと「上手い事」言って、応援依頼してたのですが・・・先週の雨のせいで「稲刈り」が月曜日になったので応援は無し。
よって、例年通り、家内と2人で行いました。
全ての「ハサ掛け」が終わったのが、17時30分。
昨年は暗くなってやっと終わった(18時半くらい)ので、1時間は早く終わりました。
上に「雨避け」の「カバー」を掛けてませんが、天気が続く場合、掛けない方が早く乾くと聞いたので今は掛けてません。
(*翌日、予定外に雨が降り始めたので、慌てて掛けました。)
以上で、今年の「稲刈り」「ハサ掛け」無事に終了です。
この後は2週間ほど「乾燥」させてから「脱穀」を行います。
昨年は「ハサ掛け」の後半で気温も低くなって「夜露」が降りたのが乾かず、なかなか良い具合まで「乾燥」してくれませんでしたが、今年は1週間早いですし、しばらく日中の気温が高そうなので大丈夫なのでは、と思ってます。