「源蔵寺棚田の再生 」第7回目

先日の記事で「第6回目」の様子を紹介しましたが、その「源蔵寺棚田の再生」第7回目を実施しましたので紹介してみたいと思います。

当日の様子に入る前に、事前準備として「足踏み脱穀機」と「唐箕」の整備・修理を行いましたので、まずは紹介しておきましょう。

「蕎麦の実」の「脱穀」は、この「足踏み脱穀機」を使います。

「六ノ里」の方が昔使われてて、使わなくなってから倉庫に保管していた物をお借りしました。
長年仕舞ったままでしたので、事前準備で破損箇所の修理と、湿気で錆びていましたので錆を落として塗装し、作動各部に給油を行いました。

「唐箕」も「六ノ里」の方が昔使っていて、倉庫に保管していた物をお借りしました。
こちらも長年仕舞ったままで、各部破損してましたので修復・整備を行いました。

どこを直したかと言いますと、

「唐箕」で「風選」した1番良い「実」が出て来る部分の「扉」が割れていましたので貼り合わせて修復。
また「扉のガイド」も取れて無くなってましたので、新たに作って取り付けました。
そして「実」が出る所の延長部も、新たに作り直しました。

「唐箕」で「風選」し2番目に良い「実」が出て来る部分の「扉」が「湿気」で変形していましたので、新たに作り直しました。

では、これより本題の「源蔵寺棚田の再生 第7回目」の様子をご紹介します。

当初の実施日は10月28日(土)でしたが、前日に予想外に多く雨が降りましたので、予備日の10月29日(日)に実施しました。

今回は、町からご協力いただいた方が3名、「六ノ里」の方が4名の合計7名の方に参加いただけました。

いつもの様に「六ノ里集会所」に集合。
本日の作業内容について説明を行い、その後、現地に移動です。

前回、「島立て」して乾燥させていましたが、あれから約2週間、良い感じに乾いてます。

少し残念なのは「島立て」のてっぺん部分、「鳩」に多少食べられたみたいです。
これは来年度は何かしらの対策が必要ですね。

現地に移動後、作業スペースに「ブルー・シート」を広げて「足踏み脱穀機」を設置。

それから「島立て」していた「蕎麦の束」を「実」が落ちない様に「ブルー・シート」で包んで運び「脱穀」していきます。(「蕎麦の実」は熟すと簡単に落ちてしまうので)

「脱穀」の済んだ「蕎麦」の束には、まだ多少「蕎麦の実」がついてますので、これは手作業で取っていきます。

あと少しで「脱穀」は終わりです。
そばには「脱穀」を終えた「蕎麦の束」が山になっていきます。

「脱穀」した「実」には「蕎麦の茎」や「葉」がいっぱい混ざってますので、「篩(ふるい)」や手作業である程度取り除きます。

ところが、この混ざった物が予想していたより大量で・・・。
作業終了の12時になりましたが完了出来ませんでした。

なので、ここで一応終了として、

参加いただいた皆さんと「記念撮影」を行いました。
(写真撮影者と、用事で帰られた方の2名が入ってません。)

残った作業は、「記念撮影後」に、有志の方と作業を行い完了させました。
参加いただいた皆様、誠に有り難うございました。

本日「脱穀」した物には「蕎麦の実」に加え、「茎」や「葉」が混ざっていますので、この「唐箕」で選別しますが、その様子は近々記事にしたいと思います。

今年「源蔵寺棚田再生」で、参加いただいた皆さんと頑張って育てて採れた「蕎麦の実」は「収穫祭」として「蕎麦打ち」して味わう予定です。
(詳細は「六ノ里地域づくり協議会 景観整備部」のサイトにて案内されます。)

なお「源蔵寺棚田の再生」は今年で終わりでは無く、来年も行います!
来年は、今年実施した「耕地」の上の段を「開墾」し、そこで、また蕎麦を作ります。

興味を持たれた方は「六ノ里地域づくり協議会 景観整備部」のサイトから連絡してみてください。
きっと他では経験出来ない、面白い体験が出来ると思いますよ!

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