今年の米が出来ました!2023

ここ「六ノ里」では朝晩ちょっと寒くなって、暑かった夏が嘘の様。
そろそろ紅葉も始まりつつあります。

先日の記事で「籾摺り」に出していた「米」が出来上がりましたので、記事にしてみたいと思います。

その前に、久しぶりに「前置き」から。

以前1枚製作しましたが、9月に再び看板制作の依頼があって、時間を見て手掛けてました。
私も関わっている「ふくもち園」と「六ノ里」に有る「蕎麦茶寮 笠井」さんの看板各2枚です。

全体のレイアウト、デザインは私が行い、制作に関しては「ふくもち園」のは私が制作、「蕎麦茶寮 笠井」さんのは地元の「看板屋」さんにお願いしました。

「ふくもち園」の看板は、この大きいのと、

この小さいのを1枚。合わせて2枚です。

写真は、最後の緑色を塗装する前の状態です。

前回制作時は文字の「マスキング」を「マスキングテープ」で行いましたが、正直、これが大変!!(作り方は以前の記事を見てくださると詳細が分かると思います。)

なので、今回は看板2枚と言う事もあって、「マスキング」用の「カッティングシート」の切り抜きを「看板屋」さんにお願いしました。
文字などの薄緑の部分が、それです。

そして、一昨日、設置して来ました。
「看板の骨組み」は依頼主の1人で有る「集山鉄工所」さんの制作。
「骨組み」の設置のお手伝いは、もちろん、私もさせていただきました。

設置場所は「六ノ里」の入り口と、

「六ノ里」の「光蓮寺」さんの前です。

これで「ふくもち園」「蕎麦茶寮 笠井」さん共々、より分かりやすくなったと思います。
皆様、是非、来てください!!

さて、ここからが、本題「今年の米が出来ました!2023」です。

「新米」が出来上がるのが待ち遠しくて、「籾摺り屋」さんに電話で確認して取りに行って来ました。

今年採れた「コシヒカリ」は5袋と10kg。(1袋は30kg)
「肥料」を変えたせいか、昨年よりも少ないです。

この写真は「籾摺り」が終わった「玄米」の状態。
昨年と比べて、青い「米」がよりいっそう少なく、とても良いです!(去年の写真はこちら

「新米」を早く食べたくて、受け取ったその足で「精米」に行きました。

今年の夏は以上に暑くて、米の名産各地で「白濁」が多かったと聞きましたが、さすが「六ノ里」、ほとんど有りません!

早速、晩御飯に炊いて食べました。

食べた感想は、『なんか、去年よりも美味い!』。
まぁ、「自画自賛」ってヤツですけどね。(笑)

で、本日「食味値」の検査に出して結果が出ました。
今年の「米作り」の「通知表」とも言える検査結果はと言うと・・・

今年は「肥料」を工夫したのですが、そう変わらない。

「農業指導員」さん曰く『今年の「猛暑の夏」からしたら、81点なら申し分無い』との事ですが、「収量」が減った割に、この点数では、ね。
もう少し点数が欲しかったなぁ。

こちらに「移住」してからの「米作り」の結果をまとめてみました。

2020年は「JA」に聞いて教えてもらった「肥料」を使い、「収量」は多かったのですが「窒素」分が多く、結果「食味値」の「タンパク」が多くて79点

2021年は「農業指導員」さんの助言で、「六の里棚田米生産組合」で使われている「肥料」を使い、タンパクが減って82点

2022年は「肥料」は同じですが「茅」をいっぱい入れて80点

で、今年2023年は「肥料」を変えて、大量の「茅」に加え「笹竹」もいっぱい入れて81点

去年と今年では「水分(量)」以外の「タンパク」「アミロース」「脂肪酸度」の数値が変わらないのに点数が1点高い

「屑米」は「籾」の中の「米」の「出来の悪い物」の事で、年々、減って来てます
「色選屑」は「米」の色で選別した「カメムシ」などに吸われて「黒く変色した物」の事で、昨年は多かったのですが、今年は平年並み

「カメムシ対策」には毎年「スタークル」」という「農薬」を使いますが、今年は使ってません。(「農薬」は出来れば使いたくありませんからね。)

正直、何が「点数の違い」なのか良く分かりません。
そして、点数が変わらないのに収量が減るのは気に入りません。

なので、来年に向けて色々調べ、また何か方法を考えましょう!
ま、食べて美味い米になっているので良いのですけどね。(笑)

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