「源蔵寺棚田の再生」収穫祭(六ノ里楽市)

今年の春より「六ノ里地区」内外からの協力を得て、「耕作放棄地」を「開墾」し「蕎麦」を「栽培」しました。
1年の区切りとして、地元の「農産物」や「生産物」の「展示販売」も併せ「六ノ里楽市」と題して「収穫祭」を開催いたしましたので、その様子を紹介してみたいと思います。

まずは「事前準備」の様子から。

開催日に向けて「ポップ」を「デザイン」し、本業の「機材」で製作。
「会社勤め」では「会社の機材を使って」なんて出来ませんが「個人事業主」ですから、そのあたりは・・・。(笑)
厳密に言えば、ダメなのかもしれませんが・・・地域の為なので。

この「源蔵寺棚田の再生」について、A1サイズの「説明パネル」も独自に「デザイン」し「ラクスル」で印刷を依頼し「ポスター・フレーム」を購入して用意しました。

この「パネル」には、多くの方の目に止まる様に「活動を始めた経緯」と今年の「活動の様子」についてが「写真」と簡潔な「説明文」で分かりやすく表してます。

「収穫祭」後は「文福笠井」さんの「店内」に掲示していただく事となっており、来店したお客様にも参加・協力をアピール出来るものと考えています。

当日の「駐車場」ですが、「協賛」いただいている「そば茶寮 文福笠井」(以後「文福笠井」)さんも営業されてますのでお店の「駐車場」は使えません。
別の場所になりますので、その場所が分かる「看板」も制作しました。

ここからは「前日の準備」の様子。

今回の会場は「文福笠井」さんのご好意で、店前の「ガレージ」と「駐車場」の一部を貸していただきました。

当日使う「テーブル」と「椅子」は、近所の方の口利きで「ロータリークラブ」から借りてます。
「軽トラ」で取りに行って「レイアウト」出来るものは設置。
それ以外は「ガレージ」内に仮置き。

「調理」に使う「ガスコンロ」類は、地元の「郡上ガス」から「有料」で借りてます。

「イベント・テント」は「六ノ里自治会」から借りてます。
これも「軽トラ」で「六ノ里集会所」に「有志」の方と取りに行って、この日は写真の状態まで。

一通りの「準備」が終わった頃には、山が「夕日」で染まるくらいの時間に。
明日の当日は、「良い天気」になりそうです。

ここから、当日の様子です。

「セッティング」の終わった会場です。

「イベント・テント」の下は「食べる場所」と「六ノ里の農産物・生産物」の「展示スペース」となってます。

開始時間の少し前ですが、今年参加協力いただいた方、地元の興味を持っていただいた方が、すでに来られてます。

「ガレージ」内は、主に「蕎麦に関するスペース」と「レジ」です。

ちなみに、今回提供する「源蔵寺棚田の再生」で採れた「蕎麦」ですが、各地から「玄蕎麦(殻付きの蕎麦の実)」を仕入れている、言わば『良い蕎麦の目利き』が出来る「文福笠井」さんから見て「一級品」だそうで、実際、食べてみると凄く「甘味が強く、味が濃い」出来栄えです。
自画自賛では無く、本当にそうです!

ですから、その素晴らしさを多くの方に味わっていただきたいのですが、なにぶん「再生」した「面積」が狭く「収穫量」が少ない為に、1杯分は約「半人前」、そして「数量限定」となりました。
なので、「ネーミング」も「まぼろしの蕎麦」と言う意味でを「幻蕎麦」としました。

「レジ」の横は、「蕎麦を調理のスペース」。

左の「鍋」で「茹で」て、左横の「シンク」で「水道水」で締めます。(「六ノ里」は「水道水」でも冷たいのです!)
右の「鍋」で「つゆ」を「湯煎(中央の小振りな鍋)」で温め、「湯煎」の脇で「蕎麦」を温めます。

「レジ」の右は、「蕎麦打ち体験スペース」です。

写真の手前の「テーブル」で「指導者」が「手本」を示し、向かい側の「テーブル」で「体験者」が打ちます。

「食べる場所」の横に、地元の「農産物や生産物」の「展示販売スペース」。

「展示販売」の内容は「桜里舎アグリ」の「さつまいも」、「しらおシマダファーム」の「野菜セット」、「六ノ里」のお母さん達製作の「もち花」、「六の里棚田米生産組合」の「棚田米1kg」、「桜里」の「木工旋盤製品」。

開始時間後の「来場者が来られている様子」は、諸事情により撮影出来ていません。
ここからは「蕎麦打ち体験」の様子を紹介します。

写真は、「1;捏ねる」を「指導者」が行なっている様子。

「蕎麦打ちの工程」は大まかに言って、「1;捏ねる(こねる)」→「2;延す(のす)」→「3;切る」の3ステップです。
今回はステップ毎に「指導者」が実際にやりながら「説明」し、「体験者」が「真似て行う」形で行いました。

この「捏ねる」の「工程」では「蕎麦粉」に「水」を加えて捏ねます。
ここで加える「水の量」は「気温」や「湿度」で1割程度は変化するので、手で触った「水気の感じ」で加える量を「加減」してやります。
ですので、本来は「素手」が分かりやすいのですが、今回は「衛生面」に「配慮」し「手袋」を使用してます。

「指導者の手本」を見た「体験者」が、「1;「捏ねる」を行う様子。

「体験者」の横では、地元の方が『うまく出来てるかぁ?』と見守って下さってます!

次に、「指導者の手本」を見た「体験者」が「2;延す」を行う様子。

「延す」の「工程」は「捏ねあがった蕎麦玉」を、まず、手で押して延ばして、ある程度の大きさになったら「延し棒(麺棒)」で延していきます。

最後に、「指導者の手本」を見て、「体験者」が「3;切る」を行う様子。

もちろん、「指導者」は「体験者」が行う様子を確認し、ちゃんと「蕎麦」を打ち上げられる「手助け」も行いました。

今回の「収穫祭」の「実施結果」ですが、開催した時期が「紅葉」も終わり「気候」も寒くなっていたのと、他の「イベント」が重なったのも有って、残念ながら「来場者数」は少なかったのですが、来ていただいた方には「美味い蕎麦」を堪能していただけたと思います。

また「棚田再生」に参加いただいた、特に、町からの方々には自分達が活動し、苦労して手に入れた「収穫の喜び」を、美味い「一級品の蕎麦」と言う形で味わって頂けました。

「収穫祭」の翌日は、今年実施した「耕地」を、来年の「蕎麦栽培」に向けて「秋耕起」しました。

参加いただいた皆様の協力で、この活動前の写真と比べて「耕作放棄地」では無く立派な「耕地」となりました。

これからも「源蔵寺棚田の再生」は続きます!(3ヵ年計画)
来年は、今年の「上の段」を行い、今年の2倍の面積で「蕎麦」を栽培します。

興味を持っていただいた方、ぜひ、ご参加・ご協力ください。
一緒に「耕作放棄地」を「開墾」して、美味い「源蔵寺の幻蕎麦」を作りましょう!!

*来年の実施内容や募集については「六ノ里地域づくり協議会 景観整備部」のHPをご覧ください。

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