例年なら秋耕起は本業の都合で11月に入ってからですが、今年は少し時間に余裕があったので早めに行えました。
今回はその様子を記事にしてみたいと思います。

まずは餅米の蘖(ひこばえ)を刈ります。
前回の記事で書きましたが、今年は食味値の点数が良かったのが示すように、肥料分が丁度良い具合だったのか、コシヒカリは蘖していません。
ですが餅米の方は青々と伸びてきてます。
このまま耕しても良いのですが、起こした株がまた根付くのも嫌なので草刈機で刈ります。

我が家は秋耕起の際には、圃場に茅の堆肥を満遍なく撒きます。
多くの田んぼではコンバインで収穫するので、稲藁が細かく裁断されて圃場に撒かれ田んぼに戻せますが、我が家はハサ掛けしてハーベスタで収穫なので、稲藁は田んぼに戻せません。(チッパーで藁を細かくしたら戻せますが、チッパーが有りませんので。笑)
なので、

この写真の様に、秋に茅を刈って専用の堆肥場に入れて、1年寝かせて堆肥にするのです。(この写真は去年の秋の物)

この写真は蒔いて空になった堆肥場です。
堆肥場は1つの田んぼに1つとしています。
この後雪が降るまでに、茅や雑草を刈ってここに入れます。
なお、昨年の記事同様に堆肥の中からカブトムシの幼虫がいっぱい出てきましたが、今年はあえて載せません。(評判悪かったので・・・。)

それでは奥の方から耕していきます。
主役は、今年も愛用の耕運機です。
耕運レバーを荒い方にして、土をひっくり返す感じで耕します。
ですが、今年はナタ爪が深く土に入っていきません。
脱穀後雨の日が少なかったからか、稲の根がいっぱい張っていて抵抗になるのか(そうだったら良いなぁ)、本当に固いのです。
なので、力一杯耕運機のハンドルを押さえ付け、なんとか起こしていきます。

時刻がお昼をまわりましたので、ここで昼食。
朝晩は涼しくなりましたが、それでも日差しの下はまだまだ暑いです。
なので、圃場のそばの紅葉の木陰で、新米のおにぎりを食べました。
ここ六ノ里の米の特徴の一つが『冷めても美味い』のです。
特に、おにぎりにすると温かいご飯以上にモチモチして美味いんです。
こんな美味い米が食べられるから、頑張ってやれるのです!

昼食後、気になっていたキノコの具合を見てきました。
今耕している圃場の下、川沿いの所でホダ木を作ってキノコを家庭用に栽培しています。
上から覗いたところ、ナメコが出ている様なので降りて見てみたら、ご覧の通り。
いっぱい出ていたのでご近所にお裾分けして、残りを味噌汁にしていただきました!

すぐ横のホダ木にもナメコの赤ちゃんが出てました。
これは数日経てば採り頃になるでしょう。
また汁か鍋にして美味しくいただくつもりで、しばらく楽しめそうです。

さて、秋耕起の続き。
始めてから2時間ほどで、東の田んぼの秋耕起は終了です。

続いて、上の田んぼも秋耕起しました。
こちらも2時間ほどで終了しました。

最後に排水口を塞ぎます。
これは東の田んぼで、排水口のU字溝に木片を当てて、その上から圃場の土で押さえます。

続いて上の田んぼの排水口も同様に行います。
なぜこの時期にこれ行うかと言うと、これから春先までに雨が降ったり、雪解けの際には圃場に水が溜まります。
排水口を開けたままにしておくと、水が流れ出る時に大事な大事な作土も流れ出てしまうからです。
ここらは作土が少ない田んぼが多いのですが、我が家の田んぼは輪をかけて少ないので少しでも失いたく無いのです。
以上で、今年の秋耕起は終了です。
今年は例年以上に、美味い米が採れました。
今年がまぐれと言われない様に、来年も頑張ろうと思います。
最後に、今年テスト的に行った「シェア田んぼ」の仲間の、来年の圃場の様子も少し紹介しておきます。(後日、改めて記事にする予定です。)
「シェア田んぼ」は我が家も含め4家族で行いました。
実施した圃場は4家族のうちの2家族が共同で継続していく事になりましたので、残った1家族の方に新たな圃場を紹介しました。

しかし、紹介はしたものの、圃場としてはすぐ米作りに使えない状態でした。
と言うのは、ここ数年使われてなかった田んぼなので雑草が蔓延ってましたし、以前、畑をされた方のマルチが残ってました。
なので、まずは協力して草刈りから始めました。
草刈り後は、マルチの回収を行いました。

もちろん、その作業を始める前に、米作りに重要な水の具合も確かめてます。
少し問題は有りましたが、解決できそうです。
なので、水に関しては問題無いと考えてます。
この後も、仲間の圃場の秋耕起を手伝っていきたいと思います。