善勝寺桜 桜まつり2024 その1

今年の「善勝寺桜 桜まつり」は4月13日、14日に開催で、今日13日が終了しましたので、その様子を紹介したいと思います。(14日の様子は、こちら

都合で来場頂けなかった皆様には、少しでも雰囲気を感じて頂ければと思います。

まずは朝の様子から。

雨と桜の早期開花に祟られた2023年とは打って変わって好天に恵まれました。
そして、先日の記事で心配した桜の開花も、写真の様に良い具合になりました。

では、準備の様子から。

テントは昨日の夕方に張っておきましたので、テーブルと椅子のセッティング。
桜まつりの開始の10時に向けて、各々が準備していきます。

お父さん達は会場内に手洗い場が少ないのが気になって、止めてあった蛇口の所を急遽使える様にされてました。
でも、ただ通水して使える様にするだけじゃなく、どこからか太い竹を持って来て細工して拘るのが素晴らしいところ。

私は担当の協賛各社の掲示と、

本日の「さくらの下マルシェ」の案内板の設置。

案内板としての視認性を考え、昨年同様、ここにしました。
桜の撮影に邪魔にならない様にはしましたが、邪魔だったらすいません。

開始時刻が近くなり、出店者の準備も整った様です。
今年も多くの出店が有りましたので、会場反時計回りに紹介していきます。
*()内は販売品目です。

「東海学院大学管理栄養学科」(棚田米デザート)のキッチンカー。

地元六ノ里の「kedi cafe」さん(コーヒー、焼き菓子)と、白鳥町の「ピッツェリア ゴンザ」さん(イタリアンドルチェ)。
「ピッツェリア ゴンザ」さんの実店舗は「道の駅 清流の里・しろとり」のすぐ近く。

「はなとら」さん(たこ焼き)。
大きなタコが入っていて、焼き立ては中が熱々トロトロで、個人的には大好きです!
実店舗は長滝の「道の駅 白山文化の里長滝」と郡上八幡に有ります。

「かもす&KENZO」さん(お粥、キムチチゲ)。
地元六ノ里「しらおシマダファーム」さんの野菜も使っていただいてます。

「ジビエITAYA」さん(ジビエ料理)。
六ノ里のお隣、大間見の猟師さんのお店。実店舗ではジビエ肉の販売もされてます。

郡上八幡の「やまふうぱん」さん(パンと焼き菓子)。

「OUTDOOR STYLE AMIDA」さん(タコス)。

六ノ里の藍染工房 「ゑ うのら」さん(藍染物販)。
自ら無農薬で藍を栽培し、それを元に染色液を作成、藍染をされてます。
素材持ち込みの染色依頼受付や藍染体験もされてます。(要事前相談)

六ノ里の若者達のお店「Mʼs」さん(軽食)。
仲良し2家族が、ファミリーで鯛焼き、唐揚げ、かき氷などの販売。

六ノ里のお母さん達の店「大笑い会」さん(お好み焼き、味飯)と、「食工房菜花」さん(みたらし団子)。

どちらのお店のお母さん達には、普段からお世話になってます。感謝!!!

桜まつりに合わせて、地元の「シニアクラブ」の敬老会を開催。
絶好の花見日和に、善勝寺桜と料理を楽しまれました。

他には「郡上放歌」の方々が、普段は神社の「拝殿」で行われる「拝殿踊り」をゲリラ的にされてました。(写真撮ってません・・・ごめんなさい。)

今年も限られた駐車場この通り。
各種宣伝もあって混雑は避けられないのですが、

協賛金のおかげで、今年は本職の警備員をお願いしましたので、なんとか捌けました。

本日の開催時間終了後は、一部の地元の人々でライトアップされた善勝寺桜を肴に「夜の部」となりました。

さて、明日の2日目もみんなで盛り上げて行きたいと思います!!

まもなく善勝寺桜 桜まつり

先日の記事でご紹介した様に、この週末は「善勝寺桜 桜まつり」です。
今日は「善勝寺桜」の近況を紹介してみたいと思います。

<4月7日>

まだ開花していませんが、この通り、蕾が赤く色づいて大きくなってます。
開花まで、あともう少し。

この日からライトアップ開始。
まだ開花していませんが、写真の様に、こうなると花見気分満点。

<4月9日の様子>

地域づくりの仲間から開花の知らせを受けて、見に行きました。

開花しました!・・・って、どこが?って思うでしょ。(笑)
いや、確かに肉眼では開花してるのが見えるんです。

私の写真はスマホで撮ってるので、その望遠性能のせいでこれがやっと。
どうでしょ?分かっていただけるでしょうか。

ちなみに、4月9日の開花は予測通り。

と言うのは、2月からの最高気温の積算が600℃になると開花する(東京の桜の標準木の靖国神社の桜での話らしいですが)というのを聞いて、六ノ里の気候に近い郡上市長滝のアメダスデータの最高気温を2月頭から積算グラフ化してました。

2019年から2023年も一緒にグラフ化し、善勝寺桜の各年の開花日(撮影写真の日付)などから、今年は4月9日頃に開花と思っていたのです!

でも、実際に花の様子を見る限り、内心は『桜まつり、大丈夫か???』と心配してましたけど・・・(笑)。

今日<4月10日>

よ〜く見なくても、しっかり開花してます!
桜まつり当日は、素晴らしい状態になると確信してます。

そしてこの日は、桜まつりに協賛いただいた方々を紹介する掲示板の設置をしました。

階段を塞いでますが意図してで、手すりが老朽化して通って頂きたく無いからです。
これで後の準備は、前日のテント、テーブル、椅子の搬入・設営を残すのみ。

天気予報では2日間共に良さそうです。
桜だけでなく、近隣の梅もまだ花が残ってそうですし、上手くすればハナモモも咲きそうで、今年の「善勝寺桜 桜まつり」はきっと素晴らしいと思います!

皆さん、ぜひ、おいで下さい。
*駐車場に限りがありますので、乗り合わせて来ていただけると助かります。

桜まつりのお知らせ 2024

今年も「善勝寺桜 桜まつり」を開催します。

日時:2024年4月13日(土) 10:00〜16:00
        4月14日(日) 10:00〜16:00
        *ライトアップは少し前より開催します。

(↑クリックすると別ウインドウで大きく表示されます)

今年も本命のさくらの他に、催し物として「郡上一揆」を題材に公演されている「宝暦義民太鼓」や「オカリナカラーズ」、「郡上節ガールズバンド」に登場いただけます。

また、以下の様に、今年も「さくらの下マルシェ」と題して、郡上近隣の有名店に出店いただけます。

(↑クリックすると別ウインドウで大きく表示されます)

皆様、お誘い合わせの上、樹齢500年の見事な「善勝寺桜」を見に来て下さいね。

以下の「六ノ里地域づくり協議会」のfacebookもご覧ください。
(「ディスカッション」で、最新の情報も見られます。)

「六ノ里地域づくり協議会」facebook


昨年は例年より1週間開催を早めましたが、桜の開花が平年より2週間も早く、当日、ほとんど花が残ってなく、しかも二日共に天候が悪い最悪の状況にもかかわらず、多くの方に来場いただけました。(昨年の様子はこちら

今年はきっと天候に恵まれ、素晴らしい「善勝寺桜」が見られると思いますので(約束は出来ませんが、多分・・・)皆さん、お誘い合わせて見に来てください!!

*駐車場に限りがありますので、乗り合わせて来ていただけると助かります。

R6「源蔵寺棚田」の再生計画

今年もやります「源蔵寺棚田の再生」。
今日はこの、今年の計画についてご説明したいと思います。

この計画の始まりは、2021年に整備を行った「源蔵寺・畑ヶ谷遊歩道」から。
整備した遊歩道沿いには、四季折々の里山や自然の風景を楽しめる素敵な場所が有りますが、反対に『ちょっとなぁ・・・』と言う荒れた耕地も有りまして・・・。

この荒れた耕地を『復活出来ないか』と考え「六ノ里地域づくり協議会 景観整備部」(以下「景観整備部」)として、地元の方々だけで無く、町からの方々にも参加いただいて、みんなで一緒に昨年(2023年)から耕作放棄地の再生を行って来ました。
(詳しくは「景観整備部」のサイト「記事一覧」をご覧ください。)

その結果はと言いますと、

この様に荒れ果てていた耕作放棄地が、参加くださった皆様のおかげで、

この様に、立派な耕地として蘇りました。
昨年、参加いただいた皆様には、本当に有難うございました!

そして、これは蕎麦栽培を企画した私も予想外だったのですが、源蔵寺の気候が合っていたのか、地元の「そば茶寮文福笠井」さんをして『極最高品質』と言わせる蕎麦を収穫する事が出来ました。

『はてさて、上手く行くのだろうか?』と不安いっぱいで昨年は実施しましたが、やってみれば、この様に思った以上の結果となりました。(笑)

さて、それでは今年の再生計画について、お話します。

今年も昨年同様、県の「ふるさと水と土指導員」の制度を活用し、荒れた耕地を再生し蕎麦を栽培します。

実施箇所は、昨年実施した耕地の一段上、この写真の場所を行います。

そして、収穫後には昨年同様「六ノ里楽市」を開催し採れた蕎麦を味わいます。
(今年も「そば茶寮文福笠井」さんに、協力をお願いしてあります。)

スケジュールとしましては、

1:4月20日・・・周辺の茅刈り(南側土手面 等)
2:5月18日・・・茅、竹の搬出
3:6月22日・・・雑木、茅の根の除去、草刈り
4:7月27日・・・種蒔き、鹿避け網設置
5:8月17日・・・ウサギ避け網設置、草取り・草刈り
6:9月14日・・・草取り・草刈り
7:10月12日・・・刈り取り・島立て
8:10月26日・・・脱穀
9:11月3日・・・収穫祭(六ノ里楽市)として蕎麦試食、蕎麦打ち体験(有料)

日にちは今の所の暫定ですが、基本土曜日、天候次第で日曜日、と言った具合です。
(詳細は、決まり次第「景観整備部」のサイトにて発表します。)

なお、この計画は誠に申し訳ありませんが、参加時の事故・怪我等は自己責任となります。
また、お礼等も出来ないと思います。

この様な勝手な申し出では有りますが、それでも『協力してやっても良いぞ』と思われたら「景観整備部」のサイトの参加申込みから、そこに記載の<注意事項>をご承諾の上ご連絡ください。
ご協力の申し出をいただけたら、スケジュール毎に、詳しい日時と作業内容が届きます。

景観を良くする活動と、自分達で手掛けた蕎麦を味わう達成感。
あなたも六ノ里の仲間になって、一緒に楽しみませんか?

多くの方にご協力いただき「六ノ里」がより良くなると同時に、新たな仲間が増えると良いと思っています。
皆様のご参加をお待ちしてます。

六ノ里「三寺参り」と年越し蕎麦

今年は朝から「雨」が続いて天候が心配されましたが、夜11時には「晴れ間」も除き、暖かい「雪」の無い「三寺参り」となりました。

そして今年「六ノ里地域づくり協議会 景観整備部」として行った「源蔵寺棚田再生」で収穫した「蕎麦」を使った「年越し蕎麦」を「六ノ里」に有る「そば茶寮 文福笠井」さん(以下「文福笠井」さん)の協力で「善勝寺」さんで行いました。

今日はその様子をお伝えしたいと思います。

12月31日の午後10時前、すでに「文福笠井」さんが「年越し蕎麦」に必要な物を「年越し蕎麦」の会場にお借りした「善勝寺」さんに届けてくださってましたので、準備に入ります。

「蕎麦」は冒頭にあります様に、今年「六ノ里地域づくり協議会 景観整備部」で行った「源蔵寺棚田再生」で育て収穫した物で、「文福笠井」さん曰く『非常に高品質な「蕎麦」』だそうです。

事前に「メニュー」も作成し、

使用した「蕎麦」の由来が分かる様に「源蔵寺棚田再生」の様子の「パンフ」も各「テーブル」に用意してます。
(これには協力者が増えないかとの、下心も有ります。笑)

準備も終わり、開店時間の11時を過ぎて、お客第1号様がいらっしゃいましたので、さっと調理して出します。(写真提供:松川哲也氏)

なお、今年行った「源蔵寺棚田再生」は「岐阜県ふるさと水と土指導員」の「制度」を使って行いましたので、本来は「収穫物の販売」はダメだそうです。
ですが、「活動の成果」とそれで採れた「蕎麦」の美味さ、これをどうしても地域の方にも伝えたくて「関係部署」に相談の上「実費(容器代、蕎麦打ち代、ガス代 等)」での提供としております。

提供した「源蔵寺産蕎麦」による「年越し蕎麦」です。(写真提供:松川哲也氏)

「年越し蕎麦」の準備が出来たところで「三寺参り」の準備に少しだけ参加しましたが、今年は「雪」が無いので楽でした。

11時の「年越し蕎麦」の開始時間を過ぎると「年越し参り」に来られた中から「蕎麦」のお客さんも来てくださいました。

来ていただいたお客さんの殆どから「美味い蕎麦」だと感想をいただけましたので、開催した甲斐がありました。

「年越し蕎麦」の提供は私達だけで行う予定でしたが、きっと心配だったのでしょう。
「文福笠井」さんも「厨房」に立っていただけました。
「源蔵寺棚田再生」実施時から、何かと御協力いただき、本当に感謝です!!

「年越し蕎麦」の来客の合間を見て「三寺参り」の写真を撮りに出ました。

今年は、途中小雨がぱらついたり、強い風で「竹灯籠」の「ろうそく」が消えたりと大変だったそうです。

なお、「年越し蕎麦」を行った為に、「三寺参り」の「写真」を撮れてません。
なので「六ノ里」の「写真家」の方に、「画像提供」をお願いしてます。

<ここから追記>
「光雲寺」「光蓮寺」の「三寺参り」の様子も少し。

こちらは「光雲寺」さんの様子。(写真提供:松川哲也氏)

「光雲寺」さんでは、地区の方々から「麹」で作った「甘酒」の「ふるまい」が有ったそうで、私は甘い物も好きなので味わってみたかった・・・。

こちらは「光蓮寺」さんの様子。(写真提供:松川哲也氏)

どのお寺も、「雪」の無い「雰囲気」も良いですが、やっぱり「雪景色」の方が幻想的かも。

さて、今年の「三寺参り」も無事に終了。
今後も色々な「イベント」を行っていけると良いなと思ってます。
*「六ノ里」での「イベント告知」は、「六ノ里地域づくり協議会」のWEBサイト
「六ノ里暮体験」をご覧ください。

来年も良い年になります様に!

「源蔵寺棚田の再生」収穫祭(六ノ里楽市)

今年の春より「六ノ里地区」内外からの協力を得て、「耕作放棄地」を「開墾」し「蕎麦」を「栽培」しました。
1年の区切りとして、地元の「農産物」や「生産物」の「展示販売」も併せ「六ノ里楽市」と題して「収穫祭」を開催いたしましたので、その様子を紹介してみたいと思います。

まずは「事前準備」の様子から。

開催日に向けて「ポップ」を「デザイン」し、本業の「機材」で製作。
「会社勤め」では「会社の機材を使って」なんて出来ませんが「個人事業主」ですから、そのあたりは・・・。(笑)
厳密に言えば、ダメなのかもしれませんが・・・地域の為なので。

この「源蔵寺棚田の再生」について、A1サイズの「説明パネル」も独自に「デザイン」し「ラクスル」で印刷を依頼し「ポスター・フレーム」を購入して用意しました。

この「パネル」には、多くの方の目に止まる様に「活動を始めた経緯」と今年の「活動の様子」についてが「写真」と簡潔な「説明文」で分かりやすく表してます。

「収穫祭」後は「文福笠井」さんの「店内」に掲示していただく事となっており、来店したお客様にも参加・協力をアピール出来るものと考えています。

当日の「駐車場」ですが、「協賛」いただいている「そば茶寮 文福笠井」(以後「文福笠井」)さんも営業されてますのでお店の「駐車場」は使えません。
別の場所になりますので、その場所が分かる「看板」も制作しました。

ここからは「前日の準備」の様子。

今回の会場は「文福笠井」さんのご好意で、店前の「ガレージ」と「駐車場」の一部を貸していただきました。

当日使う「テーブル」と「椅子」は、近所の方の口利きで「ロータリークラブ」から借りてます。
「軽トラ」で取りに行って「レイアウト」出来るものは設置。
それ以外は「ガレージ」内に仮置き。

「調理」に使う「ガスコンロ」類は、地元の「郡上ガス」から「有料」で借りてます。

「イベント・テント」は「六ノ里自治会」から借りてます。
これも「軽トラ」で「六ノ里集会所」に「有志」の方と取りに行って、この日は写真の状態まで。

一通りの「準備」が終わった頃には、山が「夕日」で染まるくらいの時間に。
明日の当日は、「良い天気」になりそうです。

ここから、当日の様子です。

「セッティング」の終わった会場です。

「イベント・テント」の下は「食べる場所」と「六ノ里の農産物・生産物」の「展示スペース」となってます。

開始時間の少し前ですが、今年参加協力いただいた方、地元の興味を持っていただいた方が、すでに来られてます。

「ガレージ」内は、主に「蕎麦に関するスペース」と「レジ」です。

ちなみに、今回提供する「源蔵寺棚田の再生」で採れた「蕎麦」ですが、各地から「玄蕎麦(殻付きの蕎麦の実)」を仕入れている、言わば『良い蕎麦の目利き』が出来る「文福笠井」さんから見て「一級品」だそうで、実際、食べてみると凄く「甘味が強く、味が濃い」出来栄えです。
自画自賛では無く、本当にそうです!

ですから、その素晴らしさを多くの方に味わっていただきたいのですが、なにぶん「再生」した「面積」が狭く「収穫量」が少ない為に、1杯分は約「半人前」、そして「数量限定」となりました。
なので、「ネーミング」も「まぼろしの蕎麦」と言う意味でを「幻蕎麦」としました。

「レジ」の横は、「蕎麦を調理のスペース」。

左の「鍋」で「茹で」て、左横の「シンク」で「水道水」で締めます。(「六ノ里」は「水道水」でも冷たいのです!)
右の「鍋」で「つゆ」を「湯煎(中央の小振りな鍋)」で温め、「湯煎」の脇で「蕎麦」を温めます。

「レジ」の右は、「蕎麦打ち体験スペース」です。

写真の手前の「テーブル」で「指導者」が「手本」を示し、向かい側の「テーブル」で「体験者」が打ちます。

「食べる場所」の横に、地元の「農産物や生産物」の「展示販売スペース」。

「展示販売」の内容は「桜里舎アグリ」の「さつまいも」、「しらおシマダファーム」の「野菜セット」、「六ノ里」のお母さん達製作の「もち花」、「六の里棚田米生産組合」の「棚田米1kg」、「桜里」の「木工旋盤製品」。

開始時間後の「来場者が来られている様子」は、諸事情により撮影出来ていません。
ここからは「蕎麦打ち体験」の様子を紹介します。

写真は、「1;捏ねる」を「指導者」が行なっている様子。

「蕎麦打ちの工程」は大まかに言って、「1;捏ねる(こねる)」→「2;延す(のす)」→「3;切る」の3ステップです。
今回はステップ毎に「指導者」が実際にやりながら「説明」し、「体験者」が「真似て行う」形で行いました。

この「捏ねる」の「工程」では「蕎麦粉」に「水」を加えて捏ねます。
ここで加える「水の量」は「気温」や「湿度」で1割程度は変化するので、手で触った「水気の感じ」で加える量を「加減」してやります。
ですので、本来は「素手」が分かりやすいのですが、今回は「衛生面」に「配慮」し「手袋」を使用してます。

「指導者の手本」を見た「体験者」が、「1;「捏ねる」を行う様子。

「体験者」の横では、地元の方が『うまく出来てるかぁ?』と見守って下さってます!

次に、「指導者の手本」を見た「体験者」が「2;延す」を行う様子。

「延す」の「工程」は「捏ねあがった蕎麦玉」を、まず、手で押して延ばして、ある程度の大きさになったら「延し棒(麺棒)」で延していきます。

最後に、「指導者の手本」を見て、「体験者」が「3;切る」を行う様子。

もちろん、「指導者」は「体験者」が行う様子を確認し、ちゃんと「蕎麦」を打ち上げられる「手助け」も行いました。

今回の「収穫祭」の「実施結果」ですが、開催した時期が「紅葉」も終わり「気候」も寒くなっていたのと、他の「イベント」が重なったのも有って、残念ながら「来場者数」は少なかったのですが、来ていただいた方には「美味い蕎麦」を堪能していただけたと思います。

また「棚田再生」に参加いただいた、特に、町からの方々には自分達が活動し、苦労して手に入れた「収穫の喜び」を、美味い「一級品の蕎麦」と言う形で味わって頂けました。

「収穫祭」の翌日は、今年実施した「耕地」を、来年の「蕎麦栽培」に向けて「秋耕起」しました。

参加いただいた皆様の協力で、この活動前の写真と比べて「耕作放棄地」では無く立派な「耕地」となりました。

これからも「源蔵寺棚田の再生」は続きます!(3ヵ年計画)
来年は、今年の「上の段」を行い、今年の2倍の面積で「蕎麦」を栽培します。

興味を持っていただいた方、ぜひ、ご参加・ご協力ください。
一緒に「耕作放棄地」を「開墾」して、美味い「源蔵寺の幻蕎麦」を作りましょう!!

*来年の実施内容や募集については「六ノ里地域づくり協議会 景観整備部」のHPをご覧ください。

蕎麦の試し製粉

今年の「春」から街の人と地元の人で「源蔵寺棚田の再生」として「耕作放棄地」を「開墾」し「蕎麦」を栽培しました。

先日、そこで採れた「蕎麦の実の選別」の記事を書きましたが、本日、「六ノ里」に有る「蕎麦茶寮 文福笠井」さんにて「試し製粉」をして来ましたので、記事にしてみたいと思います。

「選別」の記事で『「石抜き」を行う予定』と書きましたが、「笠井」さんのお話だと『「磨き」の工程をすれば大丈夫では無いか』と。

採れて「選別」しただけの「蕎麦の実」はくすんだ色をしていますが、この「磨き」を行うと、この写真の様にツルツル・ピカピカになって機械から出て来ます。
混ざっているだろう「石」も、見たところ確かに有りません!

「磨き」の工程を行いながら、磨き終わった「蕎麦の実」を別の機械で「丸抜き」します。

「丸抜き」と言うのは「蕎麦の実」を「蕎麦殻」と「実」に分ける事です。

写真の白っぽいのが「丸抜き」した「実」で、「丸抜き」出来て無い黒い「実」が混ざってますが、これくらいなら「製粉」の段階で除去出来るので問題無いそうです。

「笠井」さんのお話ですと今年「源蔵寺棚田の再生」で採れた私達の「蕎麦の実」は、『店で使っている「北海道産」の物に比べて、非常に良い色をしている』との事。
実際に見比べさせていただきましたが、確かに私達の物の方が綺麗な色をしていました!

「丸抜き」出来たので、次はいよいよ「石臼製粉機」に掛けます。

回転する「石臼」で、ゆっくり、ゆっくり「粉」に挽いていきます。
この「石臼」に使われてる「石」、かなり貴重な物で、今では手に入らない貴重な機械だそうです。

「石臼製粉機」の中で細かい「篩(ふるい)」に掛けられ「蕎麦粉」が下に出てきます。

「笠井」さんに『食べてみて。凄く甘いから』と言われ「蕎麦粉」をひとつまみ食べてみました。
素人の私に分かるかなと思いましたが、しっかりとした「甘味」を感じられました。

今日の予定はここまでだったのですが『せっかく「蕎麦粉」が出来たから「打って」見ようか』と、急遽、「蕎麦打ち」講座に。(笑)

「蕎麦打ち道具」を一揃え用意していただき、
①「蕎麦粉」に水を入れて混ぜる→②鉢の中でまとめる→③「のし台」の上で「麺棒」で伸ばす→④専用の「まな板」の上で専用の「包丁」で「蕎麦」に切る、を教えていただきました。

10月26日に行う「源蔵寺棚田の再生 収穫祭」では、「笠井」さんは店を営業しているので、打っていただけません。
ですので、当日までに私が覚えて「蕎麦」を打ち、希望者に「蕎麦打ち」をレクチャーする事になりました。

当日までに、しっかり練習しなくては・・・責任重大です。

これがこの日「源蔵寺産の蕎麦粉」で打った「蕎麦」です。

帰宅して、早速、茹でて食べましたが、いやいや、本当に美味い!!!
これを皆んなで味わうのが、本当に楽しみです。

「源蔵寺棚田の再生 収穫祭」(「六ノ里楽市」と銘打って行います)のチラシです。
数量限定/有料にはなりますが、皆さん来てください。

栃洞景観づくりの日:11月

毎月第1日曜日は「栃洞景観づくりの日」。

一昨年「郡上市景観百景」にここ「栃洞地区」が認定されてから、地区の「景観づくり」を毎月行なってます。
今回は、「冬」の「積雪シーズン」を迎えるにあたって「植栽」の全ての片付けを行いました。

それでは、その様子を紹介したいと思います。

いつもの通り、朝8時に「栃洞集会所」に集合し、作業内容を皆んなで確認してから、それぞれに別れて作業開始です。

この写真は「グリーン・カーテン」にしていた「朝顔」の「種」を採っている所です。
「種」を採ったら「ネット」に巻き付いた「朝顔の蔓」を取り除き「ネット」を片付けます。
「プランター」は「朝顔」の「根」を抜いて、「集会所」の「軒下」に移動させます。

これはまだ一部ですが、これが採れた「朝顔」の「種」です。
この中から良さそうな「種」を選んで、来年も「グリーン・カーテン」に使おうと思います。

他の方々は、

「ガードレール」に設置していた「植木鉢」を外して、「集会所」の「軒下」に運びます。

外した「植木鉢」の多くは枯れていますが、まだ元気そうなのは、この様に陽の当たる部分にしばらくは並べておきます。

「ガードレール」の「植木鉢を置く部品」も、これからの時期の「雪対策」として外して「集会所」の「軒下」に仕舞います。

地区の方から「チューリップ」の「球根」をいただいたので、丸い「プランター」や、

「朝顔」に使っていた「プランター」にも植え付けました。
「春」になって咲くのが楽しみですね!

作業に対して人数が多いので、自主的に「草刈り」もやっていただきました。

道沿いのブロック積み法面の上の場所や、

「残土」を受け入れて「荒廃地」を整備している場所の周辺も。

12月の頭には「雪」が降る季節になります。
よって、以上で今年の「栃洞景観づくりの日」は終了です。

ご協力いただいた地区の皆様、ありがとうございました。
来年も皆んなで協力しあって、「栃洞」を綺麗に整備して行きましょう!

蕎麦の実の選別

早いもので11月になりました。

ここ「六ノ里」では「紅葉」が良い感じになって来てます。

さて、先日の記事で「第7回目」の様子を紹介しましたが、その後「唐箕」を使って「蕎麦の実」の「選別」を行いましたので記事にしてみたいと思います。

「唐箕」とは「ハンドル」を回すと内部の大きな「羽根」が回転し、風を起こして「風選」する機械です。

基本は写真の「箕」を置いてある所に「風選」された「蕎麦の実」が落ちて来るのですが、「風」で飛ばすので屑が出る「排気口」から良い「実」が混ざって出て来る可能性が有ります。

ですので、後で回収出来る様に、作業前に大きめの「ブルー・シート」を敷いて行います。

作業の最初は写真の「唐箕」上部の「ホッパー」部に「脱穀」した物を入れます。

「源蔵寺棚田の再生」第7回目当日、大きなゴミは取ったのですが、まだまだゴミが入ってます。

「ハンドル」を回して「風」を起こしてから「ホッパー」下部の「開口調節レバー」を開けると・・・。

手前側の出口から一番良い「実」が出てきます。

反対側の出口からは二番目に良い「実」が出て来るのですが、こちらには、まだまだゴミが混ざってますので、これはもう一度「ホッパー」に入れて「風選」します。

「排気口」からは、写真の様に大量のゴミが出て来て、軽い物は「排気口」から遠くに、重めの物は近くに落ちます。

このゴミを良く見ると、中に予想した通り「蕎麦の実」が混ざってます!
と言うのは「ハンドル」を回す速度で風の力が変わるのですが、回す速度が速いとそこそこ良い「実」も排出されてしまうと言う訳です。

「蕎麦の実」が多く混じっている「排気口」に近い所のを、もう一度「ホッパー」に入れて「風選」し直します。

何回か「風選」を重ねた物がこれで、今年の「収穫量」は17.5kgでした。

通常「ばら蒔き」で作った場合『10アールで65kg』だそうです。
今年作った「耕地」の広さは『5アールなので、換算すると約32kg』は採れる計算にはなりますが、私たちは「スジ撒き」ですので、まぁ、こんなものでしょうか。

なお、この中には「小さな石」や「土の粒」が混ざってますので「篩(ふるい)」と「目視」にて取り除きました。
ですが、まだ多少「石」が混ざっている可能性が有りまので、専用の機械を持つ所に依頼して「石抜き」と言う工程を行う予定です。

11月末には「六ノ里」に有る「蕎麦茶寮 文福笠井」さんで「製粉」していただき「収穫祭」として、自分たちで「蕎麦打ち」し「六ノ里産の蕎麦」を味わいます!!

「源蔵寺棚田の再生 」第7回目

先日の記事で「第6回目」の様子を紹介しましたが、その「源蔵寺棚田の再生」第7回目を実施しましたので紹介してみたいと思います。

当日の様子に入る前に、事前準備として「足踏み脱穀機」と「唐箕」の整備・修理を行いましたので、まずは紹介しておきましょう。

「蕎麦の実」の「脱穀」は、この「足踏み脱穀機」を使います。

「六ノ里」の方が昔使われてて、使わなくなってから倉庫に保管していた物をお借りしました。
長年仕舞ったままでしたので、事前準備で破損箇所の修理と、湿気で錆びていましたので錆を落として塗装し、作動各部に給油を行いました。

「唐箕」も「六ノ里」の方が昔使っていて、倉庫に保管していた物をお借りしました。
こちらも長年仕舞ったままで、各部破損してましたので修復・整備を行いました。

どこを直したかと言いますと、

「唐箕」で「風選」した1番良い「実」が出て来る部分の「扉」が割れていましたので貼り合わせて修復。
また「扉のガイド」も取れて無くなってましたので、新たに作って取り付けました。
そして「実」が出る所の延長部も、新たに作り直しました。

「唐箕」で「風選」し2番目に良い「実」が出て来る部分の「扉」が「湿気」で変形していましたので、新たに作り直しました。

では、これより本題の「源蔵寺棚田の再生 第7回目」の様子をご紹介します。

当初の実施日は10月28日(土)でしたが、前日に予想外に多く雨が降りましたので、予備日の10月29日(日)に実施しました。

今回は、町からご協力いただいた方が3名、「六ノ里」の方が4名の合計7名の方に参加いただけました。

いつもの様に「六ノ里集会所」に集合。
本日の作業内容について説明を行い、その後、現地に移動です。

前回、「島立て」して乾燥させていましたが、あれから約2週間、良い感じに乾いてます。

少し残念なのは「島立て」のてっぺん部分、「鳩」に多少食べられたみたいです。
これは来年度は何かしらの対策が必要ですね。

現地に移動後、作業スペースに「ブルー・シート」を広げて「足踏み脱穀機」を設置。

それから「島立て」していた「蕎麦の束」を「実」が落ちない様に「ブルー・シート」で包んで運び「脱穀」していきます。(「蕎麦の実」は熟すと簡単に落ちてしまうので)

「脱穀」の済んだ「蕎麦」の束には、まだ多少「蕎麦の実」がついてますので、これは手作業で取っていきます。

あと少しで「脱穀」は終わりです。
そばには「脱穀」を終えた「蕎麦の束」が山になっていきます。

「脱穀」した「実」には「蕎麦の茎」や「葉」がいっぱい混ざってますので、「篩(ふるい)」や手作業である程度取り除きます。

ところが、この混ざった物が予想していたより大量で・・・。
作業終了の12時になりましたが完了出来ませんでした。

なので、ここで一応終了として、

参加いただいた皆さんと「記念撮影」を行いました。
(写真撮影者と、用事で帰られた方の2名が入ってません。)

残った作業は、「記念撮影後」に、有志の方と作業を行い完了させました。
参加いただいた皆様、誠に有り難うございました。

本日「脱穀」した物には「蕎麦の実」に加え、「茎」や「葉」が混ざっていますので、この「唐箕」で選別しますが、その様子は近々記事にしたいと思います。

今年「源蔵寺棚田再生」で、参加いただいた皆さんと頑張って育てて採れた「蕎麦の実」は「収穫祭」として「蕎麦打ち」して味わう予定です。
(詳細は「六ノ里地域づくり協議会 景観整備部」のサイトにて案内されます。)

なお「源蔵寺棚田の再生」は今年で終わりでは無く、来年も行います!
来年は、今年実施した「耕地」の上の段を「開墾」し、そこで、また蕎麦を作ります。

興味を持たれた方は「六ノ里地域づくり協議会 景観整備部」のサイトから連絡してみてください。
きっと他では経験出来ない、面白い体験が出来ると思いますよ!