栃洞景観づくりの日:7月

毎月第1日曜日は「栃洞景観づくりの日」。

一昨年「郡上市景観百景」にここ「栃洞地区」が認定されてから、地区の「景観づくり」を毎月行なってます。

午前8時に「栃洞集会所」に集合し、男性陣は実施場所に分かれて「草刈り」へ、女性陣は「集会所」にて「沿道への植栽」を行います。

「梅雨」の晴れ間ですが気温の上昇が予想されましたので、時間を決めて早めに切り上げる様にしました。
「地区」の「景観づくり」ですが「熱中症」になっては大変ですからね。

私と他2名の方が「牛道川」の「中洲」と「集会所」前の斜面を担当です。

中洲には「モミジ」と「桜」、「集会所」前の斜面には「桜」を植えてあるのですが、どこにあるのか「雑草」でさっぱり分かりません。(笑)

「集会所」前を1人の方にお願いし、私ともう1人で「中洲」を刈ります。

昨夜の雨で「牛道川」が増水気味なので、「栃洞大橋」の上から「ハシゴ」で「中洲」に降りて、橋の辺りから順に刈っていきました。

作業後の「中洲」の様子。
木が生えている所より奥の一部は刈れてませんが、時間になりましたので終了としました。

春に植樹した「桜」は元気に育ってましたが、去年植樹した「モミジ」は残念ながら一部が枯れてました。
我が家に「モミジ」の「苗」はあるので、後日、時間をみて植えておこうと思います。

作業後の「集会所」前の斜面の様子。
こちらに植樹した「桜」も、全部、無事に育ってました。

毎年こまめに「草刈り」をしてますので、一番厄介な「ツタ」が少なくなってます。
(以前は、この時期になると道路まで「ツタ」が伸びてました。)

こちらは2016年に植樹した「栃洞桜公園(仮称)」の作業の様子。
(私は「中洲」担当ですので、作業の途中で抜けて写真だけ撮りに来てます。)

ここは一番面積が広いので、6名の方で行ってます。
見え難いですが、写真の真ん中付近に人影が見えるでしょうか?(笑)

こちらも「ガードレール」付近で作業されてるのですが・・・分かります?

こちらは真ん中の木の下、白い「長靴」の方が作業されてます。

居並ぶ「軽トラ」達。
こちらで作業を行うと、こういう光景になります。(笑)

自分の愛車も「軽トラ」ですが、実際に使ってみると、これが、まぁ便利で手放せません。

続いて「沿道への植栽」の様子。

「ガードレール」に設置した「鉢置き」に、季節の「花」の「鉢植え」を置いてます。

今回、新しく置いたのは「ミニひまわり」。(写真の右側の鉢)

全ての「鉢置き」が同じ組み合わせでは無いのですが、何処のにも「ミニひまわり」が入る様になってます。

これらが咲いたら、なかなか見栄えがすると思いますよ!

それから今年は「新しい試み」で「集会所」前に「グリーン・カーテン」を設置しました。

写真は、その「ネット」の設置の様子。
この時ばかりは男性の出番で「集会所」前の「草刈り」担当が呼ばれてました。

「グリーン・カーテン」に用いるのは「朝顔」。
前回の「栃洞景観の日」に「プランター」に「種蒔き」したのが、元気に育ってます。

「プランター」の前の「鉢植え」は「ミニひまわり」が終わった後に入れ替える「ミニ・コスモス」です。

完成した「グリーン・カーテン」の様子。
夏休み前には可愛い「花」を咲かせた「グリーン・カーテン」になると思います。

なお、地区の有志の方が、それぞれの家の前や「畑」に「ひまわり」などを植えてくださっていて、夏の盛りの頃の「栃洞」は素敵になると思います!

作業後は「集会所」で恒例の「お疲れ様の会」になります。

「組長さん」から「自治会」からの「お知らせ」や、地区の相談事を話し合った後に軽く食事をいただくのです。

この時の「料理」は、地区のお母さん達が用意してくださるのです。
いつも本当に、ありがとうございます!

この日のメインは「大根菜」の「味飯(炊き込みご飯)」に諸々の食材。
(注:飲み物は「ノン・アルコール」ですので、ご心配なく!)

けして豪華な料理ではありませんが、「郷土料理」というか、それぞれの家庭の味で作り手によって味付けが変わったりして、その素朴な味わいが何とも堪らないのです。

いろいろな話をしながら、「美味い料理」をみんなでいただく。
この時間がまた楽しいので、また来月も頑張れます!

「源蔵寺棚田の再生」第2回目

先日の記事で紹介した「源蔵寺棚田の再生」の第2回目を実施しましたので、当日の様子を紹介してみたいと思います。

この日は「梅雨」とは思えぬ良い天気で、暑くて大変でしたが休憩を取りつつ予定内容を頑張りました。

今回は町から参加された方が4名、「六ノ里」の方が4名、合計8名でした。

まずは第2回目を迎えるにあたって行った、事前作業の様子から。

第1回目で、耕地表面の刈った「茅」や「雑草」を撤去しました。

しかし「耕地」の中には長年蔓延ってきた「雑木」や「茅」や「雑草」の「根」、奥から伸びて来た「竹の根」が残ってます。

これらを「人力」で撤去するのは大変なので、「重機」を用いて「耕地」の全面を起し、「茅の根」は「畦」に除けてます。

また当日までに『どの様に耕地から根を除去するのが効率が良いか』と、「根」の除去方法をいろいろと試してみてます。

黒い部分が試してみた所で、その横に有る塊が、ここから出て来た「根」。

「根」の量が凄いでしょう!!
正直に言って、今回の作業は大変そうです。

当日の朝、前回同様に「六ノ里集会所」に集合し、受付を実施。

今回は新しく参加された方が居られませんでしたので、「岐阜県ふるさと水と土指導員(以下「ふるさと指導員」)からの「源蔵寺棚田再生」の趣旨説明は省略。
参加御礼のみ行ない、早速、現地へ移動。

作業を始めるにあたって今回の作業のやり方や注意点を、「ふるさと指導員」が実際に行なって説明しました。

その今回行った方法は「アメリカンレーキ」で浅く耕す様にし、その後、土中を引くと根が取れるという具合です。
また「耕地」の上に出ている「根」を掻き集めるのも、耕す様にした「作土」を均すのもやり易いです。

「アメリカンレーキ」は本来、刈った草を集める道具ですが、「備中鍬(くわ)」や普通の「鍬」など色々試してみた結果、一番効率良く取れたからです。

「アメリカンレーキ」で「根」を掻き出して、出て来た「根」をしゃがんで拾うのは大変なので、「掻き出す人」と「出て来た根を集める人」の二人1組で作業を行います。

当日は「梅雨の晴れ間」とはいえ、物凄く暑かったので『1時間作業したら休憩』と「熱中症対策」して行いました。

写真は作業を始めて1時間後の様子ですが、なかなか良いペースで進んでます。
だいぶ「畑」らしくなって来てませんか?

休憩時に、嬉しいプレゼントが!
参加頂いた方より「鹿肉」の「ロースト」の差し入れをいただきました!
「塩」と「胡麻油」を掛けて頂きましたが、とても美味しかったです。

ふと思ったのですが、休憩する「木陰」は涼しくて心地良いし、作業後に「BBQ」なんてのも良いかもしれませんね!
但し『飲みたくなる気持ち』を抑えるのは大変かもしれませんが・・・(笑)

しっかり「休憩」し「クールダウン」後、残りを始めます。

開催案内には「畔」に除けた「茅の根」を撤去としていましたが、「作土」がいっぱい付いて重いですし、また「作土」を捨ててしまうのは勿体無いので、このままもっと乾かして「作土」を落としてから「撤去」としました。

我が家の「田んぼ」も「作土」が少なく「茅」を入れてますが、ここ「源蔵寺」の「田んぼ」も決して「作土」が多いとは言えませんからね。

12時になりましたので、本日の作業は終了。
少ない人数でしたが、みんなで頑張って、無事に予定範囲を完了出来ました。

全体で、これだけの「雑草の根」を取り出す事ができました。
これらや「畔」の「茅の根」は、次回までに時間をみて「撤去」します。

作業後に参加者で「記念撮影」。
参加協力いただいた皆様、誠に有り難うございました。

「記念撮影」後は希望者の方々と「そば茶寮文福笠井白鳥店」で美味い「蕎麦」を堪能しました。

午後の「六ノ里散策」は町から参加いただいた方、それぞれご都合があるそうで行いませんでしたが、その代わりに希望の方を誘って「ふくもち園」に行き、まったりした時間を過ごしました。

次回は7月29日に第3回目として「蕎麦の種蒔き」と「鹿除けネット設置」を行なう予定です。
多くの方に参加協力いただいて、一緒に作業できたらと思います。

栃洞景観づくりの日:6月

毎月第1日曜日は「栃洞景観づくりの日」。
一昨年「郡上市景観百景」にここ「栃洞地区」が認定されてから、地区の「景観づくり」を行なってます。

今回は「栃洞白山神社 拝殿」への「防腐剤」の塗布と、「電線」に掛かっている「柿の木」の剪定、「沿道への植栽準備」を行いました。

「梅雨入り」してから天候が心配されましたが、土曜日から良い天気で良かったです。

「栃洞集会所」に8:00集合。
ですが、いつもみなさん、集合時間の30分前には集まられます。(笑)

みなさん集まられましたので、男性陣は「防腐剤」塗布、女性陣は「沿道への植栽準備」に別れて作業に向かいます。

「栃洞白山神社 拝殿」への「防腐剤」塗布。
それぞれが「塗料バケツ」と「刷毛」や「ローラー」を持って取り掛かります。

誰かが『ここをやって』と言わなくても、互いに他の人の様子を見て率先して取り掛かっていただけるので助かります!

高い所は「脚立」や「ハシゴ」を使って塗っていきます。

『どこまで塗るか』が難しいところで、『ここまで塗ったら、あそこも塗りたいよな』と、だんだん塗る範囲が増えていきます。(笑)

1時間半作業したので、ちょっと休憩。
「梅雨の晴れ間」とは言え、そこそこ暑いので「水分補給」が大事です!

休憩時に「六ノ里地区」内の、他の神社の改修の話が出てました。
悪くなってからの大規模修繕や新たに建て直すのは、地区の住民が少なくなっている現状では金銭的に難しくなります。

ここ「栃洞白山神社」も『未来永劫大丈夫』と言う訳で無く、今日の様な「保全活動」が本当に重要だと思いました。

今回の「防腐剤塗布」は「拝殿」がメインでしたが、誰言うでも無く、同じ境内の「中村の宮」にも「防腐剤」を塗布していただけました。

雨が掛かる所を重点的に全て塗り終わったので、最後に「雨除け」の覆いを取り付けて今回は終了とします。

塗った所は色が濃くなってますが、透明の「防腐剤」なので数日後には落ち着くと思います。

続いて「電線」に掛かっている「柿の木」の「剪定」に掛かります。

写真の様に、枝が伸びて「電柱」や「電線」を覆う様になってます。
これの何がダメなのかと言うと、風が強い際「電線」にダメージを与え、最悪「断線」の可能性があります。
また、「道路」に枝が張り出してますので、落ちた「柿の実」や「落ち葉」の片付けが大変なのも有ります。

「ハシゴ」を掛けて下から順に張り出した枝を「小型チェーンソー」や「高枝切り」で切り落とし、落とした枝も「小型チェーンソー」で解体して片付けます。

この作業も、それぞれが状況を判断して自分の役割を決め、お互いの安全に注意しながら作業を行いました。

作業後のスッキリした様子。
これでしばらくは大丈夫と思います。

以上で、今回の作業予定は終了ですので、集会所に戻ります。

「集会所」に戻ると数名の方で「4月に植樹した「桜」」に「添木」を付けていただいてました。

ここ「栃洞」のみなさんは『自分達の「栃洞地区」』という意識を持たれていて、それぞれが率先し、またお互いに協力して「地域づくり」を行えるのが素晴らしいです!

女性陣の方には「沿道沿いの鉢植えの設置」や、この後の季節の鉢植え用の「芽出し」を行なっていただけました。

作業が終わると「集会所」で「お疲れ様の会」になります。

この時には、お母さん達が何かしら「料理」を用意いただく事が多いです。
本当にありがとうございます!

ちなみに今回のメニューは「ほう葉めし」に「ユキノシタ」の葉の天ぷら、「アマゴ」の天ぷらに「すまし汁」でした。

いろいろな話をしながら、「美味い料理」をみんなでいただく。
作業が終わった後の、この時間がまた楽しいんです。

また来月も頑張ります!

田んぼの合間に草刈り

昨日、2回目の「代かき」が終わり、「土」が落ち着くのと「苗」が来るの待つばかり。
ここのところ「源蔵寺棚田の再生」の準備で、自分の所の「草刈り」が出来てません。
なので、「田んぼ」の合間に「草刈り」を行いました。

なお、我が家には「草刈り」が必要な場所がいくつも有って、昨年は「草刈り」の記事をいっぱい紹介しましたが、同じ様な記事になりますから今年は少しだけ。(笑)

まず道沿いの「ハナモモ」の下から刈ります。

今回も「ナイロン・コード」でメインで刈ります。
ただ道沿いで石を飛ばす可能性が有るので、「通行車両」に気を付けないと。

続いて、我が家の通称「上の畑」を刈りました。

「石垣」の所も丁寧に刈ります。
雑草が残っている所は下からは刈れないので、上から刈ります。

「石垣」の下には「水路」が有るので、当然、刈った草が落ちますが、それは後で取り除きます。

続いて、我が家の通称「水場の畑」を行います。

写真は半分弱刈った時の物。
どのくらい「雑草」が伸びているか、分かるでしょうか?

今回「雑草」が少し伸び過ぎていて「ナイロン・コード」では時間が掛かります。
ですが「チップソー」で刈るよりは早いので、そのままやります。(笑)

「水場の畑」の「草刈り」が終わった様子。

写真がさっきと逆方向なのは、ここが終わって「新しい梅畑」を刈っていて、写真を撮って無いのに気づいたからです。

まだ日は高いですが、今日は暑かったので体力と相談し、本日の「草刈り」は終了にしました。

「草刈り」を終えて戻ると「苗」が届いてました。

まだまだ刈らないとならない場所が有ります。
一気には出来ないので、「田んぼ」の合間に徐々にやっていきます。
記事にするかは、その時の気分で。(笑)

「源蔵寺棚田の再生」第1回目

前回の記事で準備を行なっていた「源蔵寺棚田の再生」の第1回目を実施しましたので、当日の様子を紹介してみたいと思います。

今回は、町からご協力いただいた方が6名、「六ノ里」の方が5名、合計11名。
「六ノ里」の参加者が少ないのは、今の時期「田んぼ」準備の「代かき」がピークだからでしょう。
(我が家も、明日以降「2回目の代かき」を行います!)

まず、前日まで頑張ってきた事前準備後の様子から。

前々日までに、当日の作業時間を考慮し準備を行なって来ました。
今回の作業では、写真中央に集めた「茅」や「雑木」を搬出します。

ところが、前日は一日雨。
夕方には止んだのですが、作業を行う「田んぼ」が冠水しました。
このままでは作業しにくいので、急遽、排水の為に水路を掘って対応!

当日の朝、心配で集合前に確認しましたが、大丈夫そうなので一安心。
でも、「茅」が雨に濡れて重そう・・・。

集合場所の「六ノ里集会所」で、参加ご協力の受付を実施。

参加名簿に記入いただき、当日の「作業内容等のパンフ」と「六ノ里マップ」を配布。
その後、時間になりましたので「岐阜県ふるさと水と土指導員(以下「ふるさと指導員」)として参加御礼と「源蔵寺棚田再生」の趣旨について説明を行いました。

その後、現地に移動し、まず、「茅」の移設場所の「草刈り」を行います。
この作業は、「草刈り」に慣れた「六ノ里」の方にお願いしました。

「茅」の移設場所の「草刈り」をしていただいてる間に、私が「ふるさと指導員」として、「雑木」の搬出方法を実際に行なって説明しました。

「茅」の移設場所の「草刈り」が終わるまで、「雑木」を搬出しました。

「茅」の移設場所が出来ましたので、搬出に掛かります。
なお、「茅」の搬出理由は、次回6月に実施する「茅」や「雑木」の「根」の除去作業をスムーズに行う為です。

大まかな部分は抱えて運び、残った細かい物は「レーキ」で集め「箕(み)」で運びます。

7人で行いましたので、どんどん片付いて行きます!!

運んだ「茅」が、どんどん山になっていきます。

燃やしてしまえば運ばなくても良いのですが、せっかくの「茅」なので、山にして積んで腐らせ「肥料」として利用するんだそうです。

日差しが強く気温も上昇してますので、1時間作業したら休憩を行います。
無理して作業を続けて「熱中症」になったら大変ですからね!

写真の場所で休憩しましたが、ここ良い木陰なんです。
ここは涼しい風が吹いて、クールダウンにはもってこいです。

休憩しながら「ふるさと指導員」として、休憩後の作業について説明してます。

休憩後、残った「茅」の搬出を続けます。

大体片付いてきたところで「茅運び」と分業し、「草刈機」を使える方達で「田んぼ」の周辺を刈ります。

今回、作業を行った「田んぼ」の上の「畔」部分や、

こんな「密林」状態の所も、

複数で行うと作業が早い!

実は、この「田んぼ」の下の部分の「草刈り」は「予定外」でした。

ですが、時間が有れば刈りたかったのです。

と言うのは、見通しの良い場所を作るのは「獣害対策」になるからです。

この見通しの良い場所の事を「緩衝地帯(バッファーゾーン)」と言うそうで、これを作る事で「獣害」を少なく出来ると「農水省」でも推奨しているからなのです。

全ての作業が終わって、「茅」や「雑木」が綺麗に片付いた「田んぼ」で「記念撮影」。
他に2人の方が参加くださいましたが、都合で最後までご一緒出来ませんでした。
なので、残念ながら作業完了の集合写真に写ってません。

「記念撮影」後、希望者の方と「そば茶寮文福笠井白鳥店」にて「蕎麦」を堪能しました。
そしてその後は、せっかく「六ノ里」に来ていただいたので「善勝寺」まで車で移動し「Cafe清桜里」や「郷土料理 栃洞屋」などを散策して解散しました。

次回は6月に第2回目として、「茅の根」と「雑木の抜根」を行なう予定です。
また多くの方が参加協力くださって、一緒に作業できたら良いなぁ。

「源蔵寺棚田の再生」の準備

今年は「草刈り」の記事はやめておこうと思いましたが、2回目の「代かき」まで日にちが有るので記事にしてみます。

自宅周辺の毎年管理している場所の「草刈り」も大事なのですが、今年は先行して行わなければならない場所が有ります。

今年、私が委嘱された「岐阜県ふるさと水と土指導員」で「六ノ里地域づくり協議会 景観整備部」と募集に応じていただいた「町からの協力者」の方々とで「源蔵寺棚田の再生」を行うのですが、その第1回目が5月20日に行われるのです。
「源蔵寺棚田の再生計画」詳しくは「景観整備部」のサイトをご覧ください。

その日に、みなさんと一緒に「草刈り」も行えば良いのですが、なんせ時間が限られてますので、当日終わらせられるだけの作業量にしておきたいのです。

なので、事前準備で「草刈り」します!!

まず「軽トラ」を停めてる広場を刈ってから、今年の再生現場に降りてくる「源蔵寺・畑ヶ谷遊歩道」部分を刈ります。(写真)

4月末に「チップソー」を取り付けた「草刈機」で刈ってますので、今回は写真の「ナイロン・コード」を取り付けた「草刈機」です。

この「ナイロン・コード」は「石」に当たって「刃」が欠ける心配がありません。
何より「チップソー」より「刈る半径」が大きいので、一度に刈れる面積が大きくなり短時間で広い面積を片付けられます!!

次に写真の「遊歩道」沿いの場所を刈って。

ここは今年再生する「棚田」の「茅」を溜めておいて「肥料化」させたり、写真の様に木陰が有るので休憩に使えたらと思ってます。

それから「遊歩道」部分を刈り進めながら、今年再生する部分の上の「田んぼ」の「畔」部分を刈ってます。

順次、「遊歩道」部分も刈り進めてます。

ここも写真の様に木陰になりますので「草刈り」時の「休憩場所」にはもってこいで、自然とここが機材や飲み物の置き場所になります。

ただ、ここに居ると気持ち良すぎて、作業に戻れない弊害も有ります!(笑)

午前中で「遊歩道」部分を「竹藪」の入り口まで刈ってます。
ここで、お昼になりましたので、一度帰宅します。

普段は「おにぎり」を持って来てるのですが、昼過ぎに自宅近辺で用事が有りますので今日は戻ります。

お昼からは、まず「遊歩道」の一段下がった場所を刈ります。

ここは「雑木の捨て場」に使う予定です。
春先に「田んぼ」外周部に生えていた「クルミ」を伐採したのや、木の様になる「雑草」を刈った物が見えてます。

その後「田んぼ」部分の「茅」を刈ります。
ここからは4月末に何もしてませんので「チップソー」を取り付けた「草刈機」です。

長年、生えては枯れてを繰り返した「茅」が堆積してますので、今年生えて来ている「茅」を刈るのと一緒に堆積したのも「草刈機」で剥がします。

つまり「茅」を刈るのと同時に「土」も切る事になりますので「チップソー」のダメージが大きいですが、我が家は「チップソー研磨機」を導入してますので気にしないでやります!

16時になりましたので、今日はここまで。
写真の奥に緑色の「茅」が見えますが、明日も続きますので「体力温存」です。(笑)
明日には「田んぼ」部分が完了し、だいたいの事前準備は終わると思います。


翌日の17日。
この日も頑張りましたが、なんせ『暑い』。
なんか「揖斐川町」では35.1度だったそうで、「郡上市」でも30度。
「六ノ里」は標高が高い分、少し低くても28度。
全然続かず、早めに切り上げました。


で、今日18日。
今日は暑いには暑いけど、昨日に比べて風も有って、まだ頑張れそう。
さっさと「田んぼ」部分を終わらせて、斜面に取り掛かって。
もちろん「熱中症」対策で、休憩しつつ頑張りました。

全部刈り終わったら「茅」と「雑草」を「田んぼ」中央に集めます。
と言うのは、明日19日の天気予報が雨だからなんです。

斜面に近い所が少し低いのか雨が降ると水が溜まるのです。
なので、そこに「茅」や「雑草」を置きたくないのです。

以上で、事前準備は全て終了。
『みんなでやれば良いのに、やり過ぎなんじゃない?』と言われそう(実際、家内に言われた)ですが、なんせ当日の予定作業時間は2時間半。
当日も暑そうですから、休憩を取りながらだと作業内容は絞らないと完了しません。

さて、当日、上手くいきますか、どうか。(笑)
明日は雨の中、「代かき」の2回目を頑張ります!

「ふくもち園」開園しました。

『地元の人と町の人が交流出来る川遊び体験施設』をコンセプトに、「六ノ里」の有志で整備してきた「ふくもち園」が5月3日にオープンいたしました。
今日はその様子を紹介してみたいと思います。

5月の良い気候の「ふくもち園」。
今日は初日という事で「ふくもち園」を主催する「六ノ里活性化推進の会」の会員の方々に来ていただき、節目としてささやかではありますが「開園式」を行いました。

「六ノ里活性化推進の会」会長から、今日までの会員の方々のご協力に対して御礼を込めた挨拶が有りました。

「開園式」の後「水路」に「牛道川特定漁場」用の「アマゴ」を入れて。

9時の営業開始と共に、待ちに待っていた「六ノ里」の子供達が「釣り堀池」を楽しみます。

『どう?釣れる?』って声を掛けると、得意げに釣った魚を見せてくれました。

「ふくもち園」そばの「クラインガルテン六ノ里(農地付き別荘)」のご家族も来てくださいました。

「釣り堀池」を楽しむ様子を、にこやかに見守る地元のお父さん、お母さん達。
他所から遊びに来てくださったお客さんと地元の方々が触れ合う、まさにこれが「ふくもち園」のコンセプトです!

午後からも数組のご家族に来ていただけました。

なお、餌は「カマボコ」と「ちくわ」なので、虫が苦手な方でも「釣り堀池」を楽しんでいただけます。

今日は7家族11名の子供さん達が「釣り堀池」を楽しんでくださいました。
まぁ、初日としてはなかなかの滑り出しではと思います。

さて、GW最終日まであと4日。
どれくらいのお客さんが来られるでしょうか?

基本、土日と祝日の朝9時から夕方16時まで営業しているそうです。
「郡上市」に来られる際には、是非、行ってみてください。
なお、詳しくは「ふくもち園」のサイトをご覧ください!

「源蔵寺棚田」の再生計画

私事ですが「栃洞地区の景観づくり活動」や地域づくりの活動を通して、「岐阜県農林事務所」の勧めも有り「岐阜県ふるさと水と土指導員」に応募し、今年から「指導員」を「委嘱」されました。

この制度の助成を活用し、個人的にも念願だった「源蔵寺・畑ヶ谷遊歩道」沿いの「耕作放棄地」の再生を行う事になりましたので、以下に紹介してみたいと思います。

まずは、こうなった経緯からお話します。

「六ノ里地域づくり協議会」では、昔、集落のみんなが使っていた道を「源蔵寺・畑ヶ谷遊歩道」と名付け、一昨年(2021年)に整備を行いました。

完成後は「維持活動」を続けて来てますが、残念な事に「遊歩道」の直ぐ横に「耕作放棄地」が有ります。

この写真は「遊歩道の維持活動」として、道沿いの「茅」を刈った状態ですが、せっかくの「遊歩道」が夏場以降は「茅」が生い茂り見通しが悪くなってしまいます。

これは初春の頃の写真ですが、夏場に生い茂っていた「茅」が「積雪」で潰されたおかげで地形の様子が分かるのではと思いますが、ここは綺麗に区画整理された「棚田」だったのです。

ですので、せっかく整備した「遊歩道」沿いの「耕作放棄地」を「景観改善」の為にも『なんとか農地として復活出来ないか』と考えていたのです。

そこに「岐阜県農林事務所」から「岐阜県ふるさと水と土指導員」の話が来て、この制度を活用すれば可能だと思い、応募し「委嘱」となった次第です。

では、どの様に「耕作放棄地」を再生するのかと言いますと、地元の方々だけで無く、町からの方々にも参加いただいて、みんなで一緒に「耕地」を再生していきます。

再生された「棚田」には、まずは「蕎麦」を栽培します。
そして、上手く「蕎麦」が出来たら『参加者みんなで味わおう!!』と言う計画です。
(「そば茶寮文福笠井」さんに、ご協力をお願いしてあります。)

実施のスケジュールとしては、

1:荒れた耕地の茅、竹の片付け(草刈り、搬出)・・・5月20日
2:重機による雑木、茅の根の抜根・・・6月(梅雨前)
3:農機による耕起と畝作り+蕎麦の種蒔き・・・7月(梅雨明け)
4:畝間の草取り、周辺の草刈り・・・8月
5:蕎麦刈取りと乾燥(ハサ掛け又は立て干し)・・・9月
6:脱穀・・・10月
7:収穫祭として蕎麦試食、蕎麦打ち体験(有料)・・・11月

こんな感じで計画しています。

「景観」を良くする活動と、自分達で手掛けた「蕎麦」を味わう。
これは『他では味わえない達成感』になると思いますので、地元の方々だけで無く、町の方にも「六ノ里」の仲間となって一緒に楽しんでもらえないかと思っています。

『はてさて、上手く行くのだろうか?』と不安は有ります。
でも、考えていても何事も進みませんので、まずは『やる』だけです。(笑)

本件の実施にあたり「六ノ里地域づくり協議会」の「下部組織」として「景観整備部」も発足させました。
そして、情報発信の場として「六ノ里地域づくり協議会 景観整備部」のサイトも立ち上げました。

このサイトでは「源蔵寺棚田の再生」だけでなく「善勝寺桜の保全活動」や「源蔵寺・畑ヶ谷遊歩道の維持活動」など「六ノ里」の景観に関する協力の募集も行っていこうと思っています。

多くの方にご協力いただき「六ノ里」がより良くなると同時に、新たな仲間が増えると良いと思っています。

「ふくもち園」開園準備

昨年より『地元の人と町の人が交流出来る川遊び体験施設』として、「六ノ里」の有志で整備してきた「ふくもち園」。
昨年の作業の様子は、こちら)(「ふくもち園」のサイトは、こちら

運営組織の名称も「六ノ里活性化推進の会」と決まり、いよいよ、このGWの5月3日の開園を予定しております。

4月22日、それに向けて「開園準備の整備」を行いましたので、今日はその様子を紹介してみたいと思います。

まず「釣り堀池」の整備ですが、一部、石垣部分に水漏れが有りましたので、水が無いうちにと水漏れ補修です。
数人で作業を行なっていましたが、私が他の作業を行なっている間に終わってしまい、作業中の写真が撮れませんでした。

この後「水路」の堰を開いて水を入れました。

「釣り堀池」への「水路」の整備を行なっています。
夏以降に絡みついた「蔦(つた)」や「雑草」を「手鎌」で地道に取り除きました。

「牛道川特定漁場」となる「牛道川」の土手部分の雑草の除去作業です。

ここも夏の間に育った「蔦(つた)」が堤防から石垣に向かって伸びていましたので、「手鎌」と「草刈機」で除去しました。

「簡易水洗」への「トイレ改造」も最終段階。

写真の向かって左側のドアが改造中の「簡易水洗トイレ」。
で、右側が、昔ながら(?)の「田舎の便所」、中が見えるアレです。(笑)

都会の子供達には「田舎の便所」は怖いかな?と、お父さん達の愛情です!

「つかみ取り池」周辺の「草刈り作業」です。

ここは私とカオルさんで担当。
まずは「ナイロン・コード」を取り付けた「草刈機」で刈り、残った硬い「幼木」や「蔦(つた)」は「チップソー」を取り付けた「草刈機」で除去しました。

冬の間に底に溜まった「落ち葉」や「草刈機」で刈って落ちた草は、集めて捨て場所に運んで捨てます。

作業が一段落したので、みんなで休憩。
『あそこは、こうしよう。』『あれは、どうする?』など、いろいろ話しながらの休憩。
これが楽しみで作業に出ていると言うのも、あながち嘘では有りません。(笑)

外回りの作業の終わった園内の様子。(釣り堀池)

休憩の後は「受付棟」の内部の片付け。
私は「釣り堀池」の奥に「U字溝」の使ってないのが有ったので、『ベンチに良いな』と思い他の方に協力していただき並べてました。

同じく外回り作業の終わった園内の様子。(つかみ取り池)

5月3日の開園に向けて「チラシ」も近隣の「道の駅」や「飲食店」、「キャンプ場」に置きましたので、多くの方に訪れていただけると良いなぁ。
(画像をクリックすると、印刷用のPDFが別ページで開きます。)

なお、昨年までは「六ノ里」の有志の方だけでしたが、今回は「ふくもち園」そばの「クラインガルテン六ノ里」(農地付き別荘)の方々にも参加いただけました!

これは「ふくもち園」のコンセプトの『地元の人と町の人が交流出来る川遊び体験施設』が、少しですが現実味を帯びて来ているのではと思いました。

なお、開園に向けての準備は、4月30日にも行います。
よろしければ『お手伝い」をお願いいたします。

<追記>
4月30日やその後にも準備を行い「事務所」の改装や「看板」の設置も終わり、あとは5月3日の開園を迎えるのみ。
多くの方に遊びに来て頂けたら嬉しいです!!

善勝寺桜 桜まつり2023 その2

前回の記事に続き「善勝寺桜 桜まつり」の2日目、16日の様子を紹介したいと思います。(前日の15日の様子はこちら

この日は前日の雨から何とか回復して、お昼過ぎには晴れてくれました。

しかし「善勝寺桜」は前日からの雨で、すっかり「葉桜」。

でも、まぁ、仕方無いですよね。
と言うより、9日の満開から、昨日15日まで頑張って花を付けてた事に感謝です。

今日の出店は昨日に加えて「StabiRides bicycle」さんの「e-Bike」体験と、「新津 裕」さんの「ブッシュクラフト体験」。

「東海学院大学 管理栄養科」さんの「キッチンカー」。
学生さん達が「アイスクリーム」やお菓子を販売されてました。

こちらは「郡上市白鳥町」に有る「自家製天然酵母パン」の「utapan」さん。

そして地元の「盆栽愛好家」の方と「写真愛好家」の作品展示と地元の歴史に詳しい方の「昔の写真」の展示も行われました。

「桜まつり」の開始は午前10時からで、写真は10時を少し回った頃の様子。
雨降りの昨日とは打って変わって、どんどんお客さんが来てくださって、

たくさん設置したテントは、こんな感じに。
朝は晴れてましたが、この時間帯、少し雨もちらついて・・・。

でも直ぐに晴れ間が出る様になって、お客さんはどんどん増えていって、

テントの中に設置した席は、満席状態になりつつ有ります!

そして本日のイベントの「宝暦義民太鼓」の演奏。

江戸時代、郡上藩の増税に困窮した農民が蜂起し「一揆」や「直訴」を行いました。
最後は勝利しましたが、当然「一揆」や「直訴」は大罪であり、多くの者が処刑されました。
彼らを郷土を守った「義民」と敬い、その様子を表現したのが「宝暦義民太鼓」です。

「善勝寺」には「義民」達のお墓が有りまして、そんな縁も有っての、今回の出演となりました。

開演前まで雨がパラついていて開催が心配(和太鼓に雨は禁物)されましたが雨も止み、多くの観覧者の前で見事な演奏が行われ、「大太鼓」の音が「善勝寺」の境内はもとより、近隣まで響き渡りました!

素晴らしい演奏を有難うございます。
また来年も来て頂けたら、と願っております!

また「宝暦義民太鼓」の後には地元の「オカリナカラーズ」の演奏会。

自然豊かな「六ノ里」に、ゆったりとした「オカリナ」の音色も良いですね!

お昼を回った頃の「善勝寺」前の駐車スペースの状況。
停められる所が無いくらいの盛況ぶりです。

そして「無料休憩所」兼「出店場所」の「六ノ里山村広場」は、当然、来場者で賑やかでした。

この後、16時の閉場を待って、地元の有志でテントやテーブルを片付け、また、「善勝寺桜」の「葉桜」になってしまいましたので「ライトアップ」の「ライト」類も片付けました。

今年は「葉桜」で「花見」としては残念でしたが、多くの出店や催し物が有り、多くの方に来ていただけました。
来年は「開花時期」の先読みを頑張って、より良い「桜まつり」となる様、頑張って行きたいと思います。