善勝寺桜 桜まつり2024 その2

今年の「善勝寺桜 桜まつり」は4月13日、14日に開催で、本日14日、大きなトラブルも無く、ご協力いただいた皆様のお陰で無事に終了しました。

都合で来場頂けなかった皆様には、少しでも雰囲気を感じて頂ければと思い、14日の様子を紹介したいと思います。(13日の様子は、こちら

まずは朝の様子から。

本日出店の方々が資材を搬入し、開店準備中です。

昨日と一部出店者が変わってますので、案内看板の内容も更新。
この時点で、まだ搬入が有りましたので、ここに仮設置。
(他事に翻弄されて、このまま正規の場所に設置忘れたのはご愛嬌で)

今朝は高台に上がって「さくらの下マルシェ」の会場全景を撮ってみました。
今は準備中なので閑散としてますが、もうすぐ賑わいます!

今日の「善勝寺桜」の様子。
高台から撮ると、これもまたよし。

岐阜市から訪れてくださった御家族から『岐阜は桜が終わってしまったので、ネット検索して初めて来ましたが、こんな良い桜が有るとは思いませんでした。』と言っていただいたのが地元民としては嬉しかったです。

では、今日も本日の出店を、会場反時計回りに紹介してみたいと思います。

子供向けのクジやゲームのお店(すいません、屋号は聞きませんでした。)
昨日たまたま会場を訪れて頂き、急遽本日の出店をお願い致しました。

クラフトコーラのお店「パチ印.」さん。
炭酸飲料を主とした清涼飲料水のメーカーさんで、実店舗は郡上八幡に有ります。
コーラや山のソーダ・シロップを販売されてて、原液も売ってます。

地元六ノ里の「kedi cafe」さん(コーヒー、焼き菓子)
「桜まつり」では会場の都合で味わえませんでしたが、ケーキや拘りの珈琲が、これまた素晴らしいので、是非、実店舗に出掛けてみてください。
(不定休なのでご来店前にインスタをチェックくださいね。)

昨日も出店いただいた、白鳥町の「ピッツェリア ゴンザ」さん(イタリアンドルチェ)。
実店舗は「道の駅 清流の里・しろとり」のすぐ近くです。

今回の出店は「イタリアンドルチェ」だけでしたが、ピザなど絶品だそうです!

こちらも昨日に引き続き出店いただいた「はなとら」さん(たこ焼き)。
昨日も書きましたが、大きなタコが入っていて、焼き立ては中が熱々トロトロで、個人的には大好きです!
実店舗は長滝の「道の駅 白山文化の里長滝」と郡上八幡に有ります。

こちらも昨日に引き続き出店いただいた「かもす&KENZO」さん(お粥、キムチチゲ)。
地元六ノ里「しらおシマダファーム」さんの野菜も使っていただいてます。

郡上市美並に実店舗が有る「COME 2 CAFE」さん(カレー、チャイ)。

「coffee space おと.」さん( 米粉菓子)。
店主のこの方、後で出てくる「郡上節ガールズバンド」のメンバーでも有ります。

昨日に引き続いての六ノ里の藍染工房 「ゑ うのら」さん(藍染物販)。
自ら無農薬で藍を栽培し、それを元に染色液を作成、藍染をされてます。
素材持ち込みの染色依頼受付や藍染体験もされてます。(要事前相談)

地元六ノ里の蕎麦屋「そば茶寮 文福笠井」さんから、わらび餅の出店。
美味しい蕎麦は、実店舗で味わってみてください。

こちらも昨日に引き続き、地元六ノ里の猟師さんによる「猟師鍋」の振る舞い。
(昨日の記事では紹介出来ませんでした。)

写真中央は、お父さんお母さんのお手伝いの地元六ノ里の子供達。
せっかくの休日なのに、えらいですね!

写真右手の本部席の所、「六ノ里棚田米」を使っていただいている「おにぎり一番」さんが昨日に引き続き出店で、「六ノ里棚田米生産組合」が委託されて販売しました。
実店舗は「道の駅 白尾ふれあいパーク」に有りますので、美味い「六ノ里棚田米」を味わいに寄ってみてください。(タイミングが合わず、写真が無くてごめんなさい。)

昨日に引き続き、六ノ里の若者達のお店「Mʼs」さん(軽食)。
仲良し2家族が、ファミリーで鯛焼き、唐揚げ、かき氷などの販売。

昨日に引き続き、六ノ里のお母さん達の店「大笑い会」さん(お好み焼き、味飯)と、

「食工房菜花」さん(みたらし団子)。

どちらのお店のお母さん達には、普段からお世話になってます。感謝!!!

時刻は、まもなく11時、混雑する会場の様子。

多くのお客さんが家族連れ、友達同士で訪れてくださって、それぞれお気に入りの店舗でお好きな物を買って楽しまれてます。

今日の催し物は、

昨年に引き続き、地元の「オカリナカラーズ」の演奏会。

去年も思いましたが、自然豊かな「六ノ里」に、ゆったりとした「オカリナ」の音色は素晴らしいです。

「郡上節ガールズバンド」の生演奏。

そして、彼女らの歌と演奏に合わせて、会場に訪れている「踊り好きな郡上人」の方々により、自然発生的に踊りの輪が始まります!

「宝暦義民太鼓」の公演。

「宝暦義民太鼓」とは、江戸時代、郡上藩で実際に有った話が元になってます。
時の藩の増税に困窮した農民が蜂起し「一揆」や「直訴」を行ったそうです。
最後には幕府の裁定で勝利となりましたが、当然の「一揆」や「直訴」は大罪であり、多くの者が処刑されました。
彼らを郷土を守った「義民」と敬い、その様子を表現したのが「宝暦義民太鼓」です。

「善勝寺」には「義民」達のお墓が有りまして、そんな縁も有っての昨年に引き続きの公演となりました。

昨年は雨模様の中で開催が心配されましたが、今年はご覧の通りの好天で善勝寺桜をバックに素晴らしい公演でした。(役の都合で最後まで見れなかったのが残念です。)

時刻は15時頃の会場の様子。
お昼が過ぎても、会場の賑わいは続いています。

写真に撮ってませんが、駐車場はカオスになってました。
ご迷惑をお掛けしましたが、山間の小さな集落ですので十分な駐車場を提供出来無い事はご理解ください。

昨日今日の好天で、ハナモモもどんどん咲いてます。(冒頭の写真と見比べてください。)
ここ六ノ里は桜が終わってもしばらくは、ハナモモの花がそこここで楽しめます。

終了の16時以降、地元の方々とで撤収作業を行い、あれほど賑やかだった会場が、ガラんとして祭りの後の寂しさです。

以上で今年の「善勝寺桜 桜まつり」は終了です。
多くの方に来ていただき、大変盛り上がった良い「桜まつり」でした。

来年もまたバージョンアップした「桜まつり」となる様、みんなで頑張るつもりです。
今年来て頂いた方は再度、まだの方は是非一度「善勝寺桜 桜まつり」に来てください。

最後に一言、個人的に嬉しかった事を書かせてください。

こういうイベントを開催しますと、周辺へのゴミの放置が見られたりします。
ところが今回のイベントでは、開催中、終了後、全く有りませんでした。
ありがとうございました!!

善勝寺桜 桜まつり2024 その1

今年の「善勝寺桜 桜まつり」は4月13日、14日に開催で、今日13日が終了しましたので、その様子を紹介したいと思います。(14日の様子は、こちら

都合で来場頂けなかった皆様には、少しでも雰囲気を感じて頂ければと思います。

まずは朝の様子から。

雨と桜の早期開花に祟られた2023年とは打って変わって好天に恵まれました。
そして、先日の記事で心配した桜の開花も、写真の様に良い具合になりました。

では、準備の様子から。

テントは昨日の夕方に張っておきましたので、テーブルと椅子のセッティング。
桜まつりの開始の10時に向けて、各々が準備していきます。

お父さん達は会場内に手洗い場が少ないのが気になって、止めてあった蛇口の所を急遽使える様にされてました。
でも、ただ通水して使える様にするだけじゃなく、どこからか太い竹を持って来て細工して拘るのが素晴らしいところ。

私は担当の協賛各社の掲示と、

本日の「さくらの下マルシェ」の案内板の設置。

案内板としての視認性を考え、昨年同様、ここにしました。
桜の撮影に邪魔にならない様にはしましたが、邪魔だったらすいません。

開始時刻が近くなり、出店者の準備も整った様です。
今年も多くの出店が有りましたので、会場反時計回りに紹介していきます。
*()内は販売品目です。

「東海学院大学管理栄養学科」(棚田米デザート)のキッチンカー。

地元六ノ里の「kedi cafe」さん(コーヒー、焼き菓子)と、白鳥町の「ピッツェリア ゴンザ」さん(イタリアンドルチェ)。
「ピッツェリア ゴンザ」さんの実店舗は「道の駅 清流の里・しろとり」のすぐ近く。

「はなとら」さん(たこ焼き)。
大きなタコが入っていて、焼き立ては中が熱々トロトロで、個人的には大好きです!
実店舗は長滝の「道の駅 白山文化の里長滝」と郡上八幡に有ります。

「かもす&KENZO」さん(お粥、キムチチゲ)。
地元六ノ里「しらおシマダファーム」さんの野菜も使っていただいてます。

「ジビエITAYA」さん(ジビエ料理)。
六ノ里のお隣、大間見の猟師さんのお店。実店舗ではジビエ肉の販売もされてます。

郡上八幡の「やまふうぱん」さん(パンと焼き菓子)。

「OUTDOOR STYLE AMIDA」さん(タコス)。

六ノ里の藍染工房 「ゑ うのら」さん(藍染物販)。
自ら無農薬で藍を栽培し、それを元に染色液を作成、藍染をされてます。
素材持ち込みの染色依頼受付や藍染体験もされてます。(要事前相談)

六ノ里の若者達のお店「Mʼs」さん(軽食)。
仲良し2家族が、ファミリーで鯛焼き、唐揚げ、かき氷などの販売。

六ノ里のお母さん達の店「大笑い会」さん(お好み焼き、味飯)と、「食工房菜花」さん(みたらし団子)。

どちらのお店のお母さん達には、普段からお世話になってます。感謝!!!

桜まつりに合わせて、地元の「シニアクラブ」の敬老会を開催。
絶好の花見日和に、善勝寺桜と料理を楽しまれました。

他には「郡上放歌」の方々が、普段は神社の「拝殿」で行われる「拝殿踊り」をゲリラ的にされてました。(写真撮ってません・・・ごめんなさい。)

今年も限られた駐車場この通り。
各種宣伝もあって混雑は避けられないのですが、

協賛金のおかげで、今年は本職の警備員をお願いしましたので、なんとか捌けました。

本日の開催時間終了後は、一部の地元の人々でライトアップされた善勝寺桜を肴に「夜の部」となりました。

さて、明日の2日目もみんなで盛り上げて行きたいと思います!!

まもなく善勝寺桜 桜まつり

先日の記事でご紹介した様に、この週末は「善勝寺桜 桜まつり」です。
今日は「善勝寺桜」の近況を紹介してみたいと思います。

<4月7日>

まだ開花していませんが、この通り、蕾が赤く色づいて大きくなってます。
開花まで、あともう少し。

この日からライトアップ開始。
まだ開花していませんが、写真の様に、こうなると花見気分満点。

<4月9日の様子>

地域づくりの仲間から開花の知らせを受けて、見に行きました。

開花しました!・・・って、どこが?って思うでしょ。(笑)
いや、確かに肉眼では開花してるのが見えるんです。

私の写真はスマホで撮ってるので、その望遠性能のせいでこれがやっと。
どうでしょ?分かっていただけるでしょうか。

ちなみに、4月9日の開花は予測通り。

と言うのは、2月からの最高気温の積算が600℃になると開花する(東京の桜の標準木の靖国神社の桜での話らしいですが)というのを聞いて、六ノ里の気候に近い郡上市長滝のアメダスデータの最高気温を2月頭から積算グラフ化してました。

2019年から2023年も一緒にグラフ化し、善勝寺桜の各年の開花日(撮影写真の日付)などから、今年は4月9日頃に開花と思っていたのです!

でも、実際に花の様子を見る限り、内心は『桜まつり、大丈夫か???』と心配してましたけど・・・(笑)。

今日<4月10日>

よ〜く見なくても、しっかり開花してます!
桜まつり当日は、素晴らしい状態になると確信してます。

そしてこの日は、桜まつりに協賛いただいた方々を紹介する掲示板の設置をしました。

階段を塞いでますが意図してで、手すりが老朽化して通って頂きたく無いからです。
これで後の準備は、前日のテント、テーブル、椅子の搬入・設営を残すのみ。

天気予報では2日間共に良さそうです。
桜だけでなく、近隣の梅もまだ花が残ってそうですし、上手くすればハナモモも咲きそうで、今年の「善勝寺桜 桜まつり」はきっと素晴らしいと思います!

皆さん、ぜひ、おいで下さい。
*駐車場に限りがありますので、乗り合わせて来ていただけると助かります。

桜まつりのお知らせ 2024

今年も「善勝寺桜 桜まつり」を開催します。

日時:2024年4月13日(土) 10:00〜16:00
        4月14日(日) 10:00〜16:00
        *ライトアップは少し前より開催します。

(↑クリックすると別ウインドウで大きく表示されます)

今年も本命のさくらの他に、催し物として「郡上一揆」を題材に公演されている「宝暦義民太鼓」や「オカリナカラーズ」、「郡上節ガールズバンド」に登場いただけます。

また、以下の様に、今年も「さくらの下マルシェ」と題して、郡上近隣の有名店に出店いただけます。

(↑クリックすると別ウインドウで大きく表示されます)

皆様、お誘い合わせの上、樹齢500年の見事な「善勝寺桜」を見に来て下さいね。

以下の「六ノ里地域づくり協議会」のfacebookもご覧ください。
(「ディスカッション」で、最新の情報も見られます。)

「六ノ里地域づくり協議会」facebook


昨年は例年より1週間開催を早めましたが、桜の開花が平年より2週間も早く、当日、ほとんど花が残ってなく、しかも二日共に天候が悪い最悪の状況にもかかわらず、多くの方に来場いただけました。(昨年の様子はこちら

今年はきっと天候に恵まれ、素晴らしい「善勝寺桜」が見られると思いますので(約束は出来ませんが、多分・・・)皆さん、お誘い合わせて見に来てください!!

*駐車場に限りがありますので、乗り合わせて来ていただけると助かります。

六ノ里「三寺参り」と年越し蕎麦

今年は朝から「雨」が続いて天候が心配されましたが、夜11時には「晴れ間」も除き、暖かい「雪」の無い「三寺参り」となりました。

そして今年「六ノ里地域づくり協議会 景観整備部」として行った「源蔵寺棚田再生」で収穫した「蕎麦」を使った「年越し蕎麦」を「六ノ里」に有る「そば茶寮 文福笠井」さん(以下「文福笠井」さん)の協力で「善勝寺」さんで行いました。

今日はその様子をお伝えしたいと思います。

12月31日の午後10時前、すでに「文福笠井」さんが「年越し蕎麦」に必要な物を「年越し蕎麦」の会場にお借りした「善勝寺」さんに届けてくださってましたので、準備に入ります。

「蕎麦」は冒頭にあります様に、今年「六ノ里地域づくり協議会 景観整備部」で行った「源蔵寺棚田再生」で育て収穫した物で、「文福笠井」さん曰く『非常に高品質な「蕎麦」』だそうです。

事前に「メニュー」も作成し、

使用した「蕎麦」の由来が分かる様に「源蔵寺棚田再生」の様子の「パンフ」も各「テーブル」に用意してます。
(これには協力者が増えないかとの、下心も有ります。笑)

準備も終わり、開店時間の11時を過ぎて、お客第1号様がいらっしゃいましたので、さっと調理して出します。(写真提供:松川哲也氏)

なお、今年行った「源蔵寺棚田再生」は「岐阜県ふるさと水と土指導員」の「制度」を使って行いましたので、本来は「収穫物の販売」はダメだそうです。
ですが、「活動の成果」とそれで採れた「蕎麦」の美味さ、これをどうしても地域の方にも伝えたくて「関係部署」に相談の上「実費(容器代、蕎麦打ち代、ガス代 等)」での提供としております。

提供した「源蔵寺産蕎麦」による「年越し蕎麦」です。(写真提供:松川哲也氏)

「年越し蕎麦」の準備が出来たところで「三寺参り」の準備に少しだけ参加しましたが、今年は「雪」が無いので楽でした。

11時の「年越し蕎麦」の開始時間を過ぎると「年越し参り」に来られた中から「蕎麦」のお客さんも来てくださいました。

来ていただいたお客さんの殆どから「美味い蕎麦」だと感想をいただけましたので、開催した甲斐がありました。

「年越し蕎麦」の提供は私達だけで行う予定でしたが、きっと心配だったのでしょう。
「文福笠井」さんも「厨房」に立っていただけました。
「源蔵寺棚田再生」実施時から、何かと御協力いただき、本当に感謝です!!

「年越し蕎麦」の来客の合間を見て「三寺参り」の写真を撮りに出ました。

今年は、途中小雨がぱらついたり、強い風で「竹灯籠」の「ろうそく」が消えたりと大変だったそうです。

なお、「年越し蕎麦」を行った為に、「三寺参り」の「写真」を撮れてません。
なので「六ノ里」の「写真家」の方に、「画像提供」をお願いしてます。

<ここから追記>
「光雲寺」「光蓮寺」の「三寺参り」の様子も少し。

こちらは「光雲寺」さんの様子。(写真提供:松川哲也氏)

「光雲寺」さんでは、地区の方々から「麹」で作った「甘酒」の「ふるまい」が有ったそうで、私は甘い物も好きなので味わってみたかった・・・。

こちらは「光蓮寺」さんの様子。(写真提供:松川哲也氏)

どのお寺も、「雪」の無い「雰囲気」も良いですが、やっぱり「雪景色」の方が幻想的かも。

さて、今年の「三寺参り」も無事に終了。
今後も色々な「イベント」を行っていけると良いなと思ってます。
*「六ノ里」での「イベント告知」は、「六ノ里地域づくり協議会」のWEBサイト
「六ノ里暮体験」をご覧ください。

来年も良い年になります様に!

「源蔵寺・畑ヶ谷遊歩道」の整備

以前の記事『「源蔵寺・畑ヶ谷遊歩道」計画』、ついに具体的作業の開始です。

今回は、
①沢の落ちた橋の架け替え
②「牛道川」に架かる橋の塗替え
を有志で行いましたので記事にしてみます。

まずは①沢の落ちた橋の架け替え。

これは以前の記事にも載せた写真ですが、赤い点線の部分に丸太の橋が架かってましたが、点線の左側、朽ちた丸太がその残骸。

ここに新たに「丸太橋」を架けます!

「丸太橋」の材料は、私の山仕事の先生でもあるお隣のお父さんが、仕事先の山で確保してくださった「栗」の木です。

先日、有志数名でお父さんの作業場所から現地に搬送してありました。
(平日だった為、私は仕事で参加出来ず申し訳無かったです。)

これを沢まで運ぶのですが、当然、機械は入りません。
じゃ、どうするかと言うと・・・。

こうやって金具を木に打ち込んでロープを掛けて、人力で引っ張って運びます。

結構な重さが有るのですが、「山師」さんの長年の経験による指導のもと、数名で引っ張ると割と簡単に運べました。

つづれ折れの所は引いて行かず、「諏訪」の御柱祭りの木落としの様に、ここから落としました。
(もっとも木の上に跨ったままでも無く、そんな大層なものでも無いですが、イメージね。笑)

運んだ木を沢に架けていきます。

最初の2本は人海戦術で数名で持ち上げて架けて、残りは架けた丸太の上を滑らせて架けました。

で、ここから「山師」のお父さん達の腕と経験のなせる技で、

製材していない丸太なので、曲がりも有りますし枝跡の凸凹も有りますから、普通に並べただけでは平にはなりません。

木の曲がり具合を見極めながら、並べる順番を変えたり、「鳶口」を使って木を回転させて、綺麗に収まるようにします。

これが凄くて、ベテラン山師二人で、まるで魔法の様に綺麗に収めていかれます!

どうしても邪魔な枝の跡や曲がりの出っ張りは「チェーンソー」で修正です。

最後に大きな「かすがい」で丸太同士を繋いで、丸太の端の道との段差に石を置いて完成。

完成した「丸太橋」を上から見ると、こんな感じで、

沢の川下側から見るとこんな感じ。

朝8時前から初めて、この時点で9時過ぎ。
約1時間半で、こんな立派な橋が出来てしまうなんて、凄く無いですか!!!

出来上がりも、私がイメージしていた「丸太橋」より全然立派で、これなら危惧していた落下の不安も全く無いと思います。
(もっとも何事にも危険は付き物で、お約束ですが『渡る人の自己責任で』という事でお願いします。)

続いては②「牛道川」に架かる橋の塗替え。

橋の古い塗料や長年の錆を落としてからじゃ無いと塗り替え出来ませんので、まずは「グラインダー」を使って作業していきます。

先日の記事「橋の塗替えに向けての準備」で試した材料は、仲間が用意してくれてますので、それを使って数人掛かりで「グラインダー」で粉塵に負けずに磨いていきます!

ここには電気は来てませんので、有志の方が発電機を持って来てくれたのを使わせていただきました。

磨き終えると、こんな感じ。

本職の仕事なら、この後、錆止め下地塗装してから本塗装なのでしょうが、まぁ、悪くなったらまたやれば良いし、今の塗料は下地効果も有りますので、このまま塗ります!

塗装も数人掛かりで、ハケで塗っていきます。

みんなで黙々とハケで塗って・・・。

この写真は遊歩道計画立案時に画像ソフトで現状の橋に色を付けたイメージ写真ですが、

完成した塗替え後の写真。

どうです?イメージ通りになってませんか?
色味が違うのは、私のスマホのカメラのせいで、

ちゃんとしたカメラで撮影すると、ほら、この通り!

まだ、ムラになっている所が有りますし、床面や橋の下の青い所が気になりますが、そこは第二期工事とします。

豊かな自然の中に赤い橋の存在感、思惑通りの出来栄えです。

元々の遊歩道にしようとした、かつての道のロケーションも素晴らしいのですが、それをより引き立たせる事になったと自負してます!

そして何より素晴らしいのは、これだけの事を地元の有志だけで成し遂げた事です。
これは、ここの皆さんの「六ノ里」を愛する気持ちと、ここに住む人の強固な繋がりの賜物かと思います。

しかし、住む人の強固な繋がりと言っても、余所者を排除する様な事では決して有りません!

コロナも落ち着いて来ましたので、多くの方に参加・ご協力していただき、この感動や達成感を共有してもらえたらと思っています。

皆さん、宜しくお願いいたします!

里山再生プロジェクト6

里山再生プロジェクト、このテーマは久々の投稿です。

稲刈が終わってからは、来年に畑や田んぼに入れる茅を刈って来て、それがやっと終わったので、棚田の雑木の伐採を行いました。

伐採前。ここはずっと草刈りをして来てますので、落ち葉が積もってます。
この写真に見える雑木を、チェーンソーで伐採します。

同じ所の伐採後。
奥に見える雑木は沢から向こうで、この棚田跡の周りは、ほとんど切りました。

細い枝は鉈(なた)で切り落として積んでおいて、春になったら燃やして肥料用に「草木灰」にします。
太い部分はチェーンソーで薪ストーブ用に「玉切り」にして、この日は終了。

次の日、今日はここから始めます。
ここもずっと草刈りをして来たので、周りの木々の落ち葉で覆われてます。

倒した後の処理がしやすい用に、まずは、この平場に倒せる物から切って行きます。

今日は、助っ人にご近所の「生さん」が来てくださいました。
この方、林業と養魚場をされてますので、伐採は本職なので心強いです!
実は、市議会議員さんだったりもします。いつも仲良くしていただいてます。

2人掛かりで伐採していって、

こんな感じにスッキリしました。

この奥に沢が有って、

ここも雑木、草を刈ってスッキリさせてます。

沢の向こう側にも、元棚田の平場が有って、昨年は手付かずでしたが、今年は頑張って草や笹竹を刈って有ります。

下の段はこんな様子で、奥に見える笹竹の林は手強かった!
笹竹って言っても太い物は2㎝くらい有りましたし。

何故、今年、ここに手を入れたかと言うと、

この奥には、2016年に地域の方々で、桜をいっぱい植樹した所が有るんですが、今はこんなに大きくなって来てます。
来年くらいからは桜の花も楽しめそうなので、綺麗にしたら再生棚田からも見えるんじゃないかと思ったからです。

また、今回伐採して出来た薪の搬出するルートに使えないか、と言うのも有ります。

なので、もう一段下の所を茅刈りをした後、笹竹の林を切り開きます。

ここの笹竹も手間取りましたが、こんな感じに無事ルートを確保しました。
切った笹竹は、畑の支柱に使えないかって思ってます。

伐採はだいたい終わりましたが、まだまだ後片付けがいっぱい残ってます。
去年は雪が無かったので春までにほぼ片付いたのですが、今年は雪が多そうなのでどうなるでしょうね。

ま、別に納期は無いので、ぼちぼちやって行きましょう!

〈追記〉
ここ栃洞地区での棚田再生プロジェクトを含めた景観保全活動を「農山村風景の復興」として、「市長との意見交換会」にて紹介させていただきました。
これに関しては、次の記事で少し書く予定です。

「しらお ふれあいフェスタ」無事終了!

好天の元、お陰様で好評のうちに無事終了しました。
今日は、当日の様子を少しですがご紹介させていただきます。

朝、8時に「道の駅 白尾ふれあいパーク」に集合し、テントを組んで会場設置。
その後、出店者それぞれが店の準備を行いました。

うちは「六ノ里棚田米生産者組合」のブースの一角でサツマイモを売ります。
写真の右端、発泡スチロールの箱に段ボールの手書きポップがうちの場所です。

会場の目立つ所に「六ノ里棚田米」の宣伝パネルも設置して有ります。

今日は「秋の収穫祭」なので、通常の販売価格よりディスカウントしての販売。
お祭りらしく、会場での計り売りも行いました。

当時販売の棚田米(食味値85以上)の試食用おにぎりの無料配布も行われまして、私もいただきました。
うちの作った米は食味値79で、それでも美味いんですが、それ以上に美味しくて・・・。
来年は頑張って85に近づけれる様に頑張ろうと思いました!

で、うちのサツマイモの販売の様子は、こんな感じ。

しっとり系の「紅はるか」とホクホク系の「紅あずま」を販売しました。

ちなみに隣は「六ノ里」に二世代で移住された「しらおシマダファーム」さん。
御両親ご夫婦にも若いご夫婦にも、いつも仲良くしていただいてます。

彼らの農業は、有機無農薬栽の野菜作りを各種の野菜や米作りを追求されていて、その妥協無き姿勢には頭が下がります。
今日は、お子さん達もお手伝いで、その子達の姿も凄く可愛らしいです。

時刻は10時少し前。
準備も整い、後はお客様の来店を待つだけです。

「六ノ里棚田米生産者組合」のブース以外にも、色々なブースが出店されてます。

中には草木を専門に販売されてる方も有りました。

ここ「六ノ里」で作る作物は、標高の高さがもたらす寒暖差によって、とにかく美味いんですが、いくら言葉で説明させていただいても、食べていただくのが一番!
なので「何はともあれ食べてもらって」と思い、七輪を用意して試食用に焼き芋をせっせと作りました。

試食用の焼き芋の成果か、お昼過ぎには、こんな感じ。
残りわずかになってしまいましたので、閉店といたしました。

他のブースでもリミットの15時どころか、14時過ぎには売り切れ状態!
大成功のイベントとなりました。

うちは今回初めての参加でしたが売り上げは予想以上でした。
それよりも凄く楽しい時間を過ごさせていただきました!
今後も、この様なイベントには積極的に参加させていただこうと思います。

この記事をご覧いただいた皆様で御来場頂けなかった方には、「六ノ里」のみんなで、お待ちしておりますので、是非とも次回のイベントに御来場いただけたらと思います。

〈追記〉
イベントの後「六ノ里棚田米生産者組合」関連の方々と打ち上げをしましたが、
この打ち上げが、また楽しかったです!

「しらお ふれあいフェスタ」のお知らせ

11月1日に「道の駅 白尾ふれあいパーク」において、「白尾 ふれあいフェスタ 秋の棚田米収穫祭」が開催されます。

私の米作りの先生が代表をされている「六ノ里棚田米生産組合」のブースでは、今年の棚田米のおにぎりの試食が有ります!

この「六ノ里の棚田米」、食味コンテストでは毎年上位に入る凄く美味い米です!!
「郡上市大和町」の「道の駅 古今伝授の里やまと」併設の「郡上旬彩館」で販売されますが、生産量に限りが有りますので、すぐ売り切れになってしまいます。
是非、この機会に試食されてみては如何でしょうか?

「六ノ里棚田米生産組合」のブースでは、牛道地区のカボチャ、エゴマ、白菜他も販売されます。
また、鹿肉の焼肉などの山の幸もあります。

詳しくは、パンフレットの画像をクリックください。
(別ページで拡大版が見れます。)

こちらでは、少しずつ紅葉が始まってます。

色付いた山々を見がてら、是非「しらお ふれあいフェスタ」寄ってみてください!!

場所は、こちらです。

みんなで中洲の整備

今日は恒例の地域の秋の草刈りの日。
今回は集会所の前の中洲の整備を、地域の皆さんと行いました。

もうすでに、伸び放題だった雑草を刈り終わったところ。
(夢中で草刈りしていて、取り掛かる前の写真を撮り忘れてます。)

奥の方では、この地域の重鎮達によって、自然に生えて伸びた、太い物は一抱え以上の物も含め雑木の伐採が進んでます。
重鎮達は、皆さん70歳後半ですが凄く元気で、私はずっと若いですが、全く太刀打ち出来ません!

写真は撮り忘れてましたが、春先の写真に一部が写ってました。
橋の下の中洲が今回整備した所です。

で、この写真が今回の整備の終わった状態。

アングルを変えて、もう一枚。
もちろん、これで終わりでは無く、今後は切った雑木や雑草の処理を行って行きます。

今回の中洲の整備は、私の農業の先生であるタケシさんの『この地域の玄関とも言える中洲が綺麗になると良いなぁ』の一言で始まりました。

昨年より個人的には近所の耕作放棄地の開墾をして来ましたが、地域の方から今回の様なゴシャゴシャの所を綺麗にと言う提案が出て来る事が嬉しいですし、その提案に対して、地域のみんなで実行していただけた事が嬉しいです。

今のままでも自然に溢れた良い里山ですが、きっと近い将来、昔の里山の懐かしい風景が復元されて行くのではと思います。
その日を楽しみに、私も負けないように頑張って行きます!