サツマイモの収穫

今年の長雨にも負けず、しっかり葉を伸ばしたサツマイモ。
試し掘りをしてみると、良い塩梅になってましたので収穫をしました。

昨年は田んぼで作ったので土の具合が良かったのか、そこそこの収量でしたが、今年は開墾した畑で作りました。

はてさてどれくらい取れたのでしょうか?

昨年から開墾して、今年の6月に植え付けた時の様子。
(開墾した時の記事は『畑の開墾3』をご覧ください)

それが今は、こんなに蔓を伸ばして、いっぱい葉を付けてます。
試し掘りをしてみると、立派な芋になってましたので収穫しました。

試し掘りでも大きな芋が出て来てましたが、掘って行くと・・・

こんなに太く大きいのがゴロゴロと!
写真は全てでは無く、まだほんの一部です。

与えた肥料は発酵牛糞と開墾して出て来た雑草や雑木を燃やして作った草木灰のみ。
それだけで、昨年以上の大きい芋が取れました!

11月に「道の駅 白尾ふれあいパーク」で有るイベントに出してみようかと思ってます。

稲刈りです!

春に田植えして手を掛けて来た田んぼ、良い感じになって来ました。
六ノ里でも麓の方では稲刈りが始まってますが、私の住む集落は標高が高いので、まだ始まってません。
ですのでノンビリ構えていたのですが、田んぼの先生から『ハサ掛けして乾かすなら、もう刈らないとダメだよ』アドバイスいただきました。

どう言う事かと言うと、コンバインで刈って籾を乾燥機で乾かすなら、もう少し後で刈っても良いのですが、ハサに掛けてお日様で乾かすと乾き過ぎて良くないので、早めに刈らないといけないそうです。

と言う訳で、急遽、稲刈りを行う事になりました!

田んぼの稲の様子。良い感じに稲穂が垂れています。
奥で、私の農業の先生のタケシさんが、田んぼの様子をチェックされてます。

私は長年、妻の実家で「コンバイン」を使った稲刈りはして来ましたが、ハサ掛けする稲刈りは初めてなので、タケシさんの御指導ご協力のもとに進めて行きます。

刈り取りは「バインダー」と言う、機械で刈ります。
田植え機を貸していただいたお隣さんが以前使っていた機械で、春に田植え機を借りる時に『稲刈りの時には、これを使えば良いよ』と言っていただき、お言葉に甘えて貸してもらいました。

「バインダー」とは、先端の三角の部分の間に植ってる稲を入れると、スライドする刃物が刈り取り、ジュート(麻紐)で束ねて出て来ると言う稲刈り機です。

田植え機同様、この機械も3年は使って無いので、事前に借りて、一通り整備してます。
例によってエアクリーナーのスポンジが崩壊していたので、スポンジシートから製作。
キャブレターのドレンバルブのOリングがダメで、ドレンが閉まり切らずガソリンが漏れていたので交換。
エンジンオイルの具合を確認し規定レベルまで補充して、エンジン始動テスト。
あっさりエンジンは掛かり、運転テストも問題無し。
肝心の刈り取り部、結束部も、ジュートをセットして結束テストも問題無し。

稲刈りを始める前に、まずバインダーが旋回出来るスペースを鎌で手刈りします。
刈り取った分は、当然、バラバラなので手で束ねるのですが、その方法もタケシさんが教えてくださいました!

まずはタケシさんの模範作業。
何処から借り始めて、どう旋回させるか、事前にYouTubeを見て確認してましたが、実際にやって貰うと良くわかります。
この後、私に交代して刈り取りしました。

刈り取りが終わると、いよいよ「ハサ掛け」です。

長い木の棒と短い木の棒で「ハサ」を組みます。
稲束が雨などで水分を含むと重くなるので、横に渡した長い木が折れない様に支柱をところどころに入れて組みます。

「ハサ」が組めたら、どんどん稲束を掛けていきます。

朝から頑張って刈り取り、ハサ掛けしましたが、今日は一つ目の田んぼしか出来ませんでしたので、もう一つの田んぼは明日です。

で、明けて翌日。
昨日と同じ作業なので、作業の様子は省略します。(笑)

最後に、昨日の分も含めて、一番上の部分に雨除けのシートを掛けて終了。

この雨除けシートにもノウハウが有って、掛けるのは株元だけが良いそうです。
稲穂に雨に掛かるとダメと思っていたのですが、覆ってしまうと雨の最中、地面の湿気が上がって来て蒸れてしまって、かえって良くないそうです。

実は、雨除けシート、全体的にカバー出来る様にと幅の広いのを買っておいたのですが、この理由に寄り、使用出来ません。
買って来たのを半分に切って使おうと思っていたのですが、機械を貸していただいたお隣さんが『ハサ掛け出来たねぇ。シート有る?無いなら、うちに有るから使うと良いよ。もう使わないから』と言っていただき、これも貸していただきました。

機械、ノウハウ、御近所さんからの惜しみ無い協力をいただき、いつもながら本当に有り難い事です。

雨の具合にもよりますが、予定では一週間後に脱穀です。
それに向けて「ハーベスタ」の整備(駆動ベルト交換)をしていきます!

ワサビに挑戦!

早いもので、9月も後半に入りました。
麓の方では稲刈りが始まってますが、ここは標高が高いので稲刈りは10月になってからです。
でも暇って訳では無くて、去年から開墾して来た元棚田や近所の草刈りをして、やっと少し落ち着いて来たところです。

下の写真は、来年、ベリー類(ブルーベリー、ブラックベリー等)を植え付ける予定の、ご近所さんと我が家に山水を引いている水溜めの有る畑なのですが、水溜めから溢れた水が一年中畑の横を流れています。

写真の左手、茶色になっている部分に水が流れていて、時期だとクレソンが密集して生えているのですが、今は葉が枯れて茶色になってます。

ここにワサビも自生しているのですが、株が大きくなりすぎて、葉っぱが枯れて来てます。
ネットで調べてみると、大きくなった株は株分けした方が良く、ちょうど今の時期、9月から10月に行うのが一番良いそうです。
しかし、株分けして何処に植えるか?です。

と言う事で、「この際、ワサビ田を作っちゃおう!」となりました。

まず密集して生えているクレソンを除去します。
写真は、すでに剥がしてしまった後。

勿体ない?いえいえ、この子達は生命力が凄くて少し残して有れば、また増殖して来ますし、正直、こんなに要らないので剥がしてしまいます。

それから川砂を入れて、良く掻き回して泥分を洗い流します。

入れた砂が流れてしまわない様に、石を並べて砂止めにして有ります。
写真の石を並べている所から右側の部分です。

さて、植える所が出来たところで、株分けに入ります。

先程の株を抜き取って、細かく分けて行きます。
あれ?ちょっと多過ぎます!
一番右の物は収穫サイズですので、これを植えないとしても、この日整備したエリアでは全部は植えきれません。

なので、この日に植えれる分だけ植え付けて、と。

ここから今日の分。

まず、入れる川砂を入手に行って来ました。
軽トラを乗り付けれれば、荷台から直接スコップで入れれて楽なのですが、うちの田畑は、田んぼ以外細い農道しか無いので、軽トラは入れません。
なので、土嚢に入れたのを担いで上がります。

入れる場所を掘り起こして、川砂を入れたら、何度も何度も鋤簾(じょれん)でかき混ぜて、良く洗ってあげてから平らに均して。

正直、ここまでで結構、身体がキツいです。(笑)

植え終わったところ。
右側が昨日植えた分で、左側と奥が今日の分。

拡大すると、

昨日植えた分より苗が小さいので、まばらにしか見えません。
植えて無い様に見える所にも、小さな苗が植えて有ります。
ワサビも非常に生命力が強いらしく、髭根を水に伏せてるだけでも芽が出て来るくらいなので、きっと、上手く育ってくれると思います。

奥の部分は、大きい物から順に植えて行ったのですが、まだ植えきれ無い分が有ったので、

石垣沿いにも川砂を少し入れて、ここに植え付けました。

メインに植えた中には、大きくなれず枯れる分も有るでしょうから、その時は、ここから移植してやろうかな、と思ってます。

ところで、収穫サイズの大きな物はどうしたか?
いつも良くしていただいてる御近所に押し売り、いやいや、お裾分けして、自分ち様には一個持って帰りました。
で、残った収穫サイズの物は、とりあえず植えておいて、必要な時に取りに行きます。

さて、このワサビを、どう食べるかですが、すり下ろして醤油と鰹節を掛けます。
チューブのワサビと違って、ワサビの風味に加え、旨みが有って美味しいんですよ。
白いご飯に乗せても、オクラと和えても、酒の肴にしても、何にしても美味い!

以上で、自分ちのワサビ田が出来ました。
うまく行けば、これで食べたい時に、新鮮なワサビが食べられるって事です!

今の畑や田んぼの様子

久しぶりの更新です。
7月の長い雨の後、8月になって本業(STUDIO 桜里舎)でバタバタしながらも、近隣の草刈りに追われている間に、気がつけば9月。

空には秋の雲が漂う様になってます。
ここ六ノ里は標高が高いので、もう朝晩は肌寒いくらいで、もう少ししたら紅葉が目を楽しませてくれます。

ずっと更新をサボってましたが、実は7月半ばに『長雨に負けない野菜たち』なんて題名で記事を書きかけていたのですが、書き上げてアップしたつもりで、すっかり忘れてまして。

今さら、この時期になってアップするのも変なので、「夏野菜の総括と現在の様子」って感じで書こうと思います。

まずはトウモロコシ。

6月に書いた記事で『今年は40本植えました』と書いてますが、その後、御近所さんから余った苗をいただきまして、結果100本近くに増えました。

長雨で生育がどうかと心配していましたが、何とかこんな感じで育ってくれました。
もちろん、自分の家だけでは消費しきれないので、御近所や仕事に出た先で配ったり送ったりして楽しんでいただきました。

次にカボチャとスイカ。

長雨の影響で、せっかく付いた実が腐ってしまい、どうなるかと思っていましたが・・・。

8月になって盛り返して、こんな感じで育ってくれて、

スイカは8個、カボチャは9個、無事に収穫する事が出来ました。

去年は小玉スイカを作ったのですが、ヘタクソなのでまともに食べられず仕舞いでしたが、今年は大玉スイカのハズが中玉程度の大きさにしかなりませんでしたが、これでもかと言うくらいに、甘くて美味しいスイカを楽しめました!
カボチャは採ってから少し置いた方が味が上がるので、まだ寝かしているところですが、これもきっと美味しいはず!(笑)

ところで、トウモロコシもカボチャ、スイカも「ハクビシン」や「カラス」に狙われるそうで、

「ハクビシン」対策として「電気柵」を設置していました。
これは、いつも気に掛けてくださる近所の「農業名人」の方が貸してくださいました。そのお陰で、被害無く収穫する事が出来ました。感謝!!

「カラス」対策には、

これも「農業名人」から『テグスを張ると防げるよ』と教えていただき、私はテンカラ釣りをするので、そのテグスを張ってやろうと思ったのですが、ネットで張り方を調べると黒いテグスの方が効果が高いと有ったので、それを手に入れて施工しました。
結果、「カラス」の被害にもあいませんでした。

今年開墾した畑に6月に植え付けたサツマイモの様子は、

写真は植え付けた時の物。これが、

元気にツルを伸ばして、現在はこんな感じです。

収穫は10月になってからですが、一部、マルチ(草予防の黒いフィルム)の隙間から、芋が少しのぞいてます。
サツマイモは、元々暖かい所の作物なので、ここ六ノ里ではあまり美味しくならないと聞いてましたが、昨年作った結果から言えば、甘くて甘くて。
なので、これも楽しみです!

次に大豆、小豆、黒豆の様子。

7月の終わりに植え付けたばかりは、こんな感じ。

それが8月の大雨や大風にも負けず、今はこんなに繁茂しています。

小豆も大豆も、無事に鞘が出来て、順調な様子。
大豆は味噌に、小豆はぜんざいや草餅の餡に、黒豆は田んぼで作っている餅米と合わせて豆餅に、楽しみがいっぱいです!

春にジャガイモを作った所に新たに畝を立てて、また、隣のトウモロコシの畝も収穫が終わった後を再利用して、

白菜、大根、など冬に向けての野菜たちの苗を植え付けた所です。

最後に、田んぼの稲の様子。

こいつらは長雨の影響はあまり関係無かった様で、無事に稲穂が垂れる様になってます。

長年、妻の実家で稲作の手伝いはして来ましたが、自分達だけで作るのは初めてだし、ここ六ノ里では気候が違うのでやり方も違うだろうしと心配していましたが、ご近所の方々から色々なアドバイスをいただき、また、農機に関しても助けていただいて無事に収穫を迎えられそうです。

今は稲刈りに向けて「バインダー」の整備に入った所です。
もう少ししたら稲刈り、稲架掛け、脱穀と続いて行きます。

冬に向けて、稲刈り、冬野菜の植え付け、耕作放棄地の開墾、近隣の草刈りなど、色々盛り沢山にやる事は有りますが頑張っていきます!

夏の楽しみの準備

前回の投稿から、すっかり間が空いてしまいました。
実はコロナウイルスの影響で仕事依頼が来なかったのが、ありがたい事に6月は1件ですが来て没頭していたせいか、投稿したつもりで、すっかり忘れてまして(笑)

写真のタイムスタンプを見ると6月25日なので、ちょっと古い内容ですが、載せてみようかな、と。

家のまえの道路の石垣を上手く使って・・・。

ホームセンターと在庫で有った木材を利用して、こんなのを作って・・・。

側溝の部分に蓋をして、ですねぇ。

プランターで種を播いて育てていた物を並べます。
なにかと言うと・・・。

はい、夏の定番、アサガオです。
素っ気ないコンクリートブロックの石垣が、アサガオで彩られたら、
と言う趣向です!!

コンクリートの石垣では、流石に登って行かないかとネットも張ってあげます!
きっと綺麗なアサガオの壁になってくれないかな?

ちなみに、道の反対側にはヒマワリも植えてあります。
何にしてもですが、直播きして発芽しないところが有ると、歯抜けで寂しいですよね。
ポッドで種から苗を作って植え替えると、ヒマワリは、なかなか根付かないんです。

ですので、これを使ってます。

「サカタのタネ」の「ジフィーポット」
これが何故良いかと言いますと、種を植えて芽が出たら、そのまま植えれるのです。
通常の樹脂製のポットでは、出来た苗を土ごとポットから抜き出して植えますが、
その際、土が崩れて根を痛めてしまう事が多いのです。
特にヒマワリは細かいひげ根の様なのが多いので、ダメージが大きい様です。

この製品ですと、良質なピートが原料なので根が貫通して伸びて行きますし、そのうち土に帰るので、そのまま植える事が出来るのです。

サカタのタネ ジフィーポット https://shop.sakataseed.co.jp/special/seedfun/jiffypot/

夏までの間は、紫陽花が目を楽しませてくれます!
今年は冬の積雪が少なかったので、花の付きが良いです。

紫陽花には嬉しいかもですが、ちょっと長雨が過ぎます。
所によっては、酷い被害が出てた様ですし、作物の成長にも影響が大きいですし・・・。
早く梅雨が明けないかなぁ・・・。

イラスト田んぼ

「イラスト田んぼ」って、ご存知ですか?
数種類の稲の苗を使って田んぼに絵を描く、あれです。
ここ「六ノ里」でも「六ノ里棚田虹色プロジェクト」と題して、毎年行われていて、今日は、その「田植え」のイベントでした。

これは去年の「イラスト田んぼ」。
稲の苗で描かれてますが、なかなか絵になってるでしょ?

今日の朝の様子。
前日までに、下絵が荷造り紐で作ってあります。
絵柄は今年から協力いただいた「JAめぐみの」からの御提案です。
「JAめぐみの」の方々は、田植えにも参加いただきました。

まずは開会の挨拶。
今年から主催が「六ノ里棚田米生産組合」になり、その主催者からの挨拶と植え方の説明から。
今年は『コロナウイルス』の影響で、地元の有志の方々と「JAめぐみの」の方々だけで、ちょっと寂しい人数です。

まず最初に絵の部分から植えていきます。
文字や絵の輪郭には黒い稲になる苗、キャラクターの顔には白っぽい稲になる苗って感じです。

絵や文字を植え終わったら、バックの部分です。
1列に並んで、ガイドのロープに合わせて、植えていきます。

ガイドロープが有るので、綺麗に植えれてますね。
この植え方、昔、田植え機の無かった時代に、近所や親類の応援によって行われた田植えの方法なのです。

植え終わった「イラスト田んぼ」の遠景。
「イラスト田んぼ」のすぐ横に、上から見れる様に足場が作って有りまして、そこからの眺めです。
今は何が描いて有るか分かりませんが、7月になれば冒頭の昨年の写真の様に、ちゃんと絵になって見えます。

ところで、何故、田植えのイベントなのに、写真が有るのでしょうか?
別にサボってずっと眺めていた訳では有りません。(笑)

自称『草刈りのスペシャリスト』としては、このゴシャゴシャの斜面や、

足場を設置した畑の一部の草刈りに専念してました。(笑)

今年は『コロナウイルス』の影響で出来ませんでしたが、本来は、町や地元の子供達にも参加してもらえるイベントなので、来年こそは賑やかな子供達の笑い声に溢れたイベントになると良いと思います。

借りた畑の今

昨年は田んぼで色々な野菜を作ったのですが、先日の記事の様に、今年は稲作をするので田んぼでは作れません。
ですので、近所の畑を借りて昨年より肥料をやって準備して来て、今は色々植え付けを進め育って来ましたので、その近況報告です。

借りた畑の昨年末に肥料を入れて耕しておきました。

4月になって、まずはジャガイモの植え付けを行いました。
種芋の芽出しを行い、芽が出たのを小さく切って植えてあります。

ここからが現在の様子です。
畑の西と東に作物が植えてあります。

東には4月に植えたジャガイモが、元気に育ってます。
嬉しく無いのですが、雑草も元気に育ってます。(笑)

畑の西には、カボチャとスイカです。
これはJAで苗を買って植えてあります。
カボチャもスイカも蔓が伸びるので、畝の間が広いのです。

畑の奥に有る一角は、野菜ではなく桜の苗が植えてあります。
実は畑の奥に有る桜の実が落ちて自然生えしているので、畑をするのに邪魔なので、ここに集めて植えてあるんです。

この記事を書いてる日に、トウモロコシを植えたので、これも載せます。
昨年は全部で10本作ったのですが、今年は現在で40本以上。
別に出荷するつもりでは無いのですが、私が好きなので。(笑)

ついでに、先日の『畑の開墾3』で紹介した開墾した畑にはサツマイモが植えてあります。

家の前の畑にもトマトが育ってますし、今年も美味い野菜が食べ放題!(だと良いなぁ。笑)

田植えしました!

5月26日27日の2日に分けて、田植えしました。

先日「代掻き」した、田んぼ。
漏水もほぼ無く良い感じに湛水してますが、田植えの為には水が多過ぎるので、水を減らさなければなりません。

前日に水を止めて、一晩たって良い具合の水量になりました。
さぁ田植えの始まりです。

いきなり「補植」中の様子です。
「補植」とは、機械で植えれない所を手で植える事です。
ずっと「歩行型田植え機」を操作していたので、作業中の写真は有りません。

植える前に『何処から植え始めて、どう植えて回るか』を考えます。
よく考えてやらないと「田植え機」を田んぼから出せなくなります。(笑)

続いて2枚目の田んぼ、と行きたい所なのですが「代掻き」の日がずれているので、明日になります。

「代掻き」後の、もう1枚の田んぼ。
ここも同じ様に前日から水を落としまして、

無事、機械植えが終わって「補植」中の写真です。
こちらの田んぼの方が四角形に近いので、植え付けのハードルは低いのですが、実は奥の方に餅米、手前が普通の米と植え分けたので『どう機械を動かすか』をかなり考えました。

作業が終わって「田植え機」の洗浄です。
ここらの田んぼは土が少ないので、本当は田んぼのそばで洗って、付いてる土は田んぼに戻したい所なのですが、電源や水源の都合で農舎の横で洗います。
苗の入って来た「苗箱」も、JAに返却時は洗って返さないとならないので、同時に洗っておきます。

「田植え機」は、来年の「田植え」まで使わないので、来年も快調に働いてもらう為に、しばらく放置して水分を乾燥させてから、各作動部に注油してやります。

以上で今年の田植えの終了です。
が、大変なのはこれからで、朝晩の水の管理や草取りが始まります。(笑)

畑の開墾3

先日、水対策で「畔波板」を入れて、石取り予定だった開墾した畑。
「サツマイモ」の植え付けの為に「畝立てを行いました。

本格的に「石フルイ」で石取りをしたかったのですが、雨が降って先延ばしにしているうちに「サツマイモ」の植え付けが間に合わなくなりそうです。

ですので、今年は取り敢えず目ぼしい石を拾うだけにしました。
「管理機」にアタッチメントを付けて「畝立て」を行います。
まずは外周をグルっと「畝立て」して、

必要分の畝を作ってやります。
今回の畝は短いのに、綺麗に真っ直ぐ出来ないのが悔しい。(笑)

最後に草除けに「黒マルチ」と言う黒いビニールシートを掛けます。
これでいつでも「サツマイモ」の植え付けが出来ます!

田植え機の整備

前回の「代掻き」の記事の最後に、田植えの前にする事が有ると書きました。

「田植え」ですが「手植え」するのは流石にキツいので「田植え機」を使います。
今年は中古を購入する予定でしたが、諸事情で購入を断念。
『さて、どうするか?』と貸して貰えそうな所を探していましたら、お隣さんが『使って無いから使って良いよ』と、貸していただける事になりました。

お隣さんも稲作をやられてますが、3年程前から専業農家さんに「代掻き」「田植え」「刈取り」をお願いする様になって現在は使って無いそうです。

クボタの歩行型田植え機「S 1ー25D S」です。

受け取りに行って操作方法を教えていただき、取り敢えずエンジンを掛けてみようとしましたが掛かりません。
それと、キャブレターからガソリンがオーバーフローしてました。

まぁ3年使って無い事は聞いてましたので、この辺りは想定内。
取り敢えず、手で押して自分の農舎まで運んで、しっかり整備を行います。
まずはキャブレターのオーバーホールから行う事にします。

キャブレターを外す為に、まずはエアクリーナーボックスを外すのですが、古いエアクリーナー特有の症状、スポンジが崩壊してます。

この機種は、まだ純正のエアクリーナーが入手可能ですが、メーカーからの送料がバカ高いらしいです。
なので、汎用のエアクリーナー用のスポンジをカットして作ってやります。

なお、台所に有るスポンジは空気の透過性が十分じゃないのも有りますし、キャブレターからガソリンが吹き返した場合、耐油性が心配なので使わない方が良いです。

ここからが本格的な整備になりますが、何せ手が汚れる作業なので、文章ばかりで申し訳ありませんが写真は有りません。

まずはキャブレターを分解して、各通路やジェット類を清掃します。
オーバーフローなので、フロートの油面が狂っているか、フロートバルブへのゴミの噛み込みが疑われたのですが、保管方法が良かったのでしょう、放置して有ったにしては綺麗でした。
オーバーホール後は漏れが止まりましたので、バルブのゴム部分が硬くなっていただけかもしれません。

次は、点火プラグのチェック。
プラグを外して状態を確認して良さそうなので、スターターを引いて火花のチェックしますが、これも大丈夫でした。

プラグ取り付け穴からシリンダー内にガソリンを数的垂らして、プラグを取り付けてスターターを引いてやります。
チェックした箇所以外に不具合が無ければ、まず、これでエンジンは掛かります!

エンジンが掛かれば、後は、各部への給油と動作確認して全て完了。
後は「田植え」本番を待つのみです。