田んぼの準備:3 茅入れ編

前回の記事で「春耕起」編を紹介しましたが、今回は「茅入れ」編について紹介したいと思います。

今年は更なる「作土」の「土質向上」を狙って、昨年以上に「笹竹」を入れましたので、まずは「笹竹の刈取り」からです。

「笹竹」と言うのは、これです。

「六ノ里」にもいろんな所に繁茂してますが、どこを刈っても良い訳ではありません。

と言うのは、冒頭にも書きましたが「田んぼ」や「畑」に入れると「土質改良効果」が有りますので、「有機栽培」をされる方は狙ってます。(笑)

なので、「善勝寺」前の道沿いの「笹竹」を刈るについて、思い当たる方に『刈って良いか?』と尋ねてから刈りました。

ここのだけでは足らないかと他の場所も刈る予定でしたが、予想に反してここだけで「軽トラ」の荷台に積みきれないくらいになりました。
なので、一応「ブルーシート」で押さえてはありますが、ゆっくり、ゆっくり「田んぼ」まで運びます。

ここでお昼になったので、「軽トラ」の荷台に積んだまま昼休憩にします。

昼休憩後、まずは我が家の通称「上の田んぼ」に積んで来た「笹竹」のだいたい半分くらいを降ろし、残りを我が家の通称「東の田んぼ」に降ろします。
(奥のガードレールの所の「ブルーシート」が「東の田んぼ」の分。)

「軽トラ」を片付けてから、「田んぼ」全体に「笹竹」を撒きます。

「笹竹」を撒いたら、上から「茅」を置いていきます。

「笹竹」は「ランダム」な向きで良いのですが、「茅」は置く方向が肝心で一定方向に揃えて置いていきます。

なぜかと言うと「代かき」の際に「かご車輪」に付け替えた「耕運機」(写真)で「茅」を「作土」の中に踏み込んでいくのですが、向きが悪いと「茅」の端が持ち上がってしまい、上手く土の中に入って行かないんです。
(このコツも、以前、お隣のお父さんに教わりました。何かと教えて下さいます!)

全体に「茅」を広げて置いて、「上の田んぼ」は完了。
ここまでで、約2時間弱です。

次に「東の田んぼ」も同じ様に行いました。

実は、昨日から「雨」が降り続き、しかも昨夜は「大雨」で、今朝は水が溜まった状態でした。
なので「上の田んぼ」から始めたのですが、作業開始時でも写真の様に「代かき」した後の様に土がトロトロの状態でした。

『歩きにくくて時間が掛かるかな』と思いましたが、「上の田んぼ」が「土」が粘って歩きにくかったのに対し、かえって歩き易く、こちらは約1時間半で終わりました。

作業後は両方の「田んぼ」に水を入れ始めて、今日の「茅入れ作業」は終了です。
水の溜まり具合にもよりますが、週末には1回目の「代かき」を行う予定です。

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